2020,12,24, Thursday/五代目
ころ助さんが教えてくれた。
病院の窓から鈴鹿:竜ヶ岳が真っ白に見えました。
へぇ~そんなに!?
んじゃ、久々に竜ヶ岳に行ってみよう!
でも、駐車場でお金払う?太尾は何回も行ったし・・・
・・・あ、そうや、青川から大鉢山を経由して行けばええんや!
ルート:青川キャンピングパーク→大鉢山(西コース)→遠足尾根→竜ヶ岳(ピストン)
山行日:2020年12月21日
(写真は大鉢山山頂のマユミ)
朝に出かける時間が少し遅れたのに加えて、
巡検街道で遅い車の後ろをずっと走ったために集合時間に少し遅れてしまった(泣)
IS君とは、ここは初めての待ち合わせ。彼一人で正解の場所に来てみても誰も来ていない。
自信のなかった彼は、あちらこちらへ「誰か?居ない?誰も?居ない?」と、ウロウロ。
仕切り直しとばかりにR306まで出てきた所で私と合流。
前日に地図をLINEで送ってあったのに(-_-;)
ここの駐車場で良かったのよ。
と、サバイバルゲーム前の駐車場。
IS君:「ここよりも登山口に近い所の駐車場が空いていたけど?そこはアカンの?」と言う。
三台の車が置けそうならエエけど?と、聞くと「余裕やで」と彼。
んじゃ、IS君が見てきた場所に駐車しよう。
そこへUHさんが来たので三台で、もう少し先の駐車場に行ってみたら、「キャンプ場管理地。無断利用者は通報後に処罰されます」みたいなことが看板に書かれていた。
閑散期の平日でもダメなの?と、施設代表番号へ電話したけど時間が早いためか不在。
結局、最初に待ち合わせしていた駐車場に戻ったために20分近くロスタイム。
治田峠方面に続く林道新町線を歩いていく
砂防堰堤工事のダンプカーがゾロゾロ出てくるし、後ろからもやってきた。その都度、狭い林道の僅かな路肩に避難してダンプカーをやり過ごす。
駐車場から15分歩くと大鉢山西ルート登山口。
植林へ緩やかに踏み跡が付いている。
この看板に書き足されているように南ルートと中ルートは「×」で各展望台の横が崩落しているとのこと。
南ルートと中ルート、および展望台ルートは廃道と考えた方がよさそうだ。
登山道に入ると、まずは標高差100mを大きくジグザグに植林帯を登る。
その後大鉢山北尾根をほぼ一本調子に標高差230m登る(一部石階段)
登山道は整備道で歩きやすい。着雪していたが登山靴だけで問題なし。
シンドく、登り甲斐のある大鉢山だったので早くも汗だく。
風が無い日だったのでインナーウエアを脱いだ。
大鉢山から近い山は見えるんだけど・・
まぁいっか。。。と竜ヶ岳の遠足尾根へと歩き出す。
いったん下って、伊勢湾・・・それくらしか見えない。
この標高の少し上あたりから東西ともガスの中。
大鉢山から下りはじめは岩っぽい。
竜ヶ岳の尾根に乗り、最初はツボ足でラッセルしていたけれど、膝下まで埋まるのでワカン装着。
IS君に視線を投げると「行っていいの?」と目が輝いている。
「行ってくれる?」と言うと「ありがとうございます!」と膝ラッセルをガツガツ登りだした!
でも、吹き溜まりは湿雪ながらも股下あたりまで沈む。
標高が少し上がると流石のMr.ラッセルIS君も苦労している?
・・・って、あんさん?ワカン外れてるよ?
直そうや?って・・・装着方法おかしいやん(~_~;)
みんなでレクチャーして装着しなおしたら快調にラッセル開始。今までどんな紐の通し方してたんや(-_-;)
でも、今度はアセビの森が私たちの行く手を遮る。
アセビの森は尾根全体を埋めてしまっている。
何処に突っ込めば良いのか?
テープ印もアセビの森に飲み込まれている。
かつてルートが存在していたであろう場所も両側からアセビの枝が張り出して茂っているために完全な通せんぼ。
枝葉に乗っかっていた雪が落ちてアセビの木の下にもかなりの積雪。なので地面が嵩上げされた状態だから身をかがめないと通れないところが多い。
雪に足をとられ、バランスを崩すしてアセビの木を掴んだり、ザックが引っかかって、無理やり押し通ると、樹上の雪が頭や背中に落ちて非常に冷たい(泣)
挙句の果てには通れる場所が無くて、跪(ひざまず)いて、アセビの森をハイハイ
匍匐前進まであと一歩(~_~;)
すると間もなく、遠足尾根の新道に出た。
大鉢山ルートは未整備で登山道無しと看板に書かれている。
その通りだ(~_~;)
山腹道を足早に進んで行く。
大鉢山ルートに比べれば登山道は高速道路だ。
「これだけ踏んである登山道ならワカン脱いで大丈夫だと思いません?その方が足が軽いでしょ。」と、UHさん。
んじゃ、ワカンを脱いでツボ足で歩きましょう!
遠足尾根に出て右手のアセビ交じりの広場で昼食にした。
風はソヨソヨ。雪も止み、気温は高く、カップ麺を持つ手は痛くない。
コンディションは良いのだがアセビの森で手こずった。
12:28に昼食完了。
昼食後は時間との勝負。
山頂は無理かもしれない。
13時15分を撤退時刻と設定して行けるところまで行くことにした。
無雪期であれば余裕で山頂を踏めるのだが・・・
ツボ足でトレースを辿りながらドンドン進む。
IS君は振り返り、振り返り、私たちを待ってくれながら先行する。
時計を見るともうすぐ13時。
P1042まで行けるかな!?そこまで行って戻ろうか?と悪あがきプランを話しあって前に進もうとした瞬間!
ズボッ!IS君の肩が大きく右に傾いた!
ずぼっ!私も股下まで足が沈んで次の足が出ない(泣)
アカンやん、もうこのへんからずっと股ラッセルやん。
ワカン履く時間で13:15になるから、ここで終了やな。
13:05撤退!
戻ろうと歩き出すこの付近はアセビ地雷原
枝や木が埋まっている場所が突然、ズボッ!と抜け落ちる(泣)
もう・・・でもすぐにトレースありになるから、このままツボ足で下山してしまおう!
来た道を戻っていく、標高を下げると雪雲から出た?
雲が無くなった???
でも、今日は竜ヶ岳山頂は拝めずじまいかなぁ・・・と立ち止まって振り返ると?
竜ヶ岳の山頂は見えない・・え?今チラっと見えた?
おお!真っ白なスノードーム!
竜ヶ岳の山頂はピカピカに白ビカリ!!
しばらく皆で登れなかった竜ヶ岳の白い雄姿を眺め、写真撮影。
さぁ、名残惜しいけど、帰ろう!道は長い?
遠足尾根の終盤は山腹道
帰りの登山道は矢鱈に早い
が!大鉢山ルートに入ったら跪いてアセビの洗礼を受けます。
アセビの森を避けようとツボ足で朝の踏み跡を外して歩こうとしたら
股下まで雪に埋まって出てこれない(泣)
下山していると完全に晴れた
アセビの森も晴れると憂鬱さも少し和らぐ(~_~)
大鉢山でマユミ見物
紅梅でも咲いているのか?というくらいに実がたくさん残っている。
そこに小鳥の群れ?
目が白いよ!
メジロさんたちでした!
治田峠方面も晴れてきて銚子岳や静ヶ岳
大鉢山の下山に結構時間がかかります。
林道に降り立ったら良い時間になってきた。
ダンプカーが行きかう新町林道はドロドロの極地。
朝と同じようにダンプが行きかう隙を縫って駐車場に戻りました。
あ~面白かった。
山行日:2020年12月21日
グループ山行@月曜山歩
参加者:4人(IS、UH、TY、TK)
ピストン
雪山
ワカン
newザック:Mountain Hardwear Direttissima Outdry50L
newゲイター:Outdoor Research Crocodile Gaiters
newグローブ:TEMRES 03advance (LL→3Lが欲しい)
距離:9.16km
沿面:9.55km
所要時間:7時間44分
(うち昼食25分)
累積標高:プラスマイナス1047m
最低標高:163m(駐車場)
最高標高:968m(撤退ポイント)
6:00伊賀自宅
7:40青川森林公園P8:13
8:28大鉢山西登山口
9:21大鉢山P522 9:27
10:39 P700
11:37大鉢山分岐
12:03標高855m12:28
(昼食25分)
12:49P964
13:04撤退ポイント
13:54大鉢山分岐
14:30P700
15:00大鉢山15:07
15:43西登山口
15:58駐車場
病院の窓から鈴鹿:竜ヶ岳が真っ白に見えました。
へぇ~そんなに!?
んじゃ、久々に竜ヶ岳に行ってみよう!
でも、駐車場でお金払う?太尾は何回も行ったし・・・
・・・あ、そうや、青川から大鉢山を経由して行けばええんや!
ルート:青川キャンピングパーク→大鉢山(西コース)→遠足尾根→竜ヶ岳(ピストン)
山行日:2020年12月21日
(写真は大鉢山山頂のマユミ)
朝に出かける時間が少し遅れたのに加えて、
巡検街道で遅い車の後ろをずっと走ったために集合時間に少し遅れてしまった(泣)
IS君とは、ここは初めての待ち合わせ。彼一人で正解の場所に来てみても誰も来ていない。
自信のなかった彼は、あちらこちらへ「誰か?居ない?誰も?居ない?」と、ウロウロ。
仕切り直しとばかりにR306まで出てきた所で私と合流。
前日に地図をLINEで送ってあったのに(-_-;)
ここの駐車場で良かったのよ。
と、サバイバルゲーム前の駐車場。
IS君:「ここよりも登山口に近い所の駐車場が空いていたけど?そこはアカンの?」と言う。
三台の車が置けそうならエエけど?と、聞くと「余裕やで」と彼。
んじゃ、IS君が見てきた場所に駐車しよう。
そこへUHさんが来たので三台で、もう少し先の駐車場に行ってみたら、「キャンプ場管理地。無断利用者は通報後に処罰されます」みたいなことが看板に書かれていた。
閑散期の平日でもダメなの?と、施設代表番号へ電話したけど時間が早いためか不在。
結局、最初に待ち合わせしていた駐車場に戻ったために20分近くロスタイム。
治田峠方面に続く林道新町線を歩いていく
砂防堰堤工事のダンプカーがゾロゾロ出てくるし、後ろからもやってきた。その都度、狭い林道の僅かな路肩に避難してダンプカーをやり過ごす。
駐車場から15分歩くと大鉢山西ルート登山口。
植林へ緩やかに踏み跡が付いている。
この看板に書き足されているように南ルートと中ルートは「×」で各展望台の横が崩落しているとのこと。
南ルートと中ルート、および展望台ルートは廃道と考えた方がよさそうだ。
登山道に入ると、まずは標高差100mを大きくジグザグに植林帯を登る。
その後大鉢山北尾根をほぼ一本調子に標高差230m登る(一部石階段)
登山道は整備道で歩きやすい。着雪していたが登山靴だけで問題なし。
シンドく、登り甲斐のある大鉢山だったので早くも汗だく。
風が無い日だったのでインナーウエアを脱いだ。
大鉢山から近い山は見えるんだけど・・
まぁいっか。。。と竜ヶ岳の遠足尾根へと歩き出す。
いったん下って、伊勢湾・・・それくらしか見えない。
この標高の少し上あたりから東西ともガスの中。
大鉢山から下りはじめは岩っぽい。
竜ヶ岳の尾根に乗り、最初はツボ足でラッセルしていたけれど、膝下まで埋まるのでワカン装着。
IS君に視線を投げると「行っていいの?」と目が輝いている。
「行ってくれる?」と言うと「ありがとうございます!」と膝ラッセルをガツガツ登りだした!
でも、吹き溜まりは湿雪ながらも股下あたりまで沈む。
標高が少し上がると流石のMr.ラッセルIS君も苦労している?
・・・って、あんさん?ワカン外れてるよ?
直そうや?って・・・装着方法おかしいやん(~_~;)
みんなでレクチャーして装着しなおしたら快調にラッセル開始。今までどんな紐の通し方してたんや(-_-;)
でも、今度はアセビの森が私たちの行く手を遮る。
アセビの森は尾根全体を埋めてしまっている。
何処に突っ込めば良いのか?
テープ印もアセビの森に飲み込まれている。
かつてルートが存在していたであろう場所も両側からアセビの枝が張り出して茂っているために完全な通せんぼ。
枝葉に乗っかっていた雪が落ちてアセビの木の下にもかなりの積雪。なので地面が嵩上げされた状態だから身をかがめないと通れないところが多い。
雪に足をとられ、バランスを崩すしてアセビの木を掴んだり、ザックが引っかかって、無理やり押し通ると、樹上の雪が頭や背中に落ちて非常に冷たい(泣)
挙句の果てには通れる場所が無くて、跪(ひざまず)いて、アセビの森をハイハイ
匍匐前進まであと一歩(~_~;)
すると間もなく、遠足尾根の新道に出た。
大鉢山ルートは未整備で登山道無しと看板に書かれている。
その通りだ(~_~;)
山腹道を足早に進んで行く。
大鉢山ルートに比べれば登山道は高速道路だ。
「これだけ踏んである登山道ならワカン脱いで大丈夫だと思いません?その方が足が軽いでしょ。」と、UHさん。
んじゃ、ワカンを脱いでツボ足で歩きましょう!
遠足尾根に出て右手のアセビ交じりの広場で昼食にした。
風はソヨソヨ。雪も止み、気温は高く、カップ麺を持つ手は痛くない。
コンディションは良いのだがアセビの森で手こずった。
12:28に昼食完了。
昼食後は時間との勝負。
山頂は無理かもしれない。
13時15分を撤退時刻と設定して行けるところまで行くことにした。
無雪期であれば余裕で山頂を踏めるのだが・・・
ツボ足でトレースを辿りながらドンドン進む。
IS君は振り返り、振り返り、私たちを待ってくれながら先行する。
時計を見るともうすぐ13時。
P1042まで行けるかな!?そこまで行って戻ろうか?と悪あがきプランを話しあって前に進もうとした瞬間!
ズボッ!IS君の肩が大きく右に傾いた!
ずぼっ!私も股下まで足が沈んで次の足が出ない(泣)
アカンやん、もうこのへんからずっと股ラッセルやん。
ワカン履く時間で13:15になるから、ここで終了やな。
13:05撤退!
戻ろうと歩き出すこの付近はアセビ地雷原
枝や木が埋まっている場所が突然、ズボッ!と抜け落ちる(泣)
もう・・・でもすぐにトレースありになるから、このままツボ足で下山してしまおう!
来た道を戻っていく、標高を下げると雪雲から出た?
雲が無くなった???
でも、今日は竜ヶ岳山頂は拝めずじまいかなぁ・・・と立ち止まって振り返ると?
竜ヶ岳の山頂は見えない・・え?今チラっと見えた?
おお!真っ白なスノードーム!
竜ヶ岳の山頂はピカピカに白ビカリ!!
しばらく皆で登れなかった竜ヶ岳の白い雄姿を眺め、写真撮影。
さぁ、名残惜しいけど、帰ろう!道は長い?
遠足尾根の終盤は山腹道
帰りの登山道は矢鱈に早い
が!大鉢山ルートに入ったら跪いてアセビの洗礼を受けます。
アセビの森を避けようとツボ足で朝の踏み跡を外して歩こうとしたら
股下まで雪に埋まって出てこれない(泣)
下山していると完全に晴れた
アセビの森も晴れると憂鬱さも少し和らぐ(~_~)
大鉢山でマユミ見物
紅梅でも咲いているのか?というくらいに実がたくさん残っている。
そこに小鳥の群れ?
目が白いよ!
メジロさんたちでした!
治田峠方面も晴れてきて銚子岳や静ヶ岳
大鉢山の下山に結構時間がかかります。
林道に降り立ったら良い時間になってきた。
ダンプカーが行きかう新町林道はドロドロの極地。
朝と同じようにダンプが行きかう隙を縫って駐車場に戻りました。
あ~面白かった。
山行日:2020年12月21日
グループ山行@月曜山歩
参加者:4人(IS、UH、TY、TK)
ピストン
雪山
ワカン
newザック:Mountain Hardwear Direttissima Outdry50L
newゲイター:Outdoor Research Crocodile Gaiters
newグローブ:TEMRES 03advance (LL→3Lが欲しい)
距離:9.16km
沿面:9.55km
所要時間:7時間44分
(うち昼食25分)
累積標高:プラスマイナス1047m
最低標高:163m(駐車場)
最高標高:968m(撤退ポイント)
6:00伊賀自宅
7:40青川森林公園P8:13
8:28大鉢山西登山口
9:21大鉢山P522 9:27
10:39 P700
11:37大鉢山分岐
12:03標高855m12:28
(昼食25分)
12:49P964
13:04撤退ポイント
13:54大鉢山分岐
14:30P700
15:00大鉢山15:07
15:43西登山口
15:58駐車場
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