2019,12,25, Wednesday/五代目
奈良県の高い山に雪が積もって霧氷ができた?
いざ台高:薊岳へ!
え?私の納山会終わってるって?(汗)
山行日:2019年12月23日
前日は大峰から台高、室生火山群にかけて降雪があり、名阪国道小倉IC~針・菟田野町にかけて積雪。ただし、路面はウエットもしくは乾いてきていた。
やはた温泉PでIS君と待ち合わせて大又へ向かうと林道は水分の多い積雪が10cmほど。轍ができていたので先行者が入っているもよう。
橋を渡り、P626を過ぎて大又林道登山駐車場まで残り400mというところでIS君の車(スズキ エブリィ/ワゴン2WD)がスタック。後輪が空回りして登れなくなった。
ちょうど道幅の広い場所が続く場所だったのでバック(坂道だから重力で勝手に下がる)で路肩に寄せてIS君の車を駐車。私の車に荷物を積み替えて駐車場へ向かった。
大又林道駐車場には2台のスバル製の腰高車が二台。
平日でも先行者ありですな(^^)/
林道の雪はシャブシャブ滑る~
先行者の足跡は3人~4人で一人は軽アイゼン装着らしい。
駐車場から5分歩くと小滝の横に鉄製階段。
この谷がタイコウドウ谷。
今日はこの階段から右岸尾根をP1334へ登るのだ。
標高差は実に610m!
え?ちょっと待て!先行者が全員この尾根を登っていて、一般登山道にトレースが1つも無い!本日の登山者は全員がこのタイコウドウ右岸尾根のバリエーションルートなのか!?('◇')ゞ奇遇ですな~
階段を上ると左手の崩落防止ネット沿いに仕事道。
この尾根は標高1170mを越えるまで植林尾根で仕事道がジグザグと尾根を山腹を登っていく。
が!雪が融けて上からポタポタ・・・まとまった雪が落ちてきたらドッシャー!雪の塊が落ちてくる!
まるで雨の中を登っているよう!
しかも足元の雪は少なく、融けてきているし・・・登りにくい( ノД`)シクシク・・・
低山では毎回30kgのボッカトレーニングをしているIS君が先行したそうだったので道を譲ったら、スタスタスタスタ登っていく。
彼は華奢なのにフルマラソンを軽々走れるし膂力も体幹も強い。でも地図を見ないので何処に自分がいるのか分からないことのほうが多い(~_~;)
標高1000mを越えていくと雪質が変わり樹上からのポタポタがなくなり、足元の雪もキックステップできるくらいになってきた。それと同時に霧氷が木につき始めた。
鉄製階段から1時間35分、赤テープと踏み後を忠実にたどって歩くだけでP1334に到着。
霧氷がすばらしくきれいなんだけど、ガスなんだよなぁ・・・
進路を西に薊岳に向かう。
すると男性2人パーティが薊岳から降りてきた。これから赤ゾレへ周回する予定らしい。
しばらくして男女ペアのパーティが下りてきたが挨拶だけですれ違った。
当初の予想どおり、先行者4人!トレースありがとう!
11:00薊岳山頂に到着。
タイコウドウ谷右岸階段から2時間余りで登ってしまった。植林は面白くないけど薊岳・前山に登るには最短かも?
しかし・・・・ガスが晴れない( ;∀;)
しばらく待ってみたけれどダメっぽいので諦めて明神岳方面を目指すことにした。
前山へ向かう稜線では雪は降っていないけれど風が少しあったので、主稜線へ出るまでに風が当たらない場所で昼食をとった。
前山もガス。
三叉路もガスで大峰方面も見れず( ノД`)エーン
ミニ雪庇が出来つつ?
結局、明神岳(穂高明神)もガスで何処も見えず!!
明神平へ撤退!
風も無く、明神平の上からも何も見えない!(TOT)
踏み跡が不明瞭&ホワイトアウトしてて方向が・・・
あ?小屋が見えてきた!(^o^)
それにしても、ここまでガス・ガスな明神平は私は初めてだわ(T_T)
そりゃそうだよなぁ、小屋周辺に誰も居ないよ。
私達も下山しよう!
風向きが悪かったの?下山ルートにした一般道は霧氷が無し!しかも、雪が腐ってズルズル・・・スッテン!痛たた!!
しばらく下っていくと、すごい装備のお兄さん2人が登ってきた。声をかけると、この日一日、明神平でテント泊するらしい。グッドラック!
まぁ今日は初めてのバリルートで登れたし、キレイな霧氷が見られただけでヨシとするか!
山行日:2019年12月23日
雪
霧氷
周回
距離:9.836km
沿面:10.205km
所要時間:6時間13分
(うち昼食30分)
累積標高プラス・マイナス1057m
最低標高:681m(駐車地)
最高標高:1432m(明神岳)
6:30伊賀自宅
7:45ひよしのさとマルシェ7:50
8:10やはた温泉P
8:30 P626スタック現場8:35
8:38大又林道駐車場8:53
8:58タイコウドウ谷右岸階段
(標高724m標高差+610m:95分)
10:33 P1334
11:00薊岳1406m11:07
11:23 P1334
11:49 P1321 12:19
(昼食30分)
12:40前山P1409
12:50三叉路
13:04明神岳13:09
13:39明神平アズマヤ13:46
15:07駐車地
さぁ、帰ろう!
IS君の車はシャブシャブになってきた雪道でも後輪が空転して、自力で脱出できず。
スズキ エブリィ/ワゴン2WDは、と、いうより全ての軽バン(ワゴンも)は雪道に弱い。荷物を積むことを前提に設計されている軽バンは、荷室を優先して設計されているのでボンネットが無いに等しいのと、後ろに荷物を積んで走ることを前提に設計されているので4WD仕様以外はFFではくFRの形態となる。(厳密にいうと座席下にエンジンがあるとMR?)
こうなると、後輪の車軸の上に荷物が載っていないとスタッドレスを四本履いていても雪面や氷の上では駆動輪の後輪上が軽すぎて空回りになりやすい。だから、脱出するには雪を無くならせる(スコップで掻き取ったり、水で融かす)か、車軸上に人や荷物で加重しながらユックリとスタートさせるしかないのだ。
これを全部やりました。ピッケルのブレードでタイヤ周辺の雪を掻き出し、うちの嫁さんをエブリィの荷室に乗せて、私が後ろから車を押す!
ゴー!
「あ、動いた!」
めでたしめでたし!
いざ台高:薊岳へ!
え?私の納山会終わってるって?(汗)
山行日:2019年12月23日
前日は大峰から台高、室生火山群にかけて降雪があり、名阪国道小倉IC~針・菟田野町にかけて積雪。ただし、路面はウエットもしくは乾いてきていた。
やはた温泉PでIS君と待ち合わせて大又へ向かうと林道は水分の多い積雪が10cmほど。轍ができていたので先行者が入っているもよう。
橋を渡り、P626を過ぎて大又林道登山駐車場まで残り400mというところでIS君の車(スズキ エブリィ/ワゴン2WD)がスタック。後輪が空回りして登れなくなった。
ちょうど道幅の広い場所が続く場所だったのでバック(坂道だから重力で勝手に下がる)で路肩に寄せてIS君の車を駐車。私の車に荷物を積み替えて駐車場へ向かった。
大又林道駐車場には2台のスバル製の腰高車が二台。
平日でも先行者ありですな(^^)/
林道の雪はシャブシャブ滑る~
先行者の足跡は3人~4人で一人は軽アイゼン装着らしい。
駐車場から5分歩くと小滝の横に鉄製階段。
この谷がタイコウドウ谷。
今日はこの階段から右岸尾根をP1334へ登るのだ。
標高差は実に610m!
え?ちょっと待て!先行者が全員この尾根を登っていて、一般登山道にトレースが1つも無い!本日の登山者は全員がこのタイコウドウ右岸尾根のバリエーションルートなのか!?('◇')ゞ奇遇ですな~
階段を上ると左手の崩落防止ネット沿いに仕事道。
この尾根は標高1170mを越えるまで植林尾根で仕事道がジグザグと尾根を山腹を登っていく。
が!雪が融けて上からポタポタ・・・まとまった雪が落ちてきたらドッシャー!雪の塊が落ちてくる!
まるで雨の中を登っているよう!
しかも足元の雪は少なく、融けてきているし・・・登りにくい( ノД`)シクシク・・・
低山では毎回30kgのボッカトレーニングをしているIS君が先行したそうだったので道を譲ったら、スタスタスタスタ登っていく。
彼は華奢なのにフルマラソンを軽々走れるし膂力も体幹も強い。でも地図を見ないので何処に自分がいるのか分からないことのほうが多い(~_~;)
標高1000mを越えていくと雪質が変わり樹上からのポタポタがなくなり、足元の雪もキックステップできるくらいになってきた。それと同時に霧氷が木につき始めた。
鉄製階段から1時間35分、赤テープと踏み後を忠実にたどって歩くだけでP1334に到着。
霧氷がすばらしくきれいなんだけど、ガスなんだよなぁ・・・
進路を西に薊岳に向かう。
すると男性2人パーティが薊岳から降りてきた。これから赤ゾレへ周回する予定らしい。
しばらくして男女ペアのパーティが下りてきたが挨拶だけですれ違った。
当初の予想どおり、先行者4人!トレースありがとう!
11:00薊岳山頂に到着。
タイコウドウ谷右岸階段から2時間余りで登ってしまった。植林は面白くないけど薊岳・前山に登るには最短かも?
しかし・・・・ガスが晴れない( ;∀;)
しばらく待ってみたけれどダメっぽいので諦めて明神岳方面を目指すことにした。
前山へ向かう稜線では雪は降っていないけれど風が少しあったので、主稜線へ出るまでに風が当たらない場所で昼食をとった。
前山もガス。
三叉路もガスで大峰方面も見れず( ノД`)エーン
ミニ雪庇が出来つつ?
結局、明神岳(穂高明神)もガスで何処も見えず!!
明神平へ撤退!
風も無く、明神平の上からも何も見えない!(TOT)
踏み跡が不明瞭&ホワイトアウトしてて方向が・・・
あ?小屋が見えてきた!(^o^)
それにしても、ここまでガス・ガスな明神平は私は初めてだわ(T_T)
そりゃそうだよなぁ、小屋周辺に誰も居ないよ。
私達も下山しよう!
風向きが悪かったの?下山ルートにした一般道は霧氷が無し!しかも、雪が腐ってズルズル・・・スッテン!痛たた!!
しばらく下っていくと、すごい装備のお兄さん2人が登ってきた。声をかけると、この日一日、明神平でテント泊するらしい。グッドラック!
まぁ今日は初めてのバリルートで登れたし、キレイな霧氷が見られただけでヨシとするか!
山行日:2019年12月23日
雪
霧氷
周回
距離:9.836km
沿面:10.205km
所要時間:6時間13分
(うち昼食30分)
累積標高プラス・マイナス1057m
最低標高:681m(駐車地)
最高標高:1432m(明神岳)
6:30伊賀自宅
7:45ひよしのさとマルシェ7:50
8:10やはた温泉P
8:30 P626スタック現場8:35
8:38大又林道駐車場8:53
8:58タイコウドウ谷右岸階段
(標高724m標高差+610m:95分)
10:33 P1334
11:00薊岳1406m11:07
11:23 P1334
11:49 P1321 12:19
(昼食30分)
12:40前山P1409
12:50三叉路
13:04明神岳13:09
13:39明神平アズマヤ13:46
15:07駐車地
さぁ、帰ろう!
IS君の車はシャブシャブになってきた雪道でも後輪が空転して、自力で脱出できず。
スズキ エブリィ/ワゴン2WDは、と、いうより全ての軽バン(ワゴンも)は雪道に弱い。荷物を積むことを前提に設計されている軽バンは、荷室を優先して設計されているのでボンネットが無いに等しいのと、後ろに荷物を積んで走ることを前提に設計されているので4WD仕様以外はFFではくFRの形態となる。(厳密にいうと座席下にエンジンがあるとMR?)
こうなると、後輪の車軸の上に荷物が載っていないとスタッドレスを四本履いていても雪面や氷の上では駆動輪の後輪上が軽すぎて空回りになりやすい。だから、脱出するには雪を無くならせる(スコップで掻き取ったり、水で融かす)か、車軸上に人や荷物で加重しながらユックリとスタートさせるしかないのだ。
これを全部やりました。ピッケルのブレードでタイヤ周辺の雪を掻き出し、うちの嫁さんをエブリィの荷室に乗せて、私が後ろから車を押す!
ゴー!
「あ、動いた!」
めでたしめでたし!
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