冬の御在所周回:本谷(一ノ谷)~中道::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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2012年2月27日に登った御在所の本谷(一ノ谷)は、沢の石が凍っていてスリル満点

ルンゼは雪で楽々!

それなりに苦労した山行だったけど面白かった!

湯の山温泉・最奥駐車場(料金所跡地裏)で待ち合わせ。
我がセレナで9時過ぎに駐車場に到着したら、ほぼ満車。残り3台!
その一台に車を滑り込ませ、師匠とM氏の車を待つ。
師匠たちが到着。

本日のメンバーは男性3+女性4=7名。

中道登山口の反対側の橋を渡り、山の家の手前から本谷コースに入る。

去年の春には無かった立て看板。

バリルートってことですね(^_^;)

昨年の春にこのコースを嫁さんと登ってあるのでトップで歩いたのだが、ペイント(マーキング)が変わってる!!

赤丸印や赤テープでスタスタ歩いていけたのに、ホワイト(ホワイトに赤)のペイントが赤丸印に「×」として、新たにホワイトで「◯」が!それに導かれていくと、前までは沢の右岸の樹林帯をしばらく歩いたはずだが、すぐに河原を歩くことになっている!?
下のGPSの軌跡は山の家から不動滝までの拡大図

緑が昨年の春。赤が今回。今回がいきなり沢を歩いていることがよくわかる。

それもホワイト◯の書かれている場所に近寄ると、その側は厳しい高さの岩だったり・・・なんだかなぁ・・・自力でルートファインディングしなきゃ!

うーん・・・こっちかな?渡渉せねば!

↑このあと、私は凍った石を踏んづけて「わっと!おとと!あー!」と両足を沢に水没(-_-;)
浅かったから靴に水は入らずにすんだけど、沢の岩に薄い氷があって判別が難しく沢の渡渉は危険!
滝は従来通りの巻く道に乗って歩いていけるんだけど

沢に降りないと渡渉できないし・・・(-_-;)

↑すっかり皆の偵察員な私

汗だくになり不動滝に到着。

滝は凍っていないけど、ここから滝を高巻く取り掛かりがツルンツルンに凍っている!
木にしがみつきながら高巻きを開始すると、ここも見事に凍りまくり!

不動滝で止まった時にアイゼンを装着すればよかったかも?(-_-;)

岩の上に大きな二股杉が乗っかっている場所に差し掛かる。

杉の木の左を前は通ったのだが、今回そちらは×?
右へ進めとホワイト&レッドマークが導いている。

師匠が「ロープをフィックスするわ!カラビナで確保して一人ずつ通過してね!」とあいなった。

↑この写真をクリックしてよく見て欲しい。赤矢印や赤丸印が白枠付きでペイントされていて、この先のペイントは、師匠のお尻の下。
↓落差3mくらいの河原に白枠付き赤丸印が多数書かれていた。

マーキングの通りに進むなら、自前のロープを使って懸垂下降するしかない(-_-;)
師匠がフィックスロープを用意しているのはマークを無視して沢沿いの高所をトラバースするルート。

この壁面の奥(左手)に二股杉からの以前からのルートがあるんだが・・・

大きな岩のある谷を登っていく。


頭上に白鉄塔こと六号鉄塔。

六号鉄塔は日本一だそうで!
詳しくは御在所ロープウエイ参照
http://www.gozaisho.co.jp/No1/index.htm


薄氷が沢にあるこの日、楽に上がることのできるルートが通れなかったりする。

足を上げても膝を使わないと登れなかったり、お助け紐を出してあげないと後続の女性陣が登れなかったり。

あと、困ったのは谷の分岐などでルート間違いをして引き返したトレース。
そういった末路は無理やり高所や切り立ったルンゼをトラバースしてくれる(~_~;)

本谷の大黒滝直前。ルートの氷具合を偵察に行く

ここからは日陰のルート。ツルンツルン凍ってるのでアイゼンを装着する。

かつてこの場所を登るのには、足元に打ち込まれたハーケンに立ち込み、その上部にあるハーケンやリングで登った場所だ。しかし、今回はその右にペイントがいっぱいしてあって、お助け紐が垂らされた状態になっていた。
トップの師匠と私はその紐を掴んでグイグイ登ったが女性陣は?と思っていたら師匠が「お助けロープ用意するわ」とプルアップ用のロープを設営。

ご苦労さんです。
でも、Mさんはお助けロープポイントの渋滞を避けて、本流を岩登りで登ってしまう!

さすが!
お昼をまわって大黒滝に到着

氷はかなり薄く解けまくっている。日当たりの良い上部から時折、落ちて砕けた氷が滑り落ちてくる。
この滝を少しだけ越えた場所でランチタイムとした。
本日は各自の行動食に師匠お手製の具入りビーフコンソメスープ。
ごちそうさまでした。

この日、奇妙な霜柱↓をあちこちで見た。

ニョキニョキクネクネ面白い形

笹薮の岩場は日当たりの良い場所で雪が殆ど無い。

氷もないので登りやすい。

庇のようなジョーズ岩が目前に現れた。

庇の下のトンネル状の場所を潜るのが正当なルートらしいが私は、膝が濡れるのを嫌って穴をくぐったことがない。

トップを行くM氏も穴に潜るよりも右の岩に取り付くことを選択

足の置く場所が少し高いし、アイゼンの前爪で花崗岩の岩のでっぱりをうまく捉えなければダメ

ちょっと高度感があるし、腕の力が足らないと不安になるのでお助け紐

よいしょー!(^_^;)

師匠は岩の穴からコンニチハ

膝を少しだけ沢の水で濡らしただけだったそうで身体が柔らかいのね(´∀`)

もうひとり穴からコンニチハ

でも、足の置き場が高かった?お助け紐でゴボウヌキ(^_^;)

空を見上げると赤いロープウェイのゴンドラ

赤とんぼがいっぱい止まっているみたい(^_^;)

両手両足を使って岩を乗り越えて

振り返ると

四日市から伊勢湾、知多半島まで見渡せる。
この日の天気予報は「曇り時々にわか雪」だったはず(^_^;)
日陰の階段状トレースは楽チン

がんばれー!


最後の岩の乗り越え

あとはルンゼのガレ場だけ
右手の水の染み出ている岩場も氷りに覆われているのね

ルンゼを詰め上げ、どんどん高度を稼ぐ

ここでちょっと偵察というか道草・・・
ルンゼの後半、右手にロープウェイ線路点検道の看板が現れる。
そこから山頂周回路に出れるのかな?と雪の笹薮を登ってみた。
するとそこには「ここはロープウェイ線路点検道です。登山道ではありません」と書かれた看板があった。
登山道ではないとわざわざ書いてあるということは管理者以外は立ち入ってほしくないということなんだろう。
そう理解して偵察は撤退。
下の写真は撤退した場所からロープウェイを撮影してもの。

ちょっと傾いているけど、御在所ロープウエイのポスターやパンフレットみたい(^_^;)
下は撤退地点から大黒岩を撮影

当然のことながら見晴台からとはちょっと違うアングルですね。

写真を撮り終わって「撤退、撤退」とカメラを仕舞っていたら本隊が
「ぼちぼち先に登ってるわ~」

あら、置いてけぼり(-_-;)

本隊はルンゼ終点の笹ヤブ急斜面に到着

順番を待って登る

でも雪が付いていると登りやすいんですよね
本隊から遅れて登ってきた偵察隊をルンゼ上部から撮影。

こうしてみると、おもいっきり急斜面ですよね(^_^;)

本谷から一ノ谷新道に合流。
ここからは一旦東に下ってアゼリア前に進むように指示されているんだけど、雪が付いているから危険箇所は埋まっているから大丈夫!と通行止めエリアを行く

でも雪解けが進んで雪が薄くなって笹が見えている・・・天気が続くともう通れないだろうなぁ
ロープウェイ山上駅の横で鎌ヶ岳見物

今日は鎌ヶ岳が綺麗に見えるなぁ

ズームアップ

アゼリア方向に向かって下ります

シリセードしたいけど立ち木にぶつかると痛いのでテクテク歩く
生ビールでもイッパイ飲みたかったが、トイレ休憩をして下山することになった

↑山上駅の建物の右手にさっきまで居た。
アゼリア前の広場です。

人工氷瀑はまだ水色。ソリゲレンデも十分雪があった。(でも固そう(^_^;)
ちなみに手前左の霧氷は人工的に造られたものだと思う。
ロープウェイから降りてくる観光客の人達とすれ違うのがちょっぴり恥ずかしい

アイゼンを履いたままで歩いているので自然と雪のある場所を一列に並んでいます。
ゲレンデはまだ十分雪がありますが

滑っているのはたった一人だけでした。
(今シーズン2011-2012のスキーリフトおよびスキー関連貸し出しは2月29日(水曜日)に終了した模様。http://www.gozaisho.co.jp/gelende/2012sledgeopen3.htm)
どんどん向陽台方向に歩いていくと少しだけ霧氷がついていた

四日市方面の展望が広がって赤い紐があるところが中道の連絡道入口

左手に釈迦ヶ岳が見える
中央に釈迦ヶ岳を入れて撮影したのが下の写真

雪に覆われた藤原岳方面まで見える
富士見岩展望台に登ってみた

ロープウェイのゴンドラと大黒岩がイイカンジ
ふと足元に石像があった。

憤怒の表情で頭が三つ?足はイノシシのような豚のような動物を踏んづけている?
何なんだろう?
アイゼンを履いたまま中道をガンガン降りていく。

鎖場?こんな所だったっけ?
4年前に登ったときの記憶は何も残っていない。
北谷(裏道登山道)の向こうに左から国見尾根、ヤシオ尾根

右から釈迦ヶ岳、三池岳、竜ヶ岳、藤原岳
梯子を降りる。

梯子が削れまくっている。みなアイゼンで降りるため?(^_^;)
中道名物のキレットにやってきた。

初めて来たときはもっと高かったように感じたけど。
地蔵岩の上に到着。

なんだか観光気分
本谷を登ったあとで中道を下ると自分たちの登った本谷を一望できることを知った。

上の写真、白鉄塔の右に白く雪の残る谷がある。それが本谷(一ノ谷)。
こうして眺めると急な谷を登ったことがわかる。
アイゼンを外してからも日陰が凍っていたりしてワーワー言いながら「おばれ岩」に到着。
看板が「負ばれ岩」だったと思ったけど、思い違いだろうか?

御在所の名物岩 by 御在所ロープウエイ

結局、下山道の中道コースは、ゆっくり降りて所要時間約1時間30分でした。
皆無事に駐車場に帰還。

御在所としては冬季バリルート南面(本谷)・北面(藤内沢の第三ルンゼ)が完成!
(バリルートは必ず経験者同伴で!)

ありがとうございました!
そして、お疲れ様でした。

距離:4.153km(沿面:4.573km)
所要時間:6時間35分
累積標高差:791m(マイナス791m)




9:00駐車場9:35
9:39山の家
10:24不動滝
12:06大黒滝
12:08昼食12:43
13:03ジョーズ岩13:13
13:47一ノ谷新道出合い
14:10アゼリア前
14:23中道下山口
15:05キレット
15:15地蔵岩
15:38おばれ岩
15:58中道登山口
16:01駐車場16:18

《参考》
去年のゴールデンウィーク明けに私達夫婦で登った本谷2008年の集中豪雨の後(11月)に夫婦で登った中道(ピストン)

番外編

今回の本谷参考の朝、駐車場で出発準備をしていると・・・

師匠の隣に見知らぬ一人の若者が?
若者:「あのぉ・・・携帯電話お借りできませんか?」
師匠:「え?あ?」
若者:「昨夜、ここの山で降りれなくなってビバークしてたんです。母に捜索願出さないでって言ってあったんですが、警察に捜索願を出したみたいで、遭難扱いになってしまったんです。なので警察に電話したいんですが・・・」
師匠:「あ・・じゃ、これで」
若者:「すみません」・・・携帯で110番・・・「えっと、昨夜、山で遭難した◯×ですが。ここはですね・・えっと・・・(以下略)」
若者:「ありがとうございました。電話代をお支払しますので」
師匠:「あ、いいですよ。気にしないで」
私:「手に擦り傷あるみたいですけど怪我とか大丈夫です?」
若者:「ヤブコギしたときにイバラみたいなもので引っ掻いただけですから大丈夫です。他に怪我はありません」
私:「じゃ、家に帰って風呂に入って温まって、心配しているお母さんを安心させてあげてください」
若者:「ありがとうございます。でも母に思いっきり引っぱたかれるかもです(^_^;)」

で、帰宅後に東京新聞の山のニュースに・・・彼の事が。

蒼滝付近って・・・もう下山できてるやん・・・でも、そこで帰れなくなったって?
ひょっとして裏道・中道連絡道分岐にある標識(看板)の「→国道」に踏み込んで何処にいるかわからなくなって日没?それに「携帯の電池切れ」が重なった?

明日は我が身!気を付けないと!
| 山登り::鈴鹿山脈 |
| 05:46 PM | comments (0) | trackback (0) |

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