高室山周回 鍋食べてABN確認::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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暑さ寒さも彼岸までとは良く言ったもので彼岸が明けて春ウララな日となった。
今回はうちの嫁さんが私達の山行グループの幹事をかってでた!
初幹事が企画した山行は「花探し&のんびり鍋宴会で山遊び」

彼女が選んだ山は高室山。
(2014年3月24日実施)
写真は高室山から北のP777へ下る一行。
高室山は落第忍者さんが1週間ほど前に登って花や気になる葉っぱをブログの写真に公開されていた山
ルートとしては落第忍者さんが歩いたルートぷらす「つかって舎」経由での周回。

多賀から鞍掛峠へR306を走り佐目トンネル手前左の公園Pでメンバーと待合せ。
ここのトイレ、カギが壊れているらしい(^_^;)

皆が揃ったら幹事のブリーフィング

私が招集しているときよりも皆んな真剣に話を聞いている?(・_・;)
看板の設置されている通りに山に入ると植林の急尾根にいきなり突入。

まだ下草はあまり無くてオニシバリがアチラコチラでみかける程度

急登をドンドン登って少し下って鞍部に行けば佐目集落への分岐看板。

当然、高室山を目指します。
植林から明るい尾根に出れば綺麗な二次林の尾根。
でっかいキノコもあったが、日本コバで採取して食べてみたキノコと同じヤツ。

私は余り好きじゃないヤツなので写真を撮ってスルー
天気は快晴&微風。

それも春風。
気持ちいい季節なのだけれど、今日は水蒸気で春霞&PM2.5&スギ花粉全開!
ここの尾根の感じは好きだなぁ

植林が半分な登りを進む

花は序盤戦に出てきただけであとは全く無し(*_*;
急登じゃないんだけどシツコク登りが続く

山頂にもいたチョウ

ヒオドシチョウ?
やがて立派な林道が左手に現れた

この林道は杉集落や保月集落から登ってくる林道?
ねじねじに曲がった木や・・・

他の木に食らいついた木を眺めながら

シツコク続く尾根を登っていく
植林の日陰にはちょっぴり雪が残る

ここまでの尾根でもカレンフェルトがたくさんあったが、山頂付近もたくさんのカレンフェルトがあった。

やっとの思いで高室山山頂到着。

トンネル公園が標高243mで山頂が818mだから単純計算で標高差575m

途中で花を探してウロウロしたり、花の写真を撮っていたので2時間10分かかってしまった。

春霞で遠望は期待できないけど、十二分に山々が眺められる。

鞍掛峠への尾根から御池岳。そして手前に鈴ヶ岳、茶野。
手前に伸びるは大見晴に万野。
東へカメラを振ると

三国岳、ダイラ、烏帽子岳に養老山地
北東にカメラを振って

ダイラからソノド、霊山へ続く稜線をバックに手前の山はザラノ。手前の木の後ろはヨコネか?
北を見れば霊仙山。
その左肩に伊吹山がチラリと見えて、手前に鍋尻山。
北西方面。

手前に私達の下山ルートのP777(まばらな二次林)やP735(植林)が見える。
北西の琵琶湖方面は春霞で見えず。

あとで比良方面?がチラリと見えたような気がした。
穏やかな天気。

少し冷たいそよ風が心地よい。
でも、眼下に、痛々しい石灰鉱山。

↑この画像の右下の所に黒い橋のようなものが写っていた
それがこれ↓

この黒い細い橋のようなもの・・・
下山時、南後谷から佐目に入る墓地の上を屋根付きの橋があった。
地図をながめるとこの橋の東端が先ほどの鉱山の砕石場=石灰鉱山。
西端が多賀町四手の工業団地の石灰岩置き場。
どうやら砕石した石灰岩を約3.4kmベルトコンベアで運んでいる模様。
このベルトコンベア輸送、先日も伊吹山で見たなァ・・・
調べてみると佐目の石灰岩砕石場は滋賀鉱産
伊吹山の鉱山も同じ滋賀鉱産。
この石灰岩の山を削りとっていく会社は住友大阪セメント株式会社の石灰石採掘事業を継承した企業らしい。
山頂に着く少し前、11時頃に時報のサイレン?が鳴った?と思ったら少し離れた場所で大爆発音。どうやらこの石灰鉱山での発破だったらしい。

さて、本日の昼食は久々に皆んなで鍋をつつき合う。

第一回目の鍋は、貝柱と鳥だしの寄せ鍋。
二回目の鍋は、キムチ鍋(同じ具材ね(^_^;)。
どちらもアツアツ・ウマウマ。
ウドンを入れてスープまで美味しくいただきました。

食事が終わって下山ルートの作戦会議

まだ13時だし、何処か予定ルート以外に立ち寄りますか?
鍋尻山まで・・・帰れへんっちゅ~の!
むりー!
倉骨山に行ってしまうと帰りが登り返しでシンドイし、ザラノは行ってもシンドイだけで何も無さそうやしなぁ。
まぁ下に見えているP777へ行ってみて考えようや。
と高室山北面を好き勝手に下る。

降りだした北面は雪が少し残っていた。

おそらく春分の日に降った雪の残りなんだろう。
普通の登山者は高室山北面にある林道を下っていくのだろうが、私達はP777からP735へ行く。

なかなか良い二次林の尾根歩き。
P735に近づくとカレンフェルトの混じる植林となった。

そして鉄塔のある切り開かれた場所に出た。
北を見れば保月経由で鍋尻山へ行けるのだが時間が足りないので今回は却下。
北西の鉄塔を目指して送電線の下を歩く。

少し行くと林道の始点があった。
この林道が杉峠や保月、丸山方面に繋がる道。
でも、林道はツマラナイだろう。
と、まっすぐ次の鉄塔まで行く。
すると激下りの急斜面。

苔むしたカレンフェルトと疎林のズルズル斜面。
落石注意。
滑ってコケないように全員散開して下った。

下の植林帯の中に先ほど見た林道始点から繋がる道。
そこに軽トラが一台。
森にチェーンソーの音が響いていたので間伐作業か?

左に行けば杉・保月方面。
右に行くと丸山方面。
我々は看板のとおり、直進(南西へ)で佐目へ向かう。

植林を登って鉄塔のあった方向へ登る。
ほんの数分で鉄塔下に出た。

ここからまた、さらに南西に見えている鉄塔まで歩く。

その途中に壊れそうな木製の祠とキノコのような石?

これ地蔵さん?
どうやらここが陣屋の祠らしい。
(↑この写真は祠を通りすぎて振り返って撮影したもの。)
それにしても陣屋って、こんな辺鄙な場所に本当にあったの?
南西の鉄塔まで行き、少しだけ東へ仕事道を進み植林に入る。

↑北面のテープを見つけて下山ルートに入る。
そしてジグザグ登山道を下っていく。
標高差240mほど下ってガレた石のある谷に降り立った。

谷を少し歩くと堰堤があって、簡易水道の配水池施設?

その下に、駐車場とアズマヤの「つかって舎」ならびにゲートボール場。
そういえば2年前にここで酔っ払っていた人たちがいたなぁ

振り返って「つかって舎」を見る。

背後の山は丸山かな?

南後谷を徒歩で下って十二相神社へ立ち寄り
駐車場へ戻った。


2014年3月24日実施
無雪期 周回
グループ山行
距離:7.804km
沿面:8.101km
所要時間:6時間33分
(うち昼食時間1時間57分)
累積標高プラス・マイナス831m
最低標高:210m(佐目バス停付近)
最高標高:818m(高室山山頂)


7:15伊賀出発
9:05佐目トンネル公園P9:22
9:58佐目集落分岐
10:19P534
10:52林道出合
11:12高室山(昼食1時間57分)13:09
13:23P777
13:44P735
14:14林道:佐目看板
14:30陣屋祠
14:40下山ルート
15:09陣屋登山口
15:46十二相神社15:52
15:56佐目トンネル公園P
18:00伊賀某駅


尾根の登山道で見つけた花

ポツポツとまばらに咲いていた。

咲いていた場所はごく狭い範囲だけ



マダラの葉がたくさんあったが、片葉だけで双葉はごくわずか。

今年は花がほとんど咲かないのかな?


オモトっぽい葉だけど何か分からなかった。


これは?ツルリンドウ?


たくさん見つけたのがABNの葉っぱたち

探してみるとアチラコチラに葉っぱがある。



黄色い花がありそうな山なんだけど山では一輪も見られず。

↑麓の民家の庭にタンポポの群生のごとく咲いていた。

麓の黄色い花はもう終盤

| 山登り::鈴鹿山脈 |
| 01:27 PM | comments (2) | trackback (0) |

コメント


何時も楽しませてもらってます。葉っぱ、黄色い花、白い花

 わざと名を伏せているのですよね。

 これからは楽しみですね。
 

 セツブンソウはみごとでしたね。
| kongouzan | EMAIL | URL | 2014/03/26 12:12 PM | RgY77jDk | 保留中コメント:0件

こんにちは、kongouzanさん
お元気そうでなによりです(^^)b

ブログ上での山野草の名前は、メジャーな場合を除き、乱獲防止のために伏せ字にしています。

伊吹山麓の大久保で見たセツブンソウは圧巻でした。
でも、あそこまで大量に一箇所にあると「ありがたみ」が無いです(^_^;)
| 五代目 | EMAIL | URL | 2014/03/26 12:39 PM | RkWOqosk | 保留中コメント:0件



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