古光山縦走::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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1/11(月・祝)は、うちの子ども達がミニバスケットの試合がなのですが、その親たちはバスケ観戦せずに曽爾高原の一般登山道でハイキングしました(^_^;)

(来年の年賀状ネタをゲット!?)
曽爾高原入口付近に置き車。
冬場でも有料駐車場は管理人が居て600円を徴収しているんですね(ーー;)たかいよー

適当な場所に置き車を駐車して、御杖高原牧場を通って、ふきあげ斎場の横の大峠より古光山→後古光山→亀山と縦走した。


登山口の目印は、ふきあげ斎場。
ふきあげ斎場は、 曽爾御杖行政一部事務組合が民間委託している施設?
http://www.vill.mitsue.nara.jp/kurashi/guide/20110222081502.html
この日は稼働していませんでした。

斎場の横に大峠の登山口。

(林道脇に車を1台駐車。もう2台くらいなんとかなる?)

これが本年初山行。
年末年始の家業で3週間ぶりの山行。
のっけから急傾斜でガンガン登っていく。

正直言って洒落にならないくらいに急登だ。

思わずフィックスロープを手繰り寄せて重力に逆らう。
20分ほど急登すると良い感じの尾根に乗った。

岩が出てきて登り切ると鎧・兜の景色が広がる。
ここには南峰と看板。

本日の最高標高点960mである。
登山口から27分で到着した。

ここで私の車に同乗してきたIS君が「自分の車の鍵をさっき乗せてもらってきた車中に忘れた!取ってくる」と来た道を引き返した。
華奢ながら強靭な肉体と並外れた体力を誇るIS君ならここまでのピストンの2往復や3往復は朝飯前。

写真の左手の『こんもり』が古光山山頂?

右手の『とんがり』やや低いのが後古光山?
その中間にススキで有名な亀山や二本ボソ、倶留尊山が見える。
その後ろには大洞山の稜線も見える。

ちょっと下って登り返すと古光山か?と思って下って・・・

岩を登って

え?ちょっと下って?

岩を登ると?

『雨宮』?

きっと半島状につきだした尾根の先に祠か何かがあるのでは?
笹ヤブをかき分け、イザ!

ヤブは最初だけで、すぐに明瞭な踏み跡で半島状の尾根。
その先端に行くと数本のヒノキに囲まれるような突端?

ここ雨宮?
何もない。
さっき通った南峰がよく見えるだけ。

登山道に戻ってザックを担いで歩き出そうとしたらIS君が戻ってきた。
え?もう?
南峰から雨宮分岐までやってきて雨宮見物をしていたのが23分間。
たった23分で往復してきたの?(-_-;)
#私達の雨宮までの所要時間が48分だったのだ。

雨宮分岐から三角点のある古光山山頂までは7分。

樹間にこれから行く亀山や二本ボソ、倶留尊山が見えるけど、展望は無いに等しい。

ここから北西に踏み跡があるが、この踏み跡は中河集落へ下っていくルートだろうか?
我々は後古光山へ向かうので西北方向へ進む。

フカタワと呼ばれる鞍部までは、激下りに次ぐ激下り。

距離は300mほどだけど、

標高差は実にマイナス185m!

霜柱が解けて足元がニュルニュル(T_T)
フィックスロープのアメ・アラシ!

いったい、いつまで激下りが続くねん!!
と泣きそうになった頃にフカタワ到着。

さっそく後古光山に・・・ってすぐに岩場!

それにしても、ロープが尋常じゃないほどにぶら下がっていて、

まるでアミダクジ状態(-_-;)
ひょっとして?
アミダクジの当たり=運が悪いとロープが切れたり抜けたり?(^_^;)
そんな訳ないよね?(^_^;)こわ~い

運動不足と正月太りの我が身を恨みつつ上を目指す。

それにしても面白いルートですね~

前爪付のアイゼンを履いてきたらもっと面白くなりそう!
それにしてもフィックスされている木が可哀想(T_T)

トンガリ山頂までずっとフィックスロープ有り。

フカタワから山頂までの標高差はプラス125mほど。

さすがに祝日なので子ども連れのファミリーハイキングとすれ違う。
後古光山に到着。

振り返れば朝から登ってきて下った古光山。

ここから長尾峠への下りは【超】整備道。
板階段やキレイな金属チェーンが装備されている。

昼食場所を探してウロウロするが冷たい風が吹いているので良い場所に巡り会えない。
やむを得ず杣道(?)の風がない場所をせき止めて昼食。
本日のメニューは、月曜山歩の定番メニュー!
牛肉奈女子うどん。
ウマウマで気づけば食い終わってしまった!
画像は無し!

食後は陽だまり道を亀山目指して進む。

曽爾高原に行くだけなんだけど、「これ何の木園」?何それ?

小屋???
でも、その方向は両方とも笹ヤブだらけで進めないよ。

近くに展望の良い広場があった。

ここで昼食にすれば良かったと後悔。

そして少し進んで先ほどの案内板にあった小屋を発見。

扉が外れてしまって風はよく通る状態だけど立派なログハウス。
再建を期待。

歩きにくい木階段を下っていくと道路に出た。

この道路は曽爾高原と御杖高原牧場をつなぐ道路。

道を横切って亀山への登山道に入る。
最初は登山道を歩いていたけど、途中から地理院地図の破線を目指して簡易舗装路を歩く。
でも、この簡易舗装路も地形図の破線から外れているので郡界尾根に自力で方向修正。
すると植林の中に明瞭な道?それとも防火帯?

ここが地図の破線なのだ。
それにしても、このルート!
途中から超急斜面(T_T)

植林帯から明るい尾根に出るとイバラとススキだらけ。

ヒーヒー息を切らしながら登る。

西を見ると鎧岳に兜岳、屏風岩や住塚山。

でも、今、目指しているのはススキの向こうの亀山山頂!


やっとこさで木道に出た。

うへぇ~~これを登るのかよぉ~(T_T)

道路(長尾峠)から25分で亀山(P849m)に着いた!

冷たい風がかなりキツイので亀山峠へ移動開始。

亀山峠の周辺には散歩を楽しむ観光客やハイカー、そしてお亀池の周辺にも観光客がチラホラと散見することができた。

せっかくだからススキの端っこまで歩くことにした。

振り返れば今日のルート。

画面中央の一番奥の山が古光山だ。
展望広場に着いた。

そして二本ボソ方面に歩いて植林の手前で前進をやめた。
ここから先、倶留尊山方面に入るには有料となるのだ。
数年前は料金が500円と書いてあったけど、今はどうなのだろう?

さて、ここから下山は地図では破線が植林とススキの境界線上にあるハズなんだけど、道らしい道は無いのだが、なぜだかススキを焼き払ってある場所が少年自然の家まで続いている。きっとこの焼け跡が破線=道の名残なんだろう?と勝手に解釈して急斜面を獣の踏み跡を頼りにジグザグを切って下った。
驚いたことに、このルートには人が登ってきた足跡が残されていた。

標高差190mあまりを15分あまりで下って、少年自然の家手前に着いた。
流石に施設内に踏み込むのはダメだろうと思い、獣道トラバースでP728手前の木製ベンチに着いた。

時間は14:19。
ここで、皆でお湯を沸かしてコーヒータイム。

非常食に持ってきてあったブランデーケーキでマッタリ。
その後は、お亀池の東側を通って舗装路へ出て置き車Pに戻った。

今年初登りは一般道ながらもアップダウンを繰り返し、岩場も展望もあって色々と面白かった。

置き車に乗せてもらって

大峠のマイカーを回収。

この時、いろいろとトラブル発生。
ISMさんの車(ボクシー)のスライドドアが何故か開かなくなってしまった。
その後、直ったかなぁ?

そしてIS君の車と一緒にお亀の湯Pへ向かう途中。IS君の持病が・・・
彼は方向音痴?道を間違えたまま戻って来ず。携帯の圏外で連絡とれず。
彼も大人なんだから・・・と放置した。

お亀の湯Pへ向かったのには訳があったのです。
いつも奈良から電車でやってくるOTさん。
彼女の旦那さんが休暇を利用してOTさんを車で迎えに来てくれていたのです。
いつもOTさんから聞かされていた旦那さん像?
なんだか全然違った。
スラリと高身長で若々しく、優しそう!
そして迎えに来てもらったOTさんの嬉しそうな笑顔が素敵!
旦那さんも山登りしたら良いのにね!

実施日:2016年1月11日
グループ山行@月曜山歩:5人
(ISM,OT,IS,TY,TK))
縦走
岩場

距離:6.416km
沿面:6.768km
標高差:マイナス47m
所要時間:5時間46分
(うち昼食1時間7分+コーヒータイム25分)
累積標高:プラス824mマイナス871m
最低標高:686m(曽爾高原入口)
最高標高:960m(古光山南峰)
大峠(斎場横)732m

8:10近鉄N駅
8:40曽爾高原ファームガーデンP

9:00大峠9:12
9:39南峰9:52
10:00雨宮分岐10:15
10:22古光山10:26
10:49フカタワ
11:07後古光山11:11
11:26杣道出合12:33
(昼食1時間7分)
12:44小屋12:48
12:57長尾峠(道路)
13:22亀山(P849)
13:36亀山峠13:40
13:57有料看板14:01
14:19施設ベンチ14:44
(コーヒータイム25分)
15:56曽爾高原入口P横
14:58置き車P15:02
車回収
15:09ふきあげ斎場横P

雨宮の場所をGPSログで確認したら、今回確認した場所よりさらに先(標高差マイナス78m/距離152m)に比較的平らな尾根先端があるのが分かった。

今度ひまがあればロープ持参で確認しなければいけないなぁ。

山行が終わった帰路。
N市総合体育館に向かった。
到着したら、ちょうど子ども達の出番のミニバスケットの最終試合。
子ども達のチームは負けてしまったが、またガンバロウ!
| 山登り::曽爾・室生 |
| 01:20 AM | comments (0) | trackback (0) |

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