仙ヶ岳:周回(仙鶏尾根~小社峠)::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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3月に入って山に登ってないよな・・・
....3月5日は雨で嫁さんとお買い物をしてきた。
....3月12日は雨で嫁さんと映画をみてきた
来週の定休日は「春の彼岸」で休み返上=営業
其の次の定休日は子ども達との約束が・・・
いったい、いつ山に登れるんだ?

(登った日:2012年3月15日単独)
朝から悶々としながら「せえくろ餅」をつくり、突然思い立った!
「やはり山へ行こう!」

実は昨日のうちに他の仕事の段取りを済ませてあったので今日は店番くらいしか仕事が無い。
と、いうわけで嫁さんに店番を頼んでザックを車に放り込み「いってきまーす」

行き先は、臼杵岳も思いついたのだが少しでも新雪の可能性がある仙ヶ岳にした。
この山はアプローチも我が家から近い。それに960mの低山ながらコースも変化があって大好きだ。
思い起こせば2010年から2年の間に5回も登っている!
1.遭難しかけた仙ヶ岳&宮指路岳
2.短時間で登る仙ヶ岳:仙鶏尾根
3.リベンジ!小社峠~仙ヶ岳
4.滋賀県側の田村川上流より仙ヶ岳新周回コース?
5.紅葉が綺麗!仙ヶ岳(961m-4回目):南尾根~白谷
今回は6回目(^_^)

小岐須渓の大石橋を目指して山の家付近にやってくると、工事中の看板?
通行止め?でも3月10日までの工期だと書いてあるからもう終わってる!看板を撤去するのを忘れたの?とズンズン奥へと車を走らせる。ここに最初に来たときも工事してて、山の家からすごく歩かされたよなぁ・・・と過去の事を思い出しながら車を走らせていたら、大石橋の向こうで工事してるやん!(-_-;)

車を大石橋のたもとにある駐車地に止めて、工事現場を拝見。
谷側の法面が崩れたのか?法面と路面を重機を使って直している。
どうやら予定の工期より長くなったらしい。通れるか?と伺うと、もう少ししたら重機を移動できるが、今すぐでも徒歩ならOK。と、いうことなので登山準備をしに車に戻る。

車の荷台には!ジャジャン!

今回は車に自転車を積んできたのだ!

今日は、ここから登山口までは林道を奥まで歩いて行って山を周回して、同じ登山口へ降りてくる。ならば自転車があれば楽やん!d(´∀`)b
今回のような状況のためにマウンテンバイク(なんちゃってMTB)を買っていたのだ!(´∀`)ノ

おっしゃ!いくで!と自転車にまたがって・・・アカン。
工事現場は自転車担いで乗り越えな!(-_-;)重い

(工事現場を通りすぎて振り向きざまに撮影)

ささ!さっそうと!自転車!・・・アカン、林道の降りは少しだけやった!
あとはずっと上り坂や!(~_~;)
まぁ帰りに楽できるけど(~_~;)

結局、以前に歩いてきた時と同じコースタイムで林道終点付近にさしかかる。

おや?もう、お昼やん。
路端に放置されていた丸太ん棒に座りカップ麺と嫁さんが握った握り飯を食べた。
お湯をカップ麺に入れていると雪がチラチラと落ちてくる。レインジャケットを羽織っての昼食だ。

食後、自転車を押して林道を歩く。程なくして林道終点の登山口。
自転車をデポして小社峠への登山道を行く。

毎度おなじみの渡渉場所。前にここにタラノキがあると書いたがこれは本当にタラだろうか?ハリギリのようにも見えるが背が伸びないならタラノキだろう。

植林帯に入り右に沢を見ながら歩くと足元に穴が開いていた!穴を覗くと沢が見えている!危ねー(-_-;)
去年の春に鹿が死んでいた沢を渡渉して、左に沢を眺めながら山腹道をテクテク歩いて行く。

と仙鶏尾根分岐にやってきた。

仙鶏尾根分岐を左に折れて沢に下っていく。

(写真は降り立った沢から上流を撮影)
溝のような樋のような流れの沢を渡渉して坂道を登っていくと

山腹道から溝道になる。

とても歩きやすい整備された道だ。ガイド本にもこのルートはあまり紹介されていないようにも思う。

植林のための道にしては非常に綺麗に思える。
古くから人がよく歩いたみちなんだろうか?・・・ひょっとして野登寺へのお参りに?と昔のことに想いを馳せる。

やがて左手の下の方に沢がある山腹道を歩く。
時折、虎ロープが水平にフィックスされている。

山側から雨水が流れこんでくる支流があると足元が崩れ落ちて道が無くなっているからだ。
濡れていても意外とフリクションのある足場なので、ゆっくり慌てずに歩けばロープ無しでも大丈夫だけど、あるほうがいいなぁ。でも凍っていたらアイゼン付けるだろうな(^_^;)

沢に一旦降りたかと思えば右手の斜面に虎ロープが斜め上に駆け上がっている。

ここを登りなさいということだ(^_^;)



登って支尾根に取り付くが、しばらく行くとまた左手の沢に降り立つ。

どうやらここから植林帯を登って仙鶏尾根に出るようだ。

雪がたっぷり残った植林帯を細かくジグザグ登っていく。

仙鶏尾根に到着。
今登ってきた植林帯を見下ろす。

ここまで登山口から小一時間といったところ。

でも、この日の尾根は突風が吹き荒れていて無茶苦茶寒い。

羽織っていた薄手のフリースジャケットを脱いでレインジャケットを着こむ。フードも被って風対策をする。
岩場を一つ登ってみたものの、ここからの日陰は凍っているかも?とアイゼンも装着。

新雪の雪が残っていて、ええ感じやん(´∀`*)

尾根の先端に登って振り返ると野登山や伊勢湾が見える。

でも、突風で寒い!(;´∀`)いやや~

天気は良くなったんやけどなぁ
あれ?雪も氷も何もないやん!アイゼン・・・でも県境稜線まで行くと絶対凍ってるやろうから・・・
片付けるのも面倒くさい!このまま行け!(^_^;)

観光名所に到着。

仙ノ石です。
仙ノ石の横の岩の上からの眺め

手前の尾根は仙ヶ岳南尾根。奥に見えている右から連なる稜線は御所平から臼杵山方面

もちょっと右を向くとヨコネが見える。

ヨコネは時間の都合でまだ登ったことがない。

砂塵と雪を巻きあげて突風が東峰(仙ヶ岳は双耳峰)からこちらに向かって吹いてきた。
岩の上に居るとヤバいくらいの突風!アタフタと西峰(山頂)に向かう。

15分で山頂に到着。

日当たりの良い場所だけに雪が無い?(~_~;)
アイゼンどうしよう・・・

とりあえず記念撮影。
仙ヶ岳南尾根はご覧のように北西面は雪が残ってます。

そうそう、左の上にチョコンと仙ノ石が乗ってますが小さい画像では分からないと思います。
以前に嫁さんと鎌ヶ岳に登ったときに山座同定をしていたオバサンが、鎌ヶ岳から仙ノ石が見えていると説明されていましたが、仙ノ石ではなく、この南尾根のP1の出っ張り(画面中の突起)ですよね(-_-;)

宮指路岳・鎌ヶ岳・御在所方面はいつ見てもいい眺め

ズームアップすると御在所山頂も見える。

少し県境尾根を降りた所でやっと綿向山がくっきり見えた。

尾根に雪庇が見えるがまだたっぷり雪があるのかな?
綿向山から右に視線を移すと清水の頭から雨乞岳


一方、私の足元は吹き溜まりに20~30cmの新雪

でも風が当たる笹っ原はご覧のとおり。

それでも尾根の吹き溜まりは新雪

誰も足跡を付けていない雪!これからそこを通って降ります!
降りたあとを振り返ると逆光がイイカンジ

雪が無くなったなぁと思ってると小社峠でした

小社峠から降りていく道を見ると真っ白や!(´∀`)ノ

しかも少し凍っててアイゼンが気持よく刺さる。
急斜面を下ってしまうと雪は溶けてドロドロ(-_-;)
アイゼンを脱ぐ場所を探しながら歩いて行くが、歩く人間が少ないのか?アセビの低木が育ってきていて道が藪ってきている・・・それに2箇所ほど赤テープ(マーキング)が不明瞭で、私が前に道迷いしたような植林の印と紛らわしいところがあった。初めての人だと迷うかも?(-_-;)

水量のある沢があった!

ここでアイゼンを脱いでついでにアイゼンを綺麗に洗う。
あとは水平路ばかりや。レインジャケットも脱いでフリースに着替える。
おお!マンサクの花が咲き始めた!?

春やなぁ!


アイゼンを外した場所から10分足らずでアライ谷分岐看板のある沢を渡渉。

5分ほどで往路で通った仙鶏尾根分岐ポイントに到着。

さらに10分足らずで登山口に置いてきた自転車と再会!
よくぞ無事に待っていてくれた!(´∀`)
#店の前に停めてあった嫁さんの赤いマウンテンバイクが盗まれるだなんて・・・(T_T)
ここからチャリンコに乗ると、ペダルを漕ぐとスピードが出てトンでもなく恐ろしいことになる。

ハンドルにぶら下げている白いビニール袋は昼メシに食べたカップ麺などのゴミです(^_^)
下りっぱなしですから思いっきりスピードが出て怖い怖い(~_~;)
でも、鞍部の立派な橋の所まで来ると状況は一変して上り坂一辺倒!Σ(・∀・|||)
はーはーぜーぜー息切れしながら舗装路の植林帯を登っていくと誰も停めていない駐車場を通り越し、工事現場。
また自転車を担いで?と思っていたが工事は一段落したみたいで重機は撤収待ちでバリケード近くに移動しているし、工事のお兄さんたちが居ない。15:20過ぎだけど、もう帰ったの?と思ってたらバリケードの向こうでトラックに乗って発進するところだった。明日(3/16)から舗装の仕上げだろうか?
自転車のオカゲで林道の帰りは歩くと30分かかるのを10分!約1/3の時間で帰ってきた。

いきなり思い立っての山行だったが、子ども達や一般登山道を歩きたい人にとって良いハイキング道に出会えたと思った。
仙ヶ岳の三重県側は大人しく良い道が多いなぁ!

コースタイム

11:35駐車地11:41
自転車
12:01昼食ca.440m12:17
12:21登山口(自転車デポ)
12:34小社峠・仙鶏尾根分岐
13:16仙鶏尾根
13:25ca800mアイゼン装着13:32
13:37タカノス分岐(通過)
13:54仙ノ石
14:09仙ヶ岳山頂14:11
14:28小社峠
14:42ca.636m14:51
14:59アライ谷出合(通過)
15:04仙鶏尾根分岐(通過)
15:12登山口(自転車ピックアップ)
自転車
15:23駐車地

総合計距離&タイム
距離:8.012km(沿面:8.338km)
所要時間:3時間40分(昼食16分含)
累積標高プラス916mマイナス916m

自転車(大石橋~登山口までを往復)
距離:3.627km(沿面:3.71km)
所要時間:50分(昼食16分含)
累積標高プラス283mマイナス283m
(往路24分/復路10分...徒歩30分)

歩いた距離4.385km(沿面:4.628km)
所要時間:2時間50分
累積標高プラス633mマイナス633m
| 山登り::鈴鹿山脈 |
| 12:20 AM | comments (0) | trackback (0) |

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