2014,05,25, Sunday/五代目
花の咲いているという台高の某山に行きたいのだが、職業上そこを歩きまわる時間が捻出できない。そんな時には地元の山!
2014年5月24日実施
けれど無目的に歩いても仕方ない。
そこで国土地理院地形図。
布引山地を流れる服部川(木津川)。その源流の1つである島の川を眺めていると、その北方に断崖絶壁がある地形を発見。そこに至るまでの間に私の見たい山野草があるかもしれない!?
そう思っていたら、山野草が趣味な弊店のお客さんであると同時に、うちの子どもの同級生の爺ちゃんであるKY氏も時間が出来たよ!との連絡。
急遽二人だけで布引山地散策を実施した。
島の川の長さは約5.2km。
この川にそって約4.5kmの長さの林道があるのだが、途中からは乗用車での乗り込みは不可能。
そこでKY氏の好意により氏の軽トラ4WDで出かけた。
さすが!軽トラ四駆!ガンガン登るし、不整地もどんどん走る!
やっぱ林道では最強やね(^_^;)
この林道の路肩を眺めていると目立った山野草は皆目無し。
杉と桧の緑林に囲まれてはいるものの、上流部では山の西面が山抜けしまくっていた。
林道を走ること3.4km地点。残り1.5kmを残して林道が土石流で埋まっていた。(この山域でもここ2年、毎年の台風や集中豪雨で土石流や山抜けが多発している)
仕方ないので車を下りて徒歩にて土石流を乗り越えて先に進む。
土石流の崩土を越えると林道はクロカン系なら走れそう。でも、今の伊賀市の予算では復旧はされるかどうか不明(-_-;)
島の川沿いに林道をあるけども路肩に魅力的な草木は無い。花が終わったトウゴクサバノオやネコノメソウがチラチラあるていど。
橋が消失している場所は飛び石がうまく配置されていて問題なく渡渉。
右から立派な支流が流れこんでくるのを通り越し、Y字に本流が分岐する所の真ん中の尾根に取り付いた。
桧の植林を見ながら登れば尾根上に立ち枯れの桧がたくさん。
KY氏いわく、風の通り道に植えられた木が風に耐え切れずに気がねじれた際に樹皮が剥がれて立ち枯れたのかな?とのこと。なるほど~
二次林の尾根を歩けば、北方面の樹間から経塚山622mの下にあるイシバシ工業の採石場?
亀山市と伊賀市の県境付近にやってきた
この先で尾根は植林帯に入り・・・ここまでは順調だったのだ。
その先、破線は東に進み源頭部の谷をサクっと横切るハズだったが、現地の地形は地図上ほど単純ではなく、5m未満の源頭の谷が無数に入り組んでいる。しかもヒノキの植林の間伐された倒木がランダムに転がっていて、歩きにくさ極まりない(-_-;)
結局、倒木の迂回をしていたらかなり時間をロスした。
湿地っぽい場所からゆったりとした尾根に出て北上していくと?
ダイラな場所なのになぜか松林(・_・;)
これがけっこうな広さで続いていた。
松林には黄色い傘でオレンジ色の脚のキノコが無数にあった。
↑これは何だろ?
そのキノコにキノコが乗っかって妙なものができていた(^_^;)
リョウブや常緑照葉樹の中にコンクリートの杭
昔の郡界杭かな?
ここがP724。本日の目的地だ。
よっしゃ!断崖絶壁を見物したら昼食にしよう!
二次林に囲まれたP724の北面。
樹が茂った北向きの痩せ尾根を下っていく。
平坦な場所に到着したものの、雑木林が覆い茂って何も景色が見えないぞ?
展望が良いだろうと思って来たのだが、眺望は無し。
冬に来るべきか?
もう少し痩せ尾根を下ることもできるが、地形図以上に少し急。登り返して戻るのに手こずりそう。
ロープを持ってきていないので今日はここまでとした。
ここで昼飯?と思ったが意外と風が通り抜けて寒い。
陽だまりのあるP724の方が食後に登り返さなくていいから、P724へ戻ってから昼食にすることにした。
さぁ!P724へ!と振り返ったら頭上に赤いプラプラ?
ベニドウダンツツジ!
いやぁ~こんな所でベニドウダンツツジに出会えると思ってもみなかった!ラッキー
P724で二人でカップ麺をすすって来た道を帰る
でも、少しだけ広いダイラだけでもルートを変えよう!
鹿に齧られたミズトンボの新芽を見つけたが、それ以外は何もない(-_-;)
ヤマツツジが「ごく」たまに咲いている
本当に「ごく」たまに・・・・
下山路も往路と違うルートを選択。
P727へ伸びる尾根。
日当たりの良い東向き斜面に出た。
ここでは背の低いホウノキの花が咲いていた。
立派な花やなぁ~と写真を撮っていたら
おい?あんさんの足元の水たまり見てみ?とKY氏が指をさす。
え?
何これ?水際にグッチャリ集まっているけど、コイツラはオタマジャクシ!?
なんで集まってるねん?
気持ちいいモノじゃない(-_-;)
中には死んで腹を上にしているのもいるし・・・
あ?後ろ足生えているやん。早いなぁ。
そういえば、さっきまでハルゼミの鳴き声も聞こえていたなぁ。
東向きの谷の向こうは綺麗な二次林。
あの稜線から向こう側は津市?
それにしても足元の斜面は植林されていないゆったりとした斜面。
アセビがすくすく育っているらしいがそれ以外は無い。
長野峠方面を眺めてみる
先日間近で見た風力発電機が小さく見えていた。
P727からの南西尾根を最後まで降りると、あれ?見覚えがないぞ?
私としたことが支流に降り立ってしまった(^_^;)
少し沢沿いに下り、本流に戻った。
来た道を歩いて約35分で駐車地に戻った。
2014年5月24日
ピストン
花探し
メンバー:地元KYさんと私
距離:6.407km
沿面:6.538km
所要時間:4時間25分
累積標高:プラスマイナス505m
最低標高:510m(駐車地)
最高標高:740m(小笹ノ峰の南南東485m)
10:00島の川林道崩土通行不可P10:11
10:22 P552
10:32橋消失P
10:44尾根取付
11:10本日の最高標高点740m
12:00 P724
12:12崖見物(標高688m)
12:17 P724昼食 12:52
13:44 P727
14:03島の川本流出合
14:23 P552
14:37駐車地
あまりにも見るべきものが無かったので消化不良。
KY氏が例のクリンソウ群落を知らないというので、すぐに帰らずに車を走らせて見に行った。
奥のバラック横の囲いの中は色とりどりのクリンソウ。
黄色
白
白&ピンク
これも白&ピンク
こんな斑入りもありました
オモシロイ斑です
赤というか朱色もありました。
そしておなじみの崩壊斜面下の群落
色はピンクと朱色の2色。
もう三段~四段でした。
KY氏、今日は車まで出していただいてありがとさんでした。また行きましょう!
2014年5月24日実施
けれど無目的に歩いても仕方ない。
そこで国土地理院地形図。
布引山地を流れる服部川(木津川)。その源流の1つである島の川を眺めていると、その北方に断崖絶壁がある地形を発見。そこに至るまでの間に私の見たい山野草があるかもしれない!?
そう思っていたら、山野草が趣味な弊店のお客さんであると同時に、うちの子どもの同級生の爺ちゃんであるKY氏も時間が出来たよ!との連絡。
急遽二人だけで布引山地散策を実施した。
島の川の長さは約5.2km。
この川にそって約4.5kmの長さの林道があるのだが、途中からは乗用車での乗り込みは不可能。
そこでKY氏の好意により氏の軽トラ4WDで出かけた。
さすが!軽トラ四駆!ガンガン登るし、不整地もどんどん走る!
やっぱ林道では最強やね(^_^;)
この林道の路肩を眺めていると目立った山野草は皆目無し。
杉と桧の緑林に囲まれてはいるものの、上流部では山の西面が山抜けしまくっていた。
林道を走ること3.4km地点。残り1.5kmを残して林道が土石流で埋まっていた。(この山域でもここ2年、毎年の台風や集中豪雨で土石流や山抜けが多発している)
仕方ないので車を下りて徒歩にて土石流を乗り越えて先に進む。
土石流の崩土を越えると林道はクロカン系なら走れそう。でも、今の伊賀市の予算では復旧はされるかどうか不明(-_-;)
島の川沿いに林道をあるけども路肩に魅力的な草木は無い。花が終わったトウゴクサバノオやネコノメソウがチラチラあるていど。
橋が消失している場所は飛び石がうまく配置されていて問題なく渡渉。
右から立派な支流が流れこんでくるのを通り越し、Y字に本流が分岐する所の真ん中の尾根に取り付いた。
桧の植林を見ながら登れば尾根上に立ち枯れの桧がたくさん。
KY氏いわく、風の通り道に植えられた木が風に耐え切れずに気がねじれた際に樹皮が剥がれて立ち枯れたのかな?とのこと。なるほど~
二次林の尾根を歩けば、北方面の樹間から経塚山622mの下にあるイシバシ工業の採石場?
亀山市と伊賀市の県境付近にやってきた
この先で尾根は植林帯に入り・・・ここまでは順調だったのだ。
その先、破線は東に進み源頭部の谷をサクっと横切るハズだったが、現地の地形は地図上ほど単純ではなく、5m未満の源頭の谷が無数に入り組んでいる。しかもヒノキの植林の間伐された倒木がランダムに転がっていて、歩きにくさ極まりない(-_-;)
結局、倒木の迂回をしていたらかなり時間をロスした。
湿地っぽい場所からゆったりとした尾根に出て北上していくと?
ダイラな場所なのになぜか松林(・_・;)
これがけっこうな広さで続いていた。
松林には黄色い傘でオレンジ色の脚のキノコが無数にあった。
↑これは何だろ?
そのキノコにキノコが乗っかって妙なものができていた(^_^;)
リョウブや常緑照葉樹の中にコンクリートの杭
昔の郡界杭かな?
ここがP724。本日の目的地だ。
よっしゃ!断崖絶壁を見物したら昼食にしよう!
二次林に囲まれたP724の北面。
樹が茂った北向きの痩せ尾根を下っていく。
平坦な場所に到着したものの、雑木林が覆い茂って何も景色が見えないぞ?
展望が良いだろうと思って来たのだが、眺望は無し。
冬に来るべきか?
もう少し痩せ尾根を下ることもできるが、地形図以上に少し急。登り返して戻るのに手こずりそう。
ロープを持ってきていないので今日はここまでとした。
ここで昼飯?と思ったが意外と風が通り抜けて寒い。
陽だまりのあるP724の方が食後に登り返さなくていいから、P724へ戻ってから昼食にすることにした。
さぁ!P724へ!と振り返ったら頭上に赤いプラプラ?
ベニドウダンツツジ!
いやぁ~こんな所でベニドウダンツツジに出会えると思ってもみなかった!ラッキー
P724で二人でカップ麺をすすって来た道を帰る
でも、少しだけ広いダイラだけでもルートを変えよう!
鹿に齧られたミズトンボの新芽を見つけたが、それ以外は何もない(-_-;)
ヤマツツジが「ごく」たまに咲いている
本当に「ごく」たまに・・・・
下山路も往路と違うルートを選択。
P727へ伸びる尾根。
日当たりの良い東向き斜面に出た。
ここでは背の低いホウノキの花が咲いていた。
立派な花やなぁ~と写真を撮っていたら
おい?あんさんの足元の水たまり見てみ?とKY氏が指をさす。
え?
何これ?水際にグッチャリ集まっているけど、コイツラはオタマジャクシ!?
なんで集まってるねん?
気持ちいいモノじゃない(-_-;)
中には死んで腹を上にしているのもいるし・・・
あ?後ろ足生えているやん。早いなぁ。
そういえば、さっきまでハルゼミの鳴き声も聞こえていたなぁ。
東向きの谷の向こうは綺麗な二次林。
あの稜線から向こう側は津市?
それにしても足元の斜面は植林されていないゆったりとした斜面。
アセビがすくすく育っているらしいがそれ以外は無い。
長野峠方面を眺めてみる
先日間近で見た風力発電機が小さく見えていた。
P727からの南西尾根を最後まで降りると、あれ?見覚えがないぞ?
私としたことが支流に降り立ってしまった(^_^;)
少し沢沿いに下り、本流に戻った。
来た道を歩いて約35分で駐車地に戻った。
2014年5月24日
ピストン
花探し
メンバー:地元KYさんと私
距離:6.407km
沿面:6.538km
所要時間:4時間25分
累積標高:プラスマイナス505m
最低標高:510m(駐車地)
最高標高:740m(小笹ノ峰の南南東485m)
10:00島の川林道崩土通行不可P10:11
10:22 P552
10:32橋消失P
10:44尾根取付
11:10本日の最高標高点740m
12:00 P724
12:12崖見物(標高688m)
12:17 P724昼食 12:52
13:44 P727
14:03島の川本流出合
14:23 P552
14:37駐車地
あまりにも見るべきものが無かったので消化不良。
KY氏が例のクリンソウ群落を知らないというので、すぐに帰らずに車を走らせて見に行った。
奥のバラック横の囲いの中は色とりどりのクリンソウ。
黄色
白
白&ピンク
これも白&ピンク
こんな斑入りもありました
オモシロイ斑です
赤というか朱色もありました。
そしておなじみの崩壊斜面下の群落
色はピンクと朱色の2色。
もう三段~四段でした。
KY氏、今日は車まで出していただいてありがとさんでした。また行きましょう!
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