2015,06,25, Thursday/五代目
先週の暑い山行を経て、やっと沢の時期になった。
でも、「水に浸かるにはまだ早い!?」
ならば、釜を泳ぐこと無く、シャワー全開じゃない沢は・・・と情報収集。
鎌ヶ岳の滋賀県側=松尾川(野洲川上流)支流のロクロ谷に行ってきた。
鈴鹿スカイラインの野洲川ダムの赤い祠前でメンバーと待ち合わせ。
今回は7人が参加。
テクニカルアドバイザーのMYさんが久々に参戦してくれた。
(ネジキの白い花)
そして前回に初参加されたUDHさんが、今回初沢デビュー!
さっそく沢靴や脛当てなど一式を買ってきたという。
車5台で鈴鹿スカイラインを武平トンネル方面に走る。
元越谷への分岐を通り過ぎ、しばらく走るとヘアピンコーナーの左手に鬱蒼とした所に看板がある駐車場があった。
ここが雨乞岳:稲ヶ谷登山口。
今回の駐車地だ。
今日の予定ルートはロクロ谷から鎌尾根に出て、稜線を歩き鎌ヶ岳山頂へ。
山頂から西鎌尾根方向から水量谷をクライムダウンして松尾川に出て駐車地に戻る周回。時間が足らない時は岳峠からニゴリ谷を下っても良いだろう。
車を停めて沢準備。
ひゃ~!ヒル!ヒル!!
と、駐車場で山に近い場所で沢靴を履いていたUDHさんの雄叫び(-_-;)
「あ、ホンマや。おるわ~」と持参していた飽和食塩水でお引取りいただいた。
駐車地の草のある地面はジットしていちゃダメです。
駐車地は、沢屋や、釣り師たちが意図せずにお持ち帰りしたヒルが、ハジキ落とされていたり、腹いっぱいになって自然に落ち、そこを根城にしている場所。
だから、こういう所は乾いた石の上とかコンクリート上など、ヒルが生息できない場所を選ばないとイケません。
準備が整ったら駐車場からスカイライン(R477)を少し下ります。
ガードレール沿いに路駐している軽自動車が一台。
その傍らガードレール下に「東芝山岳会」のプレート。
そこからガードレールをまたぐと丸木で組まれたハシゴ。
これを使わせてもらい河床に下りた。
沢の下流に目を向けると釣り師が一人。
どうやら下流に向かって釣りに行くようだ。
我々は上流に向かうのだが、まずは降り立った場所が稲ヶ谷の支流の合流点なのでそこを渡渉。
すぐ左手に鈴鹿スカイラインが出来る前の道が存在しているのだが、昨日は雨。旧道もヒルがウジャウジャ居そうな予感。なので沢の中を移動する。
水量は普通。危険性無し。
すぐに一つ目の堰堤。
堰堤直前から左手に逃げるとすぐに旧道。
堰堤を越えてすぐに水に戻ったら沢は二又分岐。
左は松尾川本流で武平峠に向かうので今日は右に入る。
そのあとすぐに堰堤があるので右岸の踏跡を辿る。
ヒルを嫌って堰堤を越えたらすぐに水に入ってヤマビルチェーック!
あ!居た!居た!
嫁さんの沢足袋にくっついたばかりの巨大なヒル!
私お手製の飽和食塩水でお引き取り願った。
沢の中を歩く・・・ずっと平流。
駐車地を出発して1時間経過でニゴリ谷分岐点。
私達はここで右俣のロクロ谷に入る。
ロクロ谷に入っても20分ほどは平流。
やっと小滝が出てきた。
快調に越えていく。
すると前方にガレ斜面に水の流れ?
これって本流の流れ?滝なのか?
見渡しても地図を見てもこれしかない。
ガレを踏み越え、樹の下まで行くとたしかに流れはある。
瓦礫や枝で流れが詰まっている場所があり、崩れると後続者に瓦礫が当たるのでるので念の為に一人ずつ登る。
そのすぐあとにスラブ垂直滝(勝手に命名)登場。
近寄って見たが、早々に登るのを諦めた(^_^;)
どこを巻こうかな?と見渡すと滝の右にチョロチョロ水のルンゼ。モロそうな岩肌だけど手がかり足がかりが多いので登ってみた。
落石が散乱しているわけでもなく、崩れる場所もなく無事に最上部に着いた。最上部は岩溝で、一旦平坦になるがさらに上に登っていく。
スラブ滝の釜から登った高さは20mはありそう。
落ちるとタダでは済まない高さなので後続のためにロープを準備。左岸の太いヒノキにビレイをとって30mシングルロープを下ろす。
私がエイト環でビレイしたのを少し先の屈曲部でMYさんが肩がらみのビレイ。この時、足元に数メートル分残るだけなので、やはり20mほどの高さか?
一人ひとりトップロープで登ってもらった。
全員登ったあとはもう一段岩溝を登って、左の斜面に取り付いて
尾根を乗り越したいのだが、途中で雨裂が走っていて、すんなり越えられない。
上に上に追い立てられながら尾根を越え、落ち葉が溜まった浅いルンゼをクライムダウン。
降り立った場所はスラブ滝の落ち口から20mほど上流。
もう少しコンパクトに巻くことができないものだろうか?
その後すぐに小滝一つを乗り越して
その先に見えるは、とい状滝。
水の中を登っていくと中間で角度が少し増して、ちょっとヌメりも出た。
水際を登れば楽勝で上部に立つことができるのだが
ここも、一応の安全策としてMYさんがゴージュバッグを投げて確保。
その隙に私はすぐ上に存在している「クラック付き滝」を登ってトップロープを準備。
3mあまりの低い滝なのだが、クラックの使い方が分からないと手こずりそうなのでトップロープでお助け。
フリーでホイホイ登ってくるMYさん
さすがです。
ここを越えた時点ですでに11:50。
沢中なのだが、平らな岩が多いここで昼食・・・と思っていたら嫁さんがもう少し明るくて日差しを感じられる暖かそうな場所がいい!と平流となった沢を登っていく。
5分ほど歩いて空が比較的開いている場所を見つけ。
そこで各自昼食とした。
昼食後は傾斜角がきつくなる沢詰めが待っている。
なかなか沢は伏流しない。
一旦伏流してもまた復帰。
結局1000m付近まで水があった。
ワイワイと詰めていく
上を見上げると明るい空が近い。
でも、ここから標高差30mほどがキツイのよね(^_^;)
休憩しながら、ふぃ~~ーーー!ひ~~~ーー!と、行きを荒らげながら鎌尾根に飛び出す。
時間は13:09。
昼食を食べているとしても私が予定していたのよりも1時間15分遅れ。まあ怪我のないように慎重に登ったのだからこれで良しだ。
それにしてもシンドイ!
衝立岩方面が東に見える・・・まだまだ距離があるなぁ。
少し休憩したら出発しよう。
伊勢側は最初は見えていたのにすぐに水蒸気に隠され、ガスが覆ってしまった。
岩場の日当たりの良い場所に咲く黄色い花?
黄色い花はオヘビイチゴ?それともミツバツチグリ?
稜線の日陰にはコアジサイ
トリアシショウマに
これはハナヒリノキ?
家畜の皮膚に付く寄生虫駆除薬や蛆虫、ウジムシの駆除薬に使用されていた。実は熟すと赤くなるが、実も有毒とされているので、食べることはダメダメ。
天気は曇りで微風。
しかし、なぜか疲労困憊で足が重い。
13:30
ああ、鎌ヶ岳が見えたけどまだあんなに遠いよ(T_T)
仙ガ岳方面を見るがパッとした天気じゃない。
御在所も時折、雲の中に隠れてしまう。
冬は楽勝の鎌尾根なんだけど暑い時期はシンドイだけだ(T_T)
ベニドウダンツツジの残り物もチラホラあるけど、もうすぐ落ちて終わりそう。
県境稜線に出てからちょうど一時間で岳峠。
メンバーの一人が苦悶の表情。
新調してきた地下足袋タイプの沢足袋の相性が悪く、下り坂で足の親指が痛むらしい。
沢足袋と靴下を脱いで指先をテーピングを巻いてみたりするものの痛みの解決にはならない。
14:30で岳峠か・・・実は私もバテバテ。
嫁さんもシンドそう・・・
水量谷下降はまたの機会にして、鎌ヶ岳山頂からゆっくり登山道=武平峠コースを降ることにした。
バテバテでの鎌ヶ岳山頂までの10分間が辛い(-_-;)
そういや、春にも同じ思いで登っていたっけ?(*_*;
14:40やっとの思いで鎌ヶ岳山頂。
私達以外、誰もいない山頂です。
ひょっとしたら緑ちゃんとパピーが遊びにきているかな?と期待していましたが、そんなサプライズはありませんでした。
ゼーゼー言いながら鎌尾根を眺める。
歩いてきた鎌尾根は伊勢側からの湿った風と大陸側からの冷たい風がぶつかり合ってガスが湧いている。
14:48武平峠に降りていこうとすると単独男性が登ってきて山頂ピストンするとのこと。
そのしばらく後、三ツ口谷分岐を通り過ぎたあたりで学生っぽい3人の若者たちが軽装で登っていった。
本日出会った登山者は以上。
鎌ヶ岳から武平峠までは、ちょうど40分間で下山。
武平峠から滋賀県側の武平トンネル東口Pまで7分間。
R477鈴鹿スカイライン歩きは、ヘアピンカーブで出来る限りショートカット。
16:20稲ヶ谷Pまで45分間でした。
各自、車で着替えてヒルチェーック!!
皆、献血すること無く、無傷でした!
そういえば、今日は虫も少なかったなぁ。
良かったよかった!
沢初体験のUDHさん、シンドイながらもハマってくれたようで、また次回も沢に行きたいとのことでした!
また行きましょう!
2015年6月22日
グループ:月曜山歩7人
(MY、ISM、IS、UH、UDH、TY、TK)
周回
沢
ヤマビル
ロープ
距離:8.444km
沿面:8.785km
(うち国道477歩き3.6km)
所要時間:7時間50分
(うち昼食45分)
累積標高プラス・マイナス878m
最低標高:553m(稲ヶ谷沢出合)
最高標高:1161m(鎌ヶ岳山頂)
8:25稲ヶ谷P8:50
8:55入渓点
8:59稲ヶ谷出合
堰堤その1
9:11松尾川分岐(右俣)
堰堤その2
9:20松山谷分岐(右俣)
9:49ニゴリ谷分岐(右俣)9:54
10:13第一小滝
10:18崩壊滝10:23
10:25スラブ垂直滝10:53
11:12巻き終了11:15
11:19とい状滝+上段11:50
11:57昼食14:42
13:09県境稜線(衝立岩の東)13:15
14:11岳峠14:31
14:40鎌ヶ岳山頂14:48
15:28武平峠
15:35武平トンネル西口
R477
16:20稲ヶ谷P
伊賀の自宅までもう少しという所まで車で帰ってきた時、メールが着信してました。
緑ちゃん「鎌山頂で13時過ぎまで待ちました。ナニかあったかな?」
あらら~~~やっぱり待っててくれたのね~!(^_^)
慎重に歩いていたのと詰めで私がバテてたからなんです!(^_^;)
ご心配おかけしました!m(__)m
本日のお花
登山道の岩陰にヒッソリ一輪だけ
私は気づかずにスルーしたらしい(T_T)
生まれて初めて見れた!と嫁さんが喜んでいました。
ショウキラン
でも、「水に浸かるにはまだ早い!?」
ならば、釜を泳ぐこと無く、シャワー全開じゃない沢は・・・と情報収集。
鎌ヶ岳の滋賀県側=松尾川(野洲川上流)支流のロクロ谷に行ってきた。
鈴鹿スカイラインの野洲川ダムの赤い祠前でメンバーと待ち合わせ。
今回は7人が参加。
テクニカルアドバイザーのMYさんが久々に参戦してくれた。
(ネジキの白い花)
そして前回に初参加されたUDHさんが、今回初沢デビュー!
さっそく沢靴や脛当てなど一式を買ってきたという。
車5台で鈴鹿スカイラインを武平トンネル方面に走る。
元越谷への分岐を通り過ぎ、しばらく走るとヘアピンコーナーの左手に鬱蒼とした所に看板がある駐車場があった。
ここが雨乞岳:稲ヶ谷登山口。
今回の駐車地だ。
今日の予定ルートはロクロ谷から鎌尾根に出て、稜線を歩き鎌ヶ岳山頂へ。
山頂から西鎌尾根方向から水量谷をクライムダウンして松尾川に出て駐車地に戻る周回。時間が足らない時は岳峠からニゴリ谷を下っても良いだろう。
車を停めて沢準備。
ひゃ~!ヒル!ヒル!!
と、駐車場で山に近い場所で沢靴を履いていたUDHさんの雄叫び(-_-;)
「あ、ホンマや。おるわ~」と持参していた飽和食塩水でお引取りいただいた。
駐車地の草のある地面はジットしていちゃダメです。
駐車地は、沢屋や、釣り師たちが意図せずにお持ち帰りしたヒルが、ハジキ落とされていたり、腹いっぱいになって自然に落ち、そこを根城にしている場所。
だから、こういう所は乾いた石の上とかコンクリート上など、ヒルが生息できない場所を選ばないとイケません。
準備が整ったら駐車場からスカイライン(R477)を少し下ります。
ガードレール沿いに路駐している軽自動車が一台。
その傍らガードレール下に「東芝山岳会」のプレート。
そこからガードレールをまたぐと丸木で組まれたハシゴ。
これを使わせてもらい河床に下りた。
沢の下流に目を向けると釣り師が一人。
どうやら下流に向かって釣りに行くようだ。
我々は上流に向かうのだが、まずは降り立った場所が稲ヶ谷の支流の合流点なのでそこを渡渉。
すぐ左手に鈴鹿スカイラインが出来る前の道が存在しているのだが、昨日は雨。旧道もヒルがウジャウジャ居そうな予感。なので沢の中を移動する。
水量は普通。危険性無し。
すぐに一つ目の堰堤。
堰堤直前から左手に逃げるとすぐに旧道。
堰堤を越えてすぐに水に戻ったら沢は二又分岐。
左は松尾川本流で武平峠に向かうので今日は右に入る。
そのあとすぐに堰堤があるので右岸の踏跡を辿る。
ヒルを嫌って堰堤を越えたらすぐに水に入ってヤマビルチェーック!
あ!居た!居た!
嫁さんの沢足袋にくっついたばかりの巨大なヒル!
私お手製の飽和食塩水でお引き取り願った。
沢の中を歩く・・・ずっと平流。
駐車地を出発して1時間経過でニゴリ谷分岐点。
私達はここで右俣のロクロ谷に入る。
ロクロ谷に入っても20分ほどは平流。
やっと小滝が出てきた。
快調に越えていく。
すると前方にガレ斜面に水の流れ?
これって本流の流れ?滝なのか?
見渡しても地図を見てもこれしかない。
ガレを踏み越え、樹の下まで行くとたしかに流れはある。
瓦礫や枝で流れが詰まっている場所があり、崩れると後続者に瓦礫が当たるのでるので念の為に一人ずつ登る。
そのすぐあとにスラブ垂直滝(勝手に命名)登場。
近寄って見たが、早々に登るのを諦めた(^_^;)
どこを巻こうかな?と見渡すと滝の右にチョロチョロ水のルンゼ。モロそうな岩肌だけど手がかり足がかりが多いので登ってみた。
落石が散乱しているわけでもなく、崩れる場所もなく無事に最上部に着いた。最上部は岩溝で、一旦平坦になるがさらに上に登っていく。
スラブ滝の釜から登った高さは20mはありそう。
落ちるとタダでは済まない高さなので後続のためにロープを準備。左岸の太いヒノキにビレイをとって30mシングルロープを下ろす。
私がエイト環でビレイしたのを少し先の屈曲部でMYさんが肩がらみのビレイ。この時、足元に数メートル分残るだけなので、やはり20mほどの高さか?
一人ひとりトップロープで登ってもらった。
全員登ったあとはもう一段岩溝を登って、左の斜面に取り付いて
尾根を乗り越したいのだが、途中で雨裂が走っていて、すんなり越えられない。
上に上に追い立てられながら尾根を越え、落ち葉が溜まった浅いルンゼをクライムダウン。
降り立った場所はスラブ滝の落ち口から20mほど上流。
もう少しコンパクトに巻くことができないものだろうか?
その後すぐに小滝一つを乗り越して
その先に見えるは、とい状滝。
水の中を登っていくと中間で角度が少し増して、ちょっとヌメりも出た。
水際を登れば楽勝で上部に立つことができるのだが
ここも、一応の安全策としてMYさんがゴージュバッグを投げて確保。
その隙に私はすぐ上に存在している「クラック付き滝」を登ってトップロープを準備。
3mあまりの低い滝なのだが、クラックの使い方が分からないと手こずりそうなのでトップロープでお助け。
フリーでホイホイ登ってくるMYさん
さすがです。
ここを越えた時点ですでに11:50。
沢中なのだが、平らな岩が多いここで昼食・・・と思っていたら嫁さんがもう少し明るくて日差しを感じられる暖かそうな場所がいい!と平流となった沢を登っていく。
5分ほど歩いて空が比較的開いている場所を見つけ。
そこで各自昼食とした。
昼食後は傾斜角がきつくなる沢詰めが待っている。
なかなか沢は伏流しない。
一旦伏流してもまた復帰。
結局1000m付近まで水があった。
ワイワイと詰めていく
上を見上げると明るい空が近い。
でも、ここから標高差30mほどがキツイのよね(^_^;)
休憩しながら、ふぃ~~ーーー!ひ~~~ーー!と、行きを荒らげながら鎌尾根に飛び出す。
時間は13:09。
昼食を食べているとしても私が予定していたのよりも1時間15分遅れ。まあ怪我のないように慎重に登ったのだからこれで良しだ。
それにしてもシンドイ!
衝立岩方面が東に見える・・・まだまだ距離があるなぁ。
少し休憩したら出発しよう。
伊勢側は最初は見えていたのにすぐに水蒸気に隠され、ガスが覆ってしまった。
岩場の日当たりの良い場所に咲く黄色い花?
黄色い花はオヘビイチゴ?それともミツバツチグリ?
稜線の日陰にはコアジサイ
トリアシショウマに
これはハナヒリノキ?
家畜の皮膚に付く寄生虫駆除薬や蛆虫、ウジムシの駆除薬に使用されていた。実は熟すと赤くなるが、実も有毒とされているので、食べることはダメダメ。
天気は曇りで微風。
しかし、なぜか疲労困憊で足が重い。
13:30
ああ、鎌ヶ岳が見えたけどまだあんなに遠いよ(T_T)
仙ガ岳方面を見るがパッとした天気じゃない。
御在所も時折、雲の中に隠れてしまう。
冬は楽勝の鎌尾根なんだけど暑い時期はシンドイだけだ(T_T)
ベニドウダンツツジの残り物もチラホラあるけど、もうすぐ落ちて終わりそう。
県境稜線に出てからちょうど一時間で岳峠。
メンバーの一人が苦悶の表情。
新調してきた地下足袋タイプの沢足袋の相性が悪く、下り坂で足の親指が痛むらしい。
沢足袋と靴下を脱いで指先をテーピングを巻いてみたりするものの痛みの解決にはならない。
14:30で岳峠か・・・実は私もバテバテ。
嫁さんもシンドそう・・・
水量谷下降はまたの機会にして、鎌ヶ岳山頂からゆっくり登山道=武平峠コースを降ることにした。
バテバテでの鎌ヶ岳山頂までの10分間が辛い(-_-;)
そういや、春にも同じ思いで登っていたっけ?(*_*;
14:40やっとの思いで鎌ヶ岳山頂。
私達以外、誰もいない山頂です。
ひょっとしたら緑ちゃんとパピーが遊びにきているかな?と期待していましたが、そんなサプライズはありませんでした。
ゼーゼー言いながら鎌尾根を眺める。
歩いてきた鎌尾根は伊勢側からの湿った風と大陸側からの冷たい風がぶつかり合ってガスが湧いている。
14:48武平峠に降りていこうとすると単独男性が登ってきて山頂ピストンするとのこと。
そのしばらく後、三ツ口谷分岐を通り過ぎたあたりで学生っぽい3人の若者たちが軽装で登っていった。
本日出会った登山者は以上。
鎌ヶ岳から武平峠までは、ちょうど40分間で下山。
武平峠から滋賀県側の武平トンネル東口Pまで7分間。
R477鈴鹿スカイライン歩きは、ヘアピンカーブで出来る限りショートカット。
16:20稲ヶ谷Pまで45分間でした。
各自、車で着替えてヒルチェーック!!
皆、献血すること無く、無傷でした!
そういえば、今日は虫も少なかったなぁ。
良かったよかった!
沢初体験のUDHさん、シンドイながらもハマってくれたようで、また次回も沢に行きたいとのことでした!
また行きましょう!
2015年6月22日
グループ:月曜山歩7人
(MY、ISM、IS、UH、UDH、TY、TK)
周回
沢
ヤマビル
ロープ
距離:8.444km
沿面:8.785km
(うち国道477歩き3.6km)
所要時間:7時間50分
(うち昼食45分)
累積標高プラス・マイナス878m
最低標高:553m(稲ヶ谷沢出合)
最高標高:1161m(鎌ヶ岳山頂)
8:25稲ヶ谷P8:50
8:55入渓点
8:59稲ヶ谷出合
堰堤その1
9:11松尾川分岐(右俣)
堰堤その2
9:20松山谷分岐(右俣)
9:49ニゴリ谷分岐(右俣)9:54
10:13第一小滝
10:18崩壊滝10:23
10:25スラブ垂直滝10:53
11:12巻き終了11:15
11:19とい状滝+上段11:50
11:57昼食14:42
13:09県境稜線(衝立岩の東)13:15
14:11岳峠14:31
14:40鎌ヶ岳山頂14:48
15:28武平峠
15:35武平トンネル西口
R477
16:20稲ヶ谷P
伊賀の自宅までもう少しという所まで車で帰ってきた時、メールが着信してました。
緑ちゃん「鎌山頂で13時過ぎまで待ちました。ナニかあったかな?」
あらら~~~やっぱり待っててくれたのね~!(^_^)
慎重に歩いていたのと詰めで私がバテてたからなんです!(^_^;)
ご心配おかけしました!m(__)m
本日のお花
登山道の岩陰にヒッソリ一輪だけ
私は気づかずにスルーしたらしい(T_T)
生まれて初めて見れた!と嫁さんが喜んでいました。
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