2012,12,19, Wednesday/五代目
筆者(五代目)が鈴鹿:竜ヶ岳&静ヶ岳から家路についている頃、定休日ながら留守番していた嫁さんが、山仲間と一緒に前夜泊の幕営地へ旅立った。
嫁さん達一行が向かった先は和歌山県田辺市(旧大塔村)にある嶽山850.2m(三等三角点)。
なんで、和歌山田辺市の山?雪ないやん?
伊賀遊歩塾の某メンバーが、前々から「嶽山へ行ってみたい!」とリクエストしていた山だそうで、師匠がやっとそのラブコールに応じたらしい(^_^;)
筆者はこの山を希望した方から聞いたわけではないのだが、この嶽山が選ばれた理由は、「岩場を登り、高度感あふれる岩場のトラバースができる低山」と、推測している。
さて、そんな嶽山を登るためには、何処へ行けばいいのか?
登山口までへの所要時間を調べるためにGoogle地図のルート検索をしてみた
▲伊賀の自宅→和歌山県田辺市下川上
・国道169号線(伯母峰トンネル経由)で211km5時間40分
・国道168号線(十津川村経由)で217km5時間22分
・阪和道237km3時間52分
・伊勢道+国道42号線243km5時間26分
阪和道だけ3時間代だけど高速料金が片道4300円前後かかる・・・
で、今回の現地へのアクセス方法と大雑把な計画は・・・
待合せは近鉄榛原駅で往路はR168を通り、田辺市某所で幕営&宴会。
下山後は温泉につかって、R169を北上し、近鉄榛原駅で解散。
うちの嫁さんは滋賀県から南下してくるM氏に家まで迎えに来てもらいドアツードア。
(M氏!いつもありがとうございます!)
m(__)m
16:20過ぎ、師匠の車とM氏の車の二台が榛原駅を出発。
道中2回の休憩を挟んで田辺市の某所に20時過ぎに到着。
テント二張を設営し、大きい方のテントを宴会場として鍋宴会。
ヤンヤ・ヤンヤと時間は過ぎて24時を過ぎたところで就寝。
でも、場所が国道の横過ぎてトラックの音が・・・・
山行当日の朝は6時起床。昨夜の鍋の残りでオジヤをつくり朝食とする。
湯を沸かして各自のポットに詰める。この日の昼食は各自でカップ麺などの予定。
テントを片付け登山口へ車を走らせると、約1時間で目的地付近。
一旦は登山口が分からずに通り過ぎたが、登山口の空き地に荷物とメンバーをデポ。
師匠とM氏が置き車場所へ回送に向かった。
この時に登山口で問題が勃発
登山を始めるには、看板の横を通って河原に降りて和田川を渡渉しなければならない。
かつては、この渡渉場所に丸木橋が架けられていたようだが、この日は流失していて無し。
※和田川の渡渉場所の丸木橋の情報・・・
以下の方のブログに書かれているのですが・・・・
http://plaza.rakuten.co.jp/ryoma49/diary/201211240000/
地元の方が管理されていた丸太橋は、昨年の台風で流されたが、今後は作らない事になったらしい・・・
和田川を渡渉するには飛び石が適当な場所に無く、まともに川を渡るには膝下くらいまで濡れないとダメ。
そこでメンバーのI氏が、太い丸太を利用して丸太橋を上手く固定してくれた。
これでストックでバランスを取りながら川を渡れるね!となっていたのだが・・・・
250m上流に吊橋。
それは対岸の民家専用の吊橋。
丸太橋の渡渉に身の危険を感じたOTさん。
OTさんが吊橋の事を思い出し、持ち前の社交力で対岸の民家のオジサンと交渉。
メンバー全員が吊橋を渡らせてもらい、そのついでに登山道へ導いてくれると約束を取り付けてこられた。
そこへ師匠とM氏が戻ってきた。
師匠とM氏は「登山靴を履いて準備をしたら予定通り丸太を渡って渡渉するので他の皆は吊橋ルートに連れて行って貰ってもいいよ。」と、あいなった。
対岸のオジサンは気前よく一行を自宅の横へと導き、
民家を振り返ると!?
あ?ウサギだ!!
↓ズームアップ!
野ウサギ!!
オジサンと一行は和田川左岸を植林の山に沿って進んでいく。「この先を行けば登山口から合流するよ。ワシはここまでだ」
と、オジサンは一行を先に行かせて自分は家に戻ろうとするのだが、どう考えたってオジサンが指さした先は、川沿いの崖っぷちで足場が無い。「そこは無理ですよ~」とメンバーが言うと「そっか?前まではロープとかあったけど、今は無いからなぁ。よし!ちょっと戻って植林を登ればいい。そこの植林を登っていくと登山道に行くんだ。そうしたらいい」・・・・と、言われても、まずは師匠とM氏と合流せねばならない。一旦植林帯に入って尾根を乗り越し、さぁ廃屋方向へ下ろうとしたら、オジサンが付いてきていて「ここから上に登って行くと嶽山に行けるんや」と言い残して立ち去った。
これを聞いてUHさんが渡渉を終えて廃屋を越えた登山口まで着ていた師匠の近くに行き、状況説明。
そのルートもあるんだなぁと、吊橋チームの待っていた場所へ登って合流し、オジサンの説明したルートに取り付いてみたが、まわりはすべて切り立った岩場でとても登れない。進路を逆に振ってみても同じ結果に・・・結局、師匠は、こらアカン。廃屋から登った予定通りの場所に戻ろう!と撤退。
オジサンに振り回されちゃったねぇ(-_-;)
登山口の下の2mほどの川幅の渡渉を回避しようとして迷走した30分に終止符が打たれたのであった。
登山道の周辺には養蜂の巣箱?
廃屋を眼下に見ながら植林帯の登山道に入る
急登だが歩きやすくドンドン登れる
シダの下生えエリアを越えて
樹間にこれから登る山と下山方向のP674が見えた
岩肌剥き出しの登りが始まった
ミニ有明山の様相を呈していると誰かが呟いた
蟻の戸渡りと言われている場所にやってきた。
ここは岩尾根でこの先に登山道の続きがあるが、別段この岩の上のとんがった場所を歩かなければならないわけではない。
↓蟻の戸渡りを振り返って撮影
そして小ピークから一旦下ったとおもいきや
また急な登り返し
とにかく、岩場だらけ。ただし、手がかり足場、木の根、掴む木が充実しているので登り易い。
グングン登っていると進行方向に「直登危険」というエボシ岩への案内
確かに地図上は崖へ導かれているよな・・・(^_^;)
指示通り左へ巻きます。
ここのトラバースはトラロープがフィックスされています。
トラバースが終わったら急斜面を登って
登りまくります
木の根っこを掴んで立ち木を掴んで登ります。
おっと、「エボシ岩→」
でも、リーダーの師匠は「登山口で時間をロスしているから先を急ぎます。」(-_-;)
ちなみに、エボシ岩(烏帽子岩)=ローソク岩のことでこの案内から1分で行けたらしい(^_^;)
10分足らずで岩の上を通過して右手の岩が見える場所に出る。
展望が良い。下山で歩く嶽山南尾根の向こうに見えるのは左から半作嶺 三ツ森山 百間山?
そして遂に登場!岩尾根の馬の背!
スラブの岩稜の背はピンピンに「とんがった▲岩」ではなくて、右側にL字の溝がある。
でも、両側がストーン!と切れ落ちているので立ち止まりたくない場所に変りない(^_^;)
通りすぎて「ドキドキしたわ~!」などと記念撮影(^_^;)
巨岩が鎮座している牛の背は登ると展望が良かったらしいが、
ここも時間の都合で岩を横目に通過!(^_^;)
馬の背からの眺めは女性の顔が仰向けになっているように見える、半作嶺(はんさみね)の稜線「乙女の寝顔」も見える
馬の背から進路を南に向け、尾根を登る
そして急な尾根を木の根を踏みながらラストスパート
標高差70mをイッキに登る
途中の眼下に松の木を満載にした岩の出っ張りがある。特に名前は無いもよう。
そしていきなり三角点
嶽山山頂850.2mに到着
ちょうど昼時だったので、さっそく昼ごはんにしたかったのだが、山頂は三畳ほどの広さ。しかも寒い風も吹き抜けている。
なので下山する南尾根の風よけを各自が選んで銘々がカップ麺などを食べて終了。
食後は良く踏まれた南尾根を柿平集落(上ノ平)へイッキに降りていきます。
途中で尾根が二股に分かれますが左側を降りました。
だーーーー!と下っていくとこんな看板が!
入山禁止って・・・反対から降りてきちゃった!(^_^;)
「しかもキノコとらないで 山主」なんて切実過ぎる願いなんだけど、そんな事を書いてしまったら「食べられるキノコがいっぱいあるんだ!」ってバレバレですやん(-_-;)
下山開始から1時間で植林帯から民家の裏手に飛び出した!?
「え!?本当にここで合ってる?」と様子を見に行く二人。
「ここに赤テープあるわ!ここ登山ルートやわ!あ、おうちのオバサンがいる。ここ通らせて貰っていいんですか?」
「いいですよ。どうぞ通ってください。」
「ありがとう。でもなぜ網の衝立てが?」
「ああ、↑これね。野ウサギが多くて困っているのよ。山から降りてきて何でも食べちゃうのよ」
「うさぎ?」・・・・そういえば、登山口のオジサンの家の傍にもウサギが居たわ(;・∀・)
(↓私たちが山から降りて通らせてもらった民家の庭)
オバサンにお礼を行って県道219号線に出た。
置き車の駐車地はここから西へ少しなので県道を歩く。
ふとお隣りの柿の木を見ると、その後にも赤テープがある。
ここも登山道として利用させてもらっているんだ(;´∀`)
すぐに置き車場所に着いて朝に車を降りた場所まで戻った。
戻ったついでに、朝に問題となってしまった和田川の渡渉箇所を見物。
I氏が準備してくれた丸太橋。
渡るのに勇気が必要かもしれないけど、嶽山の馬の背よりは簡単そう!
I氏ご苦労様でした。
(↑緑の点線が渡渉場所。赤は吊橋から民家前を移動して迷走)
それにつけても嶽山は伊賀遊歩塾で今年の秋に登った有明山のミニミニ版のような登りで、馬の背はちょっと高度感が増した伊勢山上の行場の一つのようだった。
実施日:2012年12月18日(前夜泊)
グループ山行(伊賀遊歩塾8人(男3+女5)
縦走(置き車)
最低標高:266m(登り口下)
最高標高:850.2m(嶽山山頂)
距離:4.141km
沿面距離:4.491km
所要時間:4時間52分
累積標高:+712m-752m
嶽山(三等三角点)の所在地:
和歌山県田辺市和田と和歌山県田辺市下川上の郡界
(旧西牟婁郡大塔村)
8:30登り口P
8:56吊橋へ(置き車班登山準備開始)
8:58民家前(旧登山道?)
迷走30分
9:40登山道復帰(廃屋の上)
10:28蟻ノ戸渡り10:31
10:51旧エボシ岩分岐10:54
11:09エボシ岩分岐
11:19牛の背
11:20馬の背11:25
11:50嶽山山頂11:53
11:55昼食12:22
12:37尾根分岐(ca.722m)
13:21下山場所13:25
13:31置き車P
13:40登り口P14:00
と、いうような嫁さんからの聞き取り調査&私の脳内妄想による嶽山山行記は、いつものように尻切れトンボで終了するのであった(-_-)b
え?お前はこの山に登りたいと思わなかったのか?って?^^;
アイゼンやワカンを着けて登ったら良いトレーニングになるかも?(^_^;)
って、正直、ワザワザ5時間かけて三重県の伊賀から行かないだろうなぁ・・・m(_ _;)m
以下、自宅発(山行前日)から帰宅までの総タイムスケジュール
2012年12月17日
15:30自宅発
16:23近鉄榛原駅
R370→五條市→R168→R311
20:10幕営地
《 宴 会 》
24:10消灯就寝
2012年12月18日
6:00起床
7:33幕営地発
8:30登り口P
8:56吊橋へ(置き車班登山準備開始)
8:58民家前(旧登山道?)
迷走30分
9:40登山道復帰(廃屋の上)
10:28蟻ノ戸渡り10:31
10:51旧エボシ岩分岐10:54
11:09エボシ岩分岐
11:19牛の背
11:20馬の背11:25
11:50嶽山山頂11:53
11:55昼食12:22
12:37尾根分岐(ca.722m)
13:21下山場所13:25
13:31置き車P
13:40登り口P14:00
15:40おくとろ温泉16:30
R311→R168→R169→R370
18:30近鉄榛原駅
19:20自宅着
嫁さん達一行が向かった先は和歌山県田辺市(旧大塔村)にある嶽山850.2m(三等三角点)。
なんで、和歌山田辺市の山?雪ないやん?
伊賀遊歩塾の某メンバーが、前々から「嶽山へ行ってみたい!」とリクエストしていた山だそうで、師匠がやっとそのラブコールに応じたらしい(^_^;)
筆者はこの山を希望した方から聞いたわけではないのだが、この嶽山が選ばれた理由は、「岩場を登り、高度感あふれる岩場のトラバースができる低山」と、推測している。
さて、そんな嶽山を登るためには、何処へ行けばいいのか?
登山口までへの所要時間を調べるためにGoogle地図のルート検索をしてみた
▲伊賀の自宅→和歌山県田辺市下川上
・国道169号線(伯母峰トンネル経由)で211km5時間40分
・国道168号線(十津川村経由)で217km5時間22分
・阪和道237km3時間52分
・伊勢道+国道42号線243km5時間26分
阪和道だけ3時間代だけど高速料金が片道4300円前後かかる・・・
で、今回の現地へのアクセス方法と大雑把な計画は・・・
待合せは近鉄榛原駅で往路はR168を通り、田辺市某所で幕営&宴会。
下山後は温泉につかって、R169を北上し、近鉄榛原駅で解散。
うちの嫁さんは滋賀県から南下してくるM氏に家まで迎えに来てもらいドアツードア。
(M氏!いつもありがとうございます!)
m(__)m
16:20過ぎ、師匠の車とM氏の車の二台が榛原駅を出発。
道中2回の休憩を挟んで田辺市の某所に20時過ぎに到着。
テント二張を設営し、大きい方のテントを宴会場として鍋宴会。
ヤンヤ・ヤンヤと時間は過ぎて24時を過ぎたところで就寝。
でも、場所が国道の横過ぎてトラックの音が・・・・
山行当日の朝は6時起床。昨夜の鍋の残りでオジヤをつくり朝食とする。
湯を沸かして各自のポットに詰める。この日の昼食は各自でカップ麺などの予定。
テントを片付け登山口へ車を走らせると、約1時間で目的地付近。
一旦は登山口が分からずに通り過ぎたが、登山口の空き地に荷物とメンバーをデポ。
師匠とM氏が置き車場所へ回送に向かった。
この時に登山口で問題が勃発
登山を始めるには、看板の横を通って河原に降りて和田川を渡渉しなければならない。
かつては、この渡渉場所に丸木橋が架けられていたようだが、この日は流失していて無し。
※和田川の渡渉場所の丸木橋の情報・・・
以下の方のブログに書かれているのですが・・・・
http://plaza.rakuten.co.jp/ryoma49/diary/201211240000/
地元の方が管理されていた丸太橋は、昨年の台風で流されたが、今後は作らない事になったらしい・・・
和田川を渡渉するには飛び石が適当な場所に無く、まともに川を渡るには膝下くらいまで濡れないとダメ。
そこでメンバーのI氏が、太い丸太を利用して丸太橋を上手く固定してくれた。
これでストックでバランスを取りながら川を渡れるね!となっていたのだが・・・・
250m上流に吊橋。
それは対岸の民家専用の吊橋。
丸太橋の渡渉に身の危険を感じたOTさん。
OTさんが吊橋の事を思い出し、持ち前の社交力で対岸の民家のオジサンと交渉。
メンバー全員が吊橋を渡らせてもらい、そのついでに登山道へ導いてくれると約束を取り付けてこられた。
そこへ師匠とM氏が戻ってきた。
師匠とM氏は「登山靴を履いて準備をしたら予定通り丸太を渡って渡渉するので他の皆は吊橋ルートに連れて行って貰ってもいいよ。」と、あいなった。
対岸のオジサンは気前よく一行を自宅の横へと導き、
民家を振り返ると!?
あ?ウサギだ!!
↓ズームアップ!
野ウサギ!!
オジサンと一行は和田川左岸を植林の山に沿って進んでいく。「この先を行けば登山口から合流するよ。ワシはここまでだ」
と、オジサンは一行を先に行かせて自分は家に戻ろうとするのだが、どう考えたってオジサンが指さした先は、川沿いの崖っぷちで足場が無い。「そこは無理ですよ~」とメンバーが言うと「そっか?前まではロープとかあったけど、今は無いからなぁ。よし!ちょっと戻って植林を登ればいい。そこの植林を登っていくと登山道に行くんだ。そうしたらいい」・・・・と、言われても、まずは師匠とM氏と合流せねばならない。一旦植林帯に入って尾根を乗り越し、さぁ廃屋方向へ下ろうとしたら、オジサンが付いてきていて「ここから上に登って行くと嶽山に行けるんや」と言い残して立ち去った。
これを聞いてUHさんが渡渉を終えて廃屋を越えた登山口まで着ていた師匠の近くに行き、状況説明。
そのルートもあるんだなぁと、吊橋チームの待っていた場所へ登って合流し、オジサンの説明したルートに取り付いてみたが、まわりはすべて切り立った岩場でとても登れない。進路を逆に振ってみても同じ結果に・・・結局、師匠は、こらアカン。廃屋から登った予定通りの場所に戻ろう!と撤退。
オジサンに振り回されちゃったねぇ(-_-;)
登山口の下の2mほどの川幅の渡渉を回避しようとして迷走した30分に終止符が打たれたのであった。
登山道の周辺には養蜂の巣箱?
廃屋を眼下に見ながら植林帯の登山道に入る
急登だが歩きやすくドンドン登れる
シダの下生えエリアを越えて
樹間にこれから登る山と下山方向のP674が見えた
岩肌剥き出しの登りが始まった
ミニ有明山の様相を呈していると誰かが呟いた
蟻の戸渡りと言われている場所にやってきた。
ここは岩尾根でこの先に登山道の続きがあるが、別段この岩の上のとんがった場所を歩かなければならないわけではない。
↓蟻の戸渡りを振り返って撮影
そして小ピークから一旦下ったとおもいきや
また急な登り返し
とにかく、岩場だらけ。ただし、手がかり足場、木の根、掴む木が充実しているので登り易い。
グングン登っていると進行方向に「直登危険」というエボシ岩への案内
確かに地図上は崖へ導かれているよな・・・(^_^;)
指示通り左へ巻きます。
ここのトラバースはトラロープがフィックスされています。
トラバースが終わったら急斜面を登って
登りまくります
木の根っこを掴んで立ち木を掴んで登ります。
おっと、「エボシ岩→」
でも、リーダーの師匠は「登山口で時間をロスしているから先を急ぎます。」(-_-;)
ちなみに、エボシ岩(烏帽子岩)=ローソク岩のことでこの案内から1分で行けたらしい(^_^;)
10分足らずで岩の上を通過して右手の岩が見える場所に出る。
展望が良い。下山で歩く嶽山南尾根の向こうに見えるのは左から半作嶺 三ツ森山 百間山?
そして遂に登場!岩尾根の馬の背!
スラブの岩稜の背はピンピンに「とんがった▲岩」ではなくて、右側にL字の溝がある。
でも、両側がストーン!と切れ落ちているので立ち止まりたくない場所に変りない(^_^;)
通りすぎて「ドキドキしたわ~!」などと記念撮影(^_^;)
巨岩が鎮座している牛の背は登ると展望が良かったらしいが、
ここも時間の都合で岩を横目に通過!(^_^;)
馬の背からの眺めは女性の顔が仰向けになっているように見える、半作嶺(はんさみね)の稜線「乙女の寝顔」も見える
馬の背から進路を南に向け、尾根を登る
そして急な尾根を木の根を踏みながらラストスパート
標高差70mをイッキに登る
途中の眼下に松の木を満載にした岩の出っ張りがある。特に名前は無いもよう。
そしていきなり三角点
嶽山山頂850.2mに到着
ちょうど昼時だったので、さっそく昼ごはんにしたかったのだが、山頂は三畳ほどの広さ。しかも寒い風も吹き抜けている。
なので下山する南尾根の風よけを各自が選んで銘々がカップ麺などを食べて終了。
食後は良く踏まれた南尾根を柿平集落(上ノ平)へイッキに降りていきます。
途中で尾根が二股に分かれますが左側を降りました。
だーーーー!と下っていくとこんな看板が!
入山禁止って・・・反対から降りてきちゃった!(^_^;)
「しかもキノコとらないで 山主」なんて切実過ぎる願いなんだけど、そんな事を書いてしまったら「食べられるキノコがいっぱいあるんだ!」ってバレバレですやん(-_-;)
下山開始から1時間で植林帯から民家の裏手に飛び出した!?
「え!?本当にここで合ってる?」と様子を見に行く二人。
「ここに赤テープあるわ!ここ登山ルートやわ!あ、おうちのオバサンがいる。ここ通らせて貰っていいんですか?」
「いいですよ。どうぞ通ってください。」
「ありがとう。でもなぜ網の衝立てが?」
「ああ、↑これね。野ウサギが多くて困っているのよ。山から降りてきて何でも食べちゃうのよ」
「うさぎ?」・・・・そういえば、登山口のオジサンの家の傍にもウサギが居たわ(;・∀・)
(↓私たちが山から降りて通らせてもらった民家の庭)
オバサンにお礼を行って県道219号線に出た。
置き車の駐車地はここから西へ少しなので県道を歩く。
ふとお隣りの柿の木を見ると、その後にも赤テープがある。
ここも登山道として利用させてもらっているんだ(;´∀`)
すぐに置き車場所に着いて朝に車を降りた場所まで戻った。
戻ったついでに、朝に問題となってしまった和田川の渡渉箇所を見物。
I氏が準備してくれた丸太橋。
渡るのに勇気が必要かもしれないけど、嶽山の馬の背よりは簡単そう!
I氏ご苦労様でした。
(↑緑の点線が渡渉場所。赤は吊橋から民家前を移動して迷走)
それにつけても嶽山は伊賀遊歩塾で今年の秋に登った有明山のミニミニ版のような登りで、馬の背はちょっと高度感が増した伊勢山上の行場の一つのようだった。
実施日:2012年12月18日(前夜泊)
グループ山行(伊賀遊歩塾8人(男3+女5)
縦走(置き車)
最低標高:266m(登り口下)
最高標高:850.2m(嶽山山頂)
距離:4.141km
沿面距離:4.491km
所要時間:4時間52分
累積標高:+712m-752m
嶽山(三等三角点)の所在地:
和歌山県田辺市和田と和歌山県田辺市下川上の郡界
(旧西牟婁郡大塔村)
8:30登り口P
8:56吊橋へ(置き車班登山準備開始)
8:58民家前(旧登山道?)
迷走30分
9:40登山道復帰(廃屋の上)
10:28蟻ノ戸渡り10:31
10:51旧エボシ岩分岐10:54
11:09エボシ岩分岐
11:19牛の背
11:20馬の背11:25
11:50嶽山山頂11:53
11:55昼食12:22
12:37尾根分岐(ca.722m)
13:21下山場所13:25
13:31置き車P
13:40登り口P14:00
と、いうような嫁さんからの聞き取り調査&私の脳内妄想による嶽山山行記は、いつものように尻切れトンボで終了するのであった(-_-)b
え?お前はこの山に登りたいと思わなかったのか?って?^^;
アイゼンやワカンを着けて登ったら良いトレーニングになるかも?(^_^;)
以下、自宅発(山行前日)から帰宅までの総タイムスケジュール
2012年12月17日
15:30自宅発
16:23近鉄榛原駅
R370→五條市→R168→R311
20:10幕営地
《 宴 会 》
24:10消灯就寝
2012年12月18日
6:00起床
7:33幕営地発
8:30登り口P
8:56吊橋へ(置き車班登山準備開始)
8:58民家前(旧登山道?)
迷走30分
9:40登山道復帰(廃屋の上)
10:28蟻ノ戸渡り10:31
10:51旧エボシ岩分岐10:54
11:09エボシ岩分岐
11:19牛の背
11:20馬の背11:25
11:50嶽山山頂11:53
11:55昼食12:22
12:37尾根分岐(ca.722m)
13:21下山場所13:25
13:31置き車P
13:40登り口P14:00
15:40おくとろ温泉16:30
R311→R168→R169→R370
18:30近鉄榛原駅
19:20自宅着
コメント
そうでっか(^^;
熊野の沢は計画しても行かん、ちゅー事でんな
了解
熊野の沢は計画しても行かん、ちゅー事でんな
了解
| 伊賀遊歩人 | EMAIL | URL |
2012/12/20 07:28 PM | wEUFRFKg |
保留中コメント:0件
熊野のこの山って言うてますやんか!(;´∀`)
いじめないでくださいよぉ(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)
熊野の沢は釣り道具もって沢中泊でいきませう!
ついでに川原で温泉も掘りにいきましょう!
いじめないでくださいよぉ(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)
熊野の沢は釣り道具もって沢中泊でいきませう!
ついでに川原で温泉も掘りにいきましょう!
| 五代目 | EMAIL | URL |
2012/12/20 09:19 PM | RkWOqosk |
保留中コメント:0件
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