2012,10,14, Sunday/五代目
中央アルプスは空木岳(うつぎだけ)を日帰りピストンで登ってきた。(※前夜車中泊)
紅葉はボチボチ。惜しいかな、ガスがけっこう出ていた。
今回の山行は単独。そう、一人だけで登ってきた。
登りが、約6時間半 下りが4時間余り。
休憩などを挟んで合計11時間
約20km・・・ハーフマラソンですな(^_^;)
足が筋肉痛です(^_^;)
今年は北海道や北アルプスをはじめ日本全国の山岳地帯において紅葉が10年ぶりに絶好調だと取りざたされていて、地元の後輩も北アルプスの涸沢で素晴らしい写真を撮って帰ってきた。
正直言って羨ましい。
そう思っていた水曜日の午後、翌日の木曜日を一日空けられる仕事の段取りとなった。ただし、店は営業するので嫁さんに店番をお願いせねばならない。
嫁さんに山に行っても良い?と相談するとOKが出た。実は嫁さん、来週の月曜日から山仲間と一緒に一泊で北アルプスデビューなのだ。
さて、何処に行こう?
やっぱり、紅葉見たいなぁ!連休が終わった平日で一段落しているとは云え、人がたくさん押しかけている場所よりも静かに山を歩ける場所に行きたい。
伊賀からあまり遠くなくて・・・とネット検索していると中央アルプスの空木岳が日帰りできることが分かった。伊賀から長野県の駒ヶ根まで4時間。
よっしゃ!空木岳に行こう!
夕食を自宅で食べて、伊賀の自宅を19:10出発。東名阪→小牧→中央自動車道→駒ケ岳SAにてファミリーマートに立ち寄り、明日の朝食と昼食を購入するが、今夜の寝酒が売っていない。22:40頃に駒ヶ根ICを出て市街地方面に少し車を走らせてセブンイレブンで寝酒を購入。
駒ヶ根公園から登山駐車場へ向かうべく古城林道を走る。この林道、古城公園までは舗装路だが、それ以降は未舗装路でガタガタ道。林道入口にはクマ出没注意と書かれていたのを思い出す。クマは夜行性じゃなかったから夜は寝ている?なんてことを考えながら、23:05林道終点駐車場に到着。
広場があってアズマヤとトイレらしきモノがあるが、電灯は無い。いくら車中泊だと云えども、独りぼっちは、なんだか寂しい。
山屋として中途半端な気持ちになってしまった。自分にの気持ちに正直に生きよう!(?)と、きた道を15分ほど下る。そして某所のトイレ横の広場に車を止め、セレナの後部座席をフルフラットにして酒を飲む。寝ようとシュラフに潜り込むが目が冴えて眠れない。仕方ないのでスマホでネット小説を読み、1時頃に眠りに落ちた。
あ!あかん!寝過ごした!
5時に起きるはずが二度寝してしまい5:30に起きた。
トイレに行き、車内を片付け、ザックのパッキング・・・お湯を沸かしてポットに入れて山に持っていくつもりだったが、早朝の散歩を楽しんでいる若いカップルが、近くにいたので車を発進させて古城林道に向かう。
6時、林道駐車場に到着。
駐車場には主の居ない四輪駆動車が一台。すでに山に入っている模様。
私はここで、朝食と湯沸し。6:17に朝日が出てきた。
湯を沸かしながら靴を履いてスパッツを付けてやっと6:30出発。
当初予定から小一時間も遅れてしまった(-_-;)
フシグロセンノウとシュウメイギクが道端を彩っている。
先ほど林道駐車場に車を止めたが、林道終点駐車場がさらに1.6km先にある。でもこの林道の道中で崩落しているために先程の駐車場から先は通行止め。その代わり駐車場から500m林道を下った(戻った)所からの、菅の平~池山登山道を使って林道終点まで良く必要がある。
500m未舗装林道を下っていくと登山道入り口に近い駐車地には立て看板があり、「このあたりには車を止めないでください。」書かれている。
非常用車両の駐車地なのだろうか?でも、その場所に松本ナンバーの車が一台。空いているならいいのか・・・
ここが現在の池山&空木岳(池山尾根)の登山口
この登山道入口から上にある林道終点駐車場までは、距離にして470m(沿面500m)ほどで、標高差は161m。
これが意外にシンドイ。
今回の空木岳で一番シンドかった場所だと言える。ここでバテて後々に響いた(-_-;)
登山道入口から8分登って息が切れ始めた頃、三本木地蔵と遭難モニュメント?があった。
地元の人には馴染みが深いものなのだろう。
さらに5分ほど登ると駐車場分岐看板があったが、どこの駐車場に向かうのだろうか?
ヒィヒィゼーゼー息を切らせながら旧林道終点に到着。
林道駐車場から30分かかった。
息を整えながら車の入れなくなった駐車場を横切る。
立派な駐車場なんだから、早く崩落した林道を直してもらいたい所だが、どこの自治体も予算不足・・・
南を見ると中岳方面?分からない。
なにせ私は今日が中央アルプス初デビューなのだ!(^_^;)
駐車場の奥に登山届BOXが置いてあるので登山届はここで提出する。
ここからが空木岳&池山(1773.8m)の正式な登山道口で、池山尾根登山道と呼ばれている。
この登山口から空木岳までの所要時間が6.2時間と書かれている。
今は朝の7時。
13時に空木岳に届かなかったら下山時はヘッデンが必要になりそう(-_-;)
よく整備された平坦な山腹登山道を歩いて行くのだが、大きく大きくジグザクを描いて登っていく
なのでシンドくないのだが、標高が全く上がらないのが、もどかしく感じる。
薄暗い登山道を歩いて行くと、え?目の前に小鳥が?
2mほどの距離を保ちながら、しばらく私の目の前をピョンピョン飛び跳ねるように道案内してくれた。
(この鳥は誰?(^_^;)
登山口から18分歩いた所に、篭(こもり)ヶ沢の岩窟の分岐があったけれど当然通過。
さらに5分ほどで池山山頂1.2km急峻の分岐看板。
寝坊した私には池山に登る余裕などないので空木方面に進みます。
ここからはキノコゾーン。
いろんなキノコが道端にあったがそれぞれの数は少ないので食用にはなりそうにない。
ツルリンドウが咲いていたが、先日の大峰で赤い実が付いていたのに?(^_^;)狂い咲き?
クリタケの幼菌があちこちにあるが、まだ時期が少し早いようだ。
オキナクサハツ?
これは毒キノコでくさくて辛いらしい
立派なスギヒラタケ
私はまだ食べたことが無い。腎臓障害がないから一度食べてみよう。
これはカヤタケかなぁ?
笹にダケカンバにカラマツの豊かな森。
いいネー!(^^)
6:30から歩き始めて1時間46分。
水場に到着。
ザックを下ろして行動食のデーツ(ナツメヤシ)を食べ、すぐに出発。
ここからは遊歩道と登山道に道が別れる。
とりあえず登山道をチョイスして歩き始める。
ここからしばらくやっと登山道らしい登り勾配になる。
そしてこの登山道の上は笹ではなくカニコウモリが下生えになる。
ここでもキノコがあるのだが、この手のキノコの見極めが私には出来ない(~_~;)
小さな赤い丸が地面にいっぱい。
たぶんマイヅルソウの実だ
尻無に到着。
ここで水場で分岐していた遊歩道コースと合流。
どちらも1.7kmと同じ距離らしいので復路は遊歩道コースを歩いてみるつもり。
マセナギ?木の名前か?なんだか分からない。
山腹道を歩いていけば
綺麗な森
階段というかハシゴがたくさん整備されている
この枯れて茶色く斑の五枚のデカイ葉っぱは何だ?
このトゲトゲと一緒?
この看板から先が大地獄、小地獄と呼ばれているエリアらしい。
北西の南アルプス主稜線が見えたが、ガスの中でドンヨリ
大地獄・・・過去に歩いてきた鈴鹿のバリルートの方がオッカナイです。
パイプの階段や
ワイヤーのフィックス
パイプの足場で出来た橋
超過密に組まれた丸木階段
どうも地獄と呼ばれたのはかなり昔のことなのか?
今まで歩いてきた綺麗な整備道に比べれば凹凸があるけれど、これが普通に山の道なんじゃないだろうか?
ウルシの仲間のハゼノキだろうか?紅葉が綺麗
小地獄の鎖場に差し掛かるが、鎖無しで良いと思う
工事現場の足場が組まれているし
ここも足場が多く、花崗岩のフリクションたっぷりば場所
そこに鎖を設置してくれて致せり尽くせりだ
鎖場の上には資材置き場だった場所?が放置されていた。
景観はあまり気にしないようだ
このあたりから紅葉がかなり目立ち始める
赤や
黄色が綺麗
オレンジも負けてません
ここで一応危険地帯が終了したらしい。
ここでザックを下ろして行動食を食べる
歩き始めると頭上がやたら明るい。
見上げるとハゼノキが黄色く黄葉していた
ユキザサのツヤツヤな赤い実
日差しがやっと出てきて暖かい
森もパッチワークのような黄葉になっている
頭上は黄金色の黄葉
岩場に黄色が綺麗に映える
彩り鮮やか
あ、シラタマノキだ。
小さいのだけど、ツツジの仲間。
白い丸は、実や花ではなく、萼が肥大して果実を覆って白い玉状なっているのだ
こんな感じで周囲にはたくさんのシラタマ。
でも、この周囲にあるだけで他では見なかった。
ゴゼンタチバナも赤い実をまだ付けていた
真っ赤な紅葉が輝いて綺麗だ
白いゴチャっとした花はヤマハハコ
本日のオレンジナンバーワン
黄色も負けてません
でも、この黄金色が今日の黄色ナンバーワン
黄色が綺麗
おお!少しガスが晴れてきた
このあたりで単独女性の下山とすれ違う。
さらにその10分後にも単独男性の下山とすれ違った。
歩き始めて5時間経過。空木平分岐を通過
げ!まだここから山頂まで2kmあるやん!(T_T)
おおお!桧尾岳方面の紅葉が綺麗や!
ついに標高2500mを突破して森林限界を超える!
まだ遥か向こうに駒岩の稜線とガスに隠れている空木岳山頂
森林限界を越えた!と思ったら一旦少しだけ下がる。ここで真っ赤な紅葉発見
駒岩が近づいてきたが傾斜が増して来てしんどくなってきた(-_-;)
そんな時は後ろを振り返って来た道を眺めて立ち休憩(^_^;)
空木平分岐から25分でやっと駒岩
この岩に登って眺望を楽しみたいところだが、風が猛烈でそんなところではない。
岩陰でレインジャケットを羽織り、フードをかぶる。手にも風の通らない手袋をする。
やっと空木岳山頂のガスが晴れた。そのまま晴れていておくれ!
空木岳は花崗岩のザレザレ山。
草紅葉も見ることが出来た。
おっと!雲の晴れ間に宝剣岳!
またいつか登りに行こう!
おっと、まだ空木山頂に届いていないんだ(-_-;)
熊沢岳の裾は紅葉真っ盛り
むっちゃ綺麗
来た道を振り向くと(ようするにシンドイので休憩)空木平も晴れて紅葉が綺麗
ハイマツの稜線には巨岩が点在。
鈴鹿の御在所や国見岳のようだ
ここで縦走装備の単独男性が下山してきた。
本日3人目の下山者だ。(写真は通りすぎてから振り向いて撮影)
ハイマツの小ピークを登る
登り切ると駒峰ヒュッテがチラリと見えたがまたガスがかかってきた
東川岳への稜線も
30秒後にガスで見えなくなる
駒峰ヒュッテのウッドテラスに着いたが
風とガスで長居は無用
あかん・・・空木山頂はガスの中や(T_T)
ちなみに駒峰ヒュッテの営業は登った日の3日前の10月8日で終了。
ドアを開けた玄関部分だけ避難場所として使えるらしい。
空木岳100mの標識がある。
ガスが晴れてる?さぁ!いまのうちにもうひと登り!
ここまで10km近く登っていたからけっこうこれがキツイ。
ザレザレの崩壊した花崗岩の登山道は整備してあった丸太が浮いて歩きにくくなっていた。
山頂ピークを登っていくとご夫婦+学生っぽい若い女性がデカイザックを担いで降りてきた。
どうやら駒ケ岳から縦走してきたらしい。
やっと空木岳山頂2864mに到着!
風がビュービュー!寒っ!
展望は・・・
無い・・・
山頂の岩の陰に隠れて昼ごはん
あかん・・・ビールが冷たい!
コンビニで買ってきた「おむすび&おかずセット」・・・なんだか美味くないなぁ・・・
それにしても寒すぎ!さぁ!下山や!(15分あまりの滞在時間)
痛めてある左膝にサポーターを装着し、ザックに突っ込んであるヘッドランプを雨蓋に移動。
ひょっとすると下山は夕闇下山になる。
下山路は往路の駒石稜線ではなく空木平を下ってみることにした。
前半戦はハイマツの中の登山道。
途中からは沢の河原を歩いているようなゴーロ歩きになる。
う~ん、この空木平だけでもケッコウ距離があるぞ
左の日の当たっている山の黄色い所あたりが登山道の出合だと思う。
ズームアップするとこの黄色い斜面の尾根が出合
そこだまりの場所に空木平避難小屋が写っている。
沢の中の草紅葉も綺麗
この河原っぽいところが登山道
ナナカマドの紅葉が綺麗です。
まだ赤に染まりきっていないので今週末も綺麗でしょう
あ、晴れてきた
晴れた上空は鱗雲
下山し始めて40分で空木平避難小屋に到着。
中は非常に綺麗でいい感じ
建物の裏にある白い部分がトイレ
避難小屋の玄関先で小休止。
ついでに暑くなってきたので衣類調整
さぁ、下山、下山。日が暮れるまでに降りたい。
登山道は山腹道になって尾根道の合流点に向かって登り始める
しばらく歩くと進行方向から人の話し声?
あ?先ほど山頂ですれ違った親子たちだ。何かありました?と聞くと、今日中にイッキに下山できるかも?と降り始めたものの、菅の台までの距離が長く、疲れてきたので当初の予定通り空木平避難小屋で一泊して明日に下山するとのこと。私の事を聞かれたので、ピストンで池山尾根を下って今日中に三重県の伊賀へ帰ります。と答えたら「え?ウソでしょ?空木岳ピストンで三重県まで?スゴイですね~(゚∀゚)」と呆れられてしまった(-_-;)そんなに無謀なことしてるのか?σ(゚∀゚ )
さぁ!下山!頑張って降りる!
でもかなりバテてきている。
4日前の大峰:八経ヶ岳に登ったときの背中の筋肉痛や足の筋肉痛が完治していなかったことや、
今回、ザックの荷物をもっと軽くしていなかったことが悔やまれた(-_-;)
下山していくと2600mから上に鎮座していたガスが晴れてすっかり快晴。
駒ケ岳がすっきり見える
山頂下山開始から2時間45分経過で尻無の分岐点に到着。
登りは登山道コースだったが下山は遊歩道経由にしてみる。
遊歩道は腿あたりまでの笹ヤブに囲まれているが笹が濡れていないし、ダニも居なかったので快適。
途中にキノコもあったが、ここもマバラに生えているだけでお土産にするような量は収穫できそうにない
尻無から20分あまりで池山小屋手前水場
水場にはミソサザイが遊びに来ていた
ここで給水休憩をとってすぐに下山続行
アキノキリンソウ
フクオウソウ
このお花は絶滅危惧種だそうで
花の横にその名前と解説があった。
ここでは敢えてネット検索に引っかからないように名前は伏せておく。
それよりも下山!足早に降りているつもりなんだけど、麓近くの登山道はゆるやかな「つづら折れ」で、なかなか標高が下がらない。まだか?まだか?と競歩のように降りていくと17時を回った数分後に旧林道終点駐車場に到達。
なんだかホットする。
でも、ここから暗い森を通って三本木地蔵さん居る登山道をおりねばならない。
ヘッデンはギリギリまで出さないで行こう!とダーーーっと!急斜面を降りていくと10分余りで古城林道に降り立った。
あたりは薄暗くなっているがヘッデンは使わずに済んだ。
未舗装林道を500m、ヨタヨタあるいて17:25駐車場にたどり着いた。
久々の単独山行だったけれど、整備されまくっている一般登山道は気楽でいいですね。
11時間を費やして往復20kmちかく歩いてしまった(^_^;)
ザックもそこそこ重かったおかげで足と腹筋が筋肉痛になってしまった(~_~;)
それにしてもやっぱり森林限界を越えての山行は一味違ってイイもんですね。
また時間があれば中央アルプスに登ろうと思った。
5:30駒ヶ根某所5:46
6:00林道駐車場6:30
6:37登山道入口
6:58旧林道終点7:00
8:16池山小屋手前水場
8:55尻無
9:05マセナギ
9:36大地獄入口
10:00小地獄
10:13迷い尾根
11:32空木平分岐
11:56駒石
12:45空木駒峰ヒュッテ
12:55空木岳頂上13:11
13:17空木平分岐
13:49空木平避難小屋13:58
14:18空木平分岐
15:13小地獄
15:28大地獄終了
15:50マセナギ
15:56尻無
16:18池山小屋手前水場
16:46池山急峻分岐
17:06旧林道終点
17:12三本木地蔵
17:17登山道入口
17:25駐車場
登り:6時間25分
山頂滞在時間(昼食):15分
下り:4時間15分
所要時間:10時間55分
距離:18.891km
沿面:19.616km
最低標高:1214m
最高標高:2863.7m
単純標高差:1650m
累積標高+2159m-2156m
参考にしたHP
→駒峰山岳会
http://www.komaho.net/hutte/utsugi_hutte1.html
登山を終えて駐車場に戻ると、朝、私が車を止めた時に既に主人が居なかった四輪駆動車に若そうな男性が二人戻っていた。ヘルメットを手に、裸になって着替えていたのでおそらく沢登りの下山なんだろう。そういえば駐車場を貫くように沢が流れていた。朝の6時から夕方までめいっぱい沢を登ったのであれば、かなり良い沢登りの場所があるんだなぁ。
こちらも登山靴を脱いで山を降りる。
山頂直下のザレ場で風がきつかったので顔がジャリジャリになっている。
山を降りたら温泉で汗を流すのだ。
今回訪れた温泉は早太郎温泉 こまくさの湯
温泉は、非常に良い雰囲気。
洗い場がたくさんあって、お湯も良い。
ここの温泉で「おや?」と思ったのは、温泉入浴料600円と食事600円相当がセットで1000円になるセット入浴券があったこと。
でも、私が頼んだソース海老かつ丼(サラダ、味噌汁、漬物付き)は・・・
海老かつが・・・エビ風味のカマボコ?みたいな感じにソースかつのソースがかかっているのだけど、
このエビ風味カマボコがエビっぽくないのよ・・・頼んでから「あ~あ、やっちゃった(T_T)」って感じ。
残さずに食べたけど・・・・
こまくさの湯http://www.komakusanoyu.com/
午前10:00~午後9:00(入館締め切り午後8:00)
休館日:毎月第二・第四水曜日
大人(中学生以上) 600円
小人(小学生) 300円
小学生未満 無料
(HPに割引券あり)
食堂午前11:00~午後8:00まで(オーダーストップ午後7:30)
本当は晩ご飯に行きたかったお店があったんだけど、そのお店は日没閉店なので私がたどり着いた時にはすでに閉店されていたのであった。次回に期待だ。
さぁ!帰ろう!と駒ヶ根ICを19時に乗って中央自動車道を走る。帰りの距離分のガソリンが無いので駒ケ岳SAで給油を兼ねて野沢菜を買いに行く。
信州に来るとリンゴか野沢菜を食べないと気が済まない(^_^;)
売店から食堂の方に歩いていると誘惑が・・・駒ヶ根ラーメン600円が全国SAラーメンランキングで4位だとか!
さっきのエビカツ丼のリベンジじゃ!と食券を買っていざ!
う・・・・醤油ラーメンなんだけど・・・
麺は美味いんだけど、出汁のコクが無いんだよね・・・チャーシューはデカイんだけど旨味が無くスカスカっぽい・・・
ああ・・・今回は最初から最後まで食事にツイテいない一日だったよ(T_T)
その後、約240km車で走って22:15伊賀の自宅着
この日の後半、伊賀は雨の一日だったそうな
はぁ~疲れたけど面白かった!
紅葉はボチボチ。惜しいかな、ガスがけっこう出ていた。
今回の山行は単独。そう、一人だけで登ってきた。
登りが、約6時間半 下りが4時間余り。
休憩などを挟んで合計11時間
約20km・・・ハーフマラソンですな(^_^;)
足が筋肉痛です(^_^;)
今年は北海道や北アルプスをはじめ日本全国の山岳地帯において紅葉が10年ぶりに絶好調だと取りざたされていて、地元の後輩も北アルプスの涸沢で素晴らしい写真を撮って帰ってきた。
正直言って羨ましい。
そう思っていた水曜日の午後、翌日の木曜日を一日空けられる仕事の段取りとなった。ただし、店は営業するので嫁さんに店番をお願いせねばならない。
嫁さんに山に行っても良い?と相談するとOKが出た。実は嫁さん、来週の月曜日から山仲間と一緒に一泊で北アルプスデビューなのだ。
さて、何処に行こう?
やっぱり、紅葉見たいなぁ!連休が終わった平日で一段落しているとは云え、人がたくさん押しかけている場所よりも静かに山を歩ける場所に行きたい。
伊賀からあまり遠くなくて・・・とネット検索していると中央アルプスの空木岳が日帰りできることが分かった。伊賀から長野県の駒ヶ根まで4時間。
よっしゃ!空木岳に行こう!
夕食を自宅で食べて、伊賀の自宅を19:10出発。東名阪→小牧→中央自動車道→駒ケ岳SAにてファミリーマートに立ち寄り、明日の朝食と昼食を購入するが、今夜の寝酒が売っていない。22:40頃に駒ヶ根ICを出て市街地方面に少し車を走らせてセブンイレブンで寝酒を購入。
駒ヶ根公園から登山駐車場へ向かうべく古城林道を走る。この林道、古城公園までは舗装路だが、それ以降は未舗装路でガタガタ道。林道入口にはクマ出没注意と書かれていたのを思い出す。クマは夜行性じゃなかったから夜は寝ている?なんてことを考えながら、23:05林道終点駐車場に到着。
広場があってアズマヤとトイレらしきモノがあるが、電灯は無い。いくら車中泊だと云えども、独りぼっちは、なんだか寂しい。
山屋として中途半端な気持ちになってしまった。自分にの気持ちに正直に生きよう!(?)と、きた道を15分ほど下る。そして某所のトイレ横の広場に車を止め、セレナの後部座席をフルフラットにして酒を飲む。寝ようとシュラフに潜り込むが目が冴えて眠れない。仕方ないのでスマホでネット小説を読み、1時頃に眠りに落ちた。
あ!あかん!寝過ごした!
5時に起きるはずが二度寝してしまい5:30に起きた。
トイレに行き、車内を片付け、ザックのパッキング・・・お湯を沸かしてポットに入れて山に持っていくつもりだったが、早朝の散歩を楽しんでいる若いカップルが、近くにいたので車を発進させて古城林道に向かう。
6時、林道駐車場に到着。
駐車場には主の居ない四輪駆動車が一台。すでに山に入っている模様。
私はここで、朝食と湯沸し。6:17に朝日が出てきた。
湯を沸かしながら靴を履いてスパッツを付けてやっと6:30出発。
当初予定から小一時間も遅れてしまった(-_-;)
フシグロセンノウとシュウメイギクが道端を彩っている。
先ほど林道駐車場に車を止めたが、林道終点駐車場がさらに1.6km先にある。でもこの林道の道中で崩落しているために先程の駐車場から先は通行止め。その代わり駐車場から500m林道を下った(戻った)所からの、菅の平~池山登山道を使って林道終点まで良く必要がある。
500m未舗装林道を下っていくと登山道入り口に近い駐車地には立て看板があり、「このあたりには車を止めないでください。」書かれている。
非常用車両の駐車地なのだろうか?でも、その場所に松本ナンバーの車が一台。空いているならいいのか・・・
ここが現在の池山&空木岳(池山尾根)の登山口
この登山道入口から上にある林道終点駐車場までは、距離にして470m(沿面500m)ほどで、標高差は161m。
これが意外にシンドイ。
今回の空木岳で一番シンドかった場所だと言える。ここでバテて後々に響いた(-_-;)
登山道入口から8分登って息が切れ始めた頃、三本木地蔵と遭難モニュメント?があった。
地元の人には馴染みが深いものなのだろう。
さらに5分ほど登ると駐車場分岐看板があったが、どこの駐車場に向かうのだろうか?
ヒィヒィゼーゼー息を切らせながら旧林道終点に到着。
林道駐車場から30分かかった。
息を整えながら車の入れなくなった駐車場を横切る。
立派な駐車場なんだから、早く崩落した林道を直してもらいたい所だが、どこの自治体も予算不足・・・
南を見ると中岳方面?分からない。
なにせ私は今日が中央アルプス初デビューなのだ!(^_^;)
駐車場の奥に登山届BOXが置いてあるので登山届はここで提出する。
ここからが空木岳&池山(1773.8m)の正式な登山道口で、池山尾根登山道と呼ばれている。
この登山口から空木岳までの所要時間が6.2時間と書かれている。
今は朝の7時。
13時に空木岳に届かなかったら下山時はヘッデンが必要になりそう(-_-;)
よく整備された平坦な山腹登山道を歩いて行くのだが、大きく大きくジグザクを描いて登っていく
なのでシンドくないのだが、標高が全く上がらないのが、もどかしく感じる。
薄暗い登山道を歩いて行くと、え?目の前に小鳥が?
2mほどの距離を保ちながら、しばらく私の目の前をピョンピョン飛び跳ねるように道案内してくれた。
(この鳥は誰?(^_^;)
登山口から18分歩いた所に、篭(こもり)ヶ沢の岩窟の分岐があったけれど当然通過。
さらに5分ほどで池山山頂1.2km急峻の分岐看板。
寝坊した私には池山に登る余裕などないので空木方面に進みます。
ここからはキノコゾーン。
いろんなキノコが道端にあったがそれぞれの数は少ないので食用にはなりそうにない。
ツルリンドウが咲いていたが、先日の大峰で赤い実が付いていたのに?(^_^;)狂い咲き?
クリタケの幼菌があちこちにあるが、まだ時期が少し早いようだ。
オキナクサハツ?
これは毒キノコでくさくて辛いらしい
立派なスギヒラタケ
私はまだ食べたことが無い。腎臓障害がないから一度食べてみよう。
これはカヤタケかなぁ?
笹にダケカンバにカラマツの豊かな森。
いいネー!(^^)
6:30から歩き始めて1時間46分。
水場に到着。
ザックを下ろして行動食のデーツ(ナツメヤシ)を食べ、すぐに出発。
ここからは遊歩道と登山道に道が別れる。
とりあえず登山道をチョイスして歩き始める。
ここからしばらくやっと登山道らしい登り勾配になる。
そしてこの登山道の上は笹ではなくカニコウモリが下生えになる。
ここでもキノコがあるのだが、この手のキノコの見極めが私には出来ない(~_~;)
小さな赤い丸が地面にいっぱい。
たぶんマイヅルソウの実だ
尻無に到着。
ここで水場で分岐していた遊歩道コースと合流。
どちらも1.7kmと同じ距離らしいので復路は遊歩道コースを歩いてみるつもり。
マセナギ?木の名前か?なんだか分からない。
山腹道を歩いていけば
綺麗な森
階段というかハシゴがたくさん整備されている
この枯れて茶色く斑の五枚のデカイ葉っぱは何だ?
このトゲトゲと一緒?
この看板から先が大地獄、小地獄と呼ばれているエリアらしい。
北西の南アルプス主稜線が見えたが、ガスの中でドンヨリ
大地獄・・・過去に歩いてきた鈴鹿のバリルートの方がオッカナイです。
パイプの階段や
ワイヤーのフィックス
パイプの足場で出来た橋
超過密に組まれた丸木階段
どうも地獄と呼ばれたのはかなり昔のことなのか?
今まで歩いてきた綺麗な整備道に比べれば凹凸があるけれど、これが普通に山の道なんじゃないだろうか?
ウルシの仲間のハゼノキだろうか?紅葉が綺麗
小地獄の鎖場に差し掛かるが、鎖無しで良いと思う
工事現場の足場が組まれているし
ここも足場が多く、花崗岩のフリクションたっぷりば場所
そこに鎖を設置してくれて致せり尽くせりだ
鎖場の上には資材置き場だった場所?が放置されていた。
景観はあまり気にしないようだ
このあたりから紅葉がかなり目立ち始める
赤や
黄色が綺麗
オレンジも負けてません
ここで一応危険地帯が終了したらしい。
ここでザックを下ろして行動食を食べる
歩き始めると頭上がやたら明るい。
見上げるとハゼノキが黄色く黄葉していた
ユキザサのツヤツヤな赤い実
日差しがやっと出てきて暖かい
森もパッチワークのような黄葉になっている
頭上は黄金色の黄葉
岩場に黄色が綺麗に映える
彩り鮮やか
あ、シラタマノキだ。
小さいのだけど、ツツジの仲間。
白い丸は、実や花ではなく、萼が肥大して果実を覆って白い玉状なっているのだ
こんな感じで周囲にはたくさんのシラタマ。
でも、この周囲にあるだけで他では見なかった。
ゴゼンタチバナも赤い実をまだ付けていた
真っ赤な紅葉が輝いて綺麗だ
白いゴチャっとした花はヤマハハコ
本日のオレンジナンバーワン
黄色も負けてません
でも、この黄金色が今日の黄色ナンバーワン
黄色が綺麗
おお!少しガスが晴れてきた
このあたりで単独女性の下山とすれ違う。
さらにその10分後にも単独男性の下山とすれ違った。
歩き始めて5時間経過。空木平分岐を通過
げ!まだここから山頂まで2kmあるやん!(T_T)
おおお!桧尾岳方面の紅葉が綺麗や!
ついに標高2500mを突破して森林限界を超える!
まだ遥か向こうに駒岩の稜線とガスに隠れている空木岳山頂
森林限界を越えた!と思ったら一旦少しだけ下がる。ここで真っ赤な紅葉発見
駒岩が近づいてきたが傾斜が増して来てしんどくなってきた(-_-;)
そんな時は後ろを振り返って来た道を眺めて立ち休憩(^_^;)
空木平分岐から25分でやっと駒岩
この岩に登って眺望を楽しみたいところだが、風が猛烈でそんなところではない。
岩陰でレインジャケットを羽織り、フードをかぶる。手にも風の通らない手袋をする。
やっと空木岳山頂のガスが晴れた。そのまま晴れていておくれ!
空木岳は花崗岩のザレザレ山。
草紅葉も見ることが出来た。
おっと!雲の晴れ間に宝剣岳!
またいつか登りに行こう!
おっと、まだ空木山頂に届いていないんだ(-_-;)
熊沢岳の裾は紅葉真っ盛り
むっちゃ綺麗
来た道を振り向くと(ようするにシンドイので休憩)空木平も晴れて紅葉が綺麗
ハイマツの稜線には巨岩が点在。
鈴鹿の御在所や国見岳のようだ
ここで縦走装備の単独男性が下山してきた。
本日3人目の下山者だ。(写真は通りすぎてから振り向いて撮影)
ハイマツの小ピークを登る
登り切ると駒峰ヒュッテがチラリと見えたがまたガスがかかってきた
東川岳への稜線も
30秒後にガスで見えなくなる
駒峰ヒュッテのウッドテラスに着いたが
風とガスで長居は無用
あかん・・・空木山頂はガスの中や(T_T)
ちなみに駒峰ヒュッテの営業は登った日の3日前の10月8日で終了。
ドアを開けた玄関部分だけ避難場所として使えるらしい。
空木岳100mの標識がある。
ガスが晴れてる?さぁ!いまのうちにもうひと登り!
ここまで10km近く登っていたからけっこうこれがキツイ。
ザレザレの崩壊した花崗岩の登山道は整備してあった丸太が浮いて歩きにくくなっていた。
山頂ピークを登っていくとご夫婦+学生っぽい若い女性がデカイザックを担いで降りてきた。
どうやら駒ケ岳から縦走してきたらしい。
やっと空木岳山頂2864mに到着!
風がビュービュー!寒っ!
展望は・・・
無い・・・
山頂の岩の陰に隠れて昼ごはん
あかん・・・ビールが冷たい!
コンビニで買ってきた「おむすび&おかずセット」・・・なんだか美味くないなぁ・・・
それにしても寒すぎ!さぁ!下山や!(15分あまりの滞在時間)
痛めてある左膝にサポーターを装着し、ザックに突っ込んであるヘッドランプを雨蓋に移動。
ひょっとすると下山は夕闇下山になる。
下山路は往路の駒石稜線ではなく空木平を下ってみることにした。
前半戦はハイマツの中の登山道。
途中からは沢の河原を歩いているようなゴーロ歩きになる。
う~ん、この空木平だけでもケッコウ距離があるぞ
左の日の当たっている山の黄色い所あたりが登山道の出合だと思う。
ズームアップするとこの黄色い斜面の尾根が出合
そこだまりの場所に空木平避難小屋が写っている。
沢の中の草紅葉も綺麗
この河原っぽいところが登山道
ナナカマドの紅葉が綺麗です。
まだ赤に染まりきっていないので今週末も綺麗でしょう
あ、晴れてきた
晴れた上空は鱗雲
下山し始めて40分で空木平避難小屋に到着。
中は非常に綺麗でいい感じ
建物の裏にある白い部分がトイレ
避難小屋の玄関先で小休止。
ついでに暑くなってきたので衣類調整
さぁ、下山、下山。日が暮れるまでに降りたい。
登山道は山腹道になって尾根道の合流点に向かって登り始める
しばらく歩くと進行方向から人の話し声?
あ?先ほど山頂ですれ違った親子たちだ。何かありました?と聞くと、今日中にイッキに下山できるかも?と降り始めたものの、菅の台までの距離が長く、疲れてきたので当初の予定通り空木平避難小屋で一泊して明日に下山するとのこと。私の事を聞かれたので、ピストンで池山尾根を下って今日中に三重県の伊賀へ帰ります。と答えたら「え?ウソでしょ?空木岳ピストンで三重県まで?スゴイですね~(゚∀゚)」と呆れられてしまった(-_-;)そんなに無謀なことしてるのか?σ(゚∀゚ )
さぁ!下山!頑張って降りる!
でもかなりバテてきている。
4日前の大峰:八経ヶ岳に登ったときの背中の筋肉痛や足の筋肉痛が完治していなかったことや、
今回、ザックの荷物をもっと軽くしていなかったことが悔やまれた(-_-;)
下山していくと2600mから上に鎮座していたガスが晴れてすっかり快晴。
駒ケ岳がすっきり見える
山頂下山開始から2時間45分経過で尻無の分岐点に到着。
登りは登山道コースだったが下山は遊歩道経由にしてみる。
遊歩道は腿あたりまでの笹ヤブに囲まれているが笹が濡れていないし、ダニも居なかったので快適。
途中にキノコもあったが、ここもマバラに生えているだけでお土産にするような量は収穫できそうにない
尻無から20分あまりで池山小屋手前水場
水場にはミソサザイが遊びに来ていた
ここで給水休憩をとってすぐに下山続行
アキノキリンソウ
フクオウソウ
このお花は絶滅危惧種だそうで
花の横にその名前と解説があった。
ここでは敢えてネット検索に引っかからないように名前は伏せておく。
それよりも下山!足早に降りているつもりなんだけど、麓近くの登山道はゆるやかな「つづら折れ」で、なかなか標高が下がらない。まだか?まだか?と競歩のように降りていくと17時を回った数分後に旧林道終点駐車場に到達。
なんだかホットする。
でも、ここから暗い森を通って三本木地蔵さん居る登山道をおりねばならない。
ヘッデンはギリギリまで出さないで行こう!とダーーーっと!急斜面を降りていくと10分余りで古城林道に降り立った。
あたりは薄暗くなっているがヘッデンは使わずに済んだ。
未舗装林道を500m、ヨタヨタあるいて17:25駐車場にたどり着いた。
久々の単独山行だったけれど、整備されまくっている一般登山道は気楽でいいですね。
11時間を費やして往復20kmちかく歩いてしまった(^_^;)
ザックもそこそこ重かったおかげで足と腹筋が筋肉痛になってしまった(~_~;)
それにしてもやっぱり森林限界を越えての山行は一味違ってイイもんですね。
また時間があれば中央アルプスに登ろうと思った。
5:30駒ヶ根某所5:46
6:00林道駐車場6:30
6:37登山道入口
6:58旧林道終点7:00
8:16池山小屋手前水場
8:55尻無
9:05マセナギ
9:36大地獄入口
10:00小地獄
10:13迷い尾根
11:32空木平分岐
11:56駒石
12:45空木駒峰ヒュッテ
12:55空木岳頂上13:11
13:17空木平分岐
13:49空木平避難小屋13:58
14:18空木平分岐
15:13小地獄
15:28大地獄終了
15:50マセナギ
15:56尻無
16:18池山小屋手前水場
16:46池山急峻分岐
17:06旧林道終点
17:12三本木地蔵
17:17登山道入口
17:25駐車場
登り:6時間25分
山頂滞在時間(昼食):15分
下り:4時間15分
所要時間:10時間55分
距離:18.891km
沿面:19.616km
最低標高:1214m
最高標高:2863.7m
単純標高差:1650m
累積標高+2159m-2156m
参考にしたHP
→駒峰山岳会
http://www.komaho.net/hutte/utsugi_hutte1.html
登山を終えて駐車場に戻ると、朝、私が車を止めた時に既に主人が居なかった四輪駆動車に若そうな男性が二人戻っていた。ヘルメットを手に、裸になって着替えていたのでおそらく沢登りの下山なんだろう。そういえば駐車場を貫くように沢が流れていた。朝の6時から夕方までめいっぱい沢を登ったのであれば、かなり良い沢登りの場所があるんだなぁ。
こちらも登山靴を脱いで山を降りる。
山頂直下のザレ場で風がきつかったので顔がジャリジャリになっている。
山を降りたら温泉で汗を流すのだ。
今回訪れた温泉は早太郎温泉 こまくさの湯
温泉は、非常に良い雰囲気。
洗い場がたくさんあって、お湯も良い。
ここの温泉で「おや?」と思ったのは、温泉入浴料600円と食事600円相当がセットで1000円になるセット入浴券があったこと。
でも、私が頼んだソース海老かつ丼(サラダ、味噌汁、漬物付き)は・・・
海老かつが・・・エビ風味のカマボコ?みたいな感じにソースかつのソースがかかっているのだけど、
このエビ風味カマボコがエビっぽくないのよ・・・頼んでから「あ~あ、やっちゃった(T_T)」って感じ。
残さずに食べたけど・・・・
こまくさの湯http://www.komakusanoyu.com/
午前10:00~午後9:00(入館締め切り午後8:00)
休館日:毎月第二・第四水曜日
大人(中学生以上) 600円
小人(小学生) 300円
小学生未満 無料
(HPに割引券あり)
食堂午前11:00~午後8:00まで(オーダーストップ午後7:30)
本当は晩ご飯に行きたかったお店があったんだけど、そのお店は日没閉店なので私がたどり着いた時にはすでに閉店されていたのであった。次回に期待だ。
さぁ!帰ろう!と駒ヶ根ICを19時に乗って中央自動車道を走る。帰りの距離分のガソリンが無いので駒ケ岳SAで給油を兼ねて野沢菜を買いに行く。
信州に来るとリンゴか野沢菜を食べないと気が済まない(^_^;)
売店から食堂の方に歩いていると誘惑が・・・駒ヶ根ラーメン600円が全国SAラーメンランキングで4位だとか!
さっきのエビカツ丼のリベンジじゃ!と食券を買っていざ!
う・・・・醤油ラーメンなんだけど・・・
麺は美味いんだけど、出汁のコクが無いんだよね・・・チャーシューはデカイんだけど旨味が無くスカスカっぽい・・・
ああ・・・今回は最初から最後まで食事にツイテいない一日だったよ(T_T)
その後、約240km車で走って22:15伊賀の自宅着
この日の後半、伊賀は雨の一日だったそうな
はぁ~疲れたけど面白かった!
コメント
池山尾根往復、温泉、夕食2回と、超忙しい山行でしたね(^^;
お疲れさん!
空木平のナナカマドの紅葉は終わっていて、中腹あたりが良かったようですね
お疲れさん!
空木平のナナカマドの紅葉は終わっていて、中腹あたりが良かったようですね
| 伊賀天幕番 | EMAIL | URL |
2012/10/14 11:45 PM | wEUFRFKg |
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