2013,12,11, Wednesday/五代目
天候不良でずっと延期にしていた御池岳
やっと天候に恵まれて登ることが出来た。

山行日:2013年12月9日
ルート:御池林道(通称:御池橋P)→T字尾根→テーブルランド→ボタンブチ→御池岳山頂→夕日のテラス→ヒルコバ→鈴ヶ岳→伊勢尾→御池橋P
この日、林道御池線は路肩欠損で通行止め状態が続いているが自己責任で御池橋Pに到着(^_^;)
この先は崩土が積もりまくって車の走行は不可能。
天気予報では夕方から天候は下り坂ということだが持ち時間十分だ。

山行準備をして9:30に出発。
冬にしては風もなく温かい。
道を少し戻って橋を渡った所からT字尾根に取り付く。

日陰の斜面は凍っていて通過するのに少し緊張。

この場所から取り付く人は少ないようでヤブっている。
御池林道沿いに尾根を登るとヒノキの植林。
高度を上げると進路右手は植林だが左手ゴロ谷沿いは自然林。

随所にシカの寝床があったり、ヌタ場があった。

冬枯れの森、御池岳のボタンブチが樹間から見え隠れしている。

P918で北東に転進。綺麗な自然林が広がる。

風もほとんど無風で温かい。

頭上に赤い木?いや赤い実がビッシリなっている。

この実はなんだろ?ガマズミかな?
もはやこのルートは一般登山道?イワカガミの群落の間に踏み跡がクッキリ。

その後はシャクナゲがたくさん出てくる。

ここのシャクナゲは花芽がたくさん。

三周ヶ岳でも気づいていたが来年はシャクナゲは表年か?
登ってきたシャクナゲ尾根を振り返る。

なかなかシンドかった(^_^;)
P967から下った鞍部の右手に水たまり?

ここまではコナラ混じりの二次林だったがここからはブナが主力

風が少し出てきていたので昼ご飯をテーブルランドの下で食べようか?と提案したが、もう少しでテーブルランドという場所まで来ているのだから!それに風があってもドリーネで食事すれば良い!との声が上がったので上を目指す。
雪の残るこの標高差100mの急斜面がヤラシイ。

石灰岩の山ならではのドロドロズルズル斜面。

靴のソールパターンはドロで埋まってニュルニュル。

どうも足元がおぼつかない。
もう少しでテーブルランド!と登っていたら、ニセピークのようにもう一段上にテーブルランドだった(^_^;)


この斜面に残っていた雪をよく見ると、横線のある塊が集まっているのがわかる。
エビの尻尾が太陽光に暖められて落ちてきたんだなぁ

登り始めて約2時間半。

ちょうどお昼にテーブルランドに到着。
西側の展望・・・琵琶湖方面も見えていたが、目下にT字尾根、そしてその向こうにピラミダルな天狗堂(左)→サンヤリ
そして天狗堂の奥に横たわっているのは日本コバらしい。
視線を南に移動させると竜ヶ岳から以南の鈴鹿の山々が見えている。一方、テーブル台地は冬枯れで雪がポツポツある。
T字尾根を登っている時は晴れていたが曇り空になってきた。
風が当たらない場所でお昼ごはん。

道中で見つけた自然の恵みのスープを作る!

と、言っても「うどん出汁」で炊いただけ(^_^;)

みんなでお汁にしていただきました!
昼食後はテーブルランドを散策。

ちなみにテーブルランドの北端をP1165、南端をP1194の南東として距離を計測すると直線距離2.6kmということだった。
ボタンブチの東にある岩場

特徴的な地形:西内本に書かれているボタン岩?
ボタンブチに向かう。
道中にドリーネが点在。

奥に見えた小さな水たまりは「まゆみ池」か?
カレンフェルトの隙間にヤマネコノメソウ?

こんな時期に花が咲くんですね!驚いた!(調べて初めて知った!ユキノシタ科ということにも驚いた!)
テーブルランドには数々の池がある。これは幸助ノ池?(^_^;)よぉわからん


ボタンブチに到着。



絶景なんだけど天気が悪くなってきた

南東方向に昼食を食べていたテーブルランドの縁が見える

その向こう側に白く光っている場所は四日市・伊勢湾方面
下山路は鈴ヶ岳の西面の伊勢尾なので北上を続ける
↓左に見える岩場は天狗鼻?

自分なりにテーブルランドの西の縁を極力歩こうとしたのだが、

いつの間にか御池岳頂上に辿り着いてしまった。あれれ?(^_^;)

不徳の致すところでござるm(__)m
より西の縁に近づきたいのだが歩きやす所を行くと、どうも西に近寄るのが億劫になる(^_^;)

西の縁は遠いなぁ(^_^;)
お?少し氷結してる黒い池?

P1182の東にいるので丸池なんだと思う。

P1182を越えて石灰岩の岩がとんがって見える絶景ポイントにやってきた。
そうそう、手前の尾根が伊勢尾と呼ばれていて、そこを降りるん・・・って、御池林道が見えていて、橋が見えて?あ?我がセレナが見えるやん!

ズームアーップ!!

ホラね(^_^;)
カシミール3D曰く、ここから駐車地まで落差マイナス558m、直線距離1.545kmとのこと。
ちなみにこの場所の呼び名は「夕日のテラス」で西ボタンブチではなかった。
下山ルートの尾根に乗るために鈴ヶ岳から下るので鈴ヶ岳を目指す。

鈴ヶ岳がモッコリ。本当にどこから見てもオニギリ山だねぇ
↑の枯れている草は何なんだろう?キク科の種っぽいのがあったけど?
カリガネソウの群落がこのあたりにあると聞いたことがあるが、本当にカリガネソウ?
歩いているとデッカイ木があった。

振り返ると黒い木ノ実がいっぱいなっている。

何の木?
現在地は鈴北岳の南西。下の写真はP1165?
この場所の真南90m先あたりの縁が西ボタンブチなんだろう。
歩いていると平地の水たまり?

お花池?たぶんそうだろう。

とても浅い池だなぁ。
お花池から北西の尾根を下っていけばヒルコバとアザミ谷の出合い。

地図上はP1165の南に破線があって、南東にヒルコバとなっている。
よし!いっちょ破線を辿ってみよう!と、谷に降りてみたがこれが大失敗(-_-;)

不安定な石がゴロゴロしていて歩きづらいったらありゃしない(=o=;)

根気よく谷ルートの破線を追いかけてアザミ谷の源頭部に降り立ったら、尾根を降りてきたメンバーが「歩きにくそうやったなぁ。尾根は歩きやすかったよ」だって(-_-;)

この場所から標高1000mラインを250mほど西にトラバースすれば伊勢尾に乗れるのだが、予定通り鈴ヶ岳山頂から降りる。
まずはヒルコバへ向かう。ヒルコバへは標高差35mほど。

2分で登れたのだがシンドいなぁ(-_-;)
そして1130m鈴ヶ岳山頂へは10分たらず。
ここの道中もまたヌカルミ&道らしい道がないのでシンドい(=o=;)
曇っているので遠望はNG。

早速下山ルートの方位を設定する。

山頂の少し東に赤テープがあったので偵察すると下にもテープがあったが、尋常じゃない傾斜角だ(-_-;)
同行のみんなは、思い思いの斜面を降りていく。
みんな急傾斜でもロープも無く降りてしまう。
今思えば鈴ヶ岳まで登らずにヒルコバ南西の破線部分の標高1000mラインを西へトラバースするのが良かったかも?
急斜面、肝心の赤テープは何処にも見当たらず。
この先、写真は無い。あまりにも急過ぎて写真を取る余裕が無かった(^_^;)
↓この新芽は?バイケイソウ?

傾斜が緩めばこっちのもの(^^)
P894に向かって緩やかな尾根。

自然林を快調に降りていく。
P838からP806へは西斜面が植林帯が出てくるが東側は良い二次林が広がっている。

P806からは南西に転進。

急傾斜を下って右手の植林帯を降りる。

御池川の川原にすんなり出る。
浅瀬を見つけ、簡単に渡渉。
↓渡渉後に出てきた場所を振り返って撮影

御池林道に登る。

下山は急傾斜地から尾根に乗ったら凄く早かった。
↓林道からゴロ谷を眺める

御池林道の崩落場所を乗り越えて

御池橋に戻った。

(↑画像をクリックしてウェブアルバムを標示させて、画面左上のダウンロードボタンを押すとデカイサイズの地図を見ることが出来ます。)
9:20御池橋P9:32
10:18 P889
10:38 P918
11:14 P967
11:54昼食12:33
(39min)
12:49ボタンブチ12:53
13:02御池岳山頂13:05
13:30夕日のテラス
14:13ヒルコバ14:20
14:30鈴ヶ岳
15:13 P894
15:31 P838
15:43 P806 15:49
16:14御池橋P

山行日:2013年12月9日
グループ山行6人(男3人女3人)
周回
距離:10.156km
沿面:10.521km
所要時間:6時間42分
累積標高:プラス・マイナス1072m
最低標高:607m御池橋東詰
最高標高:1247m御池岳山頂
やっと天候に恵まれて登ることが出来た。

山行日:2013年12月9日
ルート:御池林道(通称:御池橋P)→T字尾根→テーブルランド→ボタンブチ→御池岳山頂→夕日のテラス→ヒルコバ→鈴ヶ岳→伊勢尾→御池橋P
この日、林道御池線は路肩欠損で通行止め状態が続いているが自己責任で御池橋Pに到着(^_^;)
この先は崩土が積もりまくって車の走行は不可能。
天気予報では夕方から天候は下り坂ということだが持ち時間十分だ。

山行準備をして9:30に出発。
冬にしては風もなく温かい。
道を少し戻って橋を渡った所からT字尾根に取り付く。

日陰の斜面は凍っていて通過するのに少し緊張。

この場所から取り付く人は少ないようでヤブっている。
御池林道沿いに尾根を登るとヒノキの植林。
高度を上げると進路右手は植林だが左手ゴロ谷沿いは自然林。

随所にシカの寝床があったり、ヌタ場があった。

冬枯れの森、御池岳のボタンブチが樹間から見え隠れしている。

P918で北東に転進。綺麗な自然林が広がる。

風もほとんど無風で温かい。

頭上に赤い木?いや赤い実がビッシリなっている。

この実はなんだろ?ガマズミかな?
もはやこのルートは一般登山道?イワカガミの群落の間に踏み跡がクッキリ。

その後はシャクナゲがたくさん出てくる。

ここのシャクナゲは花芽がたくさん。

三周ヶ岳でも気づいていたが来年はシャクナゲは表年か?
登ってきたシャクナゲ尾根を振り返る。

なかなかシンドかった(^_^;)
P967から下った鞍部の右手に水たまり?

ここまではコナラ混じりの二次林だったがここからはブナが主力

風が少し出てきていたので昼ご飯をテーブルランドの下で食べようか?と提案したが、もう少しでテーブルランドという場所まで来ているのだから!それに風があってもドリーネで食事すれば良い!との声が上がったので上を目指す。
雪の残るこの標高差100mの急斜面がヤラシイ。

石灰岩の山ならではのドロドロズルズル斜面。

靴のソールパターンはドロで埋まってニュルニュル。

どうも足元がおぼつかない。
もう少しでテーブルランド!と登っていたら、ニセピークのようにもう一段上にテーブルランドだった(^_^;)


この斜面に残っていた雪をよく見ると、横線のある塊が集まっているのがわかる。
エビの尻尾が太陽光に暖められて落ちてきたんだなぁ

登り始めて約2時間半。

ちょうどお昼にテーブルランドに到着。
西側の展望・・・琵琶湖方面も見えていたが、目下にT字尾根、そしてその向こうにピラミダルな天狗堂(左)→サンヤリ
そして天狗堂の奥に横たわっているのは日本コバらしい。

視線を南に移動させると竜ヶ岳から以南の鈴鹿の山々が見えている。一方、テーブル台地は冬枯れで雪がポツポツある。
T字尾根を登っている時は晴れていたが曇り空になってきた。
風が当たらない場所でお昼ごはん。

道中で見つけた自然の恵みのスープを作る!

と、言っても「うどん出汁」で炊いただけ(^_^;)

みんなでお汁にしていただきました!
昼食後はテーブルランドを散策。

ちなみにテーブルランドの北端をP1165、南端をP1194の南東として距離を計測すると直線距離2.6kmということだった。
ボタンブチの東にある岩場

特徴的な地形:西内本に書かれているボタン岩?
ボタンブチに向かう。
道中にドリーネが点在。

奥に見えた小さな水たまりは「まゆみ池」か?
カレンフェルトの隙間にヤマネコノメソウ?

こんな時期に花が咲くんですね!驚いた!(調べて初めて知った!ユキノシタ科ということにも驚いた!)
テーブルランドには数々の池がある。これは幸助ノ池?(^_^;)よぉわからん


ボタンブチに到着。



絶景なんだけど天気が悪くなってきた

南東方向に昼食を食べていたテーブルランドの縁が見える

その向こう側に白く光っている場所は四日市・伊勢湾方面
下山路は鈴ヶ岳の西面の伊勢尾なので北上を続ける
↓左に見える岩場は天狗鼻?

自分なりにテーブルランドの西の縁を極力歩こうとしたのだが、

いつの間にか御池岳頂上に辿り着いてしまった。あれれ?(^_^;)

不徳の致すところでござるm(__)m
より西の縁に近づきたいのだが歩きやす所を行くと、どうも西に近寄るのが億劫になる(^_^;)

西の縁は遠いなぁ(^_^;)
お?少し氷結してる黒い池?

P1182の東にいるので丸池なんだと思う。

P1182を越えて石灰岩の岩がとんがって見える絶景ポイントにやってきた。
そうそう、手前の尾根が伊勢尾と呼ばれていて、そこを降りるん・・・って、御池林道が見えていて、橋が見えて?あ?我がセレナが見えるやん!

ズームアーップ!!

ホラね(^_^;)
カシミール3D曰く、ここから駐車地まで落差マイナス558m、直線距離1.545kmとのこと。
ちなみにこの場所の呼び名は「夕日のテラス」で西ボタンブチではなかった。
下山ルートの尾根に乗るために鈴ヶ岳から下るので鈴ヶ岳を目指す。

鈴ヶ岳がモッコリ。本当にどこから見てもオニギリ山だねぇ
↑の枯れている草は何なんだろう?キク科の種っぽいのがあったけど?
カリガネソウの群落がこのあたりにあると聞いたことがあるが、本当にカリガネソウ?
歩いているとデッカイ木があった。

振り返ると黒い木ノ実がいっぱいなっている。

何の木?
現在地は鈴北岳の南西。下の写真はP1165?
この場所の真南90m先あたりの縁が西ボタンブチなんだろう。
歩いていると平地の水たまり?

お花池?たぶんそうだろう。

とても浅い池だなぁ。
お花池から北西の尾根を下っていけばヒルコバとアザミ谷の出合い。

地図上はP1165の南に破線があって、南東にヒルコバとなっている。
よし!いっちょ破線を辿ってみよう!と、谷に降りてみたがこれが大失敗(-_-;)

不安定な石がゴロゴロしていて歩きづらいったらありゃしない(=o=;)

根気よく谷ルートの破線を追いかけてアザミ谷の源頭部に降り立ったら、尾根を降りてきたメンバーが「歩きにくそうやったなぁ。尾根は歩きやすかったよ」だって(-_-;)

この場所から標高1000mラインを250mほど西にトラバースすれば伊勢尾に乗れるのだが、予定通り鈴ヶ岳山頂から降りる。
まずはヒルコバへ向かう。ヒルコバへは標高差35mほど。

2分で登れたのだがシンドいなぁ(-_-;)
そして1130m鈴ヶ岳山頂へは10分たらず。
ここの道中もまたヌカルミ&道らしい道がないのでシンドい(=o=;)
曇っているので遠望はNG。

早速下山ルートの方位を設定する。

山頂の少し東に赤テープがあったので偵察すると下にもテープがあったが、尋常じゃない傾斜角だ(-_-;)
同行のみんなは、思い思いの斜面を降りていく。
みんな急傾斜でもロープも無く降りてしまう。
今思えば鈴ヶ岳まで登らずにヒルコバ南西の破線部分の標高1000mラインを西へトラバースするのが良かったかも?
急斜面、肝心の赤テープは何処にも見当たらず。
この先、写真は無い。あまりにも急過ぎて写真を取る余裕が無かった(^_^;)
↓この新芽は?バイケイソウ?

傾斜が緩めばこっちのもの(^^)
P894に向かって緩やかな尾根。

自然林を快調に降りていく。
P838からP806へは西斜面が植林帯が出てくるが東側は良い二次林が広がっている。

P806からは南西に転進。

急傾斜を下って右手の植林帯を降りる。

御池川の川原にすんなり出る。
浅瀬を見つけ、簡単に渡渉。
↓渡渉後に出てきた場所を振り返って撮影

御池林道に登る。

下山は急傾斜地から尾根に乗ったら凄く早かった。
↓林道からゴロ谷を眺める

御池林道の崩落場所を乗り越えて

御池橋に戻った。

(↑画像をクリックしてウェブアルバムを標示させて、画面左上のダウンロードボタンを押すとデカイサイズの地図を見ることが出来ます。)
9:20御池橋P9:32
10:18 P889
10:38 P918
11:14 P967
11:54昼食12:33
(39min)
12:49ボタンブチ12:53
13:02御池岳山頂13:05
13:30夕日のテラス
14:13ヒルコバ14:20
14:30鈴ヶ岳
15:13 P894
15:31 P838
15:43 P806 15:49
16:14御池橋P

山行日:2013年12月9日
グループ山行6人(男3人女3人)
周回
距離:10.156km
沿面:10.521km
所要時間:6時間42分
累積標高:プラス・マイナス1072m
最低標高:607m御池橋東詰
最高標高:1247m御池岳山頂
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