坂本谷から黄蓮山、平倉峰、涸谷山、黒岩山::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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三重県内のヤマビルの居ない場所から山に登ろう!
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学能堂山の南の櫛田川源流の坂本谷は大丈夫だったはず。10年前に歩いた黄蓮山の別ルートの検証もしたい。
山行日:2021年9月13日
坂本小屋よりさらに西に2km。林道は以前に増して走りにくく、こんなに荒れてたっけ?と昔年の思いにふける。それもそのはず、10年前は坂本小屋を少し進んだところで工事をしていたので、そこから歩いていたのだ(-_-;)

朽ちた小屋を横目に橋を渡った場所に駐車した。
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苔の中からマツカゼソウとジキタリスとクリンソウの葉っぱが茂っている。
目の前のアズマヤの屋根は朽ち落ちている。何棟かの建屋があるが無人で、どれもかなり痛んできている。ここは1990年2月よりヤマギシ会が林業活動をし始めた場所だそうだで、この周辺の植林はヤマギシ会の所有地。誰も来ていないのかな?

国土地理院の地形図によると橋のたもとから坂本谷の右岸に林道があるはず。そこを使って黄蓮山の北尾根を登ろうと考えてやってきたのだが・・・
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朽ちかけのトイレの建屋があるけれど道は何処にもない。くまなく探してみたが道の形跡は無い。
こんなことがあるの??と、首を傾げながら駐車地から坂本谷の奥へ続く林道を進む。

少し進んだ先に黄蓮山へ取付く未舗装林道らしい場所があった。
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でも、道はすぐに獣道っぽいヤブになった。ヤブこぎは今回は出来ればしたくないので、ここは登らずに、また坂本谷へ続く林道を進む。ここまで、林道は?林道は?とウロウロしすぎた(-_-;)

坂本谷沿いの林道のS字カーブを過ぎた所に黄蓮山の植林に入って行く仕事道(杣道)があった。
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道型もハッキリしていて、これなら行けそう!と、仕事道を検証することにした。
すると整然とした植林を西へ
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さらに西へと、ほぼ水平移動。
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なかなか標高が上がらず。
植林の西端まで来てしまった。仕事道は折り返して東に進んで行くのだが、尾根に取付いて上を目指す。
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でも、これがちょっぴり失敗。尾根を登って行くと馬酔木が茂って真っすぐ登れず。苦労して馬酔木を迂回することになってしまった。
黄蓮山北尾根に乗り上げると快適な植林歩き。でも、この日に本格的に使い始めたNew登山靴の左足が痛い・・・( ;∀;)
並行輸入で3月に注文して到着したのが6月・・・新型コロナの影響で靴の生産スケジュールに遅れがあったみたい。なかなか山に登れずに履けなかった靴なんだけど、くるぶしが痛い!( ノД`) 患部にテーピングを貼ってなんとか歩けるようになった。

黄蓮山山頂は、長い尾根の通過点のような見晴らしの無い場所。ここから先は昔、師匠に連れてきてもらっているエリアで雑木林の二次林になる。

平倉峰に続く黄蓮山南面を少し進むと東側に広いダイラ地形が見えた。
急いで登る理由も無い山行なのでダイラを見物に行く。
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このダイラはP896を経てP882高三郎山へと続く。このダイラは良い感じの二次林だった。
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その先は植林になるだろうけど、また次回の宿題にする。
↓このキノコは傷がつくと血が出たかのような赤い液が出るのが特徴のチシオタケ。
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食べれるか?血のような赤い液体がグロイので食べたくないなぁ・・・

平倉峰の北尾根に戻って登って行くと急斜面が登場。
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フィックスロープが設置している場所もあるけれど、木の根だらけ&岩交じりでナカナカ登りずらい。
この尾根の植生の特徴としてシロヤシオが多い。
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↑他の木に齧りつかれているように見える樹。

お!?ナメコか!?と季節を先取りしたかのように遠目に見えたキノコは
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ドクアジロガサ=通称コレラタケ。こいつだけは絶対に間違えて食べはイケナイ。

ロープ場にやってきたがロープがかなり痛んできているように思う。
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使わなくても登れるのだが・・・ねぇ

残念ながらツルリンドウは蕾だった。
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この時期、咲いているのはミヤマママコナくらい。
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手前からこれから行く予定の涸谷山、黒岩山
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そしてその向こうに修験業山、栗ノ木岳、局ヶ岳

何個も何個もニセピークを踏んで、やっと平倉峰の草っぱらに出た。
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室生方面の特徴的な山々は霞んでいる。
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12時回ってしまっているのでランチ・・・えも冷たい風も少しあるので展望よりも風の吹かない場所探し。

食後は涸谷山方向へ稜線歩き。
でも、意外と樹々が覆い茂って展望地が少ない。
台高方面が眺められる場所にやってきた。
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この山々の景色に風力発電所が立ち並ぶことなんて・・・新しく就任した人見三重県知事も中止もしくは抜本的な見直しを望むと意見書を出してくれたけれど、どうなるのだろう・・・

古木のある稜線は良い感じ。
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南の僅かな展望地から学能堂山が見えた。
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涸谷山を通過
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とりあえず、黒岩山までやってきた。
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来た道を引き返して本日の山行は終了。

山行日:2021年9月13日
UH、TY、TK
所要時間:6時間35分
(うち昼食49分)
最小標高:528m(駐車地)
最大標高:1222m(平倉峰)
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9:09駐車地
徘徊
9:20駐車地
9:32作業道入り口
10:32黄蓮山北尾根出合
11:08黄蓮山
11:18ダイラ徘徊11:45
12:22平倉峰13:11
14:00涸谷山
14:22黒岩山14:25
15:50駐車地
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| 山登り::高見山地 |
| 04:53 PM | comments (0) | trackback (0) |

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