2014,04,12, Saturday/五代目
地元でかねてよりその存在を確認しようと思っていた谷に行く機会ができた。
単独です。
場所は三重県伊賀市山畑(やばた)の滝川支流(厳密に言うと愛田なんだけど山畑としておく)
沢登りに興味があって霊山マニアな伊賀の人限定!
私が対象に選んだ場所は・・・
山畑~田代池線で白藤の滝を越えた先、橋を渡った道路沿い左手の谷の薄暗い場所に滝があり、立て看板。
何の看板?
近づけば、滝の名前が書かれた看板。
「親子滝」と書いてある。
3mほどの小滝の連瀑を見上げると、見上げた谷には見た目で3段の滝がある。
目を凝らすと、更に上、その奥も岩場がある。
地図を見れば大した等高線のつまり具合じゃないけれど、その上に岩場印もムカデのようになっている!
よっしゃぁ~全貌を確認に行きましょう!
今日のイデタチは・・・・
本職の仕事を終えて、イソイソとピックアップしてきた装備類。
行き詰まって懸垂下降するハメになったら?とスワミベルトに30mロープ、ATC。
スリング数本とカラビナ各種に下山用のストック。
短時間で帰れる予定なのでザックもお茶もオヤツも酒も何も持っていない。
足元は水陸両用FiveTenのキャニオニア2。
いざいざ!
見上げると水辺は茶色くテカる。
これがヌルヌル。
シロバナネコノメソウを踏まないように乾いた場所を選んで登る。
同じような高さの小滝が続く
どれも小さく巻くことが出来る
滝を越えて行くと5m以上あろうかという滝
これも簡単に巻くことが出来る
この谷は登山靴でも良かった(^_^;)
その後も小滝の連爆
ヌメった岩は超危険なので水に入らないように水際の岩を登る
一箇所だけ滝の落ち口をまたいで対岸に渡渉する時にチョッピリ焦る(^_^;)
振り返って登ってきた谷を覗くと、それなりに高度感がある。
そして7mほどあるだろうか?
↑カブり気味な滝がひと筋。
直登は絶対無理(^_^;)
左岸・右岸どちらも巻くことが出来そうだったが、私は右岸を選択。
一箇所だけ上部から落ちて転がってきた?岩が邪魔。
そこを谷側に避けなければ通れないのが少しイヤラシイ。
この滝を巻き上がると信じられない光景が!!
え?堰堤?
帰宅後再確認した。
国土地理院地図には堰堤が無かったがグーグルやyahoo地図には記載されていた。
それにしてもこの場所の堰堤建設はどうやったのだろう?
道路も何も無いように思ったが、どんな方法でセメントを揚げたのだろう?
この堰堤、小さく巻こうとするとモンキークライム必須だ。
安全に通過するには少し高く巻くほうがいいだろう。
堰堤の上部の谷は瓦礫と倒木のジャングルジム(^_^;)
この部分の上に岩場印のムカデマークがあるハズ。
それを見ないで下山できない!
倒木を避けながら谷に沿って上流部へ進むが、倒木ばかりでパッとしない。
地形的に左岸が切り立った岩でゴルジュらしいのだが、なにせ倒木と土砂崩れの傷跡がすごい。
何とか谷へ降りて河床を登り始めたら、すぐに地形図上でM字分岐する沢分岐にやってきた。
↓左股のほうが『若干』谷として広くて深いように思う
左股を詰めれば霊山林道大山田線の出合いから始まる徒歩道の破線とぶつかる。
なので霊山に登って行くには左股を詰めるのがいいのかもしれない。
でも、今日の私は登ってきた谷の左岸尾根を下りたい。
なので右股に行く。
でも、右股の右股がすぐに存在していて、少し右往左往した。
右股本流はガレガレの谷
辛抱強く登ってみたが、倒木がヒドすぎて前に進めなくなってしまった。
登りやすそうな場所を選んで東の尾根に取り付いてみた。
南面の雑木混じりの植林帯は荒れてヤブヤブ(^_^;)
アセビのヤブを突破するのに時間がかかってしまった時、右肘がチクチク痛いなあ・・・と、数分ヤブと格闘。
脱出できた!と思ったらシャツの肘に血のシミが数カ所。
ああそういえば、肘に刺さっていたのは、イバラの太い蔓だった。
チクチクは何回も刺しては抜けて、刺しては抜けて・・・繰り返したのね(^_^;)
アセビやツツジのヤブを乗り越えてP603の北にあるピーク付近に出た。
特に展望も良くない。
でも良かった!ヤブが終わった!
と安心・・・・ん?ポケットに入っていたスマホが無い!(-_-;)
登ってきたルートに戻ってスマホ探し。
数分でヤブの中で落ち葉の上に落ちているスマホを発見。
事なきを得た(^_^;)
P603に向かって歩くと山の持ち主の境目の目印?
巨木が残されていた。
ここから南へ明瞭な尾根を歩いて行く。
踏み跡らしい物はあったが、ここ数年、人があまり入っていないらしく馬酔木のヤブがあったりするので、若干ヤブコギ必須。
それに地図上の等高線以上に少し斜面が急。
でも、生きている木を掴みながら降りれば大したことはない。
岩がゴロゴロ出てきた尾根筋をしばらく下って行けば、山畑~田代池線の舗装道が見えてきた。
最後まで尾根通しで降りようかと思っていたが、今いる尾根の東の谷が涸れ谷で平坦そうだったので左の沢に降りてみる。
下りる斜面は倒木だらけでジャングルジムのようだったが河床に降りてしまえば楽勝。
すんなり舗装道路に出た。
歩いた本人は短時間で楽しめた!と思っているが、普通の人は登りも下りも見習ってはイケません。
登りはけっこう高度感ありますし、途中から下山までヤブヤブのバリルート。
なので普通の人は行ってはイケないルートです(^_^;)マジで
実施日2014年4月11日
沢登り
プチ周回
単独
距離:1.379km
沿面:1.490km
所要時間:1時間42分
累積標高プラス・マイナス251m
最低標高点:377m(親子滝前P)
最高標高点:603m(ピーク603)
登り14:00→14:56(PよりP603の北)
(スマホ探し)
下山15:03→15:42(P603の北→Pまで)
単独です。
場所は三重県伊賀市山畑(やばた)の滝川支流(厳密に言うと愛田なんだけど山畑としておく)
沢登りに興味があって霊山マニアな伊賀の人限定!
私が対象に選んだ場所は・・・
山畑~田代池線で白藤の滝を越えた先、橋を渡った道路沿い左手の谷の薄暗い場所に滝があり、立て看板。
何の看板?
近づけば、滝の名前が書かれた看板。
「親子滝」と書いてある。
3mほどの小滝の連瀑を見上げると、見上げた谷には見た目で3段の滝がある。
目を凝らすと、更に上、その奥も岩場がある。
地図を見れば大した等高線のつまり具合じゃないけれど、その上に岩場印もムカデのようになっている!
よっしゃぁ~全貌を確認に行きましょう!
今日のイデタチは・・・・
本職の仕事を終えて、イソイソとピックアップしてきた装備類。
行き詰まって懸垂下降するハメになったら?とスワミベルトに30mロープ、ATC。
スリング数本とカラビナ各種に下山用のストック。
短時間で帰れる予定なのでザックもお茶もオヤツも酒も何も持っていない。
足元は水陸両用FiveTenのキャニオニア2。
いざいざ!
見上げると水辺は茶色くテカる。
これがヌルヌル。
シロバナネコノメソウを踏まないように乾いた場所を選んで登る。
同じような高さの小滝が続く
どれも小さく巻くことが出来る
滝を越えて行くと5m以上あろうかという滝
これも簡単に巻くことが出来る
この谷は登山靴でも良かった(^_^;)
その後も小滝の連爆
ヌメった岩は超危険なので水に入らないように水際の岩を登る
一箇所だけ滝の落ち口をまたいで対岸に渡渉する時にチョッピリ焦る(^_^;)
振り返って登ってきた谷を覗くと、それなりに高度感がある。
そして7mほどあるだろうか?
↑カブり気味な滝がひと筋。
直登は絶対無理(^_^;)
左岸・右岸どちらも巻くことが出来そうだったが、私は右岸を選択。
一箇所だけ上部から落ちて転がってきた?岩が邪魔。
そこを谷側に避けなければ通れないのが少しイヤラシイ。
この滝を巻き上がると信じられない光景が!!
え?堰堤?
帰宅後再確認した。
国土地理院地図には堰堤が無かったがグーグルやyahoo地図には記載されていた。
それにしてもこの場所の堰堤建設はどうやったのだろう?
道路も何も無いように思ったが、どんな方法でセメントを揚げたのだろう?
この堰堤、小さく巻こうとするとモンキークライム必須だ。
安全に通過するには少し高く巻くほうがいいだろう。
堰堤の上部の谷は瓦礫と倒木のジャングルジム(^_^;)
この部分の上に岩場印のムカデマークがあるハズ。
それを見ないで下山できない!
倒木を避けながら谷に沿って上流部へ進むが、倒木ばかりでパッとしない。
地形的に左岸が切り立った岩でゴルジュらしいのだが、なにせ倒木と土砂崩れの傷跡がすごい。
何とか谷へ降りて河床を登り始めたら、すぐに地形図上でM字分岐する沢分岐にやってきた。
↓左股のほうが『若干』谷として広くて深いように思う
左股を詰めれば霊山林道大山田線の出合いから始まる徒歩道の破線とぶつかる。
なので霊山に登って行くには左股を詰めるのがいいのかもしれない。
でも、今日の私は登ってきた谷の左岸尾根を下りたい。
なので右股に行く。
でも、右股の右股がすぐに存在していて、少し右往左往した。
右股本流はガレガレの谷
辛抱強く登ってみたが、倒木がヒドすぎて前に進めなくなってしまった。
登りやすそうな場所を選んで東の尾根に取り付いてみた。
南面の雑木混じりの植林帯は荒れてヤブヤブ(^_^;)
アセビのヤブを突破するのに時間がかかってしまった時、右肘がチクチク痛いなあ・・・と、数分ヤブと格闘。
脱出できた!と思ったらシャツの肘に血のシミが数カ所。
ああそういえば、肘に刺さっていたのは、イバラの太い蔓だった。
チクチクは何回も刺しては抜けて、刺しては抜けて・・・繰り返したのね(^_^;)
アセビやツツジのヤブを乗り越えてP603の北にあるピーク付近に出た。
特に展望も良くない。
でも良かった!ヤブが終わった!
と安心・・・・ん?ポケットに入っていたスマホが無い!(-_-;)
登ってきたルートに戻ってスマホ探し。
数分でヤブの中で落ち葉の上に落ちているスマホを発見。
事なきを得た(^_^;)
P603に向かって歩くと山の持ち主の境目の目印?
巨木が残されていた。
ここから南へ明瞭な尾根を歩いて行く。
踏み跡らしい物はあったが、ここ数年、人があまり入っていないらしく馬酔木のヤブがあったりするので、若干ヤブコギ必須。
それに地図上の等高線以上に少し斜面が急。
でも、生きている木を掴みながら降りれば大したことはない。
岩がゴロゴロ出てきた尾根筋をしばらく下って行けば、山畑~田代池線の舗装道が見えてきた。
最後まで尾根通しで降りようかと思っていたが、今いる尾根の東の谷が涸れ谷で平坦そうだったので左の沢に降りてみる。
下りる斜面は倒木だらけでジャングルジムのようだったが河床に降りてしまえば楽勝。
すんなり舗装道路に出た。
歩いた本人は短時間で楽しめた!と思っているが、普通の人は登りも下りも見習ってはイケません。
登りはけっこう高度感ありますし、途中から下山までヤブヤブのバリルート。
なので普通の人は行ってはイケないルートです(^_^;)マジで
実施日2014年4月11日
沢登り
プチ周回
単独
距離:1.379km
沿面:1.490km
所要時間:1時間42分
累積標高プラス・マイナス251m
最低標高点:377m(親子滝前P)
最高標高点:603m(ピーク603)
登り14:00→14:56(PよりP603の北)
(スマホ探し)
下山15:03→15:42(P603の北→Pまで)
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