紅葉見に行こう!小坪谷から行者還岳::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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紅葉最前線は標高1200~1400mくらいだろう。
しかも入山してすぐ落葉広葉樹のあるルートがよかろう!と、大峰エリアの地図を広げ、国道や林道の通行止め情報をネットで見ていたら、R309の一部で時間帯(8:00-17:00)通行止めが来年の1月末まで行われていると分かった。
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それならば、小坪谷から一ノ垰経由で弁天の森、タチクラ尾をグルっと回れば大丈夫!と山行計画たてた。
山行日:2023年10月23日
天川村役場Pで山仲間たちと集合。今回は5人だけなのでデリカに全員乗って、登山口へ出発!
え?R309工事の告知看板に「本日、規制なし」のマグネットシート。
お?!工事が無いのなら行者還岳山頂行ける!
今回のメンバーの内、2人が行者還岳を未登だったのだが、小坪谷から行者還岳山頂に行くと弁天の森からタチクラ尾へ行こうとすると距離が長くなりすぎるので、行者還岳を外してあったのだ。でも、工事規制がないのなら、置き車を前提に山頂を踏んで90番Pへ下りてしまえば時間的な余裕ができる!と、いうことでIS君の車を駐車してあった天川村役場へ取りに戻り、R309の90番PへIS号をデポ。
デリカに全員乗って小坪谷登山口へ。

と、いうことで急遽、ルート変更
小坪谷登山口→天川辻→行者還岳→天川辻→清明ノ尾→90番P
吊橋を渡って小坪谷沿いに少し歩く。
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眼下に流れを見ながら雰囲気の良い場所だ。
支流に入るとその沢は伏流して石灰岩のゴーロ歩きとなる
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谷沿いはトチやクルミ、コナラなどの背の高い大木が立ち並ぶ
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登山道はピンクテープがある。
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標高1045mで右折して山腹道を斜上する。
その斜面に緑色の珍しい茸!
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スッポンタケの赤ちゃん
卵から出てくる男性のアレのような独特のキノコ。
実は中華高級食材のアミガサタケの親戚なので緑色のグレバを取り除けば食べられるらしいのですが、グレバが半端なく人糞とアンモニア臭を放ってくれるそうなので、食べる勇気がわかなくなるそうな(~_~;)
でも、食べてる人がいるのだ→この人たち

それから赤い碍子?
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天川辻には水太との間に送電線があった。これは、そのことを裏付ける部材なんだろう。

ここから標高差50mほど尾根を登ってから山腹を斜上していく。ちなみにこの50m登っての尾根をさらに登って行くと大川口からの登山道と交差する。さらにその上には行者還岳の岩尾根の弱点があるんだよなぁ・・・

山腹道の一か所、崩落した場所があって、少しだけ高巻するところがあるが、基本的に山腹道。
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登ってきた場所は毎度谷あいの黄葉がキレイな場所。
踏みシロが狭くなっている場所は落ちそうで怖い場所。
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でもロープが新しく付け直されていて感動!
どなたか知らないけれど、ありがとうございます!
危険な場所に生えていたキノコちゃんず。
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あなたは誰?
標高が1250mを超えて一気に紅葉のバリエーションが増えた!
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もう、歩いているだけで顔がニヤつく(*^^*)
錦の輝きだぁ~
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ハウチワカエデが鮮やかに~
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奥駈道に出るまでの間が傾斜がきついけれど、紅葉が一番きれい!
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ブナの黄金色もベストタイミング
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天川辻に到着。
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送電線の守り地蔵さんに落ちていたナナカマドの実をお供えした。
宿ノ谷を眼下に、その左わきに和佐又山。
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奥に大台ケ原。
振り返るとこれから登るべき行者還岳山頂
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山頂付近、スギ・ヒノキに混じって紅葉で赤い木がチラホラ。
初めての人は行者還避難小屋に立ち寄って見学。
中には奥駈縦走中の若者?が一人いたそうな。

前に冬に来た時は、ゆるい深雪に悩まされて撤退したが、今回は紅葉を眺めながら進んで気分が良い
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今日のボックリ(球果)はモミ
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白いのは何なん?
岩場の梯子エリア手前を離れた場所から撮影したら
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なんだかとんでもなく悪場を歩いているように見えるけれど、現場は大したことが無い(~_~;)
ここの梯子、階段の周辺の紅葉がムッチャキレイ!
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稜線に出るまで、見事な彩り
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行者還岳山頂への最後の上り坂にさしかかる
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やや山腹を北に進みながらシャクナゲを分けて山頂へ進むと
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山頂の錫杖がお出迎え。
本日の最大標高1546.57m
三等三角点 点名:行者還

ここは見晴らしゼロの山頂で、実はこの錫杖の奥の奥に大展望地が隠れているのだ。

その景色がこれ
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ここは超崖っぷちの上に立つ場所
眼下に行者還避難小屋(覗き込まないと見えないけど)
奥の山は孔雀岳と仏生ヶ岳。
八経ヶ岳と弥山はもっと右手に離れて存在している。
ちなみに左へ延びる尾根はナメゴ谷R309 64Pで皆が撮影している黄葉尾根。

この絶景スポットの手前に小さな広場があるので、ここでランチ。
シャクナゲの茂みの中で他の登山者には見られない。

食後、まずは来た道を戻る
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大普賢ファミリー

行者還避難小屋手前に戻ってきた時に登山道の斜面の岩の間に三角の石に気付いた。
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お札が?
ズームアップして見ると石には何やら文字が刻まれている
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一番上は読めない。梵字?
次が「剛」?
三文字目が分からない。
四文字目が「王」?

天川辻を通り越して奥駈を進んで行くと植生保護ネットで囲まれた場所。
ネットに苔が生えてフサフサ~
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あ!今日、二匹目のユキムシ!
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手に乗った!と思ったらすぐに風に乗って飛んでいった。
5mmほど?ヒイラギハマキワタムシかな?
今年の奥駈稜線の紅葉はイマイチ~
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10月23日でこの白い花は???
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秋に?思いつかない・・・
嫁さんがグーグルさんに見てもらうと「バライチゴ」
ええ!?(◎_◎;)
6月7月に咲くキイチゴやん!
思いっきり狂い咲き~(>_<)b

予定通り、清明の尾を下り始める。
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左手に今日登ってきた行者還岳と大普賢岳ファミリーが見送ってくれる。

ここからの広~い尾根の紅葉が美しかった。
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黄金色に
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赤に
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オレンジ色のグラデーション
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ざ、まっかっかー
そしてこの尾根の観光名所のタイタン君
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周りに木が生えてきて森に還ろうとしている?
少し下った場所にあるヒノキの巨木
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何年ここで人の往来を見てきたんだろう?
巨大ヒノキから20分あまりで鉄製梯子。
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ここにIS君の車をデポしていたので、ここで山行終了。
14:49に到着してしまった。
少し早く着いてしまったなぁ(~_~;)

と、いうことで、IS号に全員が乗って小俣谷登山口へ戻って、本日の山行は終了!






と!なるはずが!!
R309を行者還トンネルをくぐって、下り道。
何度かカーブを曲がっていくと!?
???
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何で工事中?
17時まで工事していて車両通行止め?
「え?今朝、天川村の森田商店の横にあった工事予告看板は本日、規制無しでしたやん!」と、現場責任者らしいオジサンに聞くと「あれ、土・日なんや。土日はこの現場休み。週休二日制の現場。ほいで、今朝の月曜から8時から17時まで通行止め。もっとも今日は、車の都合で午前中は規制なし。午後からの規制になったの。明日から今日より高所で作業する車両が来るからバイクや徒歩も通行止めにするよ」
「じゃ、今は徒歩でなら通っても良いですか?」
「あ、通っていいよ」
と、いうことで、IS君にはここから行者還トンネル方向へ戻ってもらって川上村経由で伊賀へ帰ってもらい、私たち3人は徒歩で工事現場を通過させてもらい、小俣谷出合登山口に置き去りにしている私のデリカまでテクテク歩く。
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あ?今日、登ってきた行者還岳山頂がここからも見えてる。
車まで約3km
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落石防止フェンスの張替え作業をしてはる。
そのおかげで私たちがR309を安全に往来できるのだから、工事に感謝せねばならない。
3キロメートルね・・・
ずっと下りだから許せるけど・・・
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路肩に飛び出しているムラサキシキブの実がたくさん!

あ~つかれた!(~_~;)

山行日:2023年10月23日
グループ山行@月曜山歩
5人(IS、ころ助、のりこ、TY、TK)
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黄葉
紅葉
ブナ
ミズナラ
コナラ
モミ
ドウダンツツジ
シロヤシオ
アケボノツツジ
ハウチワカエデ
イタヤカエデ
イタヤメイゲツ

距離:7.1km
所要時間:5時間46分
(うち昼食33分)
最小標高:842m(小坪谷登山口)
最大標高:1546.57m(行者還岳山頂)
三等三角点 点名:行者還
累積標高:+965m-745m
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追加で国道R309歩き
距離:3km
所要時間:50分
累積標高:+29.7m-236.6m
最大標高:1046m(工事現場)
最小標高:842m(小坪谷登山口)


5:50伊賀自宅
6:50某P
8:10天川村役場
R309 90番P(置き車)

8:50小坪谷登山口9:03
11:09天川辻
11:56行者還岳山頂
11:59昼食12:32
13:09天川辻
13:55 P1458 14:00
14:19タイタン広場14:21
14:49 R309 90P

15:00工事現場15:13
16:00小坪谷登山口


下市から大宇陀への帰り道
某所で反省会。
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と、いいながら、アフター登山の楽しみの新規開拓。
肉屋さんがやっている焼肉屋さん。
たれがアッサリ系。
肉は和牛とアメリカ牛と?
和牛は別メニュで高い。
様子見と称してバラ盛り合わせをベースにご飯(スープ、キムチ付き)。
| 山登り::大峰 |
| 06:59 PM | comments (0) | trackback (0) |

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