2012,07,09, Monday/五代目
大峰の沢、初デビュー!
今回は師匠の沢登り山行で大峰は竜ヶ岳の北面を流れる上多古川の矢納谷に連れて行ってもらった。
山行日:2012年7月2日
いつものように7:30過ぎに家を出て名阪:針ICより榛原市へ向かい、その後、国道169号線を南下。
杉の湯手前の道の駅「川上村」で仲間と待合せて上多古へ
上多古川沿いの林道を走っていくと10分足らずで道が広くなっている場所があった。
もっと奥まで車で入れるらしいのだが平日は林業の方が作業する場合があるし、路面崩壊のために通行できない可能性だってあるので、イツボ谷手前のこの場所に路上駐車して沢装備を整えることになった。
この日のメンバーは男3名+女4名=7名
それにしても今年はナンヤカンヤとずっと月曜日が梅雨の中休みで奇跡的に好天続きだ
準備が出来てレッツゴー
右手の岩が露出している山が嫁さんが師匠たちと昨年10月に登っている勝負塚山
その時に駐車した場所が今回と同じ場所らしい。
歩き始めて5分足らずでイツボ谷出合
今日は林業の方が橋の向こう側に軽トラを乗り入れてチェーンソーの音をさせていた。
師匠曰く、このイツボ谷の下流部には山蛭が生息しているということだ。
汗を滴らせながら歩くこと20分余り・・・山崩れがあった爪あとの残る広場を通過
ここまで車で入れたね(´∀`)b
林道の左手に多段の滝が落ちている。
滝は涼しげなんだけど、林道歩きは蒸し暑い(^_^;)
さらに行く手に滝がある
一瞬だけの涼しさ~
林道の終点が近づいてくると倒木や玉切りにされた伐採された木が道を埋め尽くす。
なぜ放置されているのかよく分からない。
やっとの思いで林道終点に到着。
結局、駐車地から約50分かけて林道を2.4km(標高差175m)歩いた(^_^;)
この鉄製の橋・・・かなり腐食が進んでいてけっこうヤバい。
右手に上多古川本流。左手に矢納谷。
植林帯を登って、祠のある場所で左に進む。
おお!矢納滝15mが見えた!
巻き道は矢納滝の滝の落口へ向かってトラバース。落口の上から滝を覗き込むと、かなり肝が冷やされる。
滝の上から入渓。
私はこの日、シンガリを仰せつかっていたので後ろから皆の行動を見ていた。
いきなりの小滝の連滝!おお!シャワーで登っているのは師匠!だけ?
梅雨の中休みなので水量が多く足場やホールドが水飛沫の中にあるのだ
でも、林道歩きで火照った身体を冷やすためにイザ!
いきなり全身シャワー!水飛沫が凄まじい!メガネが一瞬で見えなくなってメガネをしている我が身を後悔する(;´Д`)
その後もなんとかしてシャワー直登を目指したが水量がものすごく突入することも出来やしない(;^ω^)
美しい少し大きめの2段滝が立ちふさがる
滝の右手(左岸)の斜面から巻く
巻き終わってもまた滝!
さすが大峰、滝の連続だ
ここは手前の左斜面(右岸)から巻きます。
簡単に巻けます。
次に現れたのが巨岩エリア
左岸の際を進まないととんでもないボルダーエリアになりかねない(^_^;)
水量が多いので水流の中、足を置く場所に躊躇する
ドッシャー!と谷を流れる
流れから離れて左岸を歩いていくと岩場が出てきて、そこに木のハシゴがあった。
この梯子の左手には役目を終えた朽ち果てた古いハシゴの残骸があった。
ハシゴの上に出て杣道を歩いていく。左手に滝が見えている。
ガレた場所をどんどん進んでいく
このあたりにはテープのマークも出てくる。
平流となった沢に戻り、少しカーブした前方に神々しい滝が!
おおおお!昇竜ノ滝40mだ!
ちょうどお昼時になったので、昇竜ノ滝を眺めながら釜あげうどんを食べることになった。
ここでビールやワインが登場して一同、ホロ酔いモード。
そんな状態で昇竜ノ滝40mを巻くのも一苦労なので沢登りはここで打ち切りにして食後に昇竜ノ滝を間近まで見に行くことにした。
昇竜ノ滝の手前は巨岩がゴロゴロしているのだが流木がうまい具合に引っかかっていて滝つぼまで導いてくれた。
間近で見る昇竜ノ滝は・・・凄いんだけど、長時間見ていると寒い(^_^;)
遥か上部のハングしている岩からも水がいっぱい滴り落ちていてカメラのレンズは水飛沫だらけ
その飛沫を浴びて岩にはコケ類がびっしり
飛沫がマシになった斜面はギボウシ達の楽園
そうそう、どれくらいデカイ滝なのか?というと、おーい師匠!滝の傍に立ってよ~
滝の下部だけでこの大きさなので全体がとてもデカイことが伺えるでしょ?(^_^;)
滝見物が終わって下ってくるのが大騒ぎ
足を置く場所が遠くないのはこの倒木だけ(^_^;)
登りはいいんだけど下るとなるとけっこう滑るんですよ(^_^;)
滝見物を終え、まったりとコーヒーなども飲んで下山開始。
下山ルートは来た道を通ってハシゴを下って
(ハシゴの上部に設置されている虎ロープ。けっこう損傷してきている?)
その後も谷の左岸の踏み跡を辿っていく。
最初は山腹のトラバース道ばかりなのだが植林帯を下り始めると、朝に矢納滝に向かった祠に到着する。
時間が1時間ほど余裕があっったので急遽、上多古川本流出合の天竜ノ滝15m付近で懸垂下降訓練
各自がロープをさばいて、支点となる木にロープをかけ、ロープを結んで「ロープダウン!」
エイト環やATCで下降。しばらくしていないとエイト環の向きがシドロモドロになっていた(;´∀`)ヤバっ!
ギアのビレイを忘れると・・・カーン!カーン!コーン!・・・エイト環を落とすという事になっちまいます(^_^;)
天竜ノ滝15mも豪快!近くに行くと寒い!寒い!
みんなひと通り懸垂下降を体験。
次回の山行に活かすのだ!
はい!皆さん!ありがとうございました!
師匠!おおきに!ありがとうございました!
歩行距離:6.847km(沿面:7.635km)
所要時間:5時間50分(昼食1:35+訓練1:00含む)
累積標高:+1234m -1231m
9:32広場9:53
9:57イツボ谷出合
10:35林道終点10:48
10:52矢納滝
11:00入渓
11:45ハシゴ
12:00昇竜ノ滝の下13:35
13:45ハシゴ
14:06矢納滝
14:10懸垂下降訓練15:08
15:43駐車地16:08
16:14国道169号線
16:26大滝茶屋16:31
17:55自宅
是非とも沢中一泊して大峰や台高の沢三昧を味わいたいと思う今日この頃であった!
でも、家業がそれを許してくれないのだ(^_^;)
この日の晩ご飯
大滝茶屋の柿の葉寿司!
やっぱ美味い!
今回は師匠の沢登り山行で大峰は竜ヶ岳の北面を流れる上多古川の矢納谷に連れて行ってもらった。
山行日:2012年7月2日
いつものように7:30過ぎに家を出て名阪:針ICより榛原市へ向かい、その後、国道169号線を南下。
杉の湯手前の道の駅「川上村」で仲間と待合せて上多古へ
上多古川沿いの林道を走っていくと10分足らずで道が広くなっている場所があった。
もっと奥まで車で入れるらしいのだが平日は林業の方が作業する場合があるし、路面崩壊のために通行できない可能性だってあるので、イツボ谷手前のこの場所に路上駐車して沢装備を整えることになった。
この日のメンバーは男3名+女4名=7名
それにしても今年はナンヤカンヤとずっと月曜日が梅雨の中休みで奇跡的に好天続きだ
準備が出来てレッツゴー
右手の岩が露出している山が嫁さんが師匠たちと昨年10月に登っている勝負塚山
その時に駐車した場所が今回と同じ場所らしい。
歩き始めて5分足らずでイツボ谷出合
今日は林業の方が橋の向こう側に軽トラを乗り入れてチェーンソーの音をさせていた。
師匠曰く、このイツボ谷の下流部には山蛭が生息しているということだ。
汗を滴らせながら歩くこと20分余り・・・山崩れがあった爪あとの残る広場を通過
ここまで車で入れたね(´∀`)b
林道の左手に多段の滝が落ちている。
滝は涼しげなんだけど、林道歩きは蒸し暑い(^_^;)
さらに行く手に滝がある
一瞬だけの涼しさ~
林道の終点が近づいてくると倒木や玉切りにされた伐採された木が道を埋め尽くす。
なぜ放置されているのかよく分からない。
やっとの思いで林道終点に到着。
結局、駐車地から約50分かけて林道を2.4km(標高差175m)歩いた(^_^;)
この鉄製の橋・・・かなり腐食が進んでいてけっこうヤバい。
右手に上多古川本流。左手に矢納谷。
植林帯を登って、祠のある場所で左に進む。
おお!矢納滝15mが見えた!
巻き道は矢納滝の滝の落口へ向かってトラバース。落口の上から滝を覗き込むと、かなり肝が冷やされる。
滝の上から入渓。
私はこの日、シンガリを仰せつかっていたので後ろから皆の行動を見ていた。
いきなりの小滝の連滝!おお!シャワーで登っているのは師匠!だけ?
梅雨の中休みなので水量が多く足場やホールドが水飛沫の中にあるのだ
でも、林道歩きで火照った身体を冷やすためにイザ!
いきなり全身シャワー!水飛沫が凄まじい!メガネが一瞬で見えなくなってメガネをしている我が身を後悔する(;´Д`)
その後もなんとかしてシャワー直登を目指したが水量がものすごく突入することも出来やしない(;^ω^)
美しい少し大きめの2段滝が立ちふさがる
滝の右手(左岸)の斜面から巻く
巻き終わってもまた滝!
さすが大峰、滝の連続だ
ここは手前の左斜面(右岸)から巻きます。
簡単に巻けます。
次に現れたのが巨岩エリア
左岸の際を進まないととんでもないボルダーエリアになりかねない(^_^;)
水量が多いので水流の中、足を置く場所に躊躇する
ドッシャー!と谷を流れる
流れから離れて左岸を歩いていくと岩場が出てきて、そこに木のハシゴがあった。
この梯子の左手には役目を終えた朽ち果てた古いハシゴの残骸があった。
ハシゴの上に出て杣道を歩いていく。左手に滝が見えている。
ガレた場所をどんどん進んでいく
このあたりにはテープのマークも出てくる。
平流となった沢に戻り、少しカーブした前方に神々しい滝が!
おおおお!昇竜ノ滝40mだ!
ちょうどお昼時になったので、昇竜ノ滝を眺めながら釜あげうどんを食べることになった。
ここでビールやワインが登場して一同、ホロ酔いモード。
そんな状態で昇竜ノ滝40mを巻くのも一苦労なので沢登りはここで打ち切りにして食後に昇竜ノ滝を間近まで見に行くことにした。
昇竜ノ滝の手前は巨岩がゴロゴロしているのだが流木がうまい具合に引っかかっていて滝つぼまで導いてくれた。
間近で見る昇竜ノ滝は・・・凄いんだけど、長時間見ていると寒い(^_^;)
遥か上部のハングしている岩からも水がいっぱい滴り落ちていてカメラのレンズは水飛沫だらけ
その飛沫を浴びて岩にはコケ類がびっしり
飛沫がマシになった斜面はギボウシ達の楽園
そうそう、どれくらいデカイ滝なのか?というと、おーい師匠!滝の傍に立ってよ~
滝の下部だけでこの大きさなので全体がとてもデカイことが伺えるでしょ?(^_^;)
滝見物が終わって下ってくるのが大騒ぎ
足を置く場所が遠くないのはこの倒木だけ(^_^;)
登りはいいんだけど下るとなるとけっこう滑るんですよ(^_^;)
滝見物を終え、まったりとコーヒーなども飲んで下山開始。
下山ルートは来た道を通ってハシゴを下って
(ハシゴの上部に設置されている虎ロープ。けっこう損傷してきている?)
その後も谷の左岸の踏み跡を辿っていく。
最初は山腹のトラバース道ばかりなのだが植林帯を下り始めると、朝に矢納滝に向かった祠に到着する。
時間が1時間ほど余裕があっったので急遽、上多古川本流出合の天竜ノ滝15m付近で懸垂下降訓練
各自がロープをさばいて、支点となる木にロープをかけ、ロープを結んで「ロープダウン!」
エイト環やATCで下降。しばらくしていないとエイト環の向きがシドロモドロになっていた(;´∀`)ヤバっ!
ギアのビレイを忘れると・・・カーン!カーン!コーン!・・・エイト環を落とすという事になっちまいます(^_^;)
天竜ノ滝15mも豪快!近くに行くと寒い!寒い!
みんなひと通り懸垂下降を体験。
次回の山行に活かすのだ!
はい!皆さん!ありがとうございました!
師匠!おおきに!ありがとうございました!
歩行距離:6.847km(沿面:7.635km)
所要時間:5時間50分(昼食1:35+訓練1:00含む)
累積標高:+1234m -1231m
9:32広場9:53
9:57イツボ谷出合
10:35林道終点10:48
10:52矢納滝
11:00入渓
11:45ハシゴ
12:00昇竜ノ滝の下13:35
13:45ハシゴ
14:06矢納滝
14:10懸垂下降訓練15:08
15:43駐車地16:08
16:14国道169号線
16:26大滝茶屋16:31
17:55自宅
是非とも沢中一泊して大峰や台高の沢三昧を味わいたいと思う今日この頃であった!
でも、家業がそれを許してくれないのだ(^_^;)
この日の晩ご飯
大滝茶屋の柿の葉寿司!
やっぱ美味い!
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