ヤツは今頃・・・::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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早朝お渡しで菓子の注文。なんでも遠方へ出かける手土産にしていただけるとのこと。いつもより早起きして家族で菓子を作りました。
すると今日の在庫は「これで良し」。午後は嫁サンが食料品などの買い出しに出かける。雨が降るまでの午前中に出かけられる・・・花より団子の子ども達。 どういう口実で連れだそう・・・あ!宝探しや!

↑ブツを探しているの図
宝探しの場所は伝説の場所。近所に住む老人の家に行き、場所を尋ねる。
「ワシの子供の時に行ってた場所やけど、山の田はスギが植えられ、立派な林道が横切っていたりするから現場の景色が変わってるんや。今日は所要があるから山の入口までの案内になるぞ」
老人を車に乗せて林道を行ったり来たり、「ここやなぁ。この谷を登って山の田が無くなる所あたりから左の尾根を辿って上に登って、尾根に出ないくらいの場所に牛が座っているような石が2つ。その下が例の物のある所や」と老人聞き、彼を家に送り届けた。

子ども達といざ出発!
仕事道を辿って山に入れば、植林されてしまった山の田が狭くなり、谷も狭まってきた。谷詰めに登れるかなぁ・・ああ、倒木が集まってて先に進めない?倒木を右岸から巻いて上に出て見よう!と先行して歩いていると少し離れて歩いていた娘が「わぁー!」
私:どないした?
娘:落ちた。滑っただけでナニもなってない。あれ?
私:ほな、登ってこっちへ来れるか?
娘:おとーさん!シカ!シカ、いてる!シカ!
息子:ホントやシカや!
私:シカ?山やからシカくらいおるよ。はようこっちへ登っておいで」
娘:だから!シカやって!こっちへ来てぇよ!
私:シカくらい山にお・・・え?何処におるん?シカ
娘:ここ!ここにいるんやって!
私:あ?シカ?シカの子?

娘:ほら!そこ!居るやん!
画面の中央やや右の陽だまりにシカの背中が見える。
私:死んでるんか?
娘:鼻ヒクヒクしてるしお腹も動いてる。生きてるで。
私:棒でツンツンしてみぃや
息子:うごかへんで。死んでるんやろか?
私:ちょっと待ってそっちへ降りるわ。
突いてみても動かない。

頭を地面にクッツケテ手足を折って地面にピッタリくっついてやり過ごそうとしている?これってひょっとして死んだフリ?シカって擬死する動物なんだ!?

棒で強引にひっくり返そうとしたら動いた!

逃げる?と思ったけど、なんで?ずっと付いてくる!
さっきと打って変わって、懐いてしまった(-_-;)

なんで、なついてるねん(* ̄□ ̄*;

おいおい(-_-;)踏むってば!(^_^;)
とりあえず、谷底に放置してもアカンから葉っぱのありそうな稜線を目指そう。
急な杉の植林帯をジグザグに登っていくのだが、シカの子は、小さくてもさすがに上手に登ってくる。背中の長さが40~50cmほど。1歳?
稜線まで、まるでくっつくかのように付いて来た。

これ以上、構ってなつかれて下山まで付いてくると困る。
放置しとこ!放置!
放置しておくと、鹿の子はどこか森の奥へと消えていった。
今頃はシカのカーチャンに甘えていることだろう!そう願う!

それにしても、このへんってジイさんが言ってたような場所?あるか?

あったぁ!シカが導いてくれたの?

ほんまにあるんや!転がってるわ(^_^;)

探せ探せ!

さぁ帰ろう!気をつけて斜面を下るんやで!
あ!?ヘビいる!ヘビ!

それ、マムシやわ(-_-;)
皆んな通過できてるし、寝てはるみたいやから放置していこう。

今日の戦果は?

初めてにしては上出来やろ。

ジイさんにおすそわけの物を持って行って宝探し終了。
足元はかなりヘビーだった!今度行くときは尾根を歩いて近寄った方が良さそう。
| 山登り::伊賀の山 |
| 07:58 PM | comments (0) | trackback (0) |

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