2014神崎川 ツメカリ谷から白滝谷周回::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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太平洋上を東に進む台風14とその北にある前線の動きが微妙で天候に不安要素が残る月曜日。
いつもの山仲間と愛知川源流の神崎川 ツメカリ谷と白滝谷を周回してきた。

え?つい先日も同じ場所に行ってた?って?
台高や大峰の沢に行こうか?と思っていたのですが、南のほうが天候が良くない天気予報だったので鈴鹿にしたのです。
そして昨年に沢デビューしたIS君参加なので、ツメカリ谷が沢初心者を連れて行くのにちょうどいい場所なんです。

そうそう、永源寺町の役場手前にあった、ファミリーマートが閉店しちゃいました。さらにグリーンロード寄りのセブン-イレブンが石榑トンネル滋賀県側で最終です。

夏の空気が何処かへ行って涼しくなったと思っていたが、神埼川の林道で車を走らせながら窓を開けていると矢鱈に寒い。

いつもの瀬戸峠林道Pで沢装束になり、天狗滝への山道を下る。

階段を降りるとススキの葉についていた露がズボンについて冷たい。
神崎川本流に降り立つと先日よりも少し水流にパワーを感じる?水量が多いのか?
天気は曇りだが数日前より最低気温が20℃を下回り涼しくなってきている。
本流を渡渉する際に股下まで濡れた。
水温はマズマズ。
これなら少々濡れても大丈夫だ。

ツメカリ谷入り口に到着

この先はツメカリ谷のミニゴルジュ。

水量がやっぱり多いがヘツリで越える場所は問題なし。
ノギランが勢いを落とし、ダイモンジソウが咲き出した。

このミニ廊下が本当に楽しい

ドボンしても淵があって深いから遠慮無くヘツリの練習ができる。

ツメカリ谷の核心部となるミニゴルジュの「突き当りの滝(私が命名)」に今日もチャレンジ。

今まで2勝1敗。
今日のCS左側は水量がチト多い(-_-;)
泳いで取り付こうとするが水流が前回よりも強くてなかなか取り付けない(T_T)
3回掴み直してやっと一段上に登れたけれど、CS側は水流が激しい。そこに登るために「かなり」の力技でもう一段上に登らねばならない。
自分だけなら、なんとか上まで登れそうだが、トップロープで釣り上げても水流の中を他のメンバーが全員登れる保証は無い。
という事を判断して「突き当りの滝」を諦めて、滝の右側の階段状の岩場をよじ登って越えた。
2勝2敗のイーブンになってしまった(-_-;)

そこから上は前回同様に快調に越えていく。
簾滝も左側は登れるよな気がしない。

今回も右側から小さく巻いた。

水は少し冷たいし、風も涼やかでちょっと寒い。

今日もペース早めで11時前に10m階段滝。

この上でメシにしようか?と誘ったが「まだ早い」と言われて却下(-_-;)
上流へ歩けば二股分岐。
そこを右に進むのがツメカリ谷。

まもなく出てくる滝らしい滝。

前回は雨を心配して行かなかった裏見の滝に到着。
水量が多くて2条に水が流れている。
腰をかがめてなるべく水に濡れないように歩こうとしたが
みんな奥の滝のくぐり抜けで水浸し(-_-;)
寒い~(-_-;)

そういえば、ここより上に行ってしまうと昼食会場に困るはず?
裏見の滝の上に登り、そこにあった乾いた大岩の上で鍋パーティー!

と、言ってもいつものシャブシャブ&釜揚げうどん!

でも、今日はタマゴタケ入り!

登山道を下って神崎川本流に出る直前に立派なのをゲットしていたのだアリンコがたくさん居たけど!気にしない!気にしない!(^_^;)
鍋に入れると一気に鍋の汁が黄色くなった!(^_^;)
もちろん皆で食べたけど無事ですよ!
ISMさん持参のワイン1.5L&IS君の嫁さんが用意してくれた具材のオカゲで腹いっぱいで動けないくらい!!
しかし雨が振りそうな天気のままで、風が冷たくて寒い(*_*;

でも先は長いので行きましょう!

歩き出してしばらくすると沢分岐。
そこを右に進んで、沢が狭くなりながらヨイコラショと進むとリボンやテープ、ペイントまである(-_-;)

以前はこんなにマークなかったのに(-_-;)

ここから南の谷に入って乗越開始。
枝分かれする谷はコンパスを確認して南へ南へと登っていく。
尾根の上に空が見えてきたので、谷から尾根に登る。
するとP859の東に出た。
そこから南に突き出した尾根に乗りたかったけど、1つ東の支尾根に乗ってしまった(^_^;)
南に下れば白滝谷の源流のアマゴ谷だから!
まぁいっか!と斜面を下っていく。
乗越開始から15分でアマゴ谷に出た。

そこからは登山道を利用して白滝谷へ。
白滝谷に出て石の挟まった名物滝・・・

アカン水流が早すぎてなんか怖い(^_^;)
今回も挟まった石の上を歩いて対岸に渡渉した(^_^;)

何度もナメを歩いて癒しの散歩

次第に天候も回復してきて太陽の光が差し込み初めて明るくなってきた。

植林小屋跡はすっかり廃屋になって棟が落ちていた。

2011年に来た時はまだ棟が辛うじてあったのに。

階段状の滝も油断すると水流に足を取られてオットット!(^_^;)


そして問題の白滝登場。
ここはやっぱり懸垂下降でいきましょう。

立ち木にロープをセット。

ISMさんも記憶を辿りながら懸垂下降

嫁さんもブツクサ言いながら懸垂成功

じゃ、IS君も行こうか!
と振り返ると
IS君:ぇ?・・・じゃ、肩がらみで?・・・ぇ?
 私:って?エイト環は?
IS君:「ぇ?・・・持ってない」
 私:って!?装備リストの連絡した時に、無い!って言えよ!
   水流のある所で、うろ覚えの肩がらみはアブナイって!
   それならそうと、ATC持ってきたのに!!バカァ!
うーん・・・よっしゃ!オレのエイト環を貸すからそれで降りなさい。
その時に予備で持ってきたフローティングロープを貴方にセットして上でビレイしててあげるから、下に着いたら私のエイト環をビレイのロープにカラビナで付けて相図して!オレ、それを上から引き上げて使うから!
IS君:はぁ~い
 私:で、エイト環をこうして、こうして、ここを持って、身体を後ろにのけ反らせて体重をかけて・・・
IS君:って?ロープ全然出てこないやん?
 私:だから!体重がかからないとロープ出ないんやってば!
IS君:はぁ~い
 私:・・・・・ったくもぉ!(-_-;)
IS君:ほな、いくわ・・・
 私:いけー!!(-_-)b

で、あーだこーだと滝上で教え、無事にIS君も懸垂下降終了。
確保していたロープの先にエイト環を付けたと相図があったのでゆっくり引き上げてみたが、私のエイト環・・・傷だらけでになってしまったよ(*_*;

白滝から神崎川本流まではさらに15分。

陽光にキラメク神崎川本流に到着。

神崎川本流はやはり水流がキツく渡渉ポイント次第では二足歩行が怖い。出合いから約25分下流にあるけば入渓ポイントに戻った。
ここで沢靴にタップリ飽和食塩水をスプレーして帰路の山道に挑む。
道中で私の後ろを歩いていた嫁さんが、「ヒルいてる!ほら!私の沢靴登って!!!あら?逃げていくわ!塩水のオカゲや!すごい!」と大きなヒルが尻込みして逃げていくのを指さしていた。

山道歩きも15分で駐車地に到着!
前半戦は天候がイマイチで寒かったけれど、後半戦は台風一過で天気がよくなって暑かったくらいだ。
でも、もう泳ぎのある沢は来年の夏までオアズケだなぁ。
神崎川よ!また来年!

2014年9月8日
沢登り周回
@月曜山歩(男3+女1)
ツメカリ谷→白滝谷

距離:7.208km
沿面:7.374km
所要時間:7時間59分
累積標高プラスマイナス586m

8:24瀬戸峠林道P8:44
(615m)
8:57入渓地点
9:10ツメカリ谷出合(522m)9:12
9:38突き当りの滝9:52
10:31朴ノ木谷出合10:34
10:56階段滝10m
11:03裏見の滝12:30
(昼食85分間)
13:06乗越点778m
(最高点821m)
13:21アマゴ谷出合
13:30白滝谷出合
14:07廃屋
14:36白滝(懸垂)15:23
15:39神崎川出合
15:56ジュルミチ谷出合(通過)
16:05入渓点
16:21駐車地
| 沢登り::鈴鹿 |
| 06:13 PM | comments (0) | trackback (0) |

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