笠取山の祠::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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先日登った笠取山で発見した祠とお墓に関して少し分かったので報告します。

(問題の祠)
笠取山の麓にある伊賀市須原の方に話をお聞きしたのですが、笠取山にある堀川権現大明神は、「松尾芭蕉と同じ時代に伊賀市須原地域で活躍していた僧侶を祭っているもの」で、毎年9月に麓の僧侶を伴って供養を三百数十年年以上続けているそうです。
また祠の手前にあった下の墓のようなものは、

大乗妙典塔と書かれている。

大乗妙典とは衆生を迷いから悟りの世界に導いてくれる教えを記した経典で本来は大乗仏教の教義を記した経典全般を指すのであるが、一般的には法華経、妙法蓮華経を指し示すらしい。この経典を一定回数読誦した記念に建てたりするようだ。江戸時代の飢饉が収束してから建立している事例があるが、この石に刻まれた年号は風化が激しくて解読できなかった。
また詳しいことが分かれば報告します。

| 雑記 |
| 02:19 PM | comments (0) | trackback (0) |

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