2011,06,23, Thursday/五代目
昨日今日と30℃オーバー?
暑いぃ~!こんな時は冷たい渓流をジャブジャブと歩くのがよい!
午後、嫁さんに店番を頼んで予てから偵察しようと思っていた近所の源流を目指す。
近所の川なので今日は沢登りじゃなくて沢歩きでございます。
岩倉滝・・・二丈の高さ・・・と、とある古い書物に書いてあった。
二丈 = 6.06060606 メートル・・・・マズマズの高さや。
向かった先は伊賀市猿野=旧大山田村の猿野。←これで「ましの」と読む。
国道163号線から南に少し入ると金比羅神社の杜
少し走ると「重瀬氏城跡」
うーん、分からないぞ!また勉強しておこう。
民家が途切れる辺りの山の斜面にササユリが数本花を咲かせていた。
聞くところによると近所の人が猿や鹿、猪などから守り、毎年花を咲かせているそうだ。
だから決して取ったりしてはイケナイのだぞ!
さらに林道を走っていくと田圃で畦で草を刈るオッサン1名を発見。
地元のオッサンや!滝の話を聞こう!
と車を止めると「あれ?」次の瞬間、お互いに「おお!何してんねん!?」と手を振り合った。
彼は数年前まで役所でオエライサンをしていたオヤジ。
私の行こうとしている場所の生き字引のようなオッサンのハズ。
「この先の高尾川に滝があるという事なんやけど知ってる?」と聞くと、「よし、お前の車で行こ!」と言い出す。
「四輪駆動じゃないけど大丈夫?」「ああ滝のある所までなら問題ない」
でも、私は沢で水遊びをしたかったので、沢登りの格好してる・・・ま、いっか!(^_^;)
で、少し車で走ると簡易舗装路の林道になり、やがてその道は植林帯の鬱蒼とした森を抜けていく。
「この林道の周りは昔は田圃やったんやけど、戦後の高度成長期くらいから植林を続けてしまって、ずーっと前から、真っ暗な森になってしもうた。昔は山ウドやワラビもイッパイ生えて、川には雨子がイッパイ居って、エエ谷やったんやけどなぁ・・・あ、そこはワシとこの山や!」・・・と、ノスタルジックな昔話と「ビバ!植林」の現実を披露してくれた。
この一帯は植林帯に覆われた谷筋で陽光が一切挿し込まず。
山菜と名の付く植物はおろかやマトモな雑草や広葉樹もありゃしない。
なので雨子はおろか、アブラハヤの魚影すら川には無い。
このオヤジを拾ってから1.5km。
「おお、そのカーブの所で車を止めて降りよう」と言い出した。ついに滝とご対面だ。
沢に降りるとすぐ先に深い淵を湛えた滝が一つ。
これが岩倉滝
・・・黒い岩盤のスラブっぽい場所に向かって滝が落ちている。
二丈の滝と古文書に書かれていたが、どう贔屓目に見ても、その半分の高さだ・・・ま、いっか!(^_^;)
(この谷の西にある槙野川・・・東海自然歩道にも同じような滝があったよなぁ・・・)
車に戻って少し先に進んだところに谷の分岐があってそこからは、未舗装路だった。
この沢の本流を詰めると笠取山842mの北尾根に出合う。
分岐している支流は、途中で谷が入り乱れよく分からない。
今回は野良仕事の途中の知人を乗せてきたので上を目指さずに彼を仕事に戻そう。
広い場所で方向転換して林道を降る。
しばらく走ると道に大きな石?
往路ではなかった?あ?石じゃなさそう!
確認してみると亀?
「こらゼニガメやのぉ」
こんな植林帯にも居るんやなぁ・・・と二人で顔を見合わせた。
で、オヤジが草刈機を振り回していた場所に戻って、オヤジを車から降ろし、礼を言って別れた。
が時間はまだ早い。でも、高尾川を引き返すのは・・・
そうだ!近所の「島の川」に行こう!
続く・・・
暑いぃ~!こんな時は冷たい渓流をジャブジャブと歩くのがよい!
午後、嫁さんに店番を頼んで予てから偵察しようと思っていた近所の源流を目指す。
近所の川なので今日は沢登りじゃなくて沢歩きでございます。
岩倉滝・・・二丈の高さ・・・と、とある古い書物に書いてあった。
二丈 = 6.06060606 メートル・・・・マズマズの高さや。
向かった先は伊賀市猿野=旧大山田村の猿野。←これで「ましの」と読む。
国道163号線から南に少し入ると金比羅神社の杜
少し走ると「重瀬氏城跡」
うーん、分からないぞ!また勉強しておこう。
民家が途切れる辺りの山の斜面にササユリが数本花を咲かせていた。
聞くところによると近所の人が猿や鹿、猪などから守り、毎年花を咲かせているそうだ。
だから決して取ったりしてはイケナイのだぞ!
さらに林道を走っていくと田圃で畦で草を刈るオッサン1名を発見。
地元のオッサンや!滝の話を聞こう!
と車を止めると「あれ?」次の瞬間、お互いに「おお!何してんねん!?」と手を振り合った。
彼は数年前まで役所でオエライサンをしていたオヤジ。
私の行こうとしている場所の生き字引のようなオッサンのハズ。
「この先の高尾川に滝があるという事なんやけど知ってる?」と聞くと、「よし、お前の車で行こ!」と言い出す。
「四輪駆動じゃないけど大丈夫?」「ああ滝のある所までなら問題ない」
でも、私は沢で水遊びをしたかったので、沢登りの格好してる・・・ま、いっか!(^_^;)
で、少し車で走ると簡易舗装路の林道になり、やがてその道は植林帯の鬱蒼とした森を抜けていく。
「この林道の周りは昔は田圃やったんやけど、戦後の高度成長期くらいから植林を続けてしまって、ずーっと前から、真っ暗な森になってしもうた。昔は山ウドやワラビもイッパイ生えて、川には雨子がイッパイ居って、エエ谷やったんやけどなぁ・・・あ、そこはワシとこの山や!」・・・と、ノスタルジックな昔話と「ビバ!植林」の現実を披露してくれた。
この一帯は植林帯に覆われた谷筋で陽光が一切挿し込まず。
山菜と名の付く植物はおろかやマトモな雑草や広葉樹もありゃしない。
なので雨子はおろか、アブラハヤの魚影すら川には無い。
このオヤジを拾ってから1.5km。
「おお、そのカーブの所で車を止めて降りよう」と言い出した。ついに滝とご対面だ。
沢に降りるとすぐ先に深い淵を湛えた滝が一つ。
これが岩倉滝
・・・黒い岩盤のスラブっぽい場所に向かって滝が落ちている。
二丈の滝と古文書に書かれていたが、どう贔屓目に見ても、その半分の高さだ・・・ま、いっか!(^_^;)
(この谷の西にある槙野川・・・東海自然歩道にも同じような滝があったよなぁ・・・)
車に戻って少し先に進んだところに谷の分岐があってそこからは、未舗装路だった。
この沢の本流を詰めると笠取山842mの北尾根に出合う。
分岐している支流は、途中で谷が入り乱れよく分からない。
今回は野良仕事の途中の知人を乗せてきたので上を目指さずに彼を仕事に戻そう。
広い場所で方向転換して林道を降る。
しばらく走ると道に大きな石?
往路ではなかった?あ?石じゃなさそう!
確認してみると亀?
「こらゼニガメやのぉ」
こんな植林帯にも居るんやなぁ・・・と二人で顔を見合わせた。
で、オヤジが草刈機を振り回していた場所に戻って、オヤジを車から降ろし、礼を言って別れた。
が時間はまだ早い。でも、高尾川を引き返すのは・・・
そうだ!近所の「島の川」に行こう!
続く・・・
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