2017,09,03, Sunday/五代目
山行日:2017年8月27日
2014年秋に日帰り別山山行を敗退して2年と10ヶ月が経過。
いつか別山を!と思ってきた日がやってきた。
私と嫁さんは菓子職人。
7月は第一周の定休日は山行に行けたのだが、その後は町内で行われる植木神社祇園祭の名物菓子『背黒餅』を皆さんにより多く購入していただくために祭りが終わる7月最終土日まで休み無し。
その後の月曜日は、町内のダンジリの片付け&反省会&小学校PTAのプール当番で山行はNG。
そして8月はお盆商戦用のアンコの仕込み&炊き上げ・・・結局、8月は1日からお盆が終わるまで休み無し。
お盆明けにやっと休みが取れたら、嫁さんの実家へお盆のご挨拶代わりの親睦会に参加。
そして8月最終月曜日(定休日)と、その前日の日曜日を臨時休業とさせていいただき、久々にファミリー山行に行ってきました。
中2の長女に「家族で山に行くけど沢登りと高い山、どっちがいい?」と聞いてみたら「高い山」との答え。
一泊二日で低予算で登る山・・・そうや!別山リベンジや!
山行計画:8月27日(日曜)朝に伊賀を出発し、名神→北陸道で福井県大野市へ。
西勝原より県道173号線で上小池P。
上小池Pで早めの昼食を食べて17時には三ノ峰避難小屋にINN。
翌朝8月28日は別山にアタック。
三ノ峰避難小屋に戻って昼食を済ませ、上小池Pへ戻る。
体力が残っていれば刈込池を見物?
三ノ峰避難小屋を利用するという事は、寝るためのシュラフとマット、食糧はもちろんのこと、山上で利用する水をすべて自力で持っていかねばならない。
晩御飯:ソーセージ、レトルトのミネストローネ+バタール(フランスパンの小さいもの)で水は不要。
しかし、翌朝朝ごはん:アルファ米(ワカメご飯やエビピラフ)は、1食160ml。FD(フリーズドライ)卵スープも160ml。
翌朝の昼ごはん:カレーメシや、ぶっかけ飯は280ml。
予備のFDパスタ、リゾットが100ml。
合計:食糧用の水=700ml/1人(2800ml)
そして行動水1日1000ml×2日=2000ml(もっと欲しいところだが)
700+2000で1人最低2700ml担ぐ必要がる。(2700x3=8100)
そこで嫁さんと子ども達は各自2000mlを3人が担ぎ、私が4500mlを担ぐことにした。
これで2000x3=6000+4500=10500ml。1人1日1300mlの行動水を確保できる。
雨具やコンデジや行動食、エイドキット、etcをパッキングするとけっこうな重さになった。(計量しなかった(^_^;)
さて、山行日当日。
多賀SAで朝食を済ませ福井IC下車で大野市内に。
9時から営業しているゲンキー大野店で忘れ物を購入。
11時過ぎに上小池Pに着いた。
駐車場は満車になっていないが、駐車スペースがやたらに狭い。
デリカD:5のリアハッチを開けて荷物を出したいので満車時の路上駐車場所に駐車。
ここで昼食の予定だったが、まだ皆お腹が減っていない。
そりゃそうだ、朝からここまで車に乗っていただけだから(^_^;)
昼食用に用意していた流水麺うどん2人前×2と、プチッとうどんの素 釜玉風、温泉たまご4個、麺をほぐすための水350mlを急遽私のザックに上乗せしてレッツゴー(T_T)
重いザックが余計に重いやん(T_T)
スマホを機内モードに切り替えて出発。
トイレ前に無人缶ジュース販売。
夏には、こんな無人販売があるんですね~
(ちゃっかり帰りに利用させてもらった)
駐車場から山道を下って
少し前まで降っていた雨のせいで山道の途中から沢の中を歩くがごとし。
舗装林道へ出た。ゆるい上り勾配の林道を歩いて登山口に到着。
天気の良いこの日、重いザックのボッカですでに汗だく。
ここから階段がしばらく続く(T_T)
荷物が重いと階段が一番こたえるんだよなぁ・・・
階段道が終わるとお昼の時間。
その前に長男がゼーゼー喘息の初期症状。
もう普段は症状が出ないのに、山に来ると症状が出る。
常備薬のホクナリンテープを背中に貼ってドーピング完了。
子ども達が「腹減ったー」と言い出したので、これ幸いと昼食にする。
流水麺のうどんを取り出す。
保冷剤代わりの冷凍水道水(ペットボトル)のおかげで冷え冷えの冷やしうどん。
大葉や天かす、刻み海苔を散らして冷やし釜玉風に。
美味しくてペロッと食べきりました。
陽当り全開で暑すぎる山越邸跡をスルーして、
いそいそと森のなかに入る。
ここから当面は森の日陰を歩くことが出来る。
この紫色は何だっけ?
アキギリであってるよね?
この葉っぱは芋科?
ユキザサも巨大で大きな実を付けている。
アキノキリンソウのようだけど葉っぱが違う?
キンミズヒキか?
トチバニンジンの実
ナギナタタケ
ツルリンドウも花が大きい!
ヤブを捜索しているとお目当てのものがあった!
そうです!サルナシです。
マタタビ科の果実なんですが、キウイの仲間なんです。
中国産の「シナサルナシ」をニュージランドで改良されたものが、キウイフルーツって知ってました?
でも、この時に噛じった実は、まだ未熟で酸っぱかった(T_T)
階段道を交えながら小さな沢沿いに標高1100mをオーバーすると六本桧と呼ばれている稜線に到着。
ここで家で冷凍にしてあった冷凍ゼリーを取り出して皆で食べる。
まだ半分凍っていて超冷たい!美味しい!
ピンクの花弁が可愛いホツツジが咲いている。
森になっている稜線の林床にはノギランの種がたくさんできている。
クルマバハグマの花が咲き出した
草が刈り払われた登山道にはアカモノがいっぱい。
ウラジロナナカマドの実が赤くなってきている
森林限界を越え炎天下は暑い(T_T)
三ノ峰まで2.5kmまだ先は長い!(T_T)
ツルニンジンの花はこれからです。
登山道沿いに咲いていたユリの種ですね
もう花は無いのかな?と思っていたらカライトソウ
やっと露岩の小ピークが迫ってきた。
背中の荷物が重くて、非常に時間がかかる~
暑くて、しんどくて・・・もう帰ろうか・・・
ヤマハハコが咲き出した!
笹が刈り払われた登山道は笹の良い香り!
誰が刈ってくれたのだろう?
ハクサンタイゲキは実をつけようとしている
シモツケソウもまだまだ元気
ありました~!
ハクサンフウロ!
おお!ウメバチソウ花もまだ若々しい!
ミヤマダイモンジソウ
登ってきた尾根を振り返る
かなり登ってきた
ミヤマコゴメグサがこれでもか~!と咲いている
運動不足&ザックの水や装備が重くて遅々として登れない(T_T)
みんな頑張って登ってきたんだけどガスがかかってきてしまった!(T_T)
オタカラコウやマルバダケブキ
サラシナショウマにイブキトラノオ、ギボウシなどなど
もうひと頑張りで今日の目的地の避難小屋や~!
そう言ってやると子ども達は何故か今までとは打って変わってラストスパートをかけだした(^_^;)?
そんな元気が残っていたのか!?
長男もいきなりペースが上がって私を追い抜いていきます。(^_^;)
タカネマツムシソウが出現!
可愛い薄紫色がチャーミングです。
8月下旬ながらまだまだ花が一杯
イチイの実がありました。
種は毒なので赤い実だけ食べられるそうです。
毒と言えば!濃い紫のトリカブトも咲いてます。
タカネナデシコは終焉間近
ウスユキソウも出現!
ウメバチソウは白い玉の蕾がまだまだありました。
クロトウヒレンも混じってお花畑
トモエシオガマはくたびれた感じ
16:54やっとこさで本日の目的地:三ノ峰避難小屋に到着。
でも、ガスの中で何も見えません。
上小池Pから5時間30分もかかってしまった~(うち30分昼食)
でも、皆、重い荷物をよく担いでここまでやってきた!
わたしなど、もはや筋肉痛になりそうなくらい足がプルプルしてる?(^_^;)
小屋に入ると団塊の世代っぽいオジサン3人組と単独オジサン1人。
そして私達家族の4人が今夜の宿泊者のようです。
場所を確保して・・・トイレ臭いというか・・・部屋も何か臭い・・・
あまり寒くなかったのでオジサン達に断って、換気のために窓を開けてもらった。
匂いは慣れなければならないのだけど、疲れた身体には、ちょっと酷すぎる。
腹が減っていたので晩御飯。
ボイルするだけで食べられる「明治 まるごと野菜 完熟トマトのミネストローネ」
フライパンで焼きソーセージ。
それとバタールのような小型フランスパン。
パンは千切ってフライパンで焼くのだ。
「明治 まるごと野菜 完熟トマトのミネストローネ」はスタンドパックなので器不要で食べられる!
なかなか良い感じだけど、粉チーズと粗挽き胡椒を持参すべきだった(T_T)
嫁さんのザックから、よく冷えた缶チューハイと赤ワイン630ml!
どおりで重そうなザックだったよ(^_^;)
食事を済ませてヘッデンを用意して、カードゲーム(ウノ)を始めた我が家族。
しかし、オジサン達は寝袋に入りだした?オッサンたち?
(すでにオッサン扱い開始(^_^;)
まだ18:10なのに寝る気満々なの?明日はどこまで行くんや?
そんなアホなこと無いやろ・・・(-_-;)
薄暗くなってきたのでヘッデンを上からぶら下げてカードゲームをしようと物干し紐にヘッデンを引っ掛けていたら「それ、眩しいんですよ」と注意されてしまった(T_T)
ウソやん、ほんまにおっさん達、もう寝るんか?(T_T)
部屋の隅でチキンラーメンを食べていた単独男性は外に出かけて行った。何の用?
2パーティが小屋の中を覗いたが、寝るスペースが確保できないと判断したのか?踵を返すと戻って来なかった。
こちらは、コソコソ声でウノをしていたらトレラン兄さんが1人小屋に入ってきた。
18時40頃に寝る気モードの小屋にかなり戸惑っている様子。
完成していたアルファ米を食べながら足のマッサージをされていた。
うちの女チームが化粧や日焼け止めを落としたりコンタクトレンズを外したいと言うので、長男とともにシュラフに足を入れていたら、迂闊にも二人で爆睡してしまった(-_-;)
・・・よく寝た?
え?20時30分????19時30くらいから1時間ネタだけ?
やけにスッキリ目が覚めてしまったよ(T_T)でもなぁ・・・
アカン・・・オッサン達ふたりでイビキの輪唱している真っ最中に目を覚ました!(T_T)
固く目を閉じて寝なおそうとしてたら、残りのオッサンが今度は咳き込みが尋常じゃない!!
・・・・ずっと咳き込んでいる・・・寝る体勢を変えるとか、水を飲むとか、薬を飲むとか・・・・なんとかしろよ!!!と叫ぶびたくなるほどに酷い!それなのにイビキのオッサンはお構いなしかい!!(T_T)
ボーとしていると窓の外でヘッデンの明かりが行ったり来たり。
たまに小屋に入ってきて何かしてる??
トイレのついでに星空を見てこようと一念発起して外に出る。
星と三日月がガスの向こうに少しだけチラと見える程度。
天の川は見えません。
小屋の近くをウロウロしてみると単独男性が小屋の影に明かりを付けて佇んでいる?
白い布を建物の付属設備に引っ掛け、電灯をつけて?虫を集めているのか?
それにしても気温が10℃程度しかないし、風が半端なく吹いているのに、虫なんてくるのか?
そっか、外でヘッデンがうろついていたのは、この単独男性だったのか・・・
避難小屋に戻って寝ようとするが、トイレの匂い漂う部屋でイビキの大合唱の中・・・ハァ~目をつむって転がっていよう・・・
深夜0時頃・・・トレラン単独男性が荷物をまとめて出ていった。どこに向かうのか?超早い(-_-;)
こちらは・・・眠れるのか?
2017年8月27日(土曜日)
避難小屋泊
距離:5.232km
沿面:5.480km
標高差:1154m
所要時間:5時間34分
(うち昼食28分)
累積標高:プラス1243m
累積標高:マイナス89m
最低標高:889m(舗装林道)
最高標高:2081m(三ノ峰避難小屋)
6:35伊賀自宅
7:20八日市IC
多賀SA(朝食)
福井IC9:10
ゲンキー大野店
11:01上小池P11:20
11:40登山口11:43
11:50標高1000m12:18
(昼食28分)
12:26山越邸跡12:31
13:40六本桧14:00
16:54三ノ峰避難小屋
つづく・・・
2014年秋に日帰り別山山行を敗退して2年と10ヶ月が経過。
いつか別山を!と思ってきた日がやってきた。
私と嫁さんは菓子職人。
7月は第一周の定休日は山行に行けたのだが、その後は町内で行われる植木神社祇園祭の名物菓子『背黒餅』を皆さんにより多く購入していただくために祭りが終わる7月最終土日まで休み無し。
その後の月曜日は、町内のダンジリの片付け&反省会&小学校PTAのプール当番で山行はNG。
そして8月はお盆商戦用のアンコの仕込み&炊き上げ・・・結局、8月は1日からお盆が終わるまで休み無し。
お盆明けにやっと休みが取れたら、嫁さんの実家へお盆のご挨拶代わりの親睦会に参加。
そして8月最終月曜日(定休日)と、その前日の日曜日を臨時休業とさせていいただき、久々にファミリー山行に行ってきました。
中2の長女に「家族で山に行くけど沢登りと高い山、どっちがいい?」と聞いてみたら「高い山」との答え。
一泊二日で低予算で登る山・・・そうや!別山リベンジや!
山行計画:8月27日(日曜)朝に伊賀を出発し、名神→北陸道で福井県大野市へ。
西勝原より県道173号線で上小池P。
上小池Pで早めの昼食を食べて17時には三ノ峰避難小屋にINN。
翌朝8月28日は別山にアタック。
三ノ峰避難小屋に戻って昼食を済ませ、上小池Pへ戻る。
体力が残っていれば刈込池を見物?
三ノ峰避難小屋を利用するという事は、寝るためのシュラフとマット、食糧はもちろんのこと、山上で利用する水をすべて自力で持っていかねばならない。
晩御飯:ソーセージ、レトルトのミネストローネ+バタール(フランスパンの小さいもの)で水は不要。
しかし、翌朝朝ごはん:アルファ米(ワカメご飯やエビピラフ)は、1食160ml。FD(フリーズドライ)卵スープも160ml。
翌朝の昼ごはん:カレーメシや、ぶっかけ飯は280ml。
予備のFDパスタ、リゾットが100ml。
合計:食糧用の水=700ml/1人(2800ml)
そして行動水1日1000ml×2日=2000ml(もっと欲しいところだが)
700+2000で1人最低2700ml担ぐ必要がる。(2700x3=8100)
そこで嫁さんと子ども達は各自2000mlを3人が担ぎ、私が4500mlを担ぐことにした。
これで2000x3=6000+4500=10500ml。1人1日1300mlの行動水を確保できる。
雨具やコンデジや行動食、エイドキット、etcをパッキングするとけっこうな重さになった。(計量しなかった(^_^;)
さて、山行日当日。
多賀SAで朝食を済ませ福井IC下車で大野市内に。
9時から営業しているゲンキー大野店で忘れ物を購入。
11時過ぎに上小池Pに着いた。
駐車場は満車になっていないが、駐車スペースがやたらに狭い。
デリカD:5のリアハッチを開けて荷物を出したいので満車時の路上駐車場所に駐車。
ここで昼食の予定だったが、まだ皆お腹が減っていない。
そりゃそうだ、朝からここまで車に乗っていただけだから(^_^;)
昼食用に用意していた流水麺うどん2人前×2と、プチッとうどんの素 釜玉風、温泉たまご4個、麺をほぐすための水350mlを急遽私のザックに上乗せしてレッツゴー(T_T)
重いザックが余計に重いやん(T_T)
スマホを機内モードに切り替えて出発。
トイレ前に無人缶ジュース販売。
夏には、こんな無人販売があるんですね~
(ちゃっかり帰りに利用させてもらった)
駐車場から山道を下って
少し前まで降っていた雨のせいで山道の途中から沢の中を歩くがごとし。
舗装林道へ出た。ゆるい上り勾配の林道を歩いて登山口に到着。
天気の良いこの日、重いザックのボッカですでに汗だく。
ここから階段がしばらく続く(T_T)
荷物が重いと階段が一番こたえるんだよなぁ・・・
階段道が終わるとお昼の時間。
その前に長男がゼーゼー喘息の初期症状。
もう普段は症状が出ないのに、山に来ると症状が出る。
常備薬のホクナリンテープを背中に貼ってドーピング完了。
子ども達が「腹減ったー」と言い出したので、これ幸いと昼食にする。
流水麺のうどんを取り出す。
保冷剤代わりの冷凍水道水(ペットボトル)のおかげで冷え冷えの冷やしうどん。
大葉や天かす、刻み海苔を散らして冷やし釜玉風に。
美味しくてペロッと食べきりました。
陽当り全開で暑すぎる山越邸跡をスルーして、
いそいそと森のなかに入る。
ここから当面は森の日陰を歩くことが出来る。
この紫色は何だっけ?
アキギリであってるよね?
この葉っぱは芋科?
ユキザサも巨大で大きな実を付けている。
アキノキリンソウのようだけど葉っぱが違う?
キンミズヒキか?
トチバニンジンの実
ナギナタタケ
ツルリンドウも花が大きい!
ヤブを捜索しているとお目当てのものがあった!
そうです!サルナシです。
マタタビ科の果実なんですが、キウイの仲間なんです。
中国産の「シナサルナシ」をニュージランドで改良されたものが、キウイフルーツって知ってました?
でも、この時に噛じった実は、まだ未熟で酸っぱかった(T_T)
階段道を交えながら小さな沢沿いに標高1100mをオーバーすると六本桧と呼ばれている稜線に到着。
ここで家で冷凍にしてあった冷凍ゼリーを取り出して皆で食べる。
まだ半分凍っていて超冷たい!美味しい!
ピンクの花弁が可愛いホツツジが咲いている。
森になっている稜線の林床にはノギランの種がたくさんできている。
クルマバハグマの花が咲き出した
草が刈り払われた登山道にはアカモノがいっぱい。
ウラジロナナカマドの実が赤くなってきている
森林限界を越え炎天下は暑い(T_T)
三ノ峰まで2.5kmまだ先は長い!(T_T)
ツルニンジンの花はこれからです。
登山道沿いに咲いていたユリの種ですね
もう花は無いのかな?と思っていたらカライトソウ
やっと露岩の小ピークが迫ってきた。
背中の荷物が重くて、非常に時間がかかる~
暑くて、しんどくて・・・もう帰ろうか・・・
ヤマハハコが咲き出した!
笹が刈り払われた登山道は笹の良い香り!
誰が刈ってくれたのだろう?
ハクサンタイゲキは実をつけようとしている
シモツケソウもまだまだ元気
ありました~!
ハクサンフウロ!
おお!ウメバチソウ花もまだ若々しい!
ミヤマダイモンジソウ
登ってきた尾根を振り返る
かなり登ってきた
ミヤマコゴメグサがこれでもか~!と咲いている
運動不足&ザックの水や装備が重くて遅々として登れない(T_T)
みんな頑張って登ってきたんだけどガスがかかってきてしまった!(T_T)
オタカラコウやマルバダケブキ
サラシナショウマにイブキトラノオ、ギボウシなどなど
もうひと頑張りで今日の目的地の避難小屋や~!
そう言ってやると子ども達は何故か今までとは打って変わってラストスパートをかけだした(^_^;)?
そんな元気が残っていたのか!?
長男もいきなりペースが上がって私を追い抜いていきます。(^_^;)
タカネマツムシソウが出現!
可愛い薄紫色がチャーミングです。
8月下旬ながらまだまだ花が一杯
イチイの実がありました。
種は毒なので赤い実だけ食べられるそうです。
毒と言えば!濃い紫のトリカブトも咲いてます。
タカネナデシコは終焉間近
ウスユキソウも出現!
ウメバチソウは白い玉の蕾がまだまだありました。
クロトウヒレンも混じってお花畑
トモエシオガマはくたびれた感じ
16:54やっとこさで本日の目的地:三ノ峰避難小屋に到着。
でも、ガスの中で何も見えません。
上小池Pから5時間30分もかかってしまった~(うち30分昼食)
でも、皆、重い荷物をよく担いでここまでやってきた!
わたしなど、もはや筋肉痛になりそうなくらい足がプルプルしてる?(^_^;)
小屋に入ると団塊の世代っぽいオジサン3人組と単独オジサン1人。
そして私達家族の4人が今夜の宿泊者のようです。
場所を確保して・・・トイレ臭いというか・・・部屋も何か臭い・・・
あまり寒くなかったのでオジサン達に断って、換気のために窓を開けてもらった。
匂いは慣れなければならないのだけど、疲れた身体には、ちょっと酷すぎる。
腹が減っていたので晩御飯。
ボイルするだけで食べられる「明治 まるごと野菜 完熟トマトのミネストローネ」
フライパンで焼きソーセージ。
それとバタールのような小型フランスパン。
パンは千切ってフライパンで焼くのだ。
「明治 まるごと野菜 完熟トマトのミネストローネ」はスタンドパックなので器不要で食べられる!
なかなか良い感じだけど、粉チーズと粗挽き胡椒を持参すべきだった(T_T)
嫁さんのザックから、よく冷えた缶チューハイと赤ワイン630ml!
どおりで重そうなザックだったよ(^_^;)
食事を済ませてヘッデンを用意して、カードゲーム(ウノ)を始めた我が家族。
しかし、オジサン達は寝袋に入りだした?オッサンたち?
(すでにオッサン扱い開始(^_^;)
まだ18:10なのに寝る気満々なの?明日はどこまで行くんや?
そんなアホなこと無いやろ・・・(-_-;)
薄暗くなってきたのでヘッデンを上からぶら下げてカードゲームをしようと物干し紐にヘッデンを引っ掛けていたら「それ、眩しいんですよ」と注意されてしまった(T_T)
ウソやん、ほんまにおっさん達、もう寝るんか?(T_T)
部屋の隅でチキンラーメンを食べていた単独男性は外に出かけて行った。何の用?
2パーティが小屋の中を覗いたが、寝るスペースが確保できないと判断したのか?踵を返すと戻って来なかった。
こちらは、コソコソ声でウノをしていたらトレラン兄さんが1人小屋に入ってきた。
18時40頃に寝る気モードの小屋にかなり戸惑っている様子。
完成していたアルファ米を食べながら足のマッサージをされていた。
うちの女チームが化粧や日焼け止めを落としたりコンタクトレンズを外したいと言うので、長男とともにシュラフに足を入れていたら、迂闊にも二人で爆睡してしまった(-_-;)
・・・よく寝た?
え?20時30分????19時30くらいから1時間ネタだけ?
やけにスッキリ目が覚めてしまったよ(T_T)でもなぁ・・・
アカン・・・オッサン達ふたりでイビキの輪唱している真っ最中に目を覚ました!(T_T)
固く目を閉じて寝なおそうとしてたら、残りのオッサンが今度は咳き込みが尋常じゃない!!
・・・・ずっと咳き込んでいる・・・寝る体勢を変えるとか、水を飲むとか、薬を飲むとか・・・・なんとかしろよ!!!と叫ぶびたくなるほどに酷い!それなのにイビキのオッサンはお構いなしかい!!(T_T)
ボーとしていると窓の外でヘッデンの明かりが行ったり来たり。
たまに小屋に入ってきて何かしてる??
トイレのついでに星空を見てこようと一念発起して外に出る。
星と三日月がガスの向こうに少しだけチラと見える程度。
天の川は見えません。
小屋の近くをウロウロしてみると単独男性が小屋の影に明かりを付けて佇んでいる?
白い布を建物の付属設備に引っ掛け、電灯をつけて?虫を集めているのか?
それにしても気温が10℃程度しかないし、風が半端なく吹いているのに、虫なんてくるのか?
そっか、外でヘッデンがうろついていたのは、この単独男性だったのか・・・
避難小屋に戻って寝ようとするが、トイレの匂い漂う部屋でイビキの大合唱の中・・・ハァ~目をつむって転がっていよう・・・
深夜0時頃・・・トレラン単独男性が荷物をまとめて出ていった。どこに向かうのか?超早い(-_-;)
こちらは・・・眠れるのか?
2017年8月27日(土曜日)
避難小屋泊
距離:5.232km
沿面:5.480km
標高差:1154m
所要時間:5時間34分
(うち昼食28分)
累積標高:プラス1243m
累積標高:マイナス89m
最低標高:889m(舗装林道)
最高標高:2081m(三ノ峰避難小屋)
6:35伊賀自宅
7:20八日市IC
多賀SA(朝食)
福井IC9:10
ゲンキー大野店
11:01上小池P11:20
11:40登山口11:43
11:50標高1000m12:18
(昼食28分)
12:26山越邸跡12:31
13:40六本桧14:00
16:54三ノ峰避難小屋
つづく・・・
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