夢のような御池岳へ::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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晴れた雪山に行きたい。北西の風に晒されるのも極力避けたい。
東から?南から?のアクセスがベスト?
山行日前夜から翌早朝、雪雲が御池岳周辺にかかって積雪になるとの天気予報。
登山天気(tenki.jp)の御池岳の評価は「E:最悪」?でも山頂天気は晴れ?
なーんやそれ!?
行ってみないと分からないってヤツ??
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山行日:2021年1月18日


ただの言い逃れだけど今回は公開山行。
・・・私の山歩きを見たい人は離れてコッソリ勝手に付いてきてね。
と、いうスタンス。

しかーし!
去年からの新メンバー「のりこ」のために雪山初心者講習会を行う。
それに賛同してくれた嫁さんと山仲間たち2名が同行。
もちろん、感染対策してやります!

現地へ向かってみると今朝までの雪は養老山地に若干着雪したものの藤原の里にはあまり降らなかったようで、道にも集落の屋根にも着雪なし。

藤原簡易Pを出発し、木和田尾巡視路登山口に入る。
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ここの獣害対策フェンスの出入り口は柔らかく細い針金でフェンスとフェンスを引っ掛けるタイプ。
林道側から熱心に針金をグルグル巻きつけると、次に山から出てくる者が針金を外せずに「出れなくなる」ことが起こるそうだ。

谷沿い植林帯を通って鉄塔No.205にやってくると若干の雪。
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子向井山へ登って行く尾根で雪が少し増えてきた。
足運びや足裏感覚などを教えながら登山靴での雪面歩行を教える。
すぐに雪は増え、土日に歩いた登山者が踏み溶かした雪が凍りアイスバーン。
その上に今朝までの雪が着雪している。
アイゼンやチェーンスパイクを使う?
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いやいや、登山道の縁をうまく使ったり、少し道を外したりすることによって、立ち止まらずに歩き続くことがまだできる。
足に重りを付けて歩くのは極力少ない時間にしたいものだ。

それに今後、突然の残雪時、装備がない時でも雪上を歩く技術があれば安全に山から帰ってこれる。
それには普通の登山靴で雪上を歩いて雪の感覚を掴むべし!
だから極力、アイゼンは使わないのです。
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(霊仙山が真っ白)
積雪は40~50cm程度で良く締まっているものの、トレースを外すと足首よりも沈む。
のりこの雪上歩行訓練は続く。
平たんに近い登りは登山靴のソールパターンを雪面に押し付けるようにして歩く。
傾斜角度が出てきたらキックステップ。
大股にならないよう、小股で歩く。
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(笙ヶ岳は雪が少なそう?)

御池岳のテーブルランドに到達できるか?
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(頭陀ヶ平方面の鉄塔や電線は霧氷付き?)

何時なら闇下までに下山できるか?
登山計画を立てるときにタイムスケジュールに悩んだ。
10:20までに頭陀ヶ平分岐を通過出来れば、御池岳のテーブルランド・・・

で、予定限界時刻よりも10分遅刻
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ラッセル無しなのに、予想以上に時間がかかってる・・・
御池岳へ向かうのは時間が足りない。
山頂は諦めた。
けれど、今日は天候も良いみたいだし、サポートする人間も揃っているから、この先のコンディションさえよければテーブルランドには登れそう・・・よし!行ける所まで行ってみよう!
白瀬(白船)峠へ進む。

普段は歩きやすい山腹道だけど、着雪時は踏面の少ないトラバース道。
ここでピッケルの出番。
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ピッケルの持ち方、滑落停止方法、トラバース道では特に重心(頭)を山側にした歩行方法など、ノーアイゼンでトレーニング。

白瀬峠に近づいてきたら雪のブロック積まれている?
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どうやら2日前の土曜日に、ここでテント泊をしたパーティがいたらしい。

白瀬(白船)峠にやってきた。
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稜線上の木々は霧氷で白い。
本日の先行者のトレースはここの稜線まで左右に分かれて、真ノ谷へ下っている足跡は無い。

おそらく、この先、のりこ以外はアイゼンが無くても大丈夫なのだが、これ以上の遅れは許されないので全員アイゼン装着。のりこのアイゼントレーニング開始。

登山道として破線のあるルートではなく真っすぐ南西に下る。
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ここから真ノ谷へは標高差152m。
両脇を谷に挟まれた尾根を下っていくのだが、風で飛ばされるようで雪は少ない。
地面が見えて石ころや木の枝をアイゼンの歯で踏む。
左右の谷には雪がたまっている。その雪上を下る方が下りやすい?
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谷へ切り替えるのに尻セード!
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ちょっと距離は短いけれど雪山のだいご味?
下りは早い。

真ノ谷に12:08着地。
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年々ここの谷の法面が崩落して登り降りが難しくなっている。
ここで昼食。
食後に目の前の斜面を登る。
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傾斜角度は大したことはないので標高差319mを直登する。
幸いなことに前日の日曜日に登り降りしたトレースが凍っている!
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たまに踏み抜くけれど時短で登れる!超ラッキー!!
でも、身長の高い人が歩いた?一歩が遠い(~_~;)
持久力と膂力が試される直登!心折れずに一歩一歩登る!
ガンバ!!ガンバ!と激を飛ばす。

でも、いくら登っても同じような景色。
立ち止まって振り返ると真ノ谷を挟んだ対岸の白瀬峠がまだ高い・・・
何度も立ち止まって振り返る。
徐々に自分の居る場所が白瀬峠よりも高い場所に・・・
見上げた稜線の空が近づいてきた!!
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いつのまにか周りの木々に白い霧氷が付いている!
もうすぐ稜線に飛び出す!
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その直前に雪の壁?真一文字の深雪ゾーン?
雪がフワフワでアイゼンのツボ足がめり込んでいく。
一旦立ち止まって周囲を眺めると霧氷の向こうに頭陀ヶ平から藤原岳への稜線!!
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キレイな空と霧氷の稜線がキレイ!!

さぁ!自分の頭上のテーブルランドはどうなっている?
なんとかステップを切って稜線の上へ!



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なんやこれ?
足跡ひとつない、なめらかな雪原に霧氷の樹々。
御在所、釈迦ヶ岳、竜ヶ岳がこちらを見ている。

テーブルランドに乗った瞬間は無風に近かったのに風が吹き出した。
でも、不思議なことに、ここの景色は止まっている
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空の青さに透明感を感じる。

霧氷は短いながらも力強く、純白
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ドリーネに近づきたくて雪原を中央部まで歩いてみた
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来てよかった。

シェカブラがあまりなく、まったりした景色はドリーネが映える
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このようなコンディションの御池岳を見ることができるのは、数年に一度しかないのかもしれない。
山の神様、ありがとう。

名残惜しいけど撤収限界タイムの14時を過ぎたので下山する。
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もっと居たいけど、小浜あたりで低気圧が出来て風も強くなってきているのです。
みんな名残惜しそうに何枚も何枚も撮影して、この景色を自分のお土産にする。

テーブルランドの縁から北を見ると真っ白な霊仙山の右に雲を被った伊吹山。
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標高差319mを下って・・・踏み抜く!(-_-;)
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これ疲れるんよ

標高差152mを登る
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でも、「のりこ」の動きがおかしい。
「ひょっとして疲れがピークを迎えた?」「いや・・まぁ・・」
やっぱりテーブルランドまで行かせたのはシゴキやったなぁ。
「おーい!みんなで手分けして「のりこ」の荷物を持ってあげよう!空身で峠まで登らせよう!」
「そんな!甘えられません!」と、のりこが抵抗する。
でも、これ以上遅くなると闇下確定だし、遅くなって天候急変で全員が低体温になるようなことは避けたいので、ここは大人しく言うことを聞いてもらう。
「あ、俺、彼女のザックそのまま担ぐから」とIS君。
彼は、いつものように60L縦走ザックに18kgくらいのボッカトレしている。そこに、のりこのザックをプラスしてご満悦。
山行能力を高めるためのトレーニングができるなら嬉しい人なのだ('◇')ゞヨッ!

で、白瀬峠まで順調に登って、IS君「下山までザックこのまま行くわ。」とニコニコ顔。
んじゃ、よろしく('◇')ゞ

15:25白瀬峠か・・・ここから林道に出るまで2時間かかるのよ。
最悪15時に白瀬峠出発と思っていたので25分遅れ。

日暮れに間に合わないかも?でも、もう、それを取り返そうとするよりも、怪我無く、無事に下山させることが大切。

アイゼンは、のりこに合わせて履いたまま。
登山道凍結の可能性が完全になくなる子向井山を越えてNo.204鉄塔手前にする。

東向き斜面のトラバース道は日が陰って雪が固い。
木和田尾から子向井山への登山道は、やはり凍っていてアイゼンが食いついてくれた。

予定通り、限界までアイゼンをつけっぱなしでNo.204鉄塔手前まで進んだ。

鉄塔の向こうに夕日でピンクに染まる伊吹山。
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振り返ると鬼っ子たちが暮れてきた木和田尾から見送ってくれていた。
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ギリギリ、ヘッデンなしで辿り着いた獣害対策フェンス・・・・
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暗くなると老眼は見えにくいっす(~_~;)
でも植林から出たら、まだ残照があって明るかった!

ちょっと、目標設定を高くしすぎたけれど、
のりこ!これ以上シンドイのは当分ないよ!

(たぶんね('◇')ゞ

山行日:2021年1月18日
嫁さんと二人:公開山行
(見学:IS、UH、のりこ)

ピストン

アイスバーン
アイゼン
直登
バリ
HYOUKOU
距離:12.0km
沿面:12.57km
所要時間:9時間26分
(うち昼食24分)
累積標高:プラスマイナス1448m
最低標高:181m(駐車地)
最高標高:1176m(テーブルランド)


伊賀自宅5:50
MAP
7:35藤原簡易P8:05
8:16木和田尾巡視路登山口
8:40鉄塔205 8:46
9:32小向井山
10:30白瀬峠・頭陀ヶ平分岐
11:23白瀬峠11:43
(アイゼン装着)
12:08真ノ谷12:32
(昼食24分)
13:40テーブルランド14:08
(徘徊28分)
14:45真ノ谷
15:25白瀬峠
15:54白瀬峠・頭陀ヶ平分岐
16:26小向井山
16:50 R204 16:53
17:21木和田尾巡視路登山口
17:32藤原簡易P
2021-01-18 13-10-02 (4)
| 山登り::鈴鹿山脈 |
| 05:16 PM | comments (0) | trackback (0) |

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