困った時の雲母峰::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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新型コロナウイルス感染拡大が止まらない・・・
何かあってからでは遅いので、しばらくグループ山行は見合わすことにした。

1/10日の天気予報で、翌日1/11の成人の日は御在所岳方面が晴れ。
でも、人の多い登山ルートは是非とも避けたい。
んじゃ、釈迦ヶ岳で登ったことのないマイナーなルート?と計画を立てていた。
2021-01-11 10-20-10
目覚めて、すぐに天気予報をチェック。
1/11朝の天気予報が変わっていた!
え?御池岳が晴れる?
それなら、滋賀県側から御池岳へ!
と、嫁さんを車に乗せて日野町あたりまでやってきたが、どうも雲行が・・・・
山行日:2021年1月11日
運転中の車中から眺める景色は・・・アカンやん、綿向山は完全に雪雲の中。
鈴鹿山脈主稜線も「モチロン」分厚い雲に覆われて、雨雲レーダーを見れば昼くらいまで鈴鹿山脈は雪?しかも、滋賀県側は風雪っぽい?なんでやねん!!天気予報狂いまくってるやん!!天気.jpで御池岳晴れ「B」評価やったのに!(泣)

じゃあ!伊勢側に戻れば大丈夫か?
いや雨雲レーダーは滋賀県にある雪雲が鈴鹿山脈を越えてやってくるようだが・・・
何はともあれ滋賀県側よりはマシになるはずの伊勢側へ行ってみよう!

R421を右折して走っていく。
あれ?雪が降ってきたよ。
永源寺支所まで進むと雪は道を白くしてしまった。
そこから先はドンドン道が雪で白くなり、石榑トンネル付近は雪化粧。
石榑トンネルを抜けて三重県に戻ると、雪はやんだ?
いや、鈴鹿山脈主稜線(県境稜線)は分厚い雲に覆われていて、どうもダメっぽい。
R306巡検街道を南下していっても御在所や鎌ヶ岳、釈迦ヶ岳は雪雲の中。
でも、入道ヶ岳や雲母峰といった前衛峰は山頂見えている。

・・・んじゃ、雲母峰に行ってみようか?
前に登ったルートと同じバリルートで行けば誰とも会わないだろう。
久々、6年ぶりの宮妻峡。
以前にここへ来た時も天候不良の代替え山行でここに来っけ。


駐車場には一台の車?登山準備中?
え?あ?山道具を片付けて帰ってしまった。
早朝から入道ヶ岳を登ってきたのかな?

6年前にここから雲母峰に登った当時の記憶はあいまいだ
取付き場所をすっかり忘れてしまっている。
2021-01-11 08-35-46
このへん?と植林に入るがちょっと右往左往。
地形図を眺め、比較的標高線が緩い尾根を歩く。
でもフクラハギが悲鳴を上げる急斜面。
そういえば、そうやったわ(~_~;)
2021-01-11 08-47-33
P606へ向かって行くと風が出てきて猛烈に寒くなってきた。
ハードシェルを着てフードを被る。
P606から先はさらに風!曇り空は一層どんより。
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こんな天気では鎌ヶ岳を拝めない
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と、いうか、ここに来ている日は天気が悪い日だけかも?(~_~;)
植林の急斜面を登って行くと二次林の広場:P791の南肩。
吹き溜まりの雪は締まっていてあまり沈みこまない。
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P791独標から南に入道ヶ岳の北面。
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伊勢湾の空の色が少しオレンジ色っぽい
尾根を挟んで御在所方面も樹間に見れる。
2021-01-11 10-09-34
こちらも山頂は雲の中。
おそらく雪が降っているのだろう。
登り始める前は県境稜線へ進んで鎌ヶ岳へ?と思ってみたが、県境稜線はコンディションが悪そうなので以前のように雲母峰2峰へ向かい下山する。
雲母峰西峰へ向かうルートの雪は解けてしまっていて少ない。
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県境稜線から離れているここからは、雲母峰本峰、雲母峰2峰、独標、P735へが眺められた。
巻き道の看板が新設されている?
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崩落注意が赤く線で囲まれているということは?崩落していて危ないということ?
東へ尾根を移動していくと丸くなった雪庇があった。
2021-01-11 10-20-10
年末にかなり積もって、溶けてしまったのですね。
その後、尾根を登り、途中から山腹の巻道を歩いていく。

雲母峰西峰の看板を見て、とりあえず行ってみたが、記憶の片隅にあったように大した展望も無く、冷たい風が吹いているだけ(泣)
奥の尾根を少し進んで見たが、そちらも大した展望が得られなかった(泣)

西峰からすぐに雲母峰本峰。
2021-01-11 10-51-46
標高888mのフィーバー山頂。
吉良良山三角点ってこんな看板前にあったっけ?
ちなみに三角点の点名が吉良良山なのだ。
相変わらず展望は無い(泣)

ここからは登山道が凍っていてデンジャラスゾーン。
雲母峰を登る人たちは、雲母橋前や岳不動祠方面から登って雲母峰西峰で引き返す人が多いから、このあたりの登山道の雪が踏み固められ、溶けて凍りなおしてツルツルになっているのだろう。
でも、ここだけのためにアイゼンは着けなくて良いからなぁ・・・とこの日もアイゼン未装着。

植林を下って行く道中もアイスバーン&暴風で寒い。
前からグリベルのヘルメットを被った単独男性が雲母峰本峰を目指して登ってきた。今日初めての登山者だ。
しかし、なんでヘルメット???どんなルートで登ってきたというのだろう?それともアイスバーンでの転倒予防???

風が強いのかなあ・・・と登ってみると東からモノレールの軌道?
パラグライダーの荷揚げ用?
そして風の裏側で風が無い雲母峰2峰山頂。
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展望地(発射台)の雪は少量。
で、ここに誰も居ない。

パラグライダーの発射台がグレードアップしている!?
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前はプラ椅子が転がっているだけだったのにパイプで組まれた櫓に囲いがついてる!

そこに独標方向から登ってきたオジサンがササっ!と入り込んでザックを下ろした。おそらくここで休憩もしくはランチなのだろう。
先に占領されてしまった(泣)。
そこへ先ほどすれ違ったヘルメットオジサンが戻ってきた。
オジサン同士、挨拶して話し始めた。どちらともこの山は初めてっぽい会話の内容だった。
私と嫁さんは参加しないのか?って?下山ルートをどうするか?を協議していたので、オジサントークには参加しなかったのです。

「お先に失礼します」とオジサンたちに声をかけて嫁さんと下山開始。
尾根を南西に下ってから適当に西へ下ると下りたい枝尾根に乗った。
独標ルートの登山道を横切って、南西尾根を下って行く。
ここからしばらくの間は良い感じの二次林。
そして広場に行きつく。
この先の植林帯から下が厄介だったのを思い出す。
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風の当たらない場所を探して、ここでカップラーメンを作って腹ごしらえ。

食後は植林帯を下って行く。
このへんに道があったはず。そこにはトラロープがフィックスされていて崩落・崩土斜面をトラバースできた!
これかな?と道型を行ってみるとビンゴ!トラロープのトラバース場所に来た!でも、途中から崩落が進んで道が消失していた(泣)
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ここは冷静に、崩落場所の手前でちょこっと下って、崩落斜面で剥き出しになっていた木の根を掴みながらトラバース成功。
このあと、前はジグザグに谷へ下って行ったけれど、落ち葉が積もりまくって道型が見えないので今回は尾根芯を通して降りてみることにした。
これがナカナカ渋い。
地形図以上に立木に掴まらないと下っていけないくらいの急傾斜。
なんとか我慢しながら尾根を下って行くと明るい場所に出た?
げげ?フェンス?落石防止フェンスが張り巡らされた場所?
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ちょっと待って!こっちの谷っぽい場所の方向に活路が・・・?
あ?フェンスの切れ目見えた!
急斜面ながら、横向きソールエッジで下って林道に出ることができた。
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堰堤方向に行かなくて済んで良かった、良かった。

13:00になって、雲の中で見えなかったイワクラ尾根も見えて、すっかり晴れてしまった
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南岸低気圧の前日、天気の変わり目って突然くるのね(~_~;)

それにしても朝~午前中の天気予報が思いっきりハズレの日に翻弄された一日だった(泣)

山行日:2021年1月11日
夫婦で
周回
ノーアイゼン
ノーワカン
積雪
バリ
MAP
距離:5km
沿面5.3km
所要時間:4時間34分
(うち昼食21分)
累積標高:プラスマイナス675m
最低標高:341m(林道)
最高標高:888.13m(雲母峰山頂)
点名:吉良々山(三等三角点)

6:05伊賀自宅
石榑トンネル経由
HYOUKOU
8:20宮妻峡P8:35
9:21 P606
10:02 P791
10:41 雲母峰西峰
10:51雲母峰10:54
11:09雲母峰2峰11:16
11:39広場(昼食21分)12:00
13:00林道出合
13:11宮妻峡P
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| 06:47 PM | comments (0) | trackback (0) |

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