キノコは?紅葉は?ドコ?日本コバ(934.1m)::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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本当はキノコを探しに行きたいところだが、雨が少なく期待できないので、
滋賀県は永源寺のさらに奥にある日本コバという山に登って紅葉の進み
具合をチェックしに行ってみた。

(アケボノソウも花盛り)
定休日はいつも嫁さんと二人で山に登っているが、師匠の山の会が
恒例で行う遠征山行は、子ども達の世話と店(和菓子屋)の都合上、
どちらかが家に残ることになる。
今まで何度も遠征に行っている私は嫁さんに次回の権利を譲ること
になっていた。それが今日なのである。
嫁さんは朝から北アルプスへ、私は子ども達を学校に送り出して家を出発した。

向かった先は滋賀県東近江市の木地師の里=政所。
国道421号線を北上し、永源寺ダムを通り越し八風街道から
君ケ畑方面に左折する。
今回は藤川谷の谷コースを登り、政所(川西)への尾根コース
を下る。
駐車地をどうしようか?と平成21年3月31日に閉校された
政所小学校の先まで行ってみたがピンとこなかったので、
コセチ谷出合の橋詰にあったゴミ集積所横に車を駐車。

愛知川下流に向かって歩き始めると防火用水の横の
コンクリート階段。

ここが登山口。

階段を登っていくと登山届投函箱

滋賀県はネットでも受付してもらえる

お茶の花を見ながらよく踏まれた登山道を進んでいけば、

すぐに藤川沿いの植林帯となる。

黄色いテープで立ち入り禁止になっているのは橋

すぐ横に巻き道が整備されている

滋賀県の整備登山道ではおなじみの通報ポイントが掲示されている。

道が右斜めに分岐する。そこを進めば春日神社の小さな祠。
祠に用が無ければこちらに降りていく必要は無い。
このあたり、最近雨が少ないようでキノコがスカスカ

沢に下って記念すべき第一回目の渡渉ポイントだ

白い岩に苔がいっぱい。
石灰岩の山?ああ、そういえば!ここはヤマビルのメッカだと
聞いている。
渡渉したら、緩やかな勾配を登っていき、

支流の谷を渡って

植林帯の山腹道をテクテク歩いて支流をまたぎ

渡渉後も植林帯の山腹道

干からびたデッカイきのこが転がっていた。

日曜日に見つけた誰かが放置したのだろう。
藤川本流が植林帯の向こうを流れているが、
いい勢いで流れている

蛭さえ少なければ沢登りもありなんだけどなぁ・・
藤川本流の渡渉。

すぐにまた渡渉

左折すると支流をまたいで

本流を右手奥に見ながら歩くと支流をまたぐ
伏流している支流もまたぐ

もういっちょ

さらに、もういっかい

ここの森が植林されていなければ、花やキノコがさぞかし
いっぱいあったんだろうなぁ
雑木林になったか?

ちょっと勾配があるので休憩しつつ・・・
また植林帯に入る

炭焼き窯跡の石積みを通り越して

さらに勾配があがって

右にあった本流を渡渉

奥に流れこむ支流との間の支尾根を登る

本流を左下に=沢を高巻く様に山腹道を進む
右手の斜面上空が近づいてくる。

かなり高巻いたなぁと思いきや、左手下に連滝が連なっている。
右手の稜線上は紅葉の赤が綺麗

見上げて歩けば岩場が登場

岩場にロープがフィックスされている

でも、使わなくとも足場、ホールドたくさんあって非常に登りやすい。
石灰岩なので濡れていなければ・・・という前提があるけれど・・・
岩登りのピッチは短くすぐ次が始まる

高度感もなく登れる

登り切ると「岩屋」という看板があったがドコの何か分からず仕舞いだった

ここからは苔の岩が転がっているのを縫って平坦歩き

でも、すぐに普通の森になる
尾根沿いに直進すればショートカットできるはずだが、登山道のとおりに進んでみる。

しかし・・・紅葉は皆目無いし、白い胡散臭そうなキノコがチョロリとあるだけだ

大量の白く平たいキノコ

姿形から見てスギヒラタケっぽいのだけど、この倒木は松(~_~;)

マツヒラタケか?(~_~;)
日本コバ山頂方面と政所(川西)方面の交差点(三叉路)に来る。日本コバの山頂を見物したいので左手に進む。

三叉路にあった遭難ポイント

三叉路にあった交差点名

帰りは政所方面に降りるのでここまで戻る事になる。
日本コバ方面に進むと倒木が道を塞いでいるが下をくぐる事ができる。

でも、茶色い胡散臭そうなキノコが出てきている
源頭部の流れがチョロチョロしている

この水が集まって渓流を作っていく
ここは平坦な場所なので湿地になっている

足を踏み入れると出れないから立ち入り禁止(~_~;)
やっと一箇所だけもみじの紅葉があった。

このぶんだと来月の今頃(11月15日頃)が見頃かも?
黄色く黄葉する白文字も全然黄葉していない

彼岸花も10日以上遅れて咲いたから黄葉もそれくれい遅いのだろう。
凝灰岩の沢を渡渉というかまたぐ

道端にキノコ発見。

かなり小さく、からびている。沢の横でも雨が無いから生育が悪い
白文字の実が落ちている

私がスマホのGPS地図で位置確認をしているとアラカンっぽいご夫婦が
追い抜いていかれた。
この後に山頂へ向かう尾根道に差し掛かった所で休憩されていたので
ご挨拶。
お二人は東近江市のご夫婦だということで、ご主人は何度も登っている
ような感じだけど、奥様は初めてこの山に登っているとのこと。
私だけ、お先に山頂に向かう。

最後の上りは少し息が切れる

山頂に到着

やたらに案内板が多い(^_^;)

そして山頂は広場のようになっているのだけど展望は一切無い。

ものモミノキの横に霊仙山?伊吹山?が見えている。
本日の昼ごはんはビール、ワンタンメンの小さいヤツ、そしてあらびき
ウィンナーパン。
ガスでお湯を沸かしていると遅れて到着していたご夫婦の奥様が
「よかったら食べてください」と、私の座っている場所までやってきて、
たくさんの差し入れを置いていかれた。
煮抜きに青切りミカン、ご実家から届いたというピオーネ(ぶどう)。
一口いただいた「ぶどう」がとっても美味しかったので、お礼に
行動食で持ち歩いているデーツを3粒手渡した。
私は昼食を終えたら出発です。
その理由は子ども達が学校から帰って着る時間になるべく家に
戻りたいから。
来た道を引き返します。山頂から平坦になるまで尾根がけっこう急(^_^;)
そこからは快調に歩きます。
三叉路に到着。

帰路は左側の政所方面に進みます。
二次林の明るい森をテクテク

でっかいマムシグサの実を発見。

よくもまあこんなに色とりどりになるものだ(~_~;)
すぐに檜林に沿って緩やかに下りはじめます。

こちらのルートにもちゃんと案内板と遭難ポイントが掲示されています。

時折二次林の中に入るのです

キノコは生えておらず(~_~;)
衣掛山870mの綺麗な山銘板

「ありがとうございます」の棒状モノは???
三叉路から箕川分岐にやってきました。

箕川へのルートは途中から林道になると西内氏のガイド本に掲載されていました。
政所(川西)へ下る私は、箕川分岐をやり過ごして直進します。
あとは、溝道や

山腹道を快調に降りていくだけなのですが

いかんせん、キノコが無い。

あってもろくなものが無い。
黄葉も紅葉もまだまだ

始まっているうちに入らないくらいだ。
植林帯になると境目用に残されているのだろうか?
でっかいモミノキが何本も列状に立っていた。

ひょっとするとモミノキじゃないかも?(~_~;)

少し広場があったので、昼にいただいてあったミカンを頂いた。

甘酸っぱくて美味しかった!アリガトウございました!

尾根を下っていると植林帯に左折れしてずんずん進む。
そしてつづら折れに進路を右に・・・結局、尾根の下に戻る
という巻き道を体験。

そこまで過保護にならなくてもいいんでないかい?(~_~;)
通報ポイント2を越えて、小刻みにジグザグを切って急激に下っていく

けっこう膝や足の親指に負担がかかる。
これを登りに使うとかなり虐められそうだ。
いつまで続くんだ?と思っていたら人家の屋根が見えてきた。

おお、終わりや!

ここに通報ポイントの一番があるけど、登山口・登山届箱などは
設置されていない。
ここは下山路専門か?
民家の横を通って道に出た。振りかって撮影したのが赤いお屋根のお宅。

このオタクの前を通って左から右に出てきたのだ。

さて、車に戻ろう!と歩いていると小さい社があった

何をお祭りしているのだろう?
で、私はここにある橋を渡って県道に出たのだが、

橋を渡らずに直進していたら駐車地のコセチ谷出合に戻れたらしい(~_~;)

県道を出ると右手に政所小学校跡

まだ新しい学校に思うが閉校されている

県道沿いおヤブで自然薯のムカゴを探すが菊?が咲いているだけだった

県道を歩くこと10分余りで消防署を越えて

駐車地に戻る

5時間30分あまりの散歩でした!

そういえば、久々の鈴鹿だったなぁ


9:23駐車地
9:25藤川谷登山口
9:35春日神社
11:15岩場
11:18岩屋
11:33三叉路
11:50尾根道基部11:55
12:10山頂(昼食)12:39
13:01三叉路
13:13布掛山
13:16三叉路
14:35政所川西登山口
14:42政所小学校
11:54駐車地


単独ハイキング
2012年10月15日(月)
所要時間:5時間38分
距離:9.296km
沿面:9.608km
累積標高+978m-982m
最低標高:285m
最高標高:934.1m




(↑葉っぱだけだけど・・・)


これは実があった・・・しらん?
| 山登り::鈴鹿山脈 |
| 07:55 PM | comments (0) | trackback (0) |

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