湖北:白倉岳ハイキング(奥山まで)::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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平成24年3月21日水曜日に行われた師匠主催の山行レポートです。

白倉岳と言っても同じような山名(白倉山含む)が各地にあるようだが、今回は滋賀県と岐阜県の県境にある山。金糞岳の西に寄り添う山といったほうが分かりやすい。
計画では東俣出合(高山キャンプ場)から花房尾を登り、ピストン。
もっとも諸事情より出発が遅い山行なので最初から白倉岳に到達できないことは折り込み済み。14:00をタイムリミットとして奥山(1056.6m)を目指す。
山行メンバーは、師匠と「とっしゃん」、そしてつばや五代目嫁の三名。この文章を書いている私:五代目は参加せずに店番をしていた(-_-;)#先日、一人で仙ヶ岳に行ったから嫁さんの順番なのです。
伊賀市のつばやを出発した一行は滋賀県の名神:八日市ICより北陸自動車道:長浜IC下車。東に進路を取り、その後は県道264号線を北上。草野川発電所を通り越し「滝と渓流の高山キャンプ場」に到着したのは9:50を近くだった。
急いで山行準備をして高山キャンプ場を出発。

橋を渡り右手の鉄塔の方へ進んでいくと花房尾コースの登山口。

マムシ注意!の看板は倒れそうで何だか痛々しい。

それにしても雪が無い。今シーズンは寒かった割に2月3月の降雨量が多かったせいで冬山の賞味期限が短いようだ。暑がりな私にとっては残念極まりない。

登山口に入って二次林の溝道の登山道を行けば・・・本人がブログでカミングアウトしているが・・・忘れ物をした方が1名。メンバーに先にボチボチ行っておくれ!と言い残して忘れ物を車に取りに戻って、やってきたかと思えば「あ!」とさらなる忘れ物を思い出して取りに戻ったらしい。アルチュ(う)ハイマーが本格化しているなぁ(´∀`)つ
先日の御在所の時もデジカメを車に忘れて写真撮れずだったしなぁ(゚∀゚)アヒャ!ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ!
ご要望通り冷やかしておきました!(^ω^)

そんな忘れ物の王者に後ろ髪をひかれ・・・
実際は登山道は倒木のヤブに阻まれる。

倒木を避けるために進路をスムーズに歩かせてもらえない。
荒れてますなぁ(^o^;

ちなみにこの日は寒風吹きすさむ晴天。伊賀を出発する際は小雪が舞っていたほど冷え込んでいた。
P587手前に来てやっと山の地肌が見えなくなり、登山道の上で雪が白く繋がった。ここでワカンを装着。

あれ?師匠もアルミワカンじゃありませんか?

赤い紐のアルミワカン三人衆となってひたすら広い尾根を登っていく。
秋はクリタケがいっぱいありそうな予感のする二次林だなぁ!

振り返れば草野町方面が下に見える。

目線をあげると琵琶湖に竹生島が浮かんでる。

比良山系も見えたが写真にはうまく写らなかったもよう。

いい感じの二次林をワカンで登っていく。

スキーやスノーボードで降りてくるには良い感じ!

ワカンを装着して約20分。昼飯時に近づいてきたので眺めのよい場所で行動食を各自で食べた。
ただし、風がめっぽう寒かったので風を避ける場所を各々で見つけて食べていたために他のメンバーが何を食べていたのかトンと分からない(^o^;
右手立木の向こう側に伊吹山が見える。

黒いブロック状の植林の尾根は鳥越峠の東尾根か?左端の山は貝月山?
これで風が微風なら言う事なしなんだけどね!(^o^;

小腹も満たされ尾根歩き再開。

おだやかな明るい尾根をタラタラとハイキング。

いつもはテクニカル(スリリング)な試練を山行に含ませる師匠だが今回の趣意は「のんびり」?

(上の写真は師匠提供)
のんびりな山が物足りない「とっしゃん」が先頭を歩く。

「なーなー!この上を登ったら目的地かも!」と歩調を速める。

驚異的な身体能力で他者を寄せ付けず丘を登り終えると!

P979の手前。まだまだ奥山はさらに先でした!(^o^;
やっと東谷俣川を挟んだ対岸の尾根に鳥越林道を下に見る。

伊吹山も大きく見えてきた。

標高1000mをやっと越えて一際白い山が右手前方に見えてきた。

金糞岳・・・この山名についてはwikiを参照
そうそう、ネットで金糞岳遭難記というのを見つけました。
谷ルートはヤバいらしい(^_^;)
でも、フラフラっと迷いこんで遭難はしちゃダメです(^o^;

さらに登るのだが、

もうタイムリミットの14:00まであと30分!

おおお!奥山到着だ!真っ白な双耳峰のような山の右手が金糞岳で左のピークは白倉岳。

進路をそのまま行けば

痩せた尾根の雪庇の向こうにP1075

白倉岳は遥か彼方。

本日の山行はここで打ち切り引き返す事になった。

引き返す前にここで大休止。
師匠お手製『具沢山』野菜スープをいただく。

パセリのみじん切りが仕上げに散らされて美味しさ抜群。
風が吹き抜けて寒さ炸裂で食べたスープの味は忘れられない味です(嫁さん談)

スープは暖かかったのだが寒いのでそそくさと下山開始

来た道を戻るので自分たちのトレースはあるものの、下れば下るにつれて雪がどろんどろんに腐っていて、時折雪を踏みぬいて落とし穴に足を突っ込む。

自分の右足のワカンを左足のワカンで踏んづけて正座するように倒れこむこと数回。その都度メンバーの笑いを誘う。

太陽が照って風の当たらない場所ではトレースの雪が解けて識別不能になっていたりして踏み抜いて歩きにくかったらしい。

6時間の山行を終えて駐車場に戻り下山完了。

ここで師匠が一言。
「フキノトウ無かったなぁ。フキノトウあると思ってここに来たのになぁ。帰りに道の駅か物産所に寄っていい?」
え?フキノトウが食いたくてこの山の山行をしたのかいな!?Σ(゚д゚lll)ガーン!

で?師匠?白ワインを山の上まで持って上がって、飲まずに持ち帰ったの?(;^ω^)
やっぱアルチュ(う)ハイマーやなぁ(-_-)
私と一緒でんがな!(;・∀・)う・・・


歩行距離:8.823km(沿面:9.062km)
所要時間:6時間
累積標高差:プラスマイナス835m

7:50つばや出発
9:50高山キャンプ場10:04
10:40 小休止P464m 10:48
11:11ワカン装着(P587手前)11:24
11:46大休止(行動食)12:02
12:43小休止ca.897m12:50
13:11通過P979
13:19小休止ca.1000m13:25
13:32奥山山頂(大休止)14:12
14:23通過P979
14:53小休止(ca.724m)15:01
15:17通過P587
15:35(ca.447m)15:40
15:53(ca.332m)15:55
16:01高山キャンプ場

うちのデジカメPENTAXのOptioW90・・・今回の山行でこんな写真しか撮れなくなってしまいました。

W90についてはhttp://blogn.tsubaya.com/index.php?e=196の最後でも述べていますが、昨年の夏にレンズカバーに傷が入って逆光撮影に問題が出てしまったので、私用はニコンのAW100になって、W90は嫁さん専用機になっていたのです。
そのW90・・・・こんな姿で帰宅したのです。

嫁さんの話によると今回の奥山山頂で気づいた時にはこうなっていたらしいです。
どうやらレンズカバーをワカンの爪で踏んづけてトドメを刺してくれたらしい・・・
レンズカバーの修理価格は以前に見積もりを取っているので知っているのですが17000円オーバー・・・ニコンの新しい防水デジカメなら12000円以下だもんなぁ(´Д`)
防水スマートフォンを嫁さん用に買ったばかりだから、しばらくはスマホで撮影しててもらおう(-_-;)
| 山登り::滋賀県の山 |
| 12:43 AM | comments (1) | trackback (0) |

コメント

予想よりも、小生に対する罵詈雑言は穏やかで
テゴコロ加えていただいてアリガトー!

おまけに、後頭部もサリゲナク若返らせてくれて...(^^)b

しかし、ワカンと耳当て、別々に取りに戻ったので
20分はタイムロスしました...自慢じゃないケド

にもかかわらず、フキノトウだけは忘れなかったのは
それって、要介護の我が母とおんなじじゃありませんか(><)
| 伊賀天幕番 | EMAIL | URL | 2012/03/23 08:14 AM | AtAN/LYw | 保留中コメント:0件



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