2011,04,08, Friday/五代目
さる3月28日(月)・・・嫁さんの実家のご両親にリードしていただいて大阪府最高峰の金剛山に登ってきた・・・
「こんごうさん」正確には色々と語弊があるようだ。
そもそも金剛山という山は無く、金剛山と呼ばれているのは金剛山域。その山域は修験道の開祖役小角(役行者)が修行した山域らしい。
その山域最高峰が標高1,125m。この頂は、葛木岳の山頂だが、この場所は奈良県御所市だ。
なので金剛山最高峰1125mは大阪府最高峰ではない。(奈良県最高峰は八経ヶ岳(八剣山)1915m)
また、この1125m地点は葛木神社本殿の裏山で神域。
一般人は立ち入ることはできない。
便宜上、国見城跡の広場が山頂扱いされているのだが、標高は1080m(?)に過ぎない。
この他、金剛山地には、この他に湧出岳1,112m、大日岳1,094mのピークがある。(いずれも奈良県内)
で、肝心の大阪府最高地点は?
これは金剛山地にあった。大阪府最高標高地点は1,056m。その地点はこの山の中腹にある。
場所は金剛山ロープウェイの山頂駅から北東の県境。
なのでいちおう金剛山に大阪府最高地点があるのだが、山名のある山頂という訳でないので大阪最高峰とは言えない。
ちなみに大阪府最高峰は大和葛城山959mである。
さて、登山だ。
2011年3月28日(月)・・・千早川沿いに車を走らせるが10時前という時間だが沿道駐車地は満車。
平日・・・しかも早春お花畑の山というわけでないのに?!
これが金剛山という山なのか!?
府営駐車場に車を駐車。600円也
子どもたち(長女7歳&長男5歳)に山登りの準備をさせて自分も靴を履き替えた。
10:08駐車場を出発した。
百ヶ辻から舗装林道の念仏坂を伏見峠ルートで進み、10:22最初の水場の上(左手)にある山道に突入。
しばらくすすんだ先の分岐を右に入る。此処から先が寺谷ルートというらしい。
植林帯&沢沿いを登っていく。
途中何箇所か水場があったように思う。
崩壊地も巻き道で乗り越える。その途中でミソサザイの綺麗な歌声を聞くことが出来た。植林帯を黙々と登る。
標高1000mを超えると登山道に雪が混じりだした。昨夜(2011/03/27)降ったのだろうか?
暗い森ばかりだ。
11時を超えているのに暗い森では霜柱が健在
11:44文珠岩屋到着。
実はここ、同じメンバー+αで二度目の訪問。性懲りも無く「頭が良くなりますように!」と皆で祈願!
金剛山遊歩道に進んでしばらく行く
と右手に葛木神社ですが前回訪問しているので今回はパス。
直進して鳥居へ下る坂道に差し掛かると、なんとアイスバーン。
筆者も尻餅を一回ついた。
こうしたときは起き上がろうとせずに滑り降りるに限る。
鳥居をくぐって右手の転法輪寺にも行かず、左に折れて売店方面へ行く。
「お腹へった~」の子どもたちの声が上がったので、金剛山登山回数一覧前のベンチ&テーブルを使わせていただく。12:00
今回のメニューは、鍋スープ(ストレートタイプ)に刻んできた白菜やシイタケなどをぶち込み、そこへウドンを投入。マッサラのスープだが鍋の「締めうどん」を再現。・・・でも嫁さんが肉気を持ってくるのを忘れた・・・(泣)
出来上がるまではコンビニで買ってきたニギリメシ。そしてバーナーをもうひとつ出して餅を焼く。
義父がビールを持ってきていたので分けてもらう。天気も良くビールが美味い。
昼食完了後は、国見城跡で記念撮影大会。13:18
その後、転法輪寺を参詣。13:25
そしてその裏手にあるブナ林を通って千早園地へ向かうのだが・・・
(長男の腰には安全確保の為に猿回しの紐を付けていた。)
ブナ林を見物していこうと葛木神社の裏手の山腹道を進む。
虎ロープがフィックスされてますが、私が担当していた長男!
腰紐付きでこのロープにぶら下がってくれるのです。
おかげで私が谷の下に落ちてしまいそうに・・・(^^;)
雪解け&霜柱解けの遊歩道は時折、ヌカルミドロドロ道。
14:16「ちはや星と自然のミュージアム」に立ち寄りトイレを済ませる。
この建物の前のテラスから大峰の山々が見えるとは!
子どもは前の広場で遊んでから展望台方向に進む。14:20
千早園地を抜けてダイトレを伏見峠まで行く。14:25
当初予定では久留野峠までダイトレ(紀見峠方面)へ進み、ロープウェイちはや駅へ進むはずだったのだが、その道中で・・・
「うーん、時間がかかり過ぎるなぁ・・・よっしゃ、ショートカットして降りよう!」と義父さん。
P1022を越えてお地蔵さんのある所で右折!14:47
尾根を降っていくのだがこれが激笹藪!
若干、雪が笹に乗っているので大人は歩きにくくて仕方がないという訳でないのだが・・・
子どもたちは・・・大人のすぐ後ろ=笹ラッセルの直後でないと子どもたちは進めない!(汗)
しかも尾根の降りはかなり急降下である。笹が少なくなって地面が見えているとドロドロ泥濘で滑って転びそうになる。
子どもたちに笹や草のある上を身体を横に向けて慎重に降りるように指示する。すると、転ぶこともなく急な坂道を降りていくのである。なかなかものもである。
急降下と笹藪を繰り返していると森の向こうに視界が明るくなる。
15:23おや?
索道?(ロープウェイ)の通り道?
ああ、なるほど、金剛山ロープウェイだ!でも、えらく索道が低い。
鉄塔の傍は搬器と地面がスレスレのようである。搬器が迫ってきていないから今は大丈夫だが、搬器が来たらブツかる!?
足早に索道の向こう側の植林帯に飛び込む。
その後は笹藪は無くなったが急降下の植林帯が続く。
しばらくすると簡易舗装の林道が前方に見えてきた。伏見峠ルートの念仏坂のようだ。
高度がかなり低くなったが念仏坂の沢に沿って平行に下っていく。百ヶ辻出合の直前で道が合流した。
そして16:07駐車場へ戻り、本日の山行は終了となった。
帰宅してダイトレの地蔵さんからの下山ルートを調べてみた。細尾根コース?で良いのだろうか?別名:ツンバ尾:地蔵尾根とも呼ばれているようだ。
植林帯を黙々と詰めるルートとは一線を画す難路の「笹藪コース」で面白かったが、雪の時期じゃないと行きたくないルートだと思った。
9:50府営駐車場
10:08駐車場出発
10:22寺谷ルート出合
11:44文珠岩屋
12:00売店前
13:18国見城跡
13:25転法輪寺
14:16ちはや星と自然のミュージアム14:20
14:25伏見峠出合
14:47細尾根コース分岐
15:23索道通過
16:07府営駐車場
細尾根コースに入った途端にGPS端末の電池切れ!(オレンジ線は電池切れ後の推測ルート)
私のは内蔵バッテリ仕様なので電池交換できず!残念!
下はGPS端末の電池が無くなってからの推測ルート標高(地図上のオレンジ線)
あ、そうそう!2月末に私は行くことが出来なかったのだが嫁さん&子どもたちが錫杖ヶ岳に登ってあるのです。そのレポは・・・ですが写真だけでも近日中にUPしたいなぁと思ってます。
「こんごうさん」正確には色々と語弊があるようだ。
そもそも金剛山という山は無く、金剛山と呼ばれているのは金剛山域。その山域は修験道の開祖役小角(役行者)が修行した山域らしい。
その山域最高峰が標高1,125m。この頂は、葛木岳の山頂だが、この場所は奈良県御所市だ。
なので金剛山最高峰1125mは大阪府最高峰ではない。(奈良県最高峰は八経ヶ岳(八剣山)1915m)
また、この1125m地点は葛木神社本殿の裏山で神域。
一般人は立ち入ることはできない。
便宜上、国見城跡の広場が山頂扱いされているのだが、標高は1080m(?)に過ぎない。
この他、金剛山地には、この他に湧出岳1,112m、大日岳1,094mのピークがある。(いずれも奈良県内)
で、肝心の大阪府最高地点は?
これは金剛山地にあった。大阪府最高標高地点は1,056m。その地点はこの山の中腹にある。
場所は金剛山ロープウェイの山頂駅から北東の県境。
なのでいちおう金剛山に大阪府最高地点があるのだが、山名のある山頂という訳でないので大阪最高峰とは言えない。
ちなみに大阪府最高峰は大和葛城山959mである。
さて、登山だ。
2011年3月28日(月)・・・千早川沿いに車を走らせるが10時前という時間だが沿道駐車地は満車。
平日・・・しかも早春お花畑の山というわけでないのに?!
これが金剛山という山なのか!?
府営駐車場に車を駐車。600円也
子どもたち(長女7歳&長男5歳)に山登りの準備をさせて自分も靴を履き替えた。
10:08駐車場を出発した。
百ヶ辻から舗装林道の念仏坂を伏見峠ルートで進み、10:22最初の水場の上(左手)にある山道に突入。
しばらくすすんだ先の分岐を右に入る。此処から先が寺谷ルートというらしい。
植林帯&沢沿いを登っていく。
途中何箇所か水場があったように思う。
崩壊地も巻き道で乗り越える。その途中でミソサザイの綺麗な歌声を聞くことが出来た。植林帯を黙々と登る。
標高1000mを超えると登山道に雪が混じりだした。昨夜(2011/03/27)降ったのだろうか?
暗い森ばかりだ。
11時を超えているのに暗い森では霜柱が健在
11:44文珠岩屋到着。
実はここ、同じメンバー+αで二度目の訪問。性懲りも無く「頭が良くなりますように!」と皆で祈願!
金剛山遊歩道に進んでしばらく行く
と右手に葛木神社ですが前回訪問しているので今回はパス。
直進して鳥居へ下る坂道に差し掛かると、なんとアイスバーン。
筆者も尻餅を一回ついた。
こうしたときは起き上がろうとせずに滑り降りるに限る。
鳥居をくぐって右手の転法輪寺にも行かず、左に折れて売店方面へ行く。
「お腹へった~」の子どもたちの声が上がったので、金剛山登山回数一覧前のベンチ&テーブルを使わせていただく。12:00
今回のメニューは、鍋スープ(ストレートタイプ)に刻んできた白菜やシイタケなどをぶち込み、そこへウドンを投入。マッサラのスープだが鍋の「締めうどん」を再現。・・・でも嫁さんが肉気を持ってくるのを忘れた・・・(泣)
出来上がるまではコンビニで買ってきたニギリメシ。そしてバーナーをもうひとつ出して餅を焼く。
義父がビールを持ってきていたので分けてもらう。天気も良くビールが美味い。
昼食完了後は、国見城跡で記念撮影大会。13:18
その後、転法輪寺を参詣。13:25
そしてその裏手にあるブナ林を通って千早園地へ向かうのだが・・・
(長男の腰には安全確保の為に猿回しの紐を付けていた。)
ブナ林を見物していこうと葛木神社の裏手の山腹道を進む。
虎ロープがフィックスされてますが、私が担当していた長男!
腰紐付きでこのロープにぶら下がってくれるのです。
おかげで私が谷の下に落ちてしまいそうに・・・(^^;)
雪解け&霜柱解けの遊歩道は時折、ヌカルミドロドロ道。
14:16「ちはや星と自然のミュージアム」に立ち寄りトイレを済ませる。
この建物の前のテラスから大峰の山々が見えるとは!
子どもは前の広場で遊んでから展望台方向に進む。14:20
千早園地を抜けてダイトレを伏見峠まで行く。14:25
当初予定では久留野峠までダイトレ(紀見峠方面)へ進み、ロープウェイちはや駅へ進むはずだったのだが、その道中で・・・
「うーん、時間がかかり過ぎるなぁ・・・よっしゃ、ショートカットして降りよう!」と義父さん。
P1022を越えてお地蔵さんのある所で右折!14:47
尾根を降っていくのだがこれが激笹藪!
若干、雪が笹に乗っているので大人は歩きにくくて仕方がないという訳でないのだが・・・
子どもたちは・・・大人のすぐ後ろ=笹ラッセルの直後でないと子どもたちは進めない!(汗)
しかも尾根の降りはかなり急降下である。笹が少なくなって地面が見えているとドロドロ泥濘で滑って転びそうになる。
子どもたちに笹や草のある上を身体を横に向けて慎重に降りるように指示する。すると、転ぶこともなく急な坂道を降りていくのである。なかなかものもである。
急降下と笹藪を繰り返していると森の向こうに視界が明るくなる。
15:23おや?
索道?(ロープウェイ)の通り道?
ああ、なるほど、金剛山ロープウェイだ!でも、えらく索道が低い。
鉄塔の傍は搬器と地面がスレスレのようである。搬器が迫ってきていないから今は大丈夫だが、搬器が来たらブツかる!?
足早に索道の向こう側の植林帯に飛び込む。
その後は笹藪は無くなったが急降下の植林帯が続く。
しばらくすると簡易舗装の林道が前方に見えてきた。伏見峠ルートの念仏坂のようだ。
高度がかなり低くなったが念仏坂の沢に沿って平行に下っていく。百ヶ辻出合の直前で道が合流した。
そして16:07駐車場へ戻り、本日の山行は終了となった。
帰宅してダイトレの地蔵さんからの下山ルートを調べてみた。細尾根コース?で良いのだろうか?別名:ツンバ尾:地蔵尾根とも呼ばれているようだ。
植林帯を黙々と詰めるルートとは一線を画す難路の「笹藪コース」で面白かったが、雪の時期じゃないと行きたくないルートだと思った。
9:50府営駐車場
10:08駐車場出発
10:22寺谷ルート出合
11:44文珠岩屋
12:00売店前
13:18国見城跡
13:25転法輪寺
14:16ちはや星と自然のミュージアム14:20
14:25伏見峠出合
14:47細尾根コース分岐
15:23索道通過
16:07府営駐車場
細尾根コースに入った途端にGPS端末の電池切れ!(オレンジ線は電池切れ後の推測ルート)
私のは内蔵バッテリ仕様なので電池交換できず!残念!
下はGPS端末の電池が無くなってからの推測ルート標高(地図上のオレンジ線)
あ、そうそう!2月末に私は行くことが出来なかったのだが嫁さん&子どもたちが錫杖ヶ岳に登ってあるのです。そのレポは・・・ですが写真だけでも近日中にUPしたいなぁと思ってます。
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