2019,03,08, Friday/五代目
今年の積雪は少なかった・・・でも、奥伊吹ならまだ雪山を歩けるのでは?
奥伊吹スキー場が全面滑走可能になっているのだから!と、奥伊吹の鳥越山を登ってきた。
山行日:2019年2月25日
奥伊吹スキー場へ至る道に雪がまったく無い(T_T)
これはヤブヤマ&腐れ雪山行になりそうだ(-_-;)
平日は休業?の甲津原交流センターPで登山準備を整え、
県道40号線を横切る。
橋の名前は「洗面橋」
そして渡っている川は洗面川。
橋を渡ってすぐ右のスロープを下っていくと駐車場?(あとで知ったがトイレ付き)
林道の左側は治山城郭遺跡。(下山する場所の上水道施設周辺が向山城郭らしい。)
正面の山が今回登る向山谷を右岸尾根。
今日は向山谷を右岸尾根から登って左岸尾根を下ってくるので舗装林道を左に分岐。
向山谷の川を渡ったら登りやすそうな場所で取り付いた。
ここからがすでにヤブ状態(-_-;)
笹は少ないのだが細いヒョロヒョロ枝が無数に立っていて、やたら鬱陶しい(T_T)
道があって一見すると歩きやすそうなのだが、
ここ十年近く誰もヤブを払いに入っていないらしい。
植林と二次林のミックス林なんだけど・・・
標高710mあたりから倒木だらけ植林の急登スタート
下刈りせずに放置されているジャングルが標高840mまで続く(T_T)
ヤブが少し薄くなって雪が繋がってきた。晴天無風に近い南向き斜面を登っているので
雪解けが進むだろうということでワカンを装着。
傾斜角度はマシになったけど相変わらずヤブを避けて右往左往。
天吉寺山(三角点917.8m)→カナ山(三角点985.8m)の稜線と合流
するとその後に踏み跡がある!来てる人がいるんだなぁ(^_^;)
P1057から北東の展望が広がった。
眼下の尾根は下山する尾根。鳥越山の左に蕎麦粒山。
右に姥ヶ岳、五蛇池山、アラクラ、白山、能郷白山や前山、天狗山。
さあ!先は長い!と歩きだすと!
すぐ前でIS君が踏み抜いた!私も!
これがワカン付きでつま先を下に腿まで落ちたので、足が抜けるまで5分ちかくかかった(T_T)
その後は「やっと」快適な稜線歩き?
金糞岳と白倉岳が北西に見えてきた。
P1057北面を下っている途中で嫁さんのワカンにトラブル発生。
足を乗せる場所のストラップの結合部分が剥離して片足が使い物にならない。片足つぼ足になったので踏み跡がしっかりした最後尾を付いてくるということにした。
P1071への登り返しは、雪原&大きな木があるのだが、またもやヤブっぽい。
枯れたツルアジサイが鳥の大群みたい
あ?IS君がツボ足で、また踏み抜いた?
彼はワカンやアイゼンの装着に慣れていないようで、すぐにグラついてしまうので装備を外してしまうのだ。
P1071山頂が近づいてきて、またヤブです(T_T)
P1071は広い場所。
山名標識が無いかわりに「纏リス」が居ました。
この看板、全国区なんですよ。
1972年に林野庁が山火事防止を呼びかけるために全国統一キャラクターを作ろうと職員から森の動物を募集したところ「リス」が採用となり、デザイナーに委嘱して作られたのが「まとい(纏)を持ったリス=纏リス」。
「宇宙戦艦ヤマト」や「ドラえもん」など有名作品の数々に関わった石黒昇さんや「鉄腕アトム」の吉村昌輝さんが携わったアニメ映画「リスのまとい」が1974年に作成された。
映画リスのまとい →youtube https://youtu.be/cqRhMYFI4tE
タムシバの花芽がたくさん
オオカメノキの冬芽も膨らんできた?
P1071から北の尾根はブナ林がキレイ
P1054を過ぎてから西の目線の先に鳥越林道
西面の雪解けが進んでいる尾根
分岐JCTへと登っていくと
鳥越峠と鳥越山の分岐JCT。
S1って?
13:13一番近くなった白倉岳と金糞岳を拝んで東へ進む。
P1028へ向かう尾根から北が好展望。
尖った蕎麦粒山と小蕎麦粒山と能郷白山の間にボンヤリと加賀白山
手前の湧谷山、丁子山 五蛇池山やアラクラが景色に飲み込まれて目立たない。
東の方角にうっすら見える雪?
調べてみると平家岳。
尾根を先に進むと金糞岳の影になっていた高丸(黒壁)~烏帽子山。
手前にドッカリの大ダワが見えた。
この先、尾根を進んで岐阜県揖斐川町の浅又川と滋賀県米原市側の向山谷の分水嶺の最低標高点は標高956m。
ここから標高差100m登り返し。
登り返しの途中、南に伊吹山
左(東)の小さいピークは静馬ヶ原1149mではなく、伊吹山ドライブウェイが回り込んでる尾根端の四等三角点:元地1206.30m
ちなみに、こちらの尾根にもトレースあり。物好きねぇ(^_^;)
標高差100mの登りがシンドイので立ち止まって南西を振り返ると、朝から登ってきた右岸尾根が見渡せる。
こうしてみると小さなアップダウンの連続だらけ
タイムリミット14:00を3分過ぎた時間に左岸尾根分岐に到着。
天気もいいし陽も長くなっているので鳥越山ピークを踏みに行こう!
と、皆の合意。
角が丸くなった雪庇を踏んづけて隣のピークへ向かう。
7分ほどでブナの木が立っているだけのヤブった鳥越山にやってきた。
目印はこの黄色テープだけで三等三角点:栗ヶ谷1073.92mは雪の下。
金糞岳の北尾根(四等三角点1277.16m川上)が見えた。
さぁ、向山谷の左岸尾根で帰ろう!
14:21尾根分岐をスタートしようとすると、凄い数の踏み跡???
ああ、鹿さんたちの団体のトレースだ(-_-;)
歩きはじめの最初は楽勝!と思った尾根はすぐにヤブって超厄介!
P927の南側に支流沿いに谷へ下る破線が地図には載っているが、そんなものいったい何処にあるというの!?
鹿トレースは道々で笹の葉っぱを食べながら移動を繰り返しているようで鹿の糞マミレ&抜けた毛だらけ。それが雪解けが加わってドロドロ。
できれば歩きたくないのだが、ヤブを避けようとすると、そこしか歩く道が無い・・・(T_T)
枝を乗り越えたり木を潜ったり・・・雪が消えてきた!と標高880m付近でワカンを脱いだ。
標高750mから下の尾根は完全に植林帯となって、ここから高速道路!
尾根分岐をに注意しながらP665へ向かって行くと松林の山域となるが、ダニがひどい(-_-;)
歩きやすい尾根を南にくだっていくと尾根終点。
甲津原地区の簡易水道施設手前に飛び出した。
駐車場に戻ってびっくり!
ズボンとスパッツ、登山靴に何匹もダニが!
道々歩きながら払い落としてきたのに、まだ居るか!?(-_-;)
山行日:2019年2月25日
グループ山行@月曜山歩
4人(UH、IS、TY、TK)
周回
ワカン
距離:9.378km
沿面:9.663km
所要時間:7時間23分
(うち昼食17分)
累積標高:±891m
最低標高:515m(駐車場)
最高標高:1073.92m(鳥越山山頂)
三等三角点:栗ヶ谷
6:00自宅
7:00某IC付近牛丼屋
7:36某入口
8:04某出口
8:25道の駅伊吹の里
8:45甲津原交流センターP9:05
9:13取付点
11:31 P1057
12:12 P1071
12:15昼食12:32
(17分)
13:15鳥越JCT13:18
14:05尾根分岐(通過)
14:10鳥越山14:17
14:21尾根分岐
P927 14:50
16:07 P665
16:20上水道施設
16:29甲津原交流センターP
某セツブンソウ群落地
今年は、たくさん咲きました。
条件が揃わないとすぐに枯れて消えてしまうデリケートな花です。
宿根草ながら種でも増えるこの花。
絶対に引っこ抜いて持って帰ってはイケマセン!
ネコノメソウも咲き始め
キバナノアマナも目を覚ましました。
これから春の花の季節ですね~
奥伊吹スキー場が全面滑走可能になっているのだから!と、奥伊吹の鳥越山を登ってきた。
山行日:2019年2月25日
奥伊吹スキー場へ至る道に雪がまったく無い(T_T)
これはヤブヤマ&腐れ雪山行になりそうだ(-_-;)
平日は休業?の甲津原交流センターPで登山準備を整え、
県道40号線を横切る。
橋の名前は「洗面橋」
そして渡っている川は洗面川。
橋を渡ってすぐ右のスロープを下っていくと駐車場?(あとで知ったがトイレ付き)
林道の左側は治山城郭遺跡。(下山する場所の上水道施設周辺が向山城郭らしい。)
正面の山が今回登る向山谷を右岸尾根。
今日は向山谷を右岸尾根から登って左岸尾根を下ってくるので舗装林道を左に分岐。
向山谷の川を渡ったら登りやすそうな場所で取り付いた。
ここからがすでにヤブ状態(-_-;)
笹は少ないのだが細いヒョロヒョロ枝が無数に立っていて、やたら鬱陶しい(T_T)
道があって一見すると歩きやすそうなのだが、
ここ十年近く誰もヤブを払いに入っていないらしい。
植林と二次林のミックス林なんだけど・・・
標高710mあたりから倒木だらけ植林の急登スタート
下刈りせずに放置されているジャングルが標高840mまで続く(T_T)
ヤブが少し薄くなって雪が繋がってきた。晴天無風に近い南向き斜面を登っているので
雪解けが進むだろうということでワカンを装着。
傾斜角度はマシになったけど相変わらずヤブを避けて右往左往。
天吉寺山(三角点917.8m)→カナ山(三角点985.8m)の稜線と合流
するとその後に踏み跡がある!来てる人がいるんだなぁ(^_^;)
P1057から北東の展望が広がった。
眼下の尾根は下山する尾根。鳥越山の左に蕎麦粒山。
右に姥ヶ岳、五蛇池山、アラクラ、白山、能郷白山や前山、天狗山。
さあ!先は長い!と歩きだすと!
すぐ前でIS君が踏み抜いた!私も!
これがワカン付きでつま先を下に腿まで落ちたので、足が抜けるまで5分ちかくかかった(T_T)
その後は「やっと」快適な稜線歩き?
金糞岳と白倉岳が北西に見えてきた。
P1057北面を下っている途中で嫁さんのワカンにトラブル発生。
足を乗せる場所のストラップの結合部分が剥離して片足が使い物にならない。片足つぼ足になったので踏み跡がしっかりした最後尾を付いてくるということにした。
P1071への登り返しは、雪原&大きな木があるのだが、またもやヤブっぽい。
枯れたツルアジサイが鳥の大群みたい
あ?IS君がツボ足で、また踏み抜いた?
彼はワカンやアイゼンの装着に慣れていないようで、すぐにグラついてしまうので装備を外してしまうのだ。
P1071山頂が近づいてきて、またヤブです(T_T)
P1071は広い場所。
山名標識が無いかわりに「纏リス」が居ました。
この看板、全国区なんですよ。
1972年に林野庁が山火事防止を呼びかけるために全国統一キャラクターを作ろうと職員から森の動物を募集したところ「リス」が採用となり、デザイナーに委嘱して作られたのが「まとい(纏)を持ったリス=纏リス」。
「宇宙戦艦ヤマト」や「ドラえもん」など有名作品の数々に関わった石黒昇さんや「鉄腕アトム」の吉村昌輝さんが携わったアニメ映画「リスのまとい」が1974年に作成された。
映画リスのまとい →youtube https://youtu.be/cqRhMYFI4tE
タムシバの花芽がたくさん
オオカメノキの冬芽も膨らんできた?
P1071から北の尾根はブナ林がキレイ
P1054を過ぎてから西の目線の先に鳥越林道
西面の雪解けが進んでいる尾根
分岐JCTへと登っていくと
鳥越峠と鳥越山の分岐JCT。
S1って?
13:13一番近くなった白倉岳と金糞岳を拝んで東へ進む。
P1028へ向かう尾根から北が好展望。
尖った蕎麦粒山と小蕎麦粒山と能郷白山の間にボンヤリと加賀白山
手前の湧谷山、丁子山 五蛇池山やアラクラが景色に飲み込まれて目立たない。
東の方角にうっすら見える雪?
調べてみると平家岳。
尾根を先に進むと金糞岳の影になっていた高丸(黒壁)~烏帽子山。
手前にドッカリの大ダワが見えた。
この先、尾根を進んで岐阜県揖斐川町の浅又川と滋賀県米原市側の向山谷の分水嶺の最低標高点は標高956m。
ここから標高差100m登り返し。
登り返しの途中、南に伊吹山
左(東)の小さいピークは静馬ヶ原1149mではなく、伊吹山ドライブウェイが回り込んでる尾根端の四等三角点:元地1206.30m
ちなみに、こちらの尾根にもトレースあり。物好きねぇ(^_^;)
標高差100mの登りがシンドイので立ち止まって南西を振り返ると、朝から登ってきた右岸尾根が見渡せる。
こうしてみると小さなアップダウンの連続だらけ
タイムリミット14:00を3分過ぎた時間に左岸尾根分岐に到着。
天気もいいし陽も長くなっているので鳥越山ピークを踏みに行こう!
と、皆の合意。
角が丸くなった雪庇を踏んづけて隣のピークへ向かう。
7分ほどでブナの木が立っているだけのヤブった鳥越山にやってきた。
目印はこの黄色テープだけで三等三角点:栗ヶ谷1073.92mは雪の下。
金糞岳の北尾根(四等三角点1277.16m川上)が見えた。
さぁ、向山谷の左岸尾根で帰ろう!
14:21尾根分岐をスタートしようとすると、凄い数の踏み跡???
ああ、鹿さんたちの団体のトレースだ(-_-;)
歩きはじめの最初は楽勝!と思った尾根はすぐにヤブって超厄介!
P927の南側に支流沿いに谷へ下る破線が地図には載っているが、そんなものいったい何処にあるというの!?
鹿トレースは道々で笹の葉っぱを食べながら移動を繰り返しているようで鹿の糞マミレ&抜けた毛だらけ。それが雪解けが加わってドロドロ。
できれば歩きたくないのだが、ヤブを避けようとすると、そこしか歩く道が無い・・・(T_T)
枝を乗り越えたり木を潜ったり・・・雪が消えてきた!と標高880m付近でワカンを脱いだ。
標高750mから下の尾根は完全に植林帯となって、ここから高速道路!
尾根分岐をに注意しながらP665へ向かって行くと松林の山域となるが、ダニがひどい(-_-;)
歩きやすい尾根を南にくだっていくと尾根終点。
甲津原地区の簡易水道施設手前に飛び出した。
駐車場に戻ってびっくり!
ズボンとスパッツ、登山靴に何匹もダニが!
道々歩きながら払い落としてきたのに、まだ居るか!?(-_-;)
山行日:2019年2月25日
グループ山行@月曜山歩
4人(UH、IS、TY、TK)
周回
ワカン
距離:9.378km
沿面:9.663km
所要時間:7時間23分
(うち昼食17分)
累積標高:±891m
最低標高:515m(駐車場)
最高標高:1073.92m(鳥越山山頂)
三等三角点:栗ヶ谷
6:00自宅
7:00某IC付近牛丼屋
7:36某入口
8:04某出口
8:25道の駅伊吹の里
8:45甲津原交流センターP9:05
9:13取付点
11:31 P1057
12:12 P1071
12:15昼食12:32
(17分)
13:15鳥越JCT13:18
14:05尾根分岐(通過)
14:10鳥越山14:17
14:21尾根分岐
P927 14:50
16:07 P665
16:20上水道施設
16:29甲津原交流センターP
某セツブンソウ群落地
今年は、たくさん咲きました。
条件が揃わないとすぐに枯れて消えてしまうデリケートな花です。
宿根草ながら種でも増えるこの花。
絶対に引っこ抜いて持って帰ってはイケマセン!
ネコノメソウも咲き始め
キバナノアマナも目を覚ましました。
これから春の花の季節ですね~
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