霧の中だよ御池岳(T字尾根~伊勢尾周回)::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記

霧の中だよ御池岳(T字尾根~伊勢尾周回)
嫁さん:「最近アンタばっかり山に行ってない?」
私:「そやな・・・そーかもな!」
嫁さん:「わかってる?」
私:「わかった!わかった!今度の山行オマエが行ってきぃな」
嫁さん:「当たり前やん。長男の入学前検診連れて行ったてな!」
私:「ふわーい」←この腹いせに昼メシはガッツリ松の家だった!

ちゅーことで、今回は嫁さんが師匠の山行で御池岳に行ってきた。

今回コースはT字尾根を登ってテーブル台地を見物し、伊勢尾を下ってくるという周回コース。
このコースは師匠の山行ジャンルでは【一般コース】になっているが、普通の人ならバリエーションルート。
良い子達はマネしないでね!
しかも、今回は天気の回復が遅れまくって快晴のはずが一日雲の中。バリルート&テーブル台地を徘徊するのに、コンパスを持たないで行くと必ず遭難します!あぶないよ!(GPSを鵜呑みにするのも怖いよ!壊れていたり狂っていると・・・おお!怖っ!)

ね?師匠?
今回の山行ルートのアプローチは滋賀県東近江市君ヶ畑町から御池川に沿って北上した場所にある御池橋が起点となる。
この御池橋を渡った先がT字尾根の取り付き点と伊勢尾の終了点なのだが橋を渡ってしまうと川に降りるのに苦労する。
だから、イキナリ橋の手前で河原に降りて渡渉する事から山行が始まる。

それが、前日の雨で、河川が増水して渡渉に苦労するのでは?と、いう師匠の予測に基き、嫁さんは、初めての長靴山行。長靴部隊は総勢3名。

(全隊6名)
長靴だと安定性に欠ける。そこで師匠は紐を持参して嫁の長靴に紐をくくり付けて対応。


いざ、出発!
予想に反して御池川は増水しておらずゴアテックス入りのミッドカットシューズで濡れずに渡れてしまったのだ・・・


そして私の予想に反して渡渉後は、ゴロ谷を遡上せずにいきなりT字尾根に乗った。

(この日の師匠は朝の渋滞での時間の遅れを取り戻すため?)
尾根に乗ったらセオリー通り。

P889→P918→P967を結ぶ。








これから登るテーブルランド方面・・・おそらくボタンブチの直下のガレが白い場所。テーブルランドは霧の中・・・というより雲の中。

当初はテーブルランドで昼食?と考えられたが意外にも風が吹いていたので、P967を降りた鞍部で風除けになる場所を探し、落ち葉の上での昼食となった。

この日の昼食は「豚汁」。各自が持ち寄ったオプション具材にキムチや中華麺があったので色んなバリエーション鍋に化けるはずだったのだが、第一回豚汁&ウドン終了後に「あかん!時間切れや!今日の豚汁はここまで!」と師匠は撤収宣言。各自はヒモジイ気持ちで箸を囓りながらザックを背負う事になった。

昼食後の鞍部からの登り返しは、いつもキツイと思うのだが、

御池岳テーブルランド直前は本当にキツイ。

長靴だと尚更?

もうちょっと!

ついた!でもガスで何も見えない!

なーんもみえへん。


実はうちの嫁さんは今年の初春にスカっと晴れた雪の残る御池岳をコグルミ谷~鞍掛峠の周回コースで歩いている。でも、今日はガスの中。
景色は霧で見えないし、近くが見えても水墨画の世界。

当初予定では御池のテーブルランド西縁(へり)=ボタンブチから西ボタンブチを歩いて、最短でヒルコバへ向かうハズだった。だが、五里霧中で濡れているヤブに突入するのも何だかなぁ・・・だったので、赤いテープ印と踏み跡を辿って安全策の観光コースを歩く。(でも見霧で何もえない)
そのコースとは、ボタンブチ→天狗の鼻→御池岳(丸山)山頂→鈴北岳山頂→ヒルコバという御池岳ゴールデン観光コース。

ボタンブチに到着したとき、ピチピチ全身タイツ状態で映画「岳ガク」に出てきた小栗旬が着ていたようなジャケットの山ボーイ達に出会った。彼らはデカイ鍋に野菜やソーセージを入れ、ポトフのような山御飯をマメに作っていた。うちのオバサマ・メンバーが、フレンドリーに声をかけた。
オバサマ:「(その格好で)何処の岩登ってきたの?」
山ボーイ:「え?岩ぁ?そんなのムリですぅ。皆さんと同じ所から登ってきたんだと思いますけど?」
オバサマ:「え?同じじゃないわよぉ!私たちは御池橋からだから!」
山ボーイ:「え?????」
オバサマ:「・・・・・じゃーねー!」
山ボーイ:「・・・・・・」

なーんや!格好だけかいな!

とブツブツ言いながら踏み跡を辿っていくと、今度は御池岳山頂手前で品の良いオジサマ一人にオネー様方の5人(?)パーティーが休憩?ルート確認?していて、こちらに声をかけてきた。

オジサマ:「何処から登ってきました?」
オバサマ;「T字尾根からです」
オジサマ:「てぃーじ?お?ね????」

どうやら、いっぱい?マークの様相。
それもそのはず、T字尾根などという案内板はテーブルランドに一切無い(はず)。

オバサマ;「一般道じゃなくてバリルートなんですぅ」
オジサマ:「あ?・・・ば?ばり・??」と困り果てていた。

さらにオジサン、もう聞かないで立ち去ればいいのに・・・

オジサマ:「そ、そうですか・・・で、何処の下山ルートで降りるのです?」
オバサマ:「ヒルコバから伊勢尾を降りるんやけど?」
オジサマ:「???????」・・・・あらら・・・

オバサマ:「あ~私たち降りるところが違うから、着いて来ちゃイケナイわよ」とオバサマが親切心で言ってあげた。
そうしたらやっとオジサマは自分のしなけばならない答えに気づいた。

オジサマ:「お先にどうぞ」・・・ドン引き状態で道を譲ってくれた。

テーブルランド名物のドリーネの池を見物しながら草原をテクテクあるく。



メンバーの一人が「私、前にここのドリーネの草を踏みぬいて、落とし穴に落ちたことがあるのよ!その底が沼になっていてドロドロで脱出できなくて大変だったのよ!ストックを持っていたら首に刺さっていたかもしれないって!危なかったわ!」とニコヤカにご自身の恐怖の体験談を聞かせてくれた。そこかしこに落とし穴があるんだ・・・

鈴北岳も立ち寄ったが何も見えずに「ふーん」と通りすぎていく。


いちおう目印かな?と写してみるがあちらこちらに看板があってかえって混乱。

晴れていれば爽快な草原歩きのハズが、前日の雨のせいで鈴北岳からヒルコバへの下山路がドロドロのグチュグチュ。

(これはドリーネの池ね)
そしてヒルコバの鞍部に降りる所が急斜面で更にヌルヌルドロドロ。

その挙句にヒルコバから伊勢尾への接続部分の急斜面をトラバースしていくのがまぁ大変!

掴みどころの無い「急」な斜面を横移動で渡っていくのだが、踏み込むと落ち葉の堆積したものがズズーーーっとゴッソリ落ちて、真っ直ぐトラバースできずにズリズリ落ちながらのトラバース。
しかも伊勢尾に取り付いた!と思ったら、その手前の支尾根に間違って乗っていた!
慌てて支尾根を引きかえして、先に見えている伊勢尾らしき尾根に向かうが、長靴を履いた両方の踵の靴ズレが限界を越えた!もう踏ん張りがきかなーい!!
「も~アカン(T_T)ちょっと止まってぇ~!靴ズレにバンドエイド貼らせて~!」
分かった!もうちょい登って足場のマシな場所においで!
泣き泣きで登って靴下を脱ぐ。仲間がバンドエイドやテーピングを各自のザックから取り出し、治療を手伝ってくれた。(ありがとう!感謝です!)
なんとか靴ズレ応急手当が終わって、急斜面トラバースを続行。

すると今度こそ伊勢尾の主尾根に乗った。
伊勢尾は比較的ゆったりした尾根道で見通しの聞かない霧の日はウカウカしていると方向を誤って違う支尾根に降りそうになる。
伊勢尾歩きはP894→P838→P806を地図上でトレース。

この途中でちょっと嬉しい御土産もGETすることが出来た。




P806からは南西の尾根を降り、

御池川へ降り立った。ここでも長靴は真価を発揮することはなかった。
(T_T)バカぁっ!

渡渉の後は、土手をよじ登り林道に。

そして5分ほどで歩いて駐車地に戻った。

スタートが遅れぎみだったので日没下山か?と心配したが、リーダーの適切な時間配分のオカゲでヘッデンを使うこと無く安全に降りることが出来た。感謝。


2011年11月7日
距離10.1km(沿面12km)
標高差:プラス・マイナス1517m
所要時間:6時間6分

9:55駐車地10:13
11:03 P889
11:16 P918
11:39 P967
11:45 鞍部にて昼食12:35
13:05テーブル台地
13:26ボタンブチ13:34
13:44御池岳(丸山)山頂13:46
14:18鈴北岳山頂
14:42ヒルコバ
14:57徘徊&靴ずれ治療15:16
15:27 P894
15:37 P838
15:52 P806
16:15御池川渡渉
16:21駐車地


バリルートだからね!
| 山登り::鈴鹿山脈 | 11:04 PM | comments (2) | trackback (1) |

コメント
お鍋に中華麺入れる時間がなくてスンマセン

もうパワーガス持って行かないと、鍋は楽しめない季節になりました
| 伊賀天幕番 | EMAIL | URL | 2011/11/09 05:38 PM | dKqd.oIg |

中華麺が返品されたおかげで、毎日朝からラーメン!これはこれで美味かったので嬉しかったりする!(もう昨日食べきった)

ラジャ!野外調理用にガスを寒冷地用に切り替えですね。私も師匠お手製の美味しい豚汁やミネストローネを山で食べたいなぁ!餅を焼いて入れると美味いですよね!
| 五代目 | EMAIL | URL | 2011/11/09 10:45 PM | RkWOqosk |



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鈴鹿 御池岳 T字尾根から伊勢尾
ひさしぶりに御池岳へ行く いつもどおり御池川から

3年前は沢装備でゴロ谷を奥まで詰めてゴルフ場のようなテーブルランドを歩いてからアザミ谷を下った
http://blogs.yahoo.co.jp
| 伊賀遊歩人 | 2011/11/09 08:43 AM |

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