ファミリー沢登り比良:明王谷::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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伊賀の自宅から2時間余りで比良の登山口に行ける事が分かった!(台高と変わらないやん!)

(これがプロのツッパリや!byカジカガエル)
8月26日(日)予てからのテント泊山行・・・(ボッカ能力が親子ともども無いので駐車地泊だ!)を実行した。

8月25日土曜日の夜・・・本来なら経験値が少しある大台ケ原の某谷に行く予定だったが台風の影響から三重県・奈良県中部以南は日曜も月曜も天気予報がイマイチ。

沢登りを計画する際に重要なのは、まず行き詰まった場合に脱出できるかどうか!?というエスケープルート確保が需要。そして下山ルートが無理なく日没までに降りて遭難しないか?も重要視しなければならない。
だから、未経験な場所には・・・なのである。

紀伊半島の鈴鹿以南がダメなら、北に転進したいのだが、子連れで知らない所はヤメたほうが・・・と思っていたら!
エベレストサミッターのM氏より「今、御岳から帰ってる車中。誘ってもらった台高の沢行くよ!え?台高やめて北?じゃ比良の沢・・・坊村がいいよ。一緒に行ってあげるから!じゃ、明日、ボクは鈴鹿の沢に行ってから夕方に坊村で合流するから!テントと焼酎は持っていくから、夕ごはんよろしく!」と電話あり。

おっしゃ!比良で沢登りに変更や!
えっと・・・比良って?よぉ分からんなぁ。どこよ?
幕営地はどうすべし?キャンプ場はイヤやしなぁ・・・そうや!比良といえば!山仲間の奈良のIさんのホームグランドやった!

・・・とIさんに電話すると「駐車地は登山口の手前でテント場に最適や。そこから国道沿いのバス停の綺麗なトイレまで5分足らず。日曜日は仕事あるから、月曜日の朝に合流するわ!」とあいなった。

日曜日・・・13:40伊賀を出発。琵琶湖大橋(200円)を越え、15:20湖西道路手前のコンビニに立ち寄るが「うめオニギリ」が欠品。この街道の先にコンビニって?と、日曜日に我が目的地の上流部(白滝谷)の沢登りに出かけているUHさんに電話してみる。

UHさん:湖西道路を越えてからもセブンイレブンとローソンがありますよ。はい、もう大阪の家に帰ってきてますよ。今日の沢は水が少なかったけど白滝谷は滝が多くて登ることばかりになるから、子どもさん達が楽しみにしている、泳ぎは楽しめないかも?
私:白滝谷は個人的には行きたいけど、今回は子ども達の沢行きだから明王谷の下流を三ノ滝下まで行くつもりです。三ノ滝には滝見台の道もあるということだから脱出も容易にできそうだし!そうそう、幕営地なんですが、いい場所ありました?・・・などと、いろいろとご助言をいただきました!おかげさまで、湖西道路を越えてからのコンビニで握り飯を無事調達。

この時、栃生梅竹という朽木の寿司屋さんに電話で鯖寿司を予約。200円アップで焼き鯖寿司も出来るということで両方1本づつ注文。このお店の鯖寿司は極上鯖寿司3,500円~元祖鯖寿司2,300円まで4種類ほどの鯖寿司があるが違いは分からない。一番安いものを注文した。※栃生梅竹 0740-38-3297 滋賀県高島市朽木栃生275-1 10:00~19:00 月曜休み

16:00滋賀県大津市葛川坊村町に到着。地主神社の横から林道に入るとすぐ左手に駐車場。駐車場は満車。2台分のスペースが空いていたのでそこに車を停め、幕営道具一式を車から降ろし、テントの設営。
駐車場では商用ワンボックスカーのお兄さん方が貸し出していたであろうウエットスーツを若い男女から回収している最中だった。その隣には大きなテントが設営されていて女子更衣室になっているもよう。どうやらツアー沢登りが駐車地に戻ってきているようだ。16:50を過ぎると誰もいなくなった。

嫁さんは子ども達を連れて鯖寿司を受け取りに朽木にでかけた。私はその間何度か鈴鹿で沢登りをしていたMさんに電話するのだが、一向に電話にでられない。もう17時になろうというのに?きっと帰宅&風呂で携帯に気づいていないに違いない。手持ち無沙汰なので食事の準備や虫除けを施す。

17:12やっとMさんより着信。今、沢登りが終わって駐車地に戻った。下山路を間違え懸垂下降で降りることになったがその時に蜂の巣を踏んだようで蜂に数カ所刺された。足がひどく腫れ上がっているので明日病院に行く。すまないが、今回の沢行きは欠席にさせてください。とのこと。
Mさんは今回の沢登りの参加者でリーダーは別の方がしていたはずだ。Mさんご愁傷さまです。

・・・・!ってちょっと待った!
Mさんご夫妻分の食料が!思いっきり余るじゃないか!
エライこっちゃ!

あ!そうや!子ども達の浮輪を家に忘れたぞ!二つとも!!
ゴメン。明日はザックの浮力で浮いてくれ(-_-;)

そこへ嫁さんと子ども達が鯖寿司買い出しから帰還。
Mさんが来れなくなった旨を伝え、セレナのすべてのドアに虫除けネットを装着。セレナでも泊まれるようにした。

そして焼肉、焼そば、鯖寿司・・・と食べ進めるのだが

焼肉の段階で子ども達は食べるペースが落ちてしまった(-_-;)
やっぱり大人2人分余計に食べるのはシンドイぞ(-_-;)

ガッツり飲んで食べて、もう食えね~!

21時30に就寝。私は長男とテント泊。嫁さんと長女は車泊。オヤスミ!

台風の影響で南から湿った風が吹いていたが・・・寝る頃になると無風!
蒸し暑い~!(;´Д`)
蒸し暑くて寝てられない!当然布団など何もいらない。タオルがすぐに汗でグッチョリ・・・
はぁ・・・(+_+)寝不足だよ

これがプロのヘツリや!

(byカジカガエル)

5:30暑い~眠れん~と悶え苦しみ夜が明けてしまった。
登山者が林道を上っていく足音で起きる決心をする。

朝ごはん・・・予定ではオニギリ+ミニカップ麺であったが、メンバー欠席で昨夜に食べきれていない焼きうどん+豚肉+野菜をフライパンで作成。朝から焼きうどん。これが普通の味じゃなくてバーベキュー味で朝から濃厚過ぎ(-_-;)

朝のお勤めをするために山を下ってバス停横のトイレに行こうとすると、嫁さんから「虫除けしてトイレに行かないとトイレで蚊に刺されるよ。虫除けしていても肌が新たに露出した場所がヤラれる(要するに太ももや尻ね)。蚊取り線香持っていくのがベストかも?」私は虫には弱いので素直に携帯蚊取り線香をぶら下げてトイレに向かう。

7:45沢装束の5人組がやってきてスニーカーを履いて林道を歩いて行った。牛コバから上を目指すのか?

8:10沢行きの着替えと食事道具の撤収作業をしていると奈良県からIさんがやってきた。
Iさん曰く、ここは自分のホームグランドだが、沢は初めて!とのこと(;´∀`)・・・ここでもアテが狂った(-_-;)

沢準備を整え、イザ入渓。入渓場所は駐車場の横から川に降りた場所。

水の流れは穏やかで水もあまり冷たくない。

林道から降りてくる出合を越えるといきなりミニゴルジュで腰まで浸かって進まねばならなくなった。当然、子ども達はアップアップになる。そこで荷物ロープ15mの出番。

子ども達にロープを引かせて前に進んでもらう。
この場所でこれを二回行った(^_^;)

う?これは?一ノ滝か?チョックストーン滝が現れた。

左岸を簡単に巻いた

おや?堰堤だ。この堰堤は左岸を巻くと書かれたHPがあったが?あれ?変な位置にアルミ梯子が?

濡れた黒い岩の上に立っているアルミ梯子・・・妙に湾曲しているが?(-_-;)
濡れた黒い岩の手前の苔付きまで腹まで水に浸かって行くことになるが・・・黒い岩と梯子はケッコウな高度感になるからロープで確保して登らせた方がいいし・・・他に巻ける場所は無いのかなぁ・・・と周囲を見渡して作戦を考えているとIさんが、「ほなワシが先に登ってみるわ」とスッタカターと梯子を登ってしまわれた。その様子を見ていると黒い岩は濡れているもののフリクションもよくホールド・スタンスともたくさんあって登りやすそうだった。でも、梯子の上から黒岩の下にいる子どもを確保した場合、足を滑らせた子どもは宙ぶらりんで不安になるかも?うーん・・・
「よっしゃ分かった!これで行こう!」

私の作戦はこうだ。
1.堰堤上にいるIさんに、15mロープの端を渡し、登ってくる子どもを確保してもらう。
2.私は黒岩を登り、アルミ梯子の下で待機
3.15mロープの端を苔付きにロープダウン
4.嫁さんが苔付き岩にいる子どもの腹帯にカラビナにロープを装着

5.まず黒岩の上で私が確保しながら子どもは黒岩登り。
6.黒岩で私の所に来た子どもは、Iさんの確保でアルミ梯子登り
これを二回行う。
7.子ども達が登り終わったら嫁さんがロープを腹帯に着けて登る

この作戦、子ども達の登攀能力も手伝って、うまく実行できた。

(子ども2人を含む5人で、思考から通過まで25分間。我ながら上出来や(^_^;))

この堰堤を登っている最中に、かなり長いザイルを担いだ学生らしき4人組に堰堤下で待っていただいていたのだが、堰堤上で我々が休憩しているとスタコラと追い抜いて行った。

ここで長男の寒い!が始まってしまった。皮下脂肪の薄い長男は水に浸かるとイッキに身体が冷える。堰堤に近づくときに泳いでいたので全身が水に濡れたのだ。堰堤の上でレインジャケットを着せたが、なかなか温まらない。そこでIさんが、「おっしゃ!おじさんが担いで渡してあげよう!」とIさんの子煩悩さを発揮!

これには嫁さんともビックリ!なんかええ感じやん!(^_^;)

平流と言えそうな平和な沢を進んでいくと、勢いのある滝が出てきた。

これは二ノ滝だ。(ロープは筆者が交錯した固定ロープ)

子連れでこの滝をシャワークライムするのは、ちょっと何なので(^_^;)
やはり右手に落ちている倒木の奥にある岩溝に沿って上に巻くことにする。
まず、子ども達の居る河原にあったリングと倒木を15mロープで繋いで渡渉用の固定ロープを工作。
ただ、淵を進むとすぐに腹から胸まで浸かり、倒木手前2mまで行くと足が届かず泳ぐことになった。流れが大したことがないのには有りがたかった。
対岸に着いて岩溝を登ると、苔付きの岩(スラブ)を登るのだが、上から虎ロープがぶら下がっていた。
慎重に登るとしっかりした木が横に幹をくねらせていた。ここに8mm×30mのザイルを固定し、下の倒木にロープダウン。
倒木の位置にIさんがスタンバイしてもらって、嫁さんが子どもを一人ずつ渡渉させる。
渡渉した子どもはIさんにザイルを渡され、自分の腹帯にあるカラビナにセット。私が上からザイルのテンションをかけ、トップロープで子どもに登らせた。

これも長女・長男ともに上手く登攀してくれたので非常にスムーズに全員がここを通過することができた。(登り切ったあとの子ども達は、それぞれセルフビレイして待機させた)

その後も谷は狭くゴルジュっぽい様相

ここは右岸をヘツって進めたのだが、子ども達は苔付き岩の上を巻いた。

うちの坊っちゃん、Iさんを従って堂々たる沢歩き。

嫁さんが置き去りになるケースまで出現した(^_^;)

前方に緑に煌く淵が出現。
滝の左岸に堰堤で追い抜いた兄さんが一人、ザイルを片手にホイッスルで上にいる仲間に合図を送っていた。
流れが左に折れ曲がっていて滝は落ちた後の飛沫だけが見える。

おお!これが三ノ滝なんだ。
兄さんが居なくなった。よし、Iさん、近づいてみよう・・・

近づいてみたが、大迫力でこれ以上進んでもどうしようも無いことが分かるだけだった(^_^;)
うーん、淵のまわりは巻ける所が一切ない。
戻ろう!
よくみると滝の手前の左岸にあるデカイ倒木の向こうに虎ロープがあって上に続いている。これを上がれば三ノ滝の参籠所がある滝見台なんだ!
よっしゃここで昼メシや!

冷えた身体にはやっぱり「釜あげうどん」(^_^;)
Iさんから赤ワインのボトルが差し入れされた。子ども達に持参したアミノ系ジュースを飲ませようとしていたら、Iさんが「おっと!待ちぃや!おっちゃん、ジュース・・・カルピス持って来たったから!ほれ!これをコップに入れて飲み。ほんでオカワリはご飯の後に飲むんやで!そやそや!ポテチも持ってきたけどこれは山を降りてから二人で食べぇな!」
Iさん!なんて子煩悩なんや!驚きや!これでIさんは子ども達にとって優しいオッチャンに確定!(^_^;)

昼ごはんを食べ終えて、巻き道を登る

こうして冷静に見てみると凄いところ(木の根)を登ったんだなぁ(^_^;)

三ノ滝滝見台(参籠所)から滝つぼを見物。

落ちたらひとたまりもないなぁ!(-_-;)
そういえば、ここで滑落者救助訓練をしていた山岳会がいたなぁ・・・50mのザイルで足らなかったとか・・・
↓ゴーゴーと流れ落ちる三ノ滝

落差20mと言われているがそれ以上に高いように思う。

(上の写真は滝の落口上部にあるゴルジュと釜)
帰宅後に分かったのだが、この滝の攻略法を知って唖然とした。
滝の落ちている淵の部分。滝の落ちている場所の裏側が通れるのである。
だから滝つぼは右岸に取り付いて滝裏くぐりをして左岸の滝横の岩を登っていくだけなのである。
ただし50m以上のザイルを持っていかないとメンバー全員がフリークライム出来ることが前提となる。

林道まで上がって、このまま下山するのも早過ぎるし暑すぎる。

もう一度沢に降りて水泳できそうな場所へ行く。
かと言って懸垂で降りるのは、昼ごはん後で集中力が欠落している子ども達に一から教える必要があるので避けて、林道をテクテク歩いて牛コバを目指す。

すっかり仲良しになった長男とIさん。二人が歩けば会話が弾むようだ。
橋を二つ越えた場所から沢に降りてIさんの水泳教室が行われた

長男はゴーグルを着けてIさんの言うがままに泳いで見せる。
なんだかジイさんと孫が川遊びしているようだ(^_^;)
#ヘルメットしてるけど(^_^;)
ここで皆が泳いでクールダウンした。
嫁さんも水練学校で習得した古式泳法を披露してくれた。
すっかり涼んだし帰ろう!と林道を歩く。

長男はIさんと手をつないで下山(^_^;)
約1時間歩いて駐車地に戻った。

沢装備を着替えてテントを撤収。

サスライのIさんは今日は鈴鹿は関宿まで行き、そこで酒を飲み一泊するそうだ。
今日は本当に良い沢行きが出来た。
Iさん、色々とありがとうございました。
子ども達は、今回の沢登りをとても喜んでいます。
またご一緒させてくださいね!

8:35Pより入渓
9:07一ノ滝?CS滝(左岸巻)
9:15堰堤9:35
10:12二ノ滝10:47
10:47河床へ10:54
11:18三ノ滝到着(昼食)12:45
12:55滝見台(三の滝看板)
13:01三ノ瀧看板:林道
13:06夫婦滝分岐(直進)
13:14牛コバ(水泳教室)13:43
14:35 P着

(下の標高図で急に登っているのが堰堤越え。二回目の激登りが三ノ滝の巻き)

距離:4.691km(沿面:4.908km)
所要時間:6時間
累積標高+505m-506m

帰路に立ち寄った温泉・・・守山市のみずほの湯
ここは財布に優しいお風呂だ。場所は滋賀県守山市水保町北川1172-1で無休。TEL:077-584-3726
ここの料金は、【休日】大人 650円/子供350円【平日】大人 600円/子供300円で平日なら他所より確実に100円安い。そしてJAFの会員証を提示するとボディタオルとバスタオルが最大で5名分まで無料で貸与されるのです。
| 沢登り::比良山系 |
| 09:59 PM | comments (0) | trackback (0) |

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