2019,12,22, Sunday/五代目
この日は2019年忘年山行。
小屋のある場所で昼食をしたい!という希望から場所選び。
でも、所用ありのメンバー多数で最近の固定メンバー3人だけ。
なので「歩いたことのないルート探訪シリーズ」という趣で霊仙山の谷山谷ルートを登りに使い、下山はお虎ヶ池の西尾根からビン坂峠の林道着地という周回ルートを計画してみた。
山行日:2019年12月16日
結果から書くと谷山谷ルートは廃道化が進んでいてルートファインディング能力が無いと駄目。バリエーションルートに近い。
さらに下山ルートのお虎ヶ池西尾根~ビン坂峠の間も廃道化が進んでいた。
駐車地へのアプローチは、醒ヶ井駅前の信号から丹生川沿いに南下。林道の路面状況がわからないので、いぼとり公園PでUHさんの車を駐車。私の車で上丹生へ。道が細いので対向車があると泣きたくなる。
集落や浄水施設を過ぎると堰堤工事の時に拡幅された林道となり、集落内よりも道が倍以上広い(-_-;)
榑ヶ畑へ通じる林道との合流部分の路肩に車を駐車。
屏風岩方面に歩き始めると石灰岩の河床の川沿いに看板?
かくれ滝 お池 白水の滝?
何処にも見当たらない・・・帰って調べると、この看板裏から川に降りて少し先に礫斜面末端から流れ出してすぐに本流に落ちる伏流滝があるような。
しかし、この林道!オニルリソウの群落地になっているようで
枯れ草の横を通るだけで種の棘が大量にくっ付く(T_T)
棘を落とそうとズボンを叩いていたらズボンがヨレヨレ(T_T)
このズボンや手袋に付いた棘は一日中歩きまわっていたら、いつの間にか落ちて無くなりました。
左手の川。ふと川に水がないのに気づいた。すでに伏流している。対岸を見上げると立派な岸壁。
ここが屏風岩なんだ。
西出商店さんの看板があって、今、登山者自身が何処にいるのか分かるのだ。だけど西出さんの標識も風化が進んできている。お店はやっているのだろうか?
丸岩の崩壊地は石積みの上にトラロープ
いろんな所を整備してくれていた西出さんに感謝。
林道が終わり河原を歩く。対岸に岩場がそびえ立つ。
何か丸いもの?
でっかいズズメバチの巣ですね(^_^;)
大岩の干上がった沢登り開始かと思えば
よく見ると右岸・左岸に赤テープや西出商店謹製の表示板、案内板があって整備道もあるのだけど、ルートファインディング能力が試される。
石灰岩のスラブ河床があったり、異次元の入り口のようだ。
塩ビパイプで作られたベンチがあったりしながら進む。
ヤブニッケイの赤い実
コウモリ穴にやってきた。
コウモリは住んでいないようだ。昔は穴に立って入れたそうな。左岸の登山道を歩いていると南から沢が合流。
ここを越えて左岸沿いの登山道を歩き続けようとすると苦労させられた。枯れた沢の河床を歩いたほうが良いのかも?
植林横の登山道を歩いて行くと苔が付いている浄水沈殿槽のような四角いコンクリート。
このあたりから右の植林斜面に存在する山複道を行くのが正解。これに気づかないで直進したら枯れ沢登りになってしまった(T_T)
無理やり山腹道に復帰したら塩ビパイプで登山道が作られていたり赤い札が?
野田古墳?ここに古墳があるの???
あ!纏リス!!
滋賀県造林公社謹製
横道分岐の看板にやってきた。
この先にある漆ヶ滝から上部へ続く道が崩土?崩落?で通行止めらしい。
決して行けないわけじゃないらしいが、無理しないのが私のモットー。なのでザックをここにデポして漆ヶ滝を見に行ってみよう!
・・・・あれ?道が崩土で埋まってる?
沢の水が復活しているので河原歩きが本物の沢登りに。
ドボンしたくないので慎重に・・・ダメだ~時間がかかりすぎる!(T_T)
くぐり岩の所でUターン!
滝見物はまたの機会にします!
横道分岐まで戻って植林のジグザグ道を登る!
標高差200m!これ!しんどい!!(T_T)
上りきるとP735の支尾根途中に出た。
日陰は霜が降りたまま。霜柱もあった。
ここからは、しばらく水平道。
ここから西へ横道ルートというのがあったらしい
完全に廃道になっているのかな?
ここから南に伸びる尾根があるから、ここから直で登るのもありかも?
その横に標識あり。
ここが広畑という場所らしい。
広い山腹道は霜柱が溶けてドロドロニュルニュル
冬枯れの森になっているが、秋の紅葉はさぞかしキレイなのだろう。
P884を回り込んでいる登山道は景色が良い。
↑P876阿弥陀ヶ峰の西面の岩場
P884北面は冬枯れ広葉樹の森か?
日差しが暖かな場所にて天然ナメコの肉うどん汁で昼食。
食後は四丁横崖へ向かうはずだったのだが、道が不明瞭だったので尾根直登に切り替えた。
北向き斜面を登っていく時に振り返ると伊吹山ドライブウェイの上に白い山塊がコンニチワ
あれは!白山じゃあ~りませんか!?真っ白!
で、登っている斜面はこんな感じの苔むした岩が点在している尾根。
上りきると木々が無い霊仙山の上部の景色。
P876阿弥陀ヶ峰の右後ろに雪のない伊吹山。
左にブンゲン、金糞岳、横山岳かな?
避難小屋が見えてきた。さぁ!もうひと上り!!
10年ほど前までは笹漕ぎが必要だったと聞くが嘘のよう。
溝になっているのは登山道?
雪が溶けてほとんど無い。
標高を上げると遠くに雪を載せた御嶽山
谷山の上に台形の白い山?
ひょっとして富士山?と思って調べてみたら!!恵那山?
もう14時になる!やっと!霊仙山避難小屋に到着。
今日の本当の目的地はここだったのです。お昼ご飯はここで?と思っていましたが、もっと早く、さっさと歩いてこないと!大遅刻!
この避難小屋は窓があって明るい!
板の間もあるのでいざというときは横になれます。
土足で上った跡があったけど・・・(-_-;)
でも、外装壁面が剥離してきているので
風雪が入り込んで来ないか?少し不安。
この注意書きがあるから谷山谷方面は廃道化が進んでいるんだろうなぁ
霊仙山山頂方面は人が数人いるらしい。
小屋前でも一人のオジサンとすれ違った。
さて、山頂は時間がないから下山ルートに進もう。
下山ポイントになるお虎ヶ池を目指す。
久しぶりのお虎ヶ池
↑池の裏側の丘に登って撮影している。
ここからの琵琶湖の景色がキレイ
春に咲く?オニシバリの黄色い花が咲いていた。
ナツボウズ(夏坊主)ともいうらしい。
お虎ヶ池の裏からカレンフェルトを踏み越えてその先の尾根に出ようとしたけれど、歩きにくいだけ。お虎ヶ池の鳥居から一般登山道を歩いてアクセスしたほうが楽だ。
二次林の尾根はチョット急?という感覚でテープもチラホラついている。
危険箇所もなく順調に下りていくことができた。
P609方面の尾根は二次林で秋がキレイそう!
標高700m付近で登山道?植林道?
そして太い溝の道型が現れるが、倒木と落ち葉で埋まっている所が多く、道の上部を選んで歩くことが多かった。
二次林と植林のミックスを歩いていると銃弾でも撃ち込まれたのか?という木!?
どうやら、キツツキの仕業ですな(-_-;)
ここから道型通りに歩いたのだけど、従来の破線とは違う場所を歩いて破線に復活。
でも、また破線から離れてP402の東面の山腹を歩いた。
うさぎの尻尾のようなものが落ちていた。
ヤマブシタケやん。でも木にくっついていないところを見ると誰かが剥がして落としたものの、気持ち悪くなって放置したのかな?
16時を過ぎて足早に植林内を歩いていくと道が分岐。右側を選んで進むと落石防止ネットのアンカー横に出た。ここは舗装林道の上部らしい。
16:15末端までやってきた。
よく見ると木製階段が斜面に埋まっている。
舗装林道に着地。
右へ林道を歩いて行くと簡易舗装になって未舗装路になった。
なんでだ?
阿弥陀ヶ峰P876の森が夕日に照らされて真っ赤
廃道化が進む2つのルートをハシゴした本日の山行は歩きにくく時間がかかるものだったが、これで良いのだ。
また季節を変えて歩いてみたい。
山行日:2019年12月16日
グループ山行@月曜山歩
3人(UH、TY、TK)
周回
谷ルート
距離:11.439km
沿面:11.883km
所要時間:8時間12分
(うち昼食64分)
累積標高:プラス・マイナス1267m
最低標高:202m(駐車地)
最高標高:1015m(霊仙山避難小屋)
5:55伊賀自宅
7:15多賀上りSA7:45
8:00いぼとり公園
(トイレあり)
8:10林道路肩P8:23
9:22パイプ製ベンチ9:26
9:43コウモリ穴
10:39広畑分岐
10:50三の谷
11:00広畑分岐11:02
11:30 P735 11:34
11:37広畑
12:09昼食(P884の北東)13:14
13:56避難小屋14:00
14:27お虎ヶ池14:35
15:15廃登山道出合
16:14林道出合P366の東
(ビン坂峠)
16:36駐車地
小屋のある場所で昼食をしたい!という希望から場所選び。
でも、所用ありのメンバー多数で最近の固定メンバー3人だけ。
なので「歩いたことのないルート探訪シリーズ」という趣で霊仙山の谷山谷ルートを登りに使い、下山はお虎ヶ池の西尾根からビン坂峠の林道着地という周回ルートを計画してみた。
山行日:2019年12月16日
結果から書くと谷山谷ルートは廃道化が進んでいてルートファインディング能力が無いと駄目。バリエーションルートに近い。
さらに下山ルートのお虎ヶ池西尾根~ビン坂峠の間も廃道化が進んでいた。
駐車地へのアプローチは、醒ヶ井駅前の信号から丹生川沿いに南下。林道の路面状況がわからないので、いぼとり公園PでUHさんの車を駐車。私の車で上丹生へ。道が細いので対向車があると泣きたくなる。
集落や浄水施設を過ぎると堰堤工事の時に拡幅された林道となり、集落内よりも道が倍以上広い(-_-;)
榑ヶ畑へ通じる林道との合流部分の路肩に車を駐車。
屏風岩方面に歩き始めると石灰岩の河床の川沿いに看板?
かくれ滝 お池 白水の滝?
何処にも見当たらない・・・帰って調べると、この看板裏から川に降りて少し先に礫斜面末端から流れ出してすぐに本流に落ちる伏流滝があるような。
しかし、この林道!オニルリソウの群落地になっているようで
枯れ草の横を通るだけで種の棘が大量にくっ付く(T_T)
棘を落とそうとズボンを叩いていたらズボンがヨレヨレ(T_T)
このズボンや手袋に付いた棘は一日中歩きまわっていたら、いつの間にか落ちて無くなりました。
左手の川。ふと川に水がないのに気づいた。すでに伏流している。対岸を見上げると立派な岸壁。
ここが屏風岩なんだ。
西出商店さんの看板があって、今、登山者自身が何処にいるのか分かるのだ。だけど西出さんの標識も風化が進んできている。お店はやっているのだろうか?
丸岩の崩壊地は石積みの上にトラロープ
いろんな所を整備してくれていた西出さんに感謝。
林道が終わり河原を歩く。対岸に岩場がそびえ立つ。
何か丸いもの?
でっかいズズメバチの巣ですね(^_^;)
大岩の干上がった沢登り開始かと思えば
よく見ると右岸・左岸に赤テープや西出商店謹製の表示板、案内板があって整備道もあるのだけど、ルートファインディング能力が試される。
石灰岩のスラブ河床があったり、異次元の入り口のようだ。
塩ビパイプで作られたベンチがあったりしながら進む。
ヤブニッケイの赤い実
コウモリ穴にやってきた。
コウモリは住んでいないようだ。昔は穴に立って入れたそうな。左岸の登山道を歩いていると南から沢が合流。
ここを越えて左岸沿いの登山道を歩き続けようとすると苦労させられた。枯れた沢の河床を歩いたほうが良いのかも?
植林横の登山道を歩いて行くと苔が付いている浄水沈殿槽のような四角いコンクリート。
このあたりから右の植林斜面に存在する山複道を行くのが正解。これに気づかないで直進したら枯れ沢登りになってしまった(T_T)
無理やり山腹道に復帰したら塩ビパイプで登山道が作られていたり赤い札が?
野田古墳?ここに古墳があるの???
あ!纏リス!!
滋賀県造林公社謹製
横道分岐の看板にやってきた。
この先にある漆ヶ滝から上部へ続く道が崩土?崩落?で通行止めらしい。
決して行けないわけじゃないらしいが、無理しないのが私のモットー。なのでザックをここにデポして漆ヶ滝を見に行ってみよう!
・・・・あれ?道が崩土で埋まってる?
沢の水が復活しているので河原歩きが本物の沢登りに。
ドボンしたくないので慎重に・・・ダメだ~時間がかかりすぎる!(T_T)
くぐり岩の所でUターン!
滝見物はまたの機会にします!
横道分岐まで戻って植林のジグザグ道を登る!
標高差200m!これ!しんどい!!(T_T)
上りきるとP735の支尾根途中に出た。
日陰は霜が降りたまま。霜柱もあった。
ここからは、しばらく水平道。
ここから西へ横道ルートというのがあったらしい
完全に廃道になっているのかな?
ここから南に伸びる尾根があるから、ここから直で登るのもありかも?
その横に標識あり。
ここが広畑という場所らしい。
広い山腹道は霜柱が溶けてドロドロニュルニュル
冬枯れの森になっているが、秋の紅葉はさぞかしキレイなのだろう。
P884を回り込んでいる登山道は景色が良い。
↑P876阿弥陀ヶ峰の西面の岩場
P884北面は冬枯れ広葉樹の森か?
日差しが暖かな場所にて天然ナメコの肉うどん汁で昼食。
食後は四丁横崖へ向かうはずだったのだが、道が不明瞭だったので尾根直登に切り替えた。
北向き斜面を登っていく時に振り返ると伊吹山ドライブウェイの上に白い山塊がコンニチワ
あれは!白山じゃあ~りませんか!?真っ白!
で、登っている斜面はこんな感じの苔むした岩が点在している尾根。
上りきると木々が無い霊仙山の上部の景色。
P876阿弥陀ヶ峰の右後ろに雪のない伊吹山。
左にブンゲン、金糞岳、横山岳かな?
避難小屋が見えてきた。さぁ!もうひと上り!!
10年ほど前までは笹漕ぎが必要だったと聞くが嘘のよう。
溝になっているのは登山道?
雪が溶けてほとんど無い。
標高を上げると遠くに雪を載せた御嶽山
谷山の上に台形の白い山?
ひょっとして富士山?と思って調べてみたら!!恵那山?
もう14時になる!やっと!霊仙山避難小屋に到着。
今日の本当の目的地はここだったのです。お昼ご飯はここで?と思っていましたが、もっと早く、さっさと歩いてこないと!大遅刻!
この避難小屋は窓があって明るい!
板の間もあるのでいざというときは横になれます。
土足で上った跡があったけど・・・(-_-;)
でも、外装壁面が剥離してきているので
風雪が入り込んで来ないか?少し不安。
この注意書きがあるから谷山谷方面は廃道化が進んでいるんだろうなぁ
霊仙山山頂方面は人が数人いるらしい。
小屋前でも一人のオジサンとすれ違った。
さて、山頂は時間がないから下山ルートに進もう。
下山ポイントになるお虎ヶ池を目指す。
久しぶりのお虎ヶ池
↑池の裏側の丘に登って撮影している。
ここからの琵琶湖の景色がキレイ
春に咲く?オニシバリの黄色い花が咲いていた。
ナツボウズ(夏坊主)ともいうらしい。
お虎ヶ池の裏からカレンフェルトを踏み越えてその先の尾根に出ようとしたけれど、歩きにくいだけ。お虎ヶ池の鳥居から一般登山道を歩いてアクセスしたほうが楽だ。
二次林の尾根はチョット急?という感覚でテープもチラホラついている。
危険箇所もなく順調に下りていくことができた。
P609方面の尾根は二次林で秋がキレイそう!
標高700m付近で登山道?植林道?
そして太い溝の道型が現れるが、倒木と落ち葉で埋まっている所が多く、道の上部を選んで歩くことが多かった。
二次林と植林のミックスを歩いていると銃弾でも撃ち込まれたのか?という木!?
どうやら、キツツキの仕業ですな(-_-;)
ここから道型通りに歩いたのだけど、従来の破線とは違う場所を歩いて破線に復活。
でも、また破線から離れてP402の東面の山腹を歩いた。
うさぎの尻尾のようなものが落ちていた。
ヤマブシタケやん。でも木にくっついていないところを見ると誰かが剥がして落としたものの、気持ち悪くなって放置したのかな?
16時を過ぎて足早に植林内を歩いていくと道が分岐。右側を選んで進むと落石防止ネットのアンカー横に出た。ここは舗装林道の上部らしい。
16:15末端までやってきた。
よく見ると木製階段が斜面に埋まっている。
舗装林道に着地。
右へ林道を歩いて行くと簡易舗装になって未舗装路になった。
なんでだ?
阿弥陀ヶ峰P876の森が夕日に照らされて真っ赤
廃道化が進む2つのルートをハシゴした本日の山行は歩きにくく時間がかかるものだったが、これで良いのだ。
また季節を変えて歩いてみたい。
山行日:2019年12月16日
グループ山行@月曜山歩
3人(UH、TY、TK)
周回
谷ルート
距離:11.439km
沿面:11.883km
所要時間:8時間12分
(うち昼食64分)
累積標高:プラス・マイナス1267m
最低標高:202m(駐車地)
最高標高:1015m(霊仙山避難小屋)
5:55伊賀自宅
7:15多賀上りSA7:45
8:00いぼとり公園
(トイレあり)
8:10林道路肩P8:23
9:22パイプ製ベンチ9:26
9:43コウモリ穴
10:39広畑分岐
10:50三の谷
11:00広畑分岐11:02
11:30 P735 11:34
11:37広畑
12:09昼食(P884の北東)13:14
13:56避難小屋14:00
14:27お虎ヶ池14:35
15:15廃登山道出合
16:14林道出合P366の東
(ビン坂峠)
16:36駐車地
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