2012,10,18, Thursday/五代目
筆者の嫁さんが参加した山仲間の遠征登山日記です。
嫁さんの記憶を彼女が撮影してきた写真を見ながら聞きとって記述していますが、私の誤解や妄想が多々含まれている事を前提にお読みください。
爺の小屋で一夜を過ごし洗面、トイレを爺ガ岳スキー場付近の公衆トイレで済ませ、登山口へレッツゴー。
(写真は朝日を浴びる白沢天狗山(手前)と爺ヶ岳&鹿島槍ヶ岳(双耳峰)
爺ガ岳スキー場から長野県安曇野市穂高有明の県道327号線を通って黒川沢の登山口までは30分。
黒川沢の流れが橋から見える。
今回は二台の車で長野県へ来ている。なので一台を下山する中房の有明荘へ配車。
これが駐車場所の指定などに手間取り1時間もかかってしまう(~_~;)
黒川沢の橋のたもとに駐車地は2台分(無理をすれば3台?)
表参道へのアプローチは舗装林道から
沢沿いに林道を歩いていくと
登山道入口の看板が立っている。
丸木橋で黒川沢を渡渉
赤丸ペイントと赤テープを辿りながら山に入っていく
ちなみにこの日のメンバーは男3人、女3人の計6人。トップはこのメンバーで一番バテそうなうちの嫁さん。私が参加していたら私がトップであったのは言うまでもない(~_~;)
表参道の登山口周辺の紅葉は色づき始めといった所。
キノコは色々見かけたらしいが、関心の薄い嫁さんの撮影していたのはこの一枚だけ(~_~;)
沢沿いの登山道は整備された登山道。
でも、ハシゴや鎖場が息継ぐまもなく連続で出現する
あと、巨岩・巨石を越えたり、登ったり
高度をあげると紅葉はボチボチ
写真では上手く撮れていないが黒い塊は今にも落ちてきそうな巨岩だ
たまに笹ヤブを踏んで進むが少しの間だけ
でもその時には、きっちり腕に擦り傷ができる
この日は天候が良すぎて汗だく登山。しかも急斜面の激登りが延々と・・・水を余り飲まない嫁さんも給水休憩をとりすぎて下山までに1L以上を消費したらしい。
赤いペイントマークがこれでもか!と書かれているが・・・
なんでだろう?(^_^;)
紅葉を楽しみに登っているはずだがこの山域は針葉樹が多くて黄葉・紅葉が少ない(~_~;)
妙見の滝に到着したとの看板だが滝が・・・
ヤブの裏にあった。
↑妙見の滝2段25m
小休止後に登るのは、笹薮に埋もれたハシゴ付き虎ロープ。
この登山道、ハシゴと鎖と虎ロープがいっぱい!すべて数えるとどれくらいあるのだろうか?
巨岩のチョックストーン
デカすぎ
さすが、修験道のルート。鎖場は、かなり厄介
直しては壊れ、それを直した?木のハシゴもまだまだ現役
ハシゴが無かったらぞっとしますな。
支流から落ちてくる滝
紅葉と青い空が美しい
鈴鹿では見たことがないオヤマボクチ
こんな岩場もある・・・
いや、登るのね(~_~;)
この登り、まだまだ序の口なんだとか・・・
うわーでかーい!
比較対象が無いので分かりにくいなぁ(~_~;)
落差20m。大黒天のお腹のような滝ですな。
ここで滝の水をペットボトルに入れようと頑張ったらしいが、ズボンや服が濡れるだけだった(~_~;)
不動明王の石像は滝の右下に置かれていた。
この滝の左岸の岩壁に鎖場があり、そこを登る
白河の滝を越えたらとにかく四つん這いでよじ登る
鎖を掴んで登らねば進むことができません
とにかく笹ヤブの急斜面をよじ登る
途中の紅葉が励ましてくれる
まだまだ上は明るくならない
よじ登るしかない!
あら、祠がある
行場ということなのだろうか?
岩潜りに到着。
岩穴から出たらまた急斜面を登りましょう
石に文字が刻み込まれたものがあった
お墓なのか?
前方に岩場あり!
あれも登山コース(~_~;)よくみると鎖が左右を渡ってる。
笹薮が濃くなって
空が明るくなってきた!
11:52お昼前についに郡界稜線に出た!
ここからまだ標高400mほど登らねばならない!?
ここにも祠があった。
安曇野方面が眼下に見える
郡界稜線は冷たい風の通り道?紅葉が進んでいる
郡界稜線もそれなりの登りで木で作られたハシゴが登場
岩の横をタッタカターと通り過ぎる
あら、また祠に石柱
石柱には文字がハッキリと彫り込まれている
シャクナゲと針葉樹の稜線も花崗岩の岩だらけ
登りも少し緩くなったのでお湯で即席スープを作ってランチタイム
時間があまりないのでランチの時間もせわしく先を急ぐ
歩き始めるとまた祠
通り過ぎたらまたハシゴ(~_~;)
アルミハシゴも追加されている
山頂に着くまでまだハシゴかいな!
ああ・・・まだハシゴがあったよ(~_~;)
安曇野の向こうに南アルプスと富士山がウッスラ見えている
北方面は鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳?や餓鬼岳?が見える
お天気、快晴過ぎますね!(^^)
ああ!山頂が未だでした!
相変わらずバーチカルに登ります
五竜がちらりと鹿島槍ヶ岳の後ろに見えているような?
まだ山頂がやってこないよぉ~(T_T)
垂直に登る登る!
これ、冷静に考えるとヤブが無かったらトンデモナイ岩場なんだろうなぁ
おお!突然燦然と輝く鳥居が!
有明山神社と書かれている!山頂目前や!
ピカピカのステンレス製鳥居でんな!
仲間も到着。みんな満面の笑みです。
「やっと到着やぁ~!」
ん?この錆だらけの社が有明山神社?
ここは北岳山頂。上の社の裏を南に進むと三角点があり、さらに進めば中岳。そこからさらに200m南に進むと南岳。
でも、多数決で三角点までしか行かずに鳥居前で休憩(~_~;)
下を見下ろすと紅葉。
けっこうな高度感
西側には蝶ヶ岳、常念岳、大天井岳、燕岳から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳の後立山が見えている。
稜線の小屋は燕山荘?
松本市まで市街地を見下ろす
富士山がうっすら見えているんだけど
写真ではきちんと撮影出来ていないなぁ
中房温泉に降りていきます。
カラマツの黄葉が進んでいます
郡界稜線はまだ平和な尾根歩きだったのですが
こちらのコースも激下り
ハシゴも標準装備
鎖とハシゴの複合
これも標準装備
両手両足、裏返りを総動員して下山
予定時間より少し遅れているので一生懸命降ります
笹ヤブが濃くストックで掻き分け踏み跡を確認
沢の音が聞こえ出すと三段の滝分岐に到着。
有明荘まであと15分!?
中房の登山届投函箱にとうちゃく!
降りた!!よっしゃ!有明荘で風呂入って帰ろう!
置き車に戻ってザックを置いて温泉セットを取り出して
有明荘にレッツゴー
http://www.enzanso.co.jp/ariake/
日帰り温泉に浸かって!
営業時間:10時~17時
料金: 大人(中学生以上)600円小人300円
休館日:第2火曜日(※8月除く)
備品 シャンプー・ボディーソープ・ドライヤー・ベビーベット(女湯)・コインロッカー
タオル(\200)・レンタルバスタオル(\200)
毎月26日は「風呂の日」入浴料大人半額300円小人200円
毎週月曜日(男湯)、毎週火曜日(女湯)は、露天風呂大掃除=午前中は内湯のみ
さぁ帰るぞ!
6:15爺ガ岳スキー場トイレ前6:30
(車移動))
7:00駐車地(1h中房へ置き車待ち)8:00
8:09表参道入口(奥社参道)
9:45妙見の滝
10:10白河滝
11:06岩潜り
11:52松川ルート出合
12:17昼食(標高1960m)12:36
13:30有明山山頂14:08
15:49三段の滝分岐
15:57下山完了
16:00置き車16:04
16:05有明山荘(風呂)16:45
17:05駐車地17:12
22:00野洲22:06
22:45伊賀自宅
最低標高:854m 最高標高:2268m
距離:8.141km 沿面:8.883km
所要時間:8時間35分(昼食含む)
累積標高+1721m-1204m 標高差517m
この有明山の表参道山行は、正直言って「キツそう!自分なら行くか?いや・・・」と思うほどだった。
それに表参道のピストンはするもんじゃないよなぁ(^_^;)
エイト環持ってって懸垂下降でずっと下るならありかも?(^_^;)
それにしても文字通り、累積標高+1721mが、ヤブで隠されたオール岩登りに近い=「ずっと核心部」と言えるくらいに強烈なインパクトを与えられる山だと伺える。
是非とも時間や精神的なゆとりを持って挑みたい山行だと思う。
焦りがあると危険だなぁ(~_~;)
嫁さんの記憶を彼女が撮影してきた写真を見ながら聞きとって記述していますが、私の誤解や妄想が多々含まれている事を前提にお読みください。
爺の小屋で一夜を過ごし洗面、トイレを爺ガ岳スキー場付近の公衆トイレで済ませ、登山口へレッツゴー。
(写真は朝日を浴びる白沢天狗山(手前)と爺ヶ岳&鹿島槍ヶ岳(双耳峰)
爺ガ岳スキー場から長野県安曇野市穂高有明の県道327号線を通って黒川沢の登山口までは30分。
黒川沢の流れが橋から見える。
今回は二台の車で長野県へ来ている。なので一台を下山する中房の有明荘へ配車。
これが駐車場所の指定などに手間取り1時間もかかってしまう(~_~;)
黒川沢の橋のたもとに駐車地は2台分(無理をすれば3台?)
表参道へのアプローチは舗装林道から
沢沿いに林道を歩いていくと
登山道入口の看板が立っている。
丸木橋で黒川沢を渡渉
赤丸ペイントと赤テープを辿りながら山に入っていく
ちなみにこの日のメンバーは男3人、女3人の計6人。トップはこのメンバーで一番バテそうなうちの嫁さん。私が参加していたら私がトップであったのは言うまでもない(~_~;)
表参道の登山口周辺の紅葉は色づき始めといった所。
キノコは色々見かけたらしいが、関心の薄い嫁さんの撮影していたのはこの一枚だけ(~_~;)
沢沿いの登山道は整備された登山道。
でも、ハシゴや鎖場が息継ぐまもなく連続で出現する
あと、巨岩・巨石を越えたり、登ったり
高度をあげると紅葉はボチボチ
写真では上手く撮れていないが黒い塊は今にも落ちてきそうな巨岩だ
たまに笹ヤブを踏んで進むが少しの間だけ
でもその時には、きっちり腕に擦り傷ができる
この日は天候が良すぎて汗だく登山。しかも急斜面の激登りが延々と・・・水を余り飲まない嫁さんも給水休憩をとりすぎて下山までに1L以上を消費したらしい。
赤いペイントマークがこれでもか!と書かれているが・・・
なんでだろう?(^_^;)
紅葉を楽しみに登っているはずだがこの山域は針葉樹が多くて黄葉・紅葉が少ない(~_~;)
妙見の滝に到着したとの看板だが滝が・・・
ヤブの裏にあった。
↑妙見の滝2段25m
小休止後に登るのは、笹薮に埋もれたハシゴ付き虎ロープ。
この登山道、ハシゴと鎖と虎ロープがいっぱい!すべて数えるとどれくらいあるのだろうか?
巨岩のチョックストーン
デカすぎ
さすが、修験道のルート。鎖場は、かなり厄介
直しては壊れ、それを直した?木のハシゴもまだまだ現役
ハシゴが無かったらぞっとしますな。
支流から落ちてくる滝
紅葉と青い空が美しい
鈴鹿では見たことがないオヤマボクチ
こんな岩場もある・・・
いや、登るのね(~_~;)
この登り、まだまだ序の口なんだとか・・・
うわーでかーい!
比較対象が無いので分かりにくいなぁ(~_~;)
落差20m。大黒天のお腹のような滝ですな。
ここで滝の水をペットボトルに入れようと頑張ったらしいが、ズボンや服が濡れるだけだった(~_~;)
不動明王の石像は滝の右下に置かれていた。
この滝の左岸の岩壁に鎖場があり、そこを登る
白河の滝を越えたらとにかく四つん這いでよじ登る
鎖を掴んで登らねば進むことができません
とにかく笹ヤブの急斜面をよじ登る
途中の紅葉が励ましてくれる
まだまだ上は明るくならない
よじ登るしかない!
あら、祠がある
行場ということなのだろうか?
岩潜りに到着。
岩穴から出たらまた急斜面を登りましょう
石に文字が刻み込まれたものがあった
お墓なのか?
前方に岩場あり!
あれも登山コース(~_~;)よくみると鎖が左右を渡ってる。
笹薮が濃くなって
空が明るくなってきた!
11:52お昼前についに郡界稜線に出た!
ここからまだ標高400mほど登らねばならない!?
ここにも祠があった。
安曇野方面が眼下に見える
郡界稜線は冷たい風の通り道?紅葉が進んでいる
郡界稜線もそれなりの登りで木で作られたハシゴが登場
岩の横をタッタカターと通り過ぎる
あら、また祠に石柱
石柱には文字がハッキリと彫り込まれている
シャクナゲと針葉樹の稜線も花崗岩の岩だらけ
登りも少し緩くなったのでお湯で即席スープを作ってランチタイム
時間があまりないのでランチの時間もせわしく先を急ぐ
歩き始めるとまた祠
通り過ぎたらまたハシゴ(~_~;)
アルミハシゴも追加されている
山頂に着くまでまだハシゴかいな!
ああ・・・まだハシゴがあったよ(~_~;)
安曇野の向こうに南アルプスと富士山がウッスラ見えている
北方面は鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳?や餓鬼岳?が見える
お天気、快晴過ぎますね!(^^)
ああ!山頂が未だでした!
相変わらずバーチカルに登ります
五竜がちらりと鹿島槍ヶ岳の後ろに見えているような?
まだ山頂がやってこないよぉ~(T_T)
垂直に登る登る!
これ、冷静に考えるとヤブが無かったらトンデモナイ岩場なんだろうなぁ
おお!突然燦然と輝く鳥居が!
有明山神社と書かれている!山頂目前や!
ピカピカのステンレス製鳥居でんな!
仲間も到着。みんな満面の笑みです。
「やっと到着やぁ~!」
ん?この錆だらけの社が有明山神社?
ここは北岳山頂。上の社の裏を南に進むと三角点があり、さらに進めば中岳。そこからさらに200m南に進むと南岳。
でも、多数決で三角点までしか行かずに鳥居前で休憩(~_~;)
下を見下ろすと紅葉。
けっこうな高度感
西側には蝶ヶ岳、常念岳、大天井岳、燕岳から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳の後立山が見えている。
稜線の小屋は燕山荘?
松本市まで市街地を見下ろす
富士山がうっすら見えているんだけど
写真ではきちんと撮影出来ていないなぁ
中房温泉に降りていきます。
カラマツの黄葉が進んでいます
郡界稜線はまだ平和な尾根歩きだったのですが
こちらのコースも激下り
ハシゴも標準装備
鎖とハシゴの複合
これも標準装備
両手両足、裏返りを総動員して下山
予定時間より少し遅れているので一生懸命降ります
笹ヤブが濃くストックで掻き分け踏み跡を確認
沢の音が聞こえ出すと三段の滝分岐に到着。
有明荘まであと15分!?
中房の登山届投函箱にとうちゃく!
降りた!!よっしゃ!有明荘で風呂入って帰ろう!
置き車に戻ってザックを置いて温泉セットを取り出して
有明荘にレッツゴー
http://www.enzanso.co.jp/ariake/
日帰り温泉に浸かって!
営業時間:10時~17時
料金: 大人(中学生以上)600円小人300円
休館日:第2火曜日(※8月除く)
備品 シャンプー・ボディーソープ・ドライヤー・ベビーベット(女湯)・コインロッカー
タオル(\200)・レンタルバスタオル(\200)
毎月26日は「風呂の日」入浴料大人半額300円小人200円
毎週月曜日(男湯)、毎週火曜日(女湯)は、露天風呂大掃除=午前中は内湯のみ
さぁ帰るぞ!
6:15爺ガ岳スキー場トイレ前6:30
(車移動))
7:00駐車地(1h中房へ置き車待ち)8:00
8:09表参道入口(奥社参道)
9:45妙見の滝
10:10白河滝
11:06岩潜り
11:52松川ルート出合
12:17昼食(標高1960m)12:36
13:30有明山山頂14:08
15:49三段の滝分岐
15:57下山完了
16:00置き車16:04
16:05有明山荘(風呂)16:45
17:05駐車地17:12
22:00野洲22:06
22:45伊賀自宅
最低標高:854m 最高標高:2268m
距離:8.141km 沿面:8.883km
所要時間:8時間35分(昼食含む)
累積標高+1721m-1204m 標高差517m
この有明山の表参道山行は、正直言って「キツそう!自分なら行くか?いや・・・」と思うほどだった。
それに表参道のピストンはするもんじゃないよなぁ(^_^;)
エイト環持ってって懸垂下降でずっと下るならありかも?(^_^;)
それにしても文字通り、累積標高+1721mが、ヤブで隠されたオール岩登りに近い=「ずっと核心部」と言えるくらいに強烈なインパクトを与えられる山だと伺える。
是非とも時間や精神的なゆとりを持って挑みたい山行だと思う。
焦りがあると危険だなぁ(~_~;)
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