2024,12,04, Wednesday/五代目
カマクラ谷右岸尾根からの生還
2018年の11月に歩いた鎌倉山を交えた山行は八丁平まで足を伸ばしたので、「かなりシンド」かった(^_^;)
なので、それをショートカットして歩くルートを試してみたら、まさかの!
「おい!おい!ちょっと!待ってくれよ!」という事態に!
こんなことがあるから山は対応力が求められる!?
ルート:葛川市民センター前(置き車)→車移動→いこいの里久多キャンプ場→P895→鎌倉山→P935の北→カマクラ谷右岸尾根→葛川市民センターP
山行日:2024年12月2日
葛川市民センターPでUさんと待ち合わせ。
ここにUさんの車を置いて、以前に入山した場所へ移動。
ここが 滋賀県鏡・京都府京都市左京区の最北東端。
京都市に踏み入る。
京都丹波高原国定公園?こんなものあったんだ。
2016年3月に指定されているのに、前回はまだこの看板は無かった。
しかし丹波高原と言いながら京都府下に限定された国定公園で、尾根続きの福井県や滋賀県の山は国定公園になっていないのが「なんだかなぁ~」の国定公園。
by Wiki
前に来たときは森だった場所が伐採されている
そして案内看板がリニューアルされていた
尾根末端から取り付いてみたら「とんでもないヤブ」
これはジャングル
「おりゃ~」とヤブを強行突破・・・(-_-)手強いっす
植林と二次林をうまく使い分けて尾根を進む
途中からは前回と同じ尾根道
今年はソヨゴの実が少ない
シロモジやタカノツメの黄葉
コナラやブナの黄葉
暖冬のおかげで、なんとか低標高で黄葉が残ってくれていた
P895で見えた武奈ヶ岳と釣瓶岳
そして、今回もここで進路を間違えた(^_^;)
尾根を南下してしまってはイケマセン。
正解は南西へ下るのです。
京都・滋賀県境稜線は冬枯れ
前回もそうだったよなぁ
唯一無二で残っているのはイタヤカエデ
これも前回と同じかも?
背の高いブナやミズナラたち
黄葉を見たければ11月中旬までに来なければならないのかも?
広場のような山頂の鎌倉山に到着
ここで本日一人だけ、登山客が通り過ぎていったのと会った。
11:34ちょっと早いがここで昼食。
食後に歩き出せば建物が載っている山頂が目印の蓬莱山
イワウチワ群生は陽にあたって真っ赤
千年杉を通過
ここでまた道迷い
P901のピークに進んでしまったのに気づいて引き返す
でも、ここで背の高くて枝振りの良いブナに会うことができた。
↑ヤドリギ満載状態
県境稜線の南下から、東(滋賀県)へ伸びる尾根に乗る。
今日はここからのルートが過去未踏エリア
なかなか良い感じのコナラ・ブナの森のようだ
高低差が10m前後の穏やかな尾根を西に進む
今は冬枯れの森で葉っぱがないので景色としてはイマイチだが、新緑や紅葉はすごく良い森なんだろう。
P935の北側の複雑な山頂三分岐から一旦南東に下って、北東に下っていく尾根に乗る
植林の横の二次林の林床にイワカガミ群落
折り重なっが葉っぱをめくってみると
陰の部分が緑で陽に当たっている部分が赤い!
赤い葉っぱは紅葉じゃないの?
しばらくはスギの植林を下っていく
う?モミノキの樹皮が剥がれて白い樹脂が流れたような?
針葉樹の樹液なので松脂のようなもの?
おっと?また二次林になった!
標高680m以下になって、黄葉が復活
標高660mの北斜面が大崩落したのだろうか?その斜面をなぜかキレイに治山事業で整地している?
カマクラ谷の左股があるだけだと思うのだが、林道や堰堤が下にはあるのだろうか?
一方、こちらの歩いている尾根は樹高の高い落葉広葉樹が多くキレイな森
コナラの木の上に葉っぱの塊?
猛禽類の巣だろうか?それともクマ棚?
標高645m付近は広いダイラの地形
公園か?というくらいに広くてキレイな森
なかなか良い景色が楽しめる場所やなぁ!来て良かったよ!
また来ないとイケナイ場所が増えた!と、下り始めたらモミノキが境目になっている植林帯を下山。
「ささっ」と、坊村の駐車場に帰ったら久しぶりに「まる姫」に立ち寄って焼鯖寿司とサバ味噌煮を買って帰ろうかなぁ・・・フフフ・・・と思って歩いていくと、様子がヘン。
標高400mから下は、植林から常緑広葉樹混じりになって急傾斜地
テープの印もあるので、このまま下って・・・え?
なんかオカシイ・・・木が横斜め方向にノコギリで剪定されて、ここが登山道であったらしい場所なのは確かなんだが、ゴッソリ斜面が抜け落ちて、踏み跡が無い。
しかも獣道も無い。チラと下に駐車場が見えているし建物も見えているのだけれど・・・標高365m付近、最後の最後は超急傾斜地・・・と、いうより崖。
完全に懸垂下降でなければムリな場所に出てしまった。
どうも、左右に振っても駄目っぽい。
ここでスリングを繋いで5mくらい降りても、その先がどうなっているのか?
地形図では急な尾根っぽいが、抜け落ちて、おそらく岩壁っぽい。
うーん、こりゃぁ駄目だわ。登り返して植林帯から降りることにしよう!
と、標高400mの植林まで戻り、北にある植林帯を下った。
植林も急傾斜だが二次林との境目にはジグを切った仕事道っぽい踏み跡があったので、安全に降りることができた。
北にはカマクラ谷の沢があるが、どうやらゴルジュっぽい。
沢に近づくところまで降りてきた
けれど、植林の隅はスパッと崖になっていて、このまま沢に出れない。
北東方向に回り込んで、岩壁の下にある大きな倒木の下をすり抜けていくと、護岸されたカマクラ谷の右岸に着地。
振り返ると岩壁がそそり立っている
やれやれ・・・えらい目にあったわい
右岸の道を歩いて駐車場に・・・
え!?行けない!(;´Д`)
↑この護岸、道に出る直前で岩が邪魔していて、護岸コンクリが「スパン」と直角に無くなって道に接続されていない。しかも右側が岩壁。
護岸は2m近くの直角のコンクリ壁。
沢の水も水深があるし、簡単に対岸に渡ることもできない。
仕方ないので、堰堤まで引き返し
二重堰堤の間に降りれる場所を発見
河床に降りてクルブシくらいまで水に入って渡渉。
↑ここだけ上に登れるが、高さ1.2mほどをよじ登らないと駄目なのでスリングを用意。
カマクラ谷の左岸は坊村→鎌倉山の一般登山道。
普通に登山していれば普通に終われたのよね(-_-)
最後の最後までトラブル続きでした
UHさんの車に乗ってマイカーを回収
もう17時か・・・
今日は、まる姫は諦めよう(-.-)
山行日:2024年12月2日
参加者3人(UH、TY、TK)
距離:9.2km
所要時間:7時間43分
(うち昼食46分)
最小標高:308m(葛川市民センター駐車場)
最大標高:950m(鎌倉山ほか)
累積標高:プラス1025mマイナス1038m
集合
8:00葛川市民センター駐車場
車移動
8:12いこいの里久多キャンプ場付近8:28
10:37 P895
11:32 鎌倉山 12:18
(昼食46分)
13:03県境尾根分岐
16:11葛川市民センター駐車場
葛川市民センター駐車場の山側にある水神社
水神社裏の急斜面に印があって、それを頼りに鎌倉山へ登った・・・と、いう2019年のレポートがWebあったから降りてみたが、そのルートは一体どこだったんだろう?
2018年の11月に歩いた鎌倉山を交えた山行は八丁平まで足を伸ばしたので、「かなりシンド」かった(^_^;)
なので、それをショートカットして歩くルートを試してみたら、まさかの!
「おい!おい!ちょっと!待ってくれよ!」という事態に!
こんなことがあるから山は対応力が求められる!?
ルート:葛川市民センター前(置き車)→車移動→いこいの里久多キャンプ場→P895→鎌倉山→P935の北→カマクラ谷右岸尾根→葛川市民センターP
山行日:2024年12月2日
葛川市民センターPでUさんと待ち合わせ。
ここにUさんの車を置いて、以前に入山した場所へ移動。
ここが 滋賀県鏡・京都府京都市左京区の最北東端。
京都市に踏み入る。
京都丹波高原国定公園?こんなものあったんだ。
2016年3月に指定されているのに、前回はまだこの看板は無かった。
しかし丹波高原と言いながら京都府下に限定された国定公園で、尾根続きの福井県や滋賀県の山は国定公園になっていないのが「なんだかなぁ~」の国定公園。
by Wiki
前に来たときは森だった場所が伐採されている
そして案内看板がリニューアルされていた
尾根末端から取り付いてみたら「とんでもないヤブ」
これはジャングル
「おりゃ~」とヤブを強行突破・・・(-_-)手強いっす
植林と二次林をうまく使い分けて尾根を進む
途中からは前回と同じ尾根道
今年はソヨゴの実が少ない
シロモジやタカノツメの黄葉
コナラやブナの黄葉
暖冬のおかげで、なんとか低標高で黄葉が残ってくれていた
P895で見えた武奈ヶ岳と釣瓶岳
そして、今回もここで進路を間違えた(^_^;)
尾根を南下してしまってはイケマセン。
正解は南西へ下るのです。
京都・滋賀県境稜線は冬枯れ
前回もそうだったよなぁ
唯一無二で残っているのはイタヤカエデ
これも前回と同じかも?
背の高いブナやミズナラたち
黄葉を見たければ11月中旬までに来なければならないのかも?
広場のような山頂の鎌倉山に到着
ここで本日一人だけ、登山客が通り過ぎていったのと会った。
11:34ちょっと早いがここで昼食。
食後に歩き出せば建物が載っている山頂が目印の蓬莱山
イワウチワ群生は陽にあたって真っ赤
千年杉を通過
ここでまた道迷い
P901のピークに進んでしまったのに気づいて引き返す
でも、ここで背の高くて枝振りの良いブナに会うことができた。
↑ヤドリギ満載状態
県境稜線の南下から、東(滋賀県)へ伸びる尾根に乗る。
今日はここからのルートが過去未踏エリア
なかなか良い感じのコナラ・ブナの森のようだ
高低差が10m前後の穏やかな尾根を西に進む
今は冬枯れの森で葉っぱがないので景色としてはイマイチだが、新緑や紅葉はすごく良い森なんだろう。
P935の北側の複雑な山頂三分岐から一旦南東に下って、北東に下っていく尾根に乗る
植林の横の二次林の林床にイワカガミ群落
折り重なっが葉っぱをめくってみると
陰の部分が緑で陽に当たっている部分が赤い!
赤い葉っぱは紅葉じゃないの?
しばらくはスギの植林を下っていく
う?モミノキの樹皮が剥がれて白い樹脂が流れたような?
針葉樹の樹液なので松脂のようなもの?
おっと?また二次林になった!
標高680m以下になって、黄葉が復活
標高660mの北斜面が大崩落したのだろうか?その斜面をなぜかキレイに治山事業で整地している?
カマクラ谷の左股があるだけだと思うのだが、林道や堰堤が下にはあるのだろうか?
一方、こちらの歩いている尾根は樹高の高い落葉広葉樹が多くキレイな森
コナラの木の上に葉っぱの塊?
猛禽類の巣だろうか?それともクマ棚?
標高645m付近は広いダイラの地形
公園か?というくらいに広くてキレイな森
なかなか良い景色が楽しめる場所やなぁ!来て良かったよ!
また来ないとイケナイ場所が増えた!と、下り始めたらモミノキが境目になっている植林帯を下山。
「ささっ」と、坊村の駐車場に帰ったら久しぶりに「まる姫」に立ち寄って焼鯖寿司とサバ味噌煮を買って帰ろうかなぁ・・・フフフ・・・と思って歩いていくと、様子がヘン。
標高400mから下は、植林から常緑広葉樹混じりになって急傾斜地
テープの印もあるので、このまま下って・・・え?
なんかオカシイ・・・木が横斜め方向にノコギリで剪定されて、ここが登山道であったらしい場所なのは確かなんだが、ゴッソリ斜面が抜け落ちて、踏み跡が無い。
しかも獣道も無い。チラと下に駐車場が見えているし建物も見えているのだけれど・・・標高365m付近、最後の最後は超急傾斜地・・・と、いうより崖。
完全に懸垂下降でなければムリな場所に出てしまった。
どうも、左右に振っても駄目っぽい。
ここでスリングを繋いで5mくらい降りても、その先がどうなっているのか?
地形図では急な尾根っぽいが、抜け落ちて、おそらく岩壁っぽい。
うーん、こりゃぁ駄目だわ。登り返して植林帯から降りることにしよう!
と、標高400mの植林まで戻り、北にある植林帯を下った。
植林も急傾斜だが二次林との境目にはジグを切った仕事道っぽい踏み跡があったので、安全に降りることができた。
北にはカマクラ谷の沢があるが、どうやらゴルジュっぽい。
沢に近づくところまで降りてきた
けれど、植林の隅はスパッと崖になっていて、このまま沢に出れない。
北東方向に回り込んで、岩壁の下にある大きな倒木の下をすり抜けていくと、護岸されたカマクラ谷の右岸に着地。
振り返ると岩壁がそそり立っている
やれやれ・・・えらい目にあったわい
右岸の道を歩いて駐車場に・・・
え!?行けない!(;´Д`)
↑この護岸、道に出る直前で岩が邪魔していて、護岸コンクリが「スパン」と直角に無くなって道に接続されていない。しかも右側が岩壁。
護岸は2m近くの直角のコンクリ壁。
沢の水も水深があるし、簡単に対岸に渡ることもできない。
仕方ないので、堰堤まで引き返し
二重堰堤の間に降りれる場所を発見
河床に降りてクルブシくらいまで水に入って渡渉。
↑ここだけ上に登れるが、高さ1.2mほどをよじ登らないと駄目なのでスリングを用意。
カマクラ谷の左岸は坊村→鎌倉山の一般登山道。
普通に登山していれば普通に終われたのよね(-_-)
最後の最後までトラブル続きでした
UHさんの車に乗ってマイカーを回収
もう17時か・・・
今日は、まる姫は諦めよう(-.-)
山行日:2024年12月2日
参加者3人(UH、TY、TK)
距離:9.2km
所要時間:7時間43分
(うち昼食46分)
最小標高:308m(葛川市民センター駐車場)
最大標高:950m(鎌倉山ほか)
累積標高:プラス1025mマイナス1038m
集合
8:00葛川市民センター駐車場
車移動
8:12いこいの里久多キャンプ場付近8:28
10:37 P895
11:32 鎌倉山 12:18
(昼食46分)
13:03県境尾根分岐
16:11葛川市民センター駐車場
葛川市民センター駐車場の山側にある水神社
水神社裏の急斜面に印があって、それを頼りに鎌倉山へ登った・・・と、いう2019年のレポートがWebあったから降りてみたが、そのルートは一体どこだったんだろう?
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