茶野から鈴北岳へ::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)で彦根エリアが大雪に見舞われている今冬。
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そういえば、御池岳はどうなっているんだろう?昨年は木和田尾から登ったけど、鞍掛橋からはどうだろう?
最近のR306の大君ケ畑から先の情報収集ができない。
現場に行って判断するしかないなぁ・・・と、最悪は茶野へ向かうことを前提にでかけてみた。
山行日:2022年1月31日
R306号線は、途中からまるで雪国のように除雪された道路。
でも融雪剤のおかげでアスファルトの上を走ってこれた。
しかしながら大君ケ畑の冬季ゲートの先は除雪されておらず1m近くの雪があって車は通行不能。
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デリカで行けない?と雪の道を無理やり直進しようとしたら嫁さんに「あんた?アホ?」と諭された。
うーん!ならば!
ここから茶野を目指す!

少し戻って登山口は道からイキナリ・ガリガリの雪。
でも足が沈まないので何も足に着けずにツボ足で。

山に入ってしばらく進むものの、先は傾斜角度が増してくるなぁ・・と、衣類調整のついでにアイゼン装着。
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今年、初アイゼンで足が重い・・・重くて進まない(~_~;)わたしだけ?

最初の植林日陰は凍っていてアイゼンでよかったのだけどトレースあっても急斜面が意外と雪が崩れる。

けれど!このまま行く。
鉄塔目指して登って行けば!
よっしゃ!締まった雪。
アイゼン正解。

茶野北尾根の稜線部に乗って快調に登って行く。
雪で白い道になっている通行止め中のR306。
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後ろの山の中央は三国岳。右側は焼尾山。
振り返り、振り返り・・・おお!スッキリ見えた!
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真っ白な霊仙山とその右に伊吹山。
伊吹山の右後ろに能郷白山かな?

茶野の山頂に到着。
琵琶湖を越して比良から高島の山!
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良い日に登ってきました!

この時、まだ御池岳や鈴鹿の山々はガスが乗っていて暗ーい感じ。
おお!茶野の下にある大木!
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その木陰の影が美しい。
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うーん、ちょっと鈴ヶ岳や鈴北岳は雲が晴れたけど御池岳はまだ雲の中か?
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今日はコンディションが良いみたいなので鈴北岳まで行くのだ!

期待したトレースは茶野まではたくさんのトレースがあったのだけど茶野から御池岳方向へ歩いたスノーシューが一人だけ?
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使えるものは動物の足跡でも何でもありがたく使わせていただく。
(↑ミノガ峠からの出合)

二つ目の鉄塔の展望地で風を避けて少し早めのランチ。
強風の予報だったが大したことなかった。

昼食後は、鈴ヶ岳に登って行く。
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UHさんが頑張ってラッセルしてくれる!
感謝!感謝!
最後の上り坂に差し掛かると
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木の枝から落ちた海老の尻尾の欠片で埋め尽くされていた。
やはり茶野から見えていた雲の中の鈴ヶ岳から先は霧氷で覆われていた模様。

山頂のカレンフェルトや工事現場の廃材は雪に埋まってる!
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動物たちの足跡がカワイイ。

え?これが鈴ヶ岳山頂?
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雑然としたイメージだった鈴ヶ岳山頂は雪に埋まって何も無い!
↑これから向かう鈴北岳が白いハゲ頭になっている!
御池岳の雲もやっと無くなった。
さぁ!鈴北岳へ行きましょう!

鈴ヶ岳山頂からヒルコバに向かって標高差90m下って行く。
下りは快調、早い早い。
ヒルコバから登り返しは、シンドク遅い遅い(~_~;)
ついつい立ち止まって後ろを振り返る。
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こうして見ると鈴ヶ岳って冨士山のようなシルエットなんだ!

ヨシ!登ろう!と振り返ると鈴北岳方面からスノーシューの男性が下りてきた。
トレースのお礼を言って、どのようなスケジュールで戻ってきたのか?と聞いたら、昨日からスノーシューで御池岳の東ボタンブチへ行ってテント泊していたらしい。どおりでR306の車が凍っていた訳だ。昨日からこのルート上で会ったのは2パーティ目だと言う。男性が私たちの足を見て、「アイゼンじゃ沈んで大変でしょう。もう少しで鈴北岳です。頑張ってください。」
はーい!!
そうか!ツボ足では大変か!?
ならば!こちらもワカン装着!
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ワカンでガシガシ登るぞ!

急登をこなしてから森の中を緩く登って行くのにワカンは正解。
雪が豊富にあるんだもん(^▽^)/

お!!来た!!真っ白のハゲ山!
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あの向こうに鈴北岳!
私先に行って撮影したいです!
と、ころ助さんが猛然とスパート!

ハゲ山の途中から振り返れば!
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霊仙山と伊吹山の白い頂の競演!
キター!(^^)/

あともうちょっと!
でも、その手前にある霧氷が?
おいおい、小さい背丈だけど!すごい霧氷!
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モンスター化している!
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ここまで霧氷が全身を覆うなんて!

御池岳方面も霧氷が付いている
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寒そう!

暴風の鈴北岳は暴風&極寒!
突起があるところに悉く霧氷が付いている。
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まつげが凍って手が痛くなってきた!
鞍掛峠へ向かって下ります!

ここの広い尾根はキレイな雪原で大好きな景色
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焼尾山、烏帽子山、三国岳、その後ろに池田山。
右手に養老山系。

少し降りていくと純白の雪庇がお出迎え
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振り返ると輝く雪庇たち
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上空に見事な彩雲が現れた!
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おお~滑らかで広い雪庇!
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休憩雪庇
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スタスタ雪原
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駆けまわりたくなる~
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名残惜しいけれど、枝尾根から鉄塔巡視路へ入って下山。

雪が少なくなってきたからワカンを片付けてツボ足で下る。
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しかーし!日陰斜面の雪でトレースは凍っているのよね。
新雪はモナカっぽい。
凍ってたり踏み抜いたり、意外と気を遣う。

鉄塔までやってきたら一安心?
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いえいえ、尾根末端から右の谷方向へ下る場所が???
強引にヨイコラショと木を掴みながら最後のジグザグ道に出た。
うーん、分かりにくくなってる?
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林道からR306へ出てきた
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鞍掛橋は雪で満タン
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いつになったら、ここまで車で来ることができるのだろう?

雪で埋まった国道306を大君ケ畑へ歩く。
スキーのトレースの上が凍っていて歩いて・・・
歩けたのは日陰だけだった((+_+))
本当の核心部はこの国道306号線。
陽があたっていた雪は緩んでズボズボ踏み抜く。
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ツボ足で踏み抜くこと十数回。
挙句に足がつった(~_~;)

なので途中でワカン装着
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さすがに遠い・・・

飽きたよ・・・もう・・・
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あ、車が見えた

山行日:2022年1月31日
グループ山行@月曜山歩
4人(UH、ころ助、TY、TK)
縦走
アイゼン
ワカン

6:00伊賀自宅
6:20某P
7:20道の駅せせらぎの里こうら
7:40高室山登山口P
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7:55大君ケ畑冬季ゲート前路肩P8:10
10:38茶野10:45
10:55 P938
10:58桜峠(一本木)
11:07ミノガ峠出合
11:15昼食11:48
(33分)
12:30鈴北岳12:39
12:49ヒルコバ
13:03ワカン装着13:16
13:50鈴北岳
14:14 P1056
14:28下山分岐14:33
15:41林道出合
15:52鞍掛橋
16:37百々女鬼谷出合
16:51ツヅロ坂峠分岐
16:54大君ケ畑冬季ゲート前路肩P
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距離:11.45km
所要時間:8時間43分
(うち昼食33分)
最小標高:313m(登山口)
最大標高:1182m(鈴北岳山頂)
累積標高プラスマイナス1156m
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これなーんだ!?


オマケ

比良方面
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20220215170508

伊吹方面
20220215170514
20220215170526

養老方面
20220215170521
| 山登り::鈴鹿山脈 |
| 11:39 PM | comments (0) | trackback (0) |

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