六十年ぶりの御開帳::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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本日は60年に一度の秘仏御開帳が近所の寺でありました。

御開帳のあったのは牛畜安穏の祈願寺として伊勢までその名を馳せていた曹洞護国祈願道場 大日殿 極楽寺
農業が機械化されるまでは牛は人を助ける農耕労力として大切に扱われていました。
その昔、大日殿 極楽寺は牛を健康と無病息災を祈願する祈願寺として有名で縁日で賑わったそうです。
赤い門が目印です。

(写真は2009年4月撮影)
本日の御開帳法要は10時から開始で12時まで
うちの子ども達を伴っていざ!

門をくぐるとちょうどお坊さん達が法要が行われる本堂へ向かっている最中でした。

実はどのお坊さんも知り合いばかり!(先頭は我が菩提寺の住職)

この後、本堂では大般若(大般若経六百巻転読)が行われました。何回見ても大般若は迫力あります。

そして大般若三百巻転読が終了して檀家さんが焼香、秘仏拝観。

その後に六百巻まで転読後に一般参観者の焼香・拝観でした。

で、子ども達と拝観した秘仏がこちら。

中央に金色の入れ物に入っている小さな仏像が二体。
写真は本堂の玄関から撮影しているので小さくてよく分かりませんね。

子ども達と「え?」これなの?とその小ささに驚きました。

帰宅後にこの式典に参加していた後輩の坊さんに聞いてみると、この御開帳された仏像は、鎌倉期に作られた木造大日如来像(胎蔵界)、木造大日如来像(金剛界)《金胎両部大日如来》の本尊の胎内仏だそうで、60年に一度、本尊の中から出して御開帳するそうです。
胎内仏だからあの小ささだったわけです。納得です。

六十年に一度の御開帳・・・私は今年42歳ということは60年後は102歳で到底二度と見れないわけです。
この模様は下の写真のように伊賀上野ケーブルテレビのタッフさんが取材していたので近々伊賀上野ケーブルテレビで放送されることでしょう。


で、後輩の坊さん曰く「明日10月4日の月曜日も秘仏の参拝ができる」と、のこと。
追記・・・10月4日に行ってみたら御開帳は昨日で終わったとのこと。後輩の聞き違いだった模様(苦笑)

そうそう、うちの町内のお寺でもあと二十年後に六十年ぶりの御開帳があります。
またそのレポートは二十年後に!乞うご期待!?(笑)
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| 10:42 PM | comments (0) | trackback (0) |

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