山始めは金剛山でソリ遊び::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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京都でSLを乗った次の日は今年はじめての山行。
どうせ登るなら雪があって子ども達のソリ遊びが出来るところ!?
嫁さんの実家から1時間圏内でそんな山は・・・やっぱり金剛山しかないでしょう!

(山行日:2012年1月9日)

我がファミリーは恒例になりつつある金剛山。
去年の夏は寺谷ルートと文殊尾根ルートに別れて登った(私が道を間違えて文殊尾根に勝手に行っただけ)
別段、金剛山を回数登ることを楽しみにしているわけではない。和泉市から近場で山を選ぶと金剛山周辺になるのだ。

今回の登りは伏見峠へ向かう途中から左へ入る細尾谷ルート(通称:シルバールート)だが、厳密にいうと途中からおそらく木場道ルートと呼ばれているルートを登った(はず)。そして帰りは伏見峠ルート(念仏坂)を下った。
この日の天候は朝のうち小雨で、のち晴れ間があったが概ね曇り空。気温はあまり寒くなかったが風が少し吹いていた。

8時に和泉市にある嫁さんの実家を出発。道中の河内長野駅では十日戎の幟が立ち、成人式の準備中で着物を来た女の子達が居た。
9時過ぎに千早赤阪村の府営駐車場に到着。(すでにバス停下の駐車場などは満車になっていた。)
駐車場で登山靴を履きスパッツを装着。子ども達にも編み上げの登山靴(ヤフオクで格安入手)を履かせてスパッツ装着。これが時間がかかるのです。スパッツを付け終わって出発や!と思ってたら長女が「足が靴の中で痛い~!」ああ・・・履いた物を全部脱がしてやり直しやん・・・と、グズグズしていると40分以上ここ駐車場に居たらしい。
9:53気を取り直して駐車場の階段を下り、伏見峠ルート(念仏坂)へ入る。


植林に覆われた簡易舗装路は概ね凍結も無く10:15頃に寺谷ルート出合いを通過。
このあたりから路面凍結が目立つようになる。周囲の登山者達は簡易アイゼンを装着して登っていくが、慎重に体重移動をすればまだまだ大丈夫。最終的には我が一行はアイゼン無しで最後まで登ることになった。

10:24寺谷出合いから10分足らずで左手に滝のある沢ルートに入った。

ここが細尾谷らしい。
少しの間は沢沿いに岩道を登っていくが

小学2年生の長女や保育園児の長男は鼻歌交じりに登っていく。

10:50谷に少し拓けた休憩所っぽい所にやってきた。ザックを下ろして小休止。
ルート案内してくれている義母曰く、直進するルートはガレ場があって子ども達にキツイだろうから、ここで左折して尾根に乗るとのこと。左折ルートの名前を聞かなかったが、私が調べたところ、おそらく木場道ルート。

分岐から2分ほどで寺谷の右岸尾根に乗った。

ここからの登山道は雪が付いていて道が完全に白い。でも積雪量は5cmくらいで雪質は柔らか。したがってアイゼンは不要。
そしてこの日の長男はすこぶる快調。尾根道をトップでスタスタと歩き、追従を許さない。

標高950mを越え1000mラインを突破すると雪質も良く、トレースの無い場所で新雪踏みを堪能。

11:33山頂周遊路の下段に出合う。
9:53に歩き始めたから1時間40分で周遊路(下段)に到達したことになる。

沿面距離としては2.3km。今まで道草ばかりで手間取っていた長男(6歳)のコースタイムとしては立派なものだ。
義母と協議の結果、ここから南東方向:ロープウェイ駅を通り越して「ちはや園地」まで歩いて、その周辺で昼御飯&子ども達のソリ遊びをすることにした。

周遊路は雪で覆われ、その雪も締まっているが少し溶けて雪質は柔らかくアイゼンは不要だった。
ロープウェイ駅の上部のトイレを通りすぎて階段を登って行く。これがけっこうしんどい。
坂道を登り切り、直進すると「ちはや園地」だが、やたらに混雑しているし、丘のようになっている場所は雪が剥げて茶色くなっている。あそこで御飯&ソリ遊びはドロドロになってしまう!
なので「ちはや園地」へは向かわずに周遊路の上手へ左折した。するとすぐ左手に木の板で囲われた場所がありその周辺が少し広くなっている。時刻はすでに12時10分。ここにビニールシートを広げ昼食場所とした。

本日のメニューは鍋でラーメン&フライパンで焼きソーセージ。
昼食準備中、連絡道のような場所で子ども達はソリ遊び。

画面の左手は植林帯の崖なので義母がストッパー役。
フライパンのソーセージは大人気で2袋焼いたがすぐ売り切れた。


ラーメン(和歌山ラーメン&味噌ラーメン:どちらも生麺)も合計四玉を鍋で煮たがすぐに完売御礼。

私はラーメンに入れてあったチクワで喉をヤケドして今も後遺症・・・けれど、雪山で鼻水たれながらの熱々ラーメン!最高!

昼食後にも少しソリ遊びをして「ちはや園地」へ向かったのだがやっぱり雪が溶けてドロドロ・ジャブジャブ。
ここでの遊びは諦めて『ちはや星と自然のミュージアム』へ行きトイレを借りる。
今日は霞んでいて高見山方面や大峰方面はほとんど見えずウッスラ見えるだけ。長居は無用だ。
義母が「伏見峠から下へ念仏坂を降りていくと、きっと雪があるからソリ遊びが帰り道でできるよ!少し急な坂道になるけど。。。」と提案してくれたので、ちはや園地の広場横を通り越して念仏坂を下ることにした。


なるほど車が通れる林道なので道幅は広く、日当たりの悪い斜面で雪がイッパイある。子ども達のソリにスリングを装着して暴走防止紐を親が持つことにした。

最初はよかったのだが坂道の斜度が増していくと子ども達のソリに大人が引きずられコケそうになってきた。
なのでコケる前の安全策として大人もアイゼンを装着することにした。実はこれが大正解。少し先はアイスバーンの急な下り坂になっていたのである。それも結構な距離でアイスバーン。凍った斜面を12本爪のアイゼンでガシガシ下っていく。
ロープウェイの軌道下あたりまで降りると道の氷は溶け始めてきたものの、まだ先の日陰では凍っている事が多いという義母のアドバイスでもう少しアイゼンで歩く。これも正解だった。
往路で左折してシルバールートに入った場所を通り越してアイゼンを外した。あとは橋のある場所で少し凍結&滑ったけど皆無事に下山。
14:50府営駐車場に戻り下山完了。

歩行距離6.261km沿面6.474km
所要時間4時間55分(昼食70分含む)
累積標高差プラス・マイナス645m


9:00府営駐車場9:53
9:55伏見峠ルート(念仏坂)登山口
10:15寺谷ルート出合い(通過)
10:24細尾谷ルート分岐
10:50木場道ルート分岐
11:33山頂周遊路の下段出合い
12:10昼食13:20
とちはや星と自然のミュージアム経由
14:50府営駐車場
今年初めての山行は足慣らしとして距離も短く整備道で楽チンだったが雪も踏めてアイゼンも今シーズン初の装着テストも出来たので上出来!さぁ今シーズンはどんな山行が待っているのだろうか!?
| 山登り::大阪府 |
| 07:50 PM | comments (0) | trackback (0) |

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