御池林道から御池岳(T字尾根から伊勢尾周回)::つばや菓子舗五代目ブログ

つばや菓子舗五代目ブログ

五代目の四方山不定期更新日記
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

天候不良でずっと延期にしていた御池岳
やっと天候に恵まれて登ることが出来た。
20211107144430
山行日:2013年12月9日
ルート:御池林道(通称:御池橋P)→T字尾根→テーブルランド→ボタンブチ→御池岳山頂→夕日のテラス→ヒルコバ→鈴ヶ岳→伊勢尾→御池橋P

この日、林道御池線は路肩欠損で通行止め状態が続いているが自己責任で御池橋Pに到着(^_^;)
この先は崩土が積もりまくって車の走行は不可能。
天気予報では夕方から天候は下り坂ということだが持ち時間十分だ。
20211107141147
山行準備をして9:30に出発。
冬にしては風もなく温かい。
道を少し戻って橋を渡った所からT字尾根に取り付く。
20211107141143
日陰の斜面は凍っていて通過するのに少し緊張。
20211107141152
この場所から取り付く人は少ないようでヤブっている。
御池林道沿いに尾根を登るとヒノキの植林。
高度を上げると進路右手は植林だが左手ゴロ谷沿いは自然林。
20211107141201
随所にシカの寝床があったり、ヌタ場があった。
20211107141157
冬枯れの森、御池岳のボタンブチが樹間から見え隠れしている。
20211107141212
P918で北東に転進。綺麗な自然林が広がる。
20211107141224
風もほとんど無風で温かい。
20211107141231
頭上に赤い木?いや赤い実がビッシリなっている。
20211107141243
この実はなんだろ?ガマズミかな?
もはやこのルートは一般登山道?イワカガミの群落の間に踏み跡がクッキリ。
20211107141248
その後はシャクナゲがたくさん出てくる。
20211107141255
ここのシャクナゲは花芽がたくさん。
20211107141303
三周ヶ岳でも気づいていたが来年はシャクナゲは表年か?
登ってきたシャクナゲ尾根を振り返る。
20211107141307
なかなかシンドかった(^_^;)
P967から下った鞍部の右手に水たまり?
20211107141315
ここまではコナラ混じりの二次林だったがここからはブナが主力
20211107141319
風が少し出てきていたので昼ご飯をテーブルランドの下で食べようか?と提案したが、もう少しでテーブルランドという場所まで来ているのだから!それに風があってもドリーネで食事すれば良い!との声が上がったので上を目指す。
雪の残るこの標高差100mの急斜面がヤラシイ。
20211107144411
石灰岩の山ならではのドロドロズルズル斜面。
20211107144415
靴のソールパターンはドロで埋まってニュルニュル。
20211107144418
どうも足元がおぼつかない。
もう少しでテーブルランド!と登っていたら、ニセピークのようにもう一段上にテーブルランドだった(^_^;)
20211107144422
20211107144430
この斜面に残っていた雪をよく見ると、横線のある塊が集まっているのがわかる。
エビの尻尾が太陽光に暖められて落ちてきたんだなぁ
20211107144434
登り始めて約2時間半。
20211107144447
ちょうどお昼にテーブルランドに到着。
西側の展望・・・琵琶湖方面も見えていたが、目下にT字尾根、そしてその向こうにピラミダルな天狗堂(左)→サンヤリ
そして天狗堂の奥に横たわっているのは日本コバらしい。20211107144426
視線を南に移動させると竜ヶ岳から以南の鈴鹿の山々が見えている。一方、テーブル台地は冬枯れで雪がポツポツある。

T字尾根を登っている時は晴れていたが曇り空になってきた。
風が当たらない場所でお昼ごはん。
20211107144455
道中で見つけた自然の恵みのスープを作る!
20211107144451
と、言っても「うどん出汁」で炊いただけ(^_^;)
20211107144459
みんなでお汁にしていただきました!
昼食後はテーブルランドを散策。
20211107144510
ちなみにテーブルランドの北端をP1165、南端をP1194の南東として距離を計測すると直線距離2.6kmということだった。
ボタンブチの東にある岩場
20211107144514
特徴的な地形:西内本に書かれているボタン岩?
ボタンブチに向かう。
道中にドリーネが点在。
20211107144522
奥に見えた小さな水たまりは「まゆみ池」か?

カレンフェルトの隙間にヤマネコノメソウ?
20211107144526
こんな時期に花が咲くんですね!驚いた!(調べて初めて知った!ユキノシタ科ということにも驚いた!)
テーブルランドには数々の池がある。これは幸助ノ池?(^_^;)よぉわからん
20211107144530

20211107144542
ボタンブチに到着。
20211107144546
20211107144538
20211107144534
絶景なんだけど天気が悪くなってきた
20211107144550
南東方向に昼食を食べていたテーブルランドの縁が見える
20211107144553
その向こう側に白く光っている場所は四日市・伊勢湾方面
下山路は鈴ヶ岳の西面の伊勢尾なので北上を続ける
↓左に見える岩場は天狗鼻?
20211107144557
自分なりにテーブルランドの西の縁を極力歩こうとしたのだが、
20211107144601
いつの間にか御池岳頂上に辿り着いてしまった。あれれ?(^_^;)
20211107144605
不徳の致すところでござるm(__)m
より西の縁に近づきたいのだが歩きやす所を行くと、どうも西に近寄るのが億劫になる(^_^;)
20211107144609
西の縁は遠いなぁ(^_^;)
お?少し氷結してる黒い池?
20211107144613
P1182の東にいるので丸池なんだと思う。
20211107144617
P1182を越えて石灰岩の岩がとんがって見える絶景ポイントにやってきた。

そうそう、手前の尾根が伊勢尾と呼ばれていて、そこを降りるん・・・って、御池林道が見えていて、橋が見えて?あ?我がセレナが見えるやん!
20211107144620
ズームアーップ!!
20211107144624
ホラね(^_^;)
カシミール3D曰く、ここから駐車地まで落差マイナス558m、直線距離1.545kmとのこと。
ちなみにこの場所の呼び名は「夕日のテラス」で西ボタンブチではなかった。
下山ルートの尾根に乗るために鈴ヶ岳から下るので鈴ヶ岳を目指す。
20211107144632
鈴ヶ岳がモッコリ。本当にどこから見てもオニギリ山だねぇ
↑の枯れている草は何なんだろう?キク科の種っぽいのがあったけど?
カリガネソウの群落がこのあたりにあると聞いたことがあるが、本当にカリガネソウ?
歩いているとデッカイ木があった。
20211107144636
振り返ると黒い木ノ実がいっぱいなっている。
20211107144643
何の木?
現在地は鈴北岳の南西。下の写真はP1165?

この場所の真南90m先あたりの縁が西ボタンブチなんだろう。
歩いていると平地の水たまり?
20211107144647
お花池?たぶんそうだろう。
20211107144652
とても浅い池だなぁ。
お花池から北西の尾根を下っていけばヒルコバとアザミ谷の出合い。
20211107144700
地図上はP1165の南に破線があって、南東にヒルコバとなっている。
よし!いっちょ破線を辿ってみよう!と、谷に降りてみたがこれが大失敗(-_-;)
20211107144704
不安定な石がゴロゴロしていて歩きづらいったらありゃしない(=o=;)
20211107144710

根気よく谷ルートの破線を追いかけてアザミ谷の源頭部に降り立ったら、尾根を降りてきたメンバーが「歩きにくそうやったなぁ。尾根は歩きやすかったよ」だって(-_-;)
20211107144714

この場所から標高1000mラインを250mほど西にトラバースすれば伊勢尾に乗れるのだが、予定通り鈴ヶ岳山頂から降りる。
まずはヒルコバへ向かう。ヒルコバへは標高差35mほど。
20211107144723
2分で登れたのだがシンドいなぁ(-_-;)
そして1130m鈴ヶ岳山頂へは10分たらず。
ここの道中もまたヌカルミ&道らしい道がないのでシンドい(=o=;)

曇っているので遠望はNG。
20211107144731
早速下山ルートの方位を設定する。
20211107144726
山頂の少し東に赤テープがあったので偵察すると下にもテープがあったが、尋常じゃない傾斜角だ(-_-;)
同行のみんなは、思い思いの斜面を降りていく。
みんな急傾斜でもロープも無く降りてしまう。
今思えば鈴ヶ岳まで登らずにヒルコバ南西の破線部分の標高1000mラインを西へトラバースするのが良かったかも?
急斜面、肝心の赤テープは何処にも見当たらず。
この先、写真は無い。あまりにも急過ぎて写真を取る余裕が無かった(^_^;)
↓この新芽は?バイケイソウ?
20211107144735
傾斜が緩めばこっちのもの(^^)
P894に向かって緩やかな尾根。
20211107144743
自然林を快調に降りていく。
P838からP806へは西斜面が植林帯が出てくるが東側は良い二次林が広がっている。
20211107144758
P806からは南西に転進。
20211107144819
急傾斜を下って右手の植林帯を降りる。
20211107144824
御池川の川原にすんなり出る。
浅瀬を見つけ、簡単に渡渉。
↓渡渉後に出てきた場所を振り返って撮影
20211107144827
御池林道に登る。
20211107144831
下山は急傾斜地から尾根に乗ったら凄く早かった。
↓林道からゴロ谷を眺める
20211107144835
御池林道の崩落場所を乗り越えて
20211107144839
御池橋に戻った。

20211107144848
(↑画像をクリックしてウェブアルバムを標示させて、画面左上のダウンロードボタンを押すとデカイサイズの地図を見ることが出来ます。)
9:20御池橋P9:32
10:18 P889
10:38 P918
11:14 P967
11:54昼食12:33
(39min)
12:49ボタンブチ12:53
13:02御池岳山頂13:05
13:30夕日のテラス
14:13ヒルコバ14:20
14:30鈴ヶ岳
15:13 P894
15:31 P838
15:43 P806 15:49
16:14御池橋P

20211107144844
山行日:2013年12月9日
グループ山行6人(男3人女3人)
周回
距離:10.156km
沿面:10.521km
所要時間:6時間42分
累積標高:プラス・マイナス1072m
最低標高:607m御池橋東詰
最高標高:1247m御池岳山頂
| 山登り::鈴鹿山脈 |
| 09:01 AM | comments (0) | trackback (0) |

コメント



コメントする










右下の四角い枠に絵の中の文字を入力して下さい:


ボタンを押してから処理に時間がかかりますが、ボタンを押すのは1回だけでOKです。

https://blogn.tsubaya.com/tb.php/341

トラックバック