木梶川本流(中流)でファミリー沢登り::つばや菓子舗五代目ブログ

つばや菓子舗五代目ブログ

五代目の四方山不定期更新日記
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

お盆の仕事も一段落。やっと子ども達の相手をしてあげられる。
でも残暑が続く・・・暑い(;´Д`)
そんな暑い定休日はやっぱりファミリー沢登りでしょう!

(木梶川本流ゴルジュ下部の三筋の滝)
今年4月にM氏とテント泊してから周回コースを歩いた木梶山。そして5月末に木梶川支流から登った木梶山と、今年2回もやってきている木梶川を今回はファミリーで沢登りしてみる。

山行きのメンバーも誘って行きたいところだったが、日曜日の夕方の時点で月曜日の天候がイマイチ。
鈴鹿も台高も大峰も降水確率が40%。
ならば!月曜日の朝に天候判断して行き先を決定することにした。なので今回は山仲間に連絡せずだ(^_^;)ゴメンナサイ
で、月曜日6:30に自宅を出発!向かった先は某所のコンビニ。ここで食料を仕入れて車中で朝食。
そして名阪を針インターで下車して高見トンネルを越え、林道を進んでいく。
8:00いつもの展望駐車場に車を乗り入れたが駐車している車はなく、登山者は我々だけのようだ(^_^;)

今回の沢装備は、15mの荷造りロープと8mm×30mヒルクライム用ロープ。スリングは120cm×2、90cm×5、60cm×3 カン付きビナ×8 ビナ×6 私のフルハーネスと嫁さんのスワミベルトにこれらをぶら下げる。
子ども達は学校の自転車用ヘルメットに子どもカラー軍手。長袖ラッシュガードとタイツで皮膚の露出をさせないようにした。

それから、沢の足元だが、以前は子供用の地下足袋+子供用ワラジを用意していたのだが、ワラジの強度がイマイチだったので、ちょいと違う方法を試している。
長女は足が大きくなってきたのでモンベルのサワタビ+サワーサンダルを履かせている。
長男はまだ足が小さい。なので磯遊び用の安いアクアシューズを履かせ、その上に紳士用ソックスを履かせている。これが意外にフェルトソールなみの仕事をしてくれるのである。それに紳士用ソックスのオカゲで砂が靴に侵入するのも防げるのだ。

8:30沢装束に身を包み、浮輪を背中に着けて林道を上っていく。
林道を歩いて行くと川の方で重機の音がしている。
30分歩いて川へ降りていく林道分岐を左折。
林道分岐を下って行くと、春に土砂崩れで埋まっていた所がきれいに除去されていた。

この先に掘削用のパーツを付けている重機が一台。
さらに下って行くと、川にコンクリートで塗り固められた橋が出来ていた。

以前は道が水没する場所だったのだが、直径1mほどのパイプを二本並列に埋め込んでコンクリートで塗り固めて橋になっていて、その先の道路の法面と林道をコンクリートで塗り固める作業をしているらしかった。
この橋のオカゲで入水するのに段差が高くなってしまった(^_^;)

9:15入渓すると浅い淵で太ももくらいまで水に濡れた。子ども達は腰付近まで濡れた。
ずーっと平流で癒しの空間を歩いて行く

林道を歩いていたときの汗だくな状態が嘘のように涼しい

時折、魚影が見受けられるがそのほとんどがアブラハヤ

かなりの数が泳いでいる。

魚影がある淵では子ども達がウズウズするらしい。

水中メガネを着けて水中見物
このあと皮下脂肪の少ない長男はガクガクブルブル寒がり始める
ラッシュガードにTシャツ、その上にレインジャケットを羽織らせる。少しはマシになった模様。
やはり彼にはウエットスーツが必要だ(^_^;)・・・オークションで物色せねば・・・

ちょっとした流れがたまにあるが

おおよそは平流ばかり。子ども達の沢散歩の様相を呈していた。

水深がある淵が現れた。

左岸(右側)を辿ってみた。

皆、ヘツリが上手くなった

この深い淵の上はゴルジュ帯の入口で、左岸に支流から流れこんでくる小滝が一条。
その後は本流のナメ滝を上っていく

下の写真はナメ滝を登った所から振り返った写真

このゴルジュの突き当たりで水の流れは90度右に折れて三条の滝が落ちている。

上の写真の右が下流方向で滝の右からアプローチできる

濡れなくてもここまで登ることが出来る。

腹がへったと子ども達が騒いでいたのでこの滝の上部左岸にあった岩のテラスで昼食とした。

この日のメニューは、我が家の定番の焼きソーセージと釜あげウドン。これが手軽で全員が一度に食べ始められて良いのだ。
食後の溯上開始。

大岩地帯に入り込む

子ども達が越えられる場所を探すのが難しい。
時折、岩の上から流れてくる場面があるのが子どもには厄介だ


本日のメインイベントの滝にやってきた

10mクラスの直瀑が岩の間の隙間に落ちている
近づかなくてもすごい飛沫が飛んでくる。
滝の真下まで行かねばこの先の溯上が可能かどうかの判断ができない。
でも、薄暗い木立と湿気でズルズルしている苔むした足場にビビった子ども達は「もう、ここイヤや~。道へ戻ろうよぉ~」と、またしても食後のモチベーションダウン!すっかり戦意消失してしまった。

もう、しょうがないなぁ・・・と左岸を見上げると少し傾斜角度の緩そうな場所がある。
おそらく降雨時の水の流れ場所だろう。四つん這いになれば登れそう。それに登り始めてもズルズルしなかったので15mロープを引っ張って登り、子ども達を引き上げる準備をする。
15mではすぐにロープが尽きてしまうのだが、一人ずつ引き上げ、次の子供の為にロープダウンさせるには屈曲していない直線で、下がきっちり見えているのが良い(^_^;)
引き上げた子どもは樹の根元の平坦な場所でセルフビレイをして待たせた。
2ピッチ目のロープ工作をする。ただし、15mロープで登り切った場所に待機場所が無いので、ロープから上でスリングを4本つないで退避場所への誘導ロープを工作した。

ロープのテンションをかけて登らせたが身軽な子ども達はズリズリすることもなくサクっと悪場を登り切った。
植林帯に入って悪罵をクリア

すぐに林道に飛び出した。
滝を巻いた場所で再度入渓するには激下りで懸垂下降しないとイケナイ。でも未経験の子ども達にイキナリ懸垂下降はさせられないので、林道を歩いて上流を目指す。
橋の袂に沢に降りる場所があったのでここで再入渓

沢に降り立つと凝灰岩質のナメ床が続く

長男はここで貸切:天然ウォータースライダーを満喫した
さらに先に進むと林道沿いの明るい場所に小さな淵があった。

ここが兄弟専用の水遊び会場になった。

浮輪を持ってきた甲斐があったようだ(^^)
冷えた身体を暖めるべくナメ床の平流をさかのぼる

木立の中を歩くと癒され・・・少し深い淵をヘツって進むと足の置き場に動く物?

いったい何匹おるねん?

私が通過した後にやってきた子ども達は、デカイヒキガエル達と遭遇して大パニック!

うわー!ここにもおるー!!

こっちにも居た~!飛んだぁ~!!

ヒキガエルがいっぱいやぁ~(+_+)
もういやや~気持ち悪い~!と泣きが入ったのは長女だ。
早く帰ろうよ~!と大ブーイングが始まった(;^ω^)

なだめすかして、なんとか地蔵谷の出合まで辿り着いた。

15:06ここで溯上終了。地蔵谷の出合からチラリと見えている滝の見物は、また次回のお楽しみになった。

さぁ下山しよう!とトボトボと林道を下っていくのだが、これが濡れた沢タビのママだと足の指というか爪が痛くなってシンドイ。
一同、無言で山を下っていくのだが、長男が途中で遅れ始める・・・・ボクしんどい・・・
文字通りなだめすかして1時間半かけて16:30に駐車地に戻った。
が!車に戻るやいなや!お腹へった!とゼリー飲料に行動食をパクつく。
足の痛かったのは?と聞くと「治った!」だと!?
どつくぞ!コラぁっ!ヽ(`Д´)ノ

距離:7.449km(沿面:7.662km)
所要時間:8時間2分(昼食含む)
累積標高+640m-627m

| 沢登り::台高山脈 |
| 10:06 PM | comments (0) | trackback (0) |

コメント



コメントする










右下の四角い枠に絵の中の文字を入力して下さい:


ボタンを押してから処理に時間がかかりますが、ボタンを押すのは1回だけでOKです。

https://blogn.tsubaya.com/tb.php/257

トラックバック