馬野渓の下見::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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左妻川探検を終えて馬野渓を偵察。
ここは旧大山田村で本命の沢である。
まず最初に断っておくが、下見は下見でも「沢登り」の下見なのだ。

(写真は2010年11月)

自衛隊基地へ続く林道の横を流れる馬野渓。

助手席に座って沢を覗き込んでいる嫁さんに「いつでも逃げられるか?」を確認してもらいながら車をゆっくり進める。

滝の規模やゴルジュっぽさは良い感じ。

だけど・・・沢の水が左妻川と変わらない・・・・この日、私も確認してみたが、どうも沢の水に透明感がない。
残念だが沢屋として釣りの人以外は入渓対象として「・・・」だと言えよう。
上記の馬野渓の写真は昨年の秋のものだが、この時は沢の水の濁りは気にならなかったような・・・季節が悪いのだろうか・・・

で、せっかっくなので高良城(こおろぎ)林道の高良城川も確認に行こう。
でも、下から高良城川を遡上しない。まずは青山高原へ登る。
そういえば高良城林道が完成したにも係わらず、この道で笠取山まで車で登った事がなかった!

あれ?何かイタチみたいな動物が!?
嫁さんと一緒に見た動物は、イタチのような形だったが首から胴体にかけての毛がオレンジ色っぽかった。
その動物はこちら(車)に気づいてすぐにグレージングの隙間から側溝に入って見えなくなった。
あの生き物は・・・「テン(貂)?」たぶん。

馬野渓から自衛隊施設を横目にしながら、ウィンドパーク美里の展望公園?に到着。

車から芝生の刈りこまれている丘を歩く。

正面にはスペイン製の巨大風力発電設備。

デカイ・・・あの羽根が錆びたり、グリスが切れたりのメンテはさぞかし大変だろう。

正面の看板の左側に見えている山は看板の表示通り「経ヶ峰」だ。


展望を楽しんでいたら虫嫌いな嫁さんが足元の黒い扁平な虫に気付いた。

「?山にゴキブリ?」初顔合わせの私の感想は「ゴキブリ?」だった。

ペチャンコな頭に身体。前翅は筋が入っているが固そう・・・と、いうことはカブトムシの親戚の甲虫。

でもこんな甲虫は知らない。ミミズの干からびた死骸の周りにこの昆虫が二匹いてる。
ゴキブリじゃないなぁ・・・歩き出した昆虫・・・腹というか産卵管を持ってる?メス?

それにしても、動き始めるとチョコマカと歩きまわってジッとしてくれない。
おかげでまともに撮影できない。
あれ?この虫の向こうから出てきたこの虫?ダンゴムシ?じゃない!

ダンゴムシというよりも三葉虫?フナムシ?・・・山の上でまさか!(冷汗)

冷静に観察するとダンゴムシより細くて長くて・・・足の数が少ない?6本?昆虫?

こちらも黒くてチョコマカ歩きまわって写真に撮れない。
帰宅後にネットでこれらの虫の名前を調べてみた。
最初の黒くて平たい虫は「オオヒラタシデムシ」。
虫の解説はネットで研究されている方々にお任せするが、どおやら掃除屋さんらしい。
で、三葉虫に間違えたダンゴムシの親戚のような虫は、「オオヒラタシデムシ」の幼虫。
幼虫というと硬い外骨格を持ち合わせない=柔らかいお肌が剥き出しの身体という先入観があるが「オオヒラタシデムシ」の幼虫は、まさに鎧を背負った姿の三葉虫!
人生1/2を過ぎた43歳の夏だが、まだまだ知らないことがイッパイだ。

そろそろ高良城林道か?とゆっくり走っていたらガードレールの向こうに赤い実がいっぱいぶら下がっている木があった。
車から降りて近寄ってみたら「グミ」の木だった。


おお!懐かしい!子供時代に祖父が庭にグミやユスラを植えて食べさせてくれたよなー!(イチジクやキイチゴもあった)
懐かしいなぁ!と真っ赤に熟したグミを口に頬張ってみた

「渋い~!」「まさか?」他の実も試してみたが一緒だった。
グミってこんなに渋かったっけ?

おお!あそこに見えるのはヤマボウシだ!

秋口になったらヤマボウシの実を採りに来ないとイケナイなぁ!

で、目当ての高良城の谷・・・・林道工事の際に造られたであろう巨大砂防ダム。これがかつての流れを変えてしまったようで、茶房ダム工事の効果が如実に出ていた=穏やかに流れている。
チャンチャン!

やっぱり沢遊びは旧大山田村ではダメなのかなぁ・・・残るは河川は・・・暑いから飛び込みに行きたいが。。。
| 雑記::散歩 |
| 03:13 PM | comments (0) | trackback (0) |

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