2018,12,04, Tuesday/五代目
紅葉が里に下りてきた11月の最終月曜日。
裏比良(北山?)の鎌倉山を縦走してきた。
山行日:2018年11月26日
大津市葛川町中村の国道沿いの場所にメンバーの車を置き車。私のデリカD:5にメンバーを乗せ、久多キャンプ場を目指す。
キャンプ場手前の旧道に車を駐車。
尾曽越橋を渡って現在地の滋賀県大津市葛川梅ノ木町から京都府京都市左京区久多川合町に徒歩で移動。
キャンプ場管理棟前から山に入る。
この場所から右手にある植林尾根に取り付くのが一番良いのかもしれないが、ヤブっているかもしれない。とりあえず沢沿いに歩いてみる。
すぐに小さな堰堤と浅い沢。
沢詰めに旧道がありそうだけど、倒木や崩落で大変なことになってる可能性があるので、しばらく植林の山腹に刻まれたシカ道を辿った。
しかし、山腹はすぐに岩のエリアとなって歩きづらく、強制的に沢に降ろされてしまった。
すぐに植林が再開されたが、本日の予定ルートの距離が長いので、とっとと尾根道を求めて植林の急斜面を登る。(いつものように?(-_-;)
かつては道が通っていたであろう尾根芯は、もはやアセビやソヨゴなどに支配されていて通れたもんじゃない。
滋賀県側の山腹に木が疎らになっているルート?とルーファイすると小さな赤テープ印が点々と・・・誰もが同じことを考えるんですなあ・・・(^_^;)
樹間から北方向の山が見えたが山の名前が分からない。
帰って確認すると白倉岳の南にある南岳のさらに南にある標高936mの無名峰だった。
ゆっくり登っていく尾根だけど尾根芯がヤブで使えない場所が多く、ユズリハも出てきて、すんなり歩かせてもらえない。
標高640mを超える頃から尾根芯が歩きやすくなった。
沢の源頭部から傾斜が強くなってきたので西側から回り込んだ。
P895へは一気に登っていくのではなく、平坦な場所を越えてまた急斜面を登るという二段構え。
この斜面は冬枯れて紅葉は殆んど残っていない。
高竜山からの尾根合流(標高850m)で平坦となったら、ラストスパート残り標高45m!
冬枯れのP895は東の樹間から武奈ヶ岳の西南陵が小さく見ることができるくらい。先を急ごう!と歩きだすと方向間違え!(^_^;)南に進んではイケマセン!南西に下りましょう!
良い二次林の冬枯れを標高825mの鞍部まで下ったら
標高950.5mの鎌倉山まで登り返します。
この登り斜面がこの山行で一番雰囲気の良い場所。
ただ、冬枯れで今はどこをどう写真を撮っても同じような景色ばかり(^_^;)
来るのが少し遅かったか!?(^_^;)
登り始めから3時間17分経過で鎌倉山山頂に到着。
ここには三等三角点:鎌倉岳950.45m。
ちょうどお昼になったので、先週に採ってきたナ〆コと今回見つけたクリ夕ケ&ムキ夕ケ入りのキノコうどん!
メンバーみんなでアツアツをいただきました!
午後は下っていくだけ?
いえいえ小さなアップダウンに距離もあるので、頑張って歩きます。
まず鞍部に向かって下って行けば、この一帯にはヤドリギが多いのに気づく。
低いところに実があった!
下って、登って?千年杉は何処?
もう一回登ってくだって・・・
あった、あった。
これが千年杉?
表札があったから間違いない。
確かに背は高いけど、他で見る杉の方がデカイ?
高見山や芦生とかで見た杉のほうが迫力ある?
千年杉を越してここからは小さく登って下って登って下っての繰り返し。
標高870mから標高920mまで登り返して、ちょっと休憩。
おや?近づいた訳でもないのに武奈ヶ岳西南陵が近く見えるようになった?
またまた少し下って登り返し!(T_T)
すると左(南)側に植林帯?
そのまま進んでいくと凹んだ場所?
ああ、オグロ坂峠にやってきたんだ!
鎌倉山から1時間16分で到着。
小さな祠には地蔵さん?涎掛けで石の端っこしか見れない(T_T)
京都市が設置した詳しい案内板があった。
場所の名前や所要時間、樹木の種類分布まで非常に詳しい。
六尺道をくだっていくとすぐに水場があったが、
パイプの掃除もたまにしてもらわないと、ドロリとした苔を通じて水が滴っていた(T_T)
八丁平に近づくとでシカの食害対策のフェンス
京都市によってH30年3月に設置されたという看板があったが、今年の台風3発のおかげで、いたるところでフェンスが壊れていた。
八丁平は高層湿原らしいのだが、湿原部分は平らの中心部分だけと、いうより、雨水の流れ込みを見れる程度のようだ。
反時計回りに八丁平を行けばススキ保護の柵のエリア?
おお!湿原らしく木道が現れた!?
でも、踏み外しても湿原っぽくないなぁ(^_^;)
マユミの実がたくさんある。
クラガリ谷出合いにやってきた。
新心荘跡地の看板と京都市の看板があった。
フノ坂峠からの出合いにはツルウメモドキの実がたくさん。
高巻き山腹道から八丁平の流れ出しが見える。
この川が大きく蛇行(迂回)して江賀谷の流れとなる。
細い木橋を渡って左岸の道を左へ進む。
間もなく中村乗越への分岐点。
ここから標高差40mを登って行く。
もうダメだ!しんどい!と、なりかけた場所が中村乗越。
ああ、もう15:08だ(^_^;)
一生懸命歩かないと途中で暗くなってしまいそう!
最初は植林ジグザグ道。
大岩の沢に降り立つと快調に沢沿いを下って・・・
山水画のヒトコマのような景色みたい。
しか~し!すぐにそんな余裕が無い状況に!
崩土の影響だろうか?大岩の下のトラバース道が非常に踏みしろが細くて足の置き場に困るのだ。
ズンズン・ドカドカ歩くと、それすら崩れてしまいそう!(T_T)冷や汗ものです~
植林が出てきて一安心。
さらに堰堤が出てきたら林道が直ぐ側にあるのは間違いなし!
程なくして、林道の出合いにやってきたが、沢の合流部で2本の沢を渡渉して、一段高い林道によじ登らないと?おや?トラロープ?これを使ってよじ登れって?
しかし、このロープ、足をかける場所が急で高さがあるので登りにくい。
少しだけ上流部に堤防が崩れた場所があって、そこからヒョイと登れた。
ん?林道の道端に何かある?と振り返ると八丁平への道標だった(^_^;)
江賀谷林道は一部簡易舗装路で、かつては車が入ってきていたらしいが、今ではまだ荒れているわけではないが、腰高の車でなければ辛いと思われる。
道中の植林を見上げると風倒木の被害が計り知れない。
林道出合いから徒歩30分で林道止の橋。
坊村にある葛川少年自然の家へのショートカット道?
林道止から小学校の横を通って
暗くなる前に国道に出た
さらに国道の歩道を5分あまり歩いて朝に車をデポしていた場所に到着~。
林道歩きが長くて足が痛くなった(T_T)
UHさんの車の乗せて貰ってスタート地点にマイカーを回収に向かうと17時になっていないのにもう真っ暗!日が暮れるのが早くなったなぁ
山行日:2018年11月26日
グループ山行@月曜山歩
5人(ISM、OT、UH、TY、TK)
縦走
マユミ
キノコ
コナラ
6:00伊賀自宅
7:30某牛丼屋
7:45某駅
8:20中村旧道P置き車
8:30久多キャンプ場付近旧道P8:41
11:05 P895
11:58鎌倉山山頂13:01
(昼食1時間3分)
13:22千年杉
14:17オグロ峠14:24
14:32八丁平東へ分岐
14:44新心荘跡地
15:03中村乗越へ分岐
15:08中村乗越15:12
15:55 P510林道出合15:57
16:31国道出合
16:37駐車地
距離:12.106km
沿面:12.485km
所要時間:7時間56分
(うち昼食63分)
累積標高+1186m-1185m
標高差:1m
最低標高:325m(久多キャンプ場付近)
最高標高:鎌倉山(三等三角点:鎌倉岳950.45m)
以下の写真は今回のルート上ズバリにありません。
なぜなら、私達のパーティは現場で散開して歩いているからです。
夏エ美ネ?
イチヤクンウ(ン→ソ)
これも夏エ美ネ?
これも夏エ美ネ?
あれども干からびて腐ちているものばかりの中・・・
幼い人たち
これも干からびかけ
一番フレッシュさん
干からびたチャナメシムタケ(シ→ツ)?
巨大チャナメシムタケ(シ→ツ)?
それとも平田家さん?
平田家さんは忍者のように隠れていた。
この山行の後・・・久々に風邪ひきです(T_T)
しかも夫婦揃って喉がやられてしまった(T_T)一週間経過しても完治せず(T_T)
とは言うものの、天気が良いうちに!と12/1の午後に夏タイヤと冬タイヤの入れ替えを済ませた。
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