笠取山:大雪警報で完全雪化粧::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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前日の日曜日になって分かった!
先週に引き続いて強力な寒波が再来するであろう月曜日に鈴鹿での参考を予定していた私。
うーん、、寒すぎるのも生還できないのも嫌やなぁ・・・
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と、言うことで、少ない雪で撤退も楽勝な山に変更しよう!
鈴鹿の山に参加予定者だった方たちに笠取山(私の地元の伊賀市旧大山田の山)に目的地を変更した。
2016年1月23日実施
参加者は、「大山田の山なら往復2時間あまりの山?」と考えていたようだけど、そうは問屋が卸さない。目いっぱい遊びます。
それに標高842mの山なので先週末から数日降り続いた積雪で山頂付近は確実に雪がある。
また、この日は予想気温がマイナス6℃で風速10mオーバーでしかも降雪予報。
完全防寒&アイゼン・ピッケル・ワカンの装備で挑むことにした。

8:25自宅が今日の集合場所。
下阿波の天神跡に向けて出発。
約10分、駐車地に至るまで雪もなく駐車地に到着。
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雪の気配がほとんど無い?

小山田登山口(私が勝手に命名(^_^;)に行くまでの農道や田んぼの水たまりが凍っている寒い朝。
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今日は本当に雪降るの?っていう感じ。

獣害対策フェンスにを開けて(閉めて)
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巡視路兼杣道に入れば若干の雪があるものの、地面が見えている状態。
こりゃ、今日は大したことがないぞ?と思ってしまった。
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小山田池は半分凍っていたが氷も薄い。
小山田池の巡視路を登って笠取山西尾根に繋がる支尾根に登る。
前回も登ってから後悔したのだけれど、巡視路に登らずにそのまま池の横を通り抜けて地形図上の破線のように谷ルートで歩いたほうが楽に尾根に乗れるのかもしれない。

私の計画ルートでは笠取山西尾根から北に伸びるこの支尾根がけっこう距離が長く、急斜面を根気よく登らねばならない場所もある。
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この日は支尾根に乗っても大した雪もなく、あらら・・・残念?と思っていたんだけれど、途中から乾いた雪がチラホラと天下から舞い降りてきた。
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この雪はやがて本降りとなってフードを被っていないと帽子に雪が降り積もる状態となった。
しんどい急こう勾配を登りきると広い植林の森にはいる。
ここで雪が一気に積もっている状態に変わった。
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そして植林の森を抜けて冬枯れ広葉樹の多い二次林になると強風と強い降雪に見舞われた。
吹き溜まりの雪は脛を超えてしまいそうなほど。
さらに標高650mを超えてくるぶしオーバーの深さでサラサラ雪が標準装備となった。

P657にやってくると以前にやってきた時には無かったプレートが掲げられていた。
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稲の花?そんな山名が付いているとは知らなかった!

笠取山西尾根への合流ポイント直前は雪がけっこう深い。
急な個所はキックステップで登る。
ワカンを履いたほうがいいよなぁ・・・と何度も考えてみたけれど、雪がまだ浅く、木の枝や切り株などに足が取られてしまうことが度々。
もう少し雪が深ければワカンを履けるのに・・・と、いう感じ。
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西尾根に入って一時的に雪が止んでいたけれど、歩いているうちに雪がまたチラチラ降り出した。
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これ以上、降雪が激しくなると昼ごはんが行動食だけになってしまうので、11:30植林を出る手前で昼食とした。
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今日のメニューも曇天&降雪時の定番、ポットのお湯で作るカップ麺。
食べている途中から本格的に雪が降ってきた。

ここからの稜線歩きは20m~30mのアップダウンの繰り返しが続く。
運動不足の私にはそれなりに堪える(‘◇’)ゞ
後で考えると、標高720mラインに乗ったら池を目指して720mキープで東海自然歩道に出たほうが幸せかもしれない。
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P771を越えて東海自然歩道出会いの峠に到着。
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槙野谷林道(東海自然歩道)を下阿波方向に写真を撮ってみた。
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「この先道路崩壊につき通行止」とのこと。

このあたりから膝くらいの積雪。
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でも、IS君がラッセルしていれるのでワカンを履くまでもない(^^)v
山頂目指して尾根芯を行くが標高750mオーバーはすごく雪が積もっている。
花筒が雪で埋まりそうな大乗妙典塔を通過して
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堀川権現大明神の祠・・・あった!あった!
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吹雪で見過ごすトコロだったけれど、見つけることができた。
よく雪が積もってきているけれど祠が埋まるほどではなかった。
雪はそれなりに降り続いている。
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すぐに航空自衛隊第一警戒群笠取山駐屯地のレーダー施設のフェンス前に到着。
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フェンスににはエビの尻尾ができている。

アンテナ塔の向こうは雪のせいで見えない。
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フェンスの外に存在している828.2mの三角点は雪で埋まっていて確認できず。
しかも吹き溜まりになっている昔の塹壕跡は腰までの積雪だ。
長居は無用だ。
予定通り、時計回りに自衛隊基地のフェンスの外を回る。
この周回が腰までの雪の連続。
雨水の排水口に180cmくらいの氷柱が出来ている!
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いちおう、登山目的でフェンスの周り4人パーティで歩くという旨を事前に自衛隊へ連絡して了承してもらっている。
それにしても、雪がよく降っている。
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レーダードームが雪で霞んで見えないよ。
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基地北面から道を少しだけ南東に歩いて
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アンテナ施設?(たぶんアナログ時代の集合TVアンテナ跡)へ向かう北尾根に入る。
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240mほど歩くと左手にアンテナ施設。
その横からP685へ続く北西尾根を進む。
途中までは電線と電柱がある。
P685を過ぎても北西へ進んでいくが、新しい雪でしかも雪の量が少ないために急斜面ではスリップしまくって何度も転びかけてしまった。
標高455のピークへ登り返して地図を見ると東に向かって尾根がある。
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この尾根を下っていくと地形図上では何やら建造物がある?
その建造物の横に槙野川がある・・・と、いうことは!
槙野川を渡る橋があるのか?
と思いつき、この尾根を下ってみることにした。

尾根は標高差100mあまりの植林帯。
穏やかに下って行くことが出来て道路が見え・・・あ?
おお立派な別荘だ!
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正月飾りが付けられていたから年末年始に持ち主は来ていたのかな?
電灯が点きっぱなしなのは、消し忘れかな?(^_^;)
フェンスを回り込んで槙野川を渡る橋を使わせてもらい東海自然歩道(槇野谷林道)に合流。
雪の積もった林道を約30分歩けば伊賀市須原地区の獣害対策フェンス。
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それにしても、なんでこんなに里に雪が積もっているの?
須原地区の市道も雪が半端なく積もっている!
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携帯の機内モードを解除すると、その理由が分かった。
13:34に伊賀市に大雪警報が発表されていた!(^_^;)
学校は時短で一斉下校。
車に戻ると駐車地は白銀の世界で我が車に張り紙?と思って近づくと張り紙ではなく、雪が垂れ下がっていたのであった(^_^;)
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こんな雪が降るとは思っても見なかった。
鈴鹿の主稜線付近はもっと凄いことになっただろうし、行き帰りの道もたいへんなことになったかもしれない。
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地元の低山にして本当に良かった。

車の雪を下ろして車に乗り、家路についたのだが・・・

2016年1月23日実施
グループ山行:@月曜山歩
4人(ISM、IS、TY、TK)
周回

Hyoukou
距離:10.809km
沿面:11.020km
所要時間:6時間44分
累積標高プラスマイナス778m
最低標高:259m(駐車地)
最高標高:828.2m笠取山山頂付近
三等三角点:基準点名:笠取岳828.16m

自宅8:25
MAP
8:35下阿波天神跡P8:44
9:16小山田池
10:40P657
11:07 西尾根主稜線(標高710m)
11:29昼食(標高727m)11:50
(31分)
12:22東海自然歩道出合12:28
12:43堀川権現大明神
12:46笠取山三角点
13:03笠取山北尾根口(下山開始)
14:40東海自然歩道(槇野谷林道)
15:11服部川出合P261
15:17天神跡P

国道163号線を西に家路を急いでいたら、パトカー&お巡りさんが道路規制していた。
停滞している車列。
私は前から4台目。
前の車の運転手が出てきて様子を見に行こうとしていたので私も見に行った。
パトカーの他、救急車と消防車、レスキュー隊の車両が来ていて、県外ナンバーのプリウスがガードレールの無い場所から田んぼに飛び込んで横転していた。
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(写真は通行できるようになってから撮影)
この車両は国道路面に雪が積もっていたにも関わらずノーマルタイヤで走行してスリップしたのが原因の事故らしい。
幸いなことに運転手と助手席に乗っていた男性は軽傷で済んだようだ。
でも、田んぼに飛び込んだ単独事故で大怪我じゃなかったからまだ良かったものの、もしこれが、対向車線を走る車に突っ込んだり、人家や子どもたちの通学の列に飛び込む事になっていたら・・・と考えるとゾッとした。
伊賀の冬は雪道対策をちゃんとして運転してもらわねば!と強く思った事故でした。

翌日の朝のつばや菓子舗前の路面凍結
2017-01-24 07-47-26
ツルッツルです(T_T)
| 山登り::布引山地 |
| 03:30 PM | comments (0) | trackback (0) |

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