若狭駒ヶ岳::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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小学校の運動会が5/30に開催され、次の月曜日は代休。=うちの定休日と重なるのでファミリーハイキング。
昨年は噴火前の御嶽山に登ることが出来た。
今年は山仲間のISMさんが高島トレイルの若狭駒ヶ岳に連れていてくれることになった。

朽木麻生から登るということで、前夜泊は道の駅くつき新本陣。
15時過ぎに自宅を出て琵琶湖大橋を渡る。
17:15道中のイズミヤ堅田店と、お好み焼き:喃風で晩御飯や翌日の食料を調達。
18:20頃に道の駅に到着。
ISMさんと合流した。
すでに晩酌2時間経過のISMさんはゴキゲン。
子ども達を連れて牧場に行くと出かけた。
私と嫁さんは食料を広げて晩御飯開始。

帰ってきた子ども達は30分遅れで晩御飯。

21時まで呑んでいたが風が寒くて上着が必須なくらい。寝るのにも寝袋必須だった。
夜明けとともに鳥のさえずり。
カラス二羽にとどめを刺されて4時過ぎに起きだした。
朝ごはんの用意をしているとイソヒヨドリの歌声。

子ども達も起きだして予定より1時間早く行動開始できた。

県道23号線で朽木麻生を目指し、ろくろ橋を渡り、集落に入る手前の墓所前の駐車地に駐車。

今日のリーダーはISMさん。高島トレイルの定石からいうと「ろくろ橋」まで戻るべきところを駐車地の北の川を「渡渉する」と河原に降りる。

この渡渉が中途半端に水深があったために手こずった(^_^;)
そして3本丸太で出来た橋を渡るのだが、この丸太も半分腐っていた(-_-;)

昔、山の田だったらしい沢沿いの植林地帯を歩く。

コナスビ

水たまりにはアカハライモリが群れている

ミゾホオズキ

そして長男が差し出したのが山ビル!?

どうやって見つけた?(-_-;)
このヤマビル雨が無く干からびかけているようで元気がない。
でも、ここで元気に育って欲しくないので抹殺させていただいた。チーン

タニギキョウ

沢沿いのルートは踏み跡明瞭でカツラ、トチノキ、サワグルミなど大木が点々としている。

モミジとカツラの新緑がキレイです

沢沿いの道に別れを告げる場所に到着。

ジグザグ道を登って支尾根道

ブナの倒木が道を塞いでいたりしながら

一気に標高を上げる

平らな尾根に到着。

県境稜線に到着した。
ここまで1時間50分。

渡渉でのトラブルや支尾根の登り始めでの落し物などのアクシデントがなければ、コースタイムの1時間40分を切ったのではないだろうか?

ここから池原山方面へ15分ほど南下したら明神池(駒ヶ池)行けるらしい。

往復30分以上かかるのでまた違う機会に行こう。

ここから駒ヶ岳山頂への稜線歩きはブナ巨木林。

サワウツギのピンクと白い小さな花の咲く、木樹にだけ花がある。

それにしてもブナ林最高!

駒ヶ越と呼ばれている場所でポーズをとるパピー君

ちゃんとご主人様のリクエストに応えます。

登り始めから2時間20分で駒ヶ岳山頂に到着

「もう山頂?あっけなさ過ぎるやん。散歩やん。」と娘が楽勝宣言。
「イヤ。違うよ。木地山峠まで行って周回するから、ここは序盤戦の通過点や。」
「そうやろうと思ったわ(^_^;)」

天気はむちゃくちゃ良い。

でも霞んでいるし、風が冷たくて強い。
でも、風が止むと熱気がムンムン夏のようだ。

さて県境稜線を西へと進むのです。

稜線付近には白いペラペラが付いているヤマボウシが満開。

ブナ林の日陰を歩けるので快適です。

小腹が減ってきたなあと中小屋分岐をスルー

樹間から北西に百里ヶ岳が見える。

池河内方面に伸びる尾根との出合いで、早いけど昼ごはんにしよう!と話が折れた。
風を少しでも避けようと池河内方面に少し下った場所で昼食会場にした。
先日の富山:扇山・赤祖父山の時と同じメニューde
ラーメンと焼きフランクフルトを作った。

ISMさんは子ども達の大好物:まる姫 焼き鯖寿司を持ってきてくれた!

緑様も自作してきた破竹の炊いたのを振る舞ってくれた!

ありがとう!

さあ!エネルギー満タンで出発や!
と、歩き出すと足元地面にコウタケのようなマイタケの香りのキノコ?

名前分かりません(T_T)

百里ヶ岳方面を眺めていると南側の足元に未舗装作業道?

あ、そうか、麻生集落の寺の西から北上している林道がこれなんだ!

で、登山道の北に見える林道は?

あ?車が止まってるよ。

福井県敦賀市池河内から登ってくる林道みたい。
何の作業していたのかワカラナイけど大きな音がしていたなあ。

日当たりの良い県境稜線尾根はヤマボウシが点在。

P696を通過。

この辺は二重稜線?
あれ?なんだか妙な木がある。

朽ちかけた杉の巨木にツルアジサイが乗っ取った?

しかしツルアジサイが満開で何の木だかわからないね。
結んでしまったまま大きくなったブナ?

さて、本日のルートの中間地点の与助谷山に到着。


ここからも中小屋に下山できるが、まだ12:45なので木地山峠まで行くことにした。


下って登ってP765

明るい尾根道に咲く花は?

トチノキの花=マロニエですね。
風があると快適な尾根道も風が吹かないと「ムンムン」夏のような熱気(-_-;)

百里ヶ岳が近くなってきたけど、皆、疲れてきたので今日はもう百里ヶ岳は登りません(^_^;)

この見えているくらいのくらいの高低差なら楽なんですが・・・・

P825に向かう坂道はちょっとシンドかった。
P825に到着すると桜谷山と書かれた標識があった。

あとで分かったのだが福井県側からはこのP825が天狗の峰と呼ばれているらしい。(ここが本日の最高峰)
P825でオヤツ食べたりの小休止。

ワイワイいいながら下山しはじめたハズだったのだが、妙に登山道が少しヤブってる。歩き始めから5分ほど経過すると立て看板発見。

木地山峠なんて文字がひとつもない(^_^;)
このまま「かやの峠」なる場所に向かって下って、そこから木地山峠に向かってもいいんだけど、「かやの峠」は木地山峠から西に400m以上離れる。しかも深い谷を挟むので引き返すのに時間がかかる。
と、いうことでP825に向かって10分かけて引き返した。(アルバイトは15分だった)
植林の尾根道を下ること15分

祠に地蔵さんが居る木地山峠に到着。

本日の核心部はここからだった。
木地山峠から沢沿いに下山する登山道が厄介なのだ(T_T)
尾根は急斜面でフィックスロープなし。

ここは立ち木も無い(^_^;)

キュウリグサかな?

山腹道は谷底からけっこう高い場所に切ってある。

しかも、踏み跡があるとはいえ、山腹道がほぼ埋まっている。しかも倒木や岩を回りこむ場所もあるので、うっかりしていると本当にヤバイ(^_^;)

沢の渡渉も何回かあったが道標が整備されていた尾根とは違って注意していないと何処が登山道かわからなくなる。

植林帯の沢ルート・・・これがけっこう長い距離があるのだ。

斑入りのカタバミ?

こんなのあるんだね。

でっかい倒木が道を塞いでいる所があった。

これって何年も放置されているのかな?

クサギ?が茂った広い場所に出ると

やっと林道の出合いに到着。

やれやれ。

やっと安心して歩けるよ。

15分歩くと百里ヶ岳の南谷分岐の三叉路

すぐに舗装路となって麻生集落に入った。

麻生バス停の付近。
川辺にいる河童の石像は、なぜか妙な格好をしている。

なぜこの河童達がここにあるのか?どうしてこんなポーズなのか!?誰か教えてください!

全員無事に駐車地に帰還。
さすがに15kmオーバーで、運動会直後の子ども達にとってシンドかったようだが、最後までよく頑張った!
また、この山域を季節を変えて登りたい!

2015年6月1日

(運動会振替休日)
グループ山行+ファミリーハイキング
@月曜山歩2名+ワン(RYOKU、ISM、PAPI)
+4名(TY、TK、FUKA(小6)、TAIKI(小4)
周回
高島トレイル
距離:15.597km
沿面:16.038km
所要時間:8時間35分
(うち昼食)
累積標高プラス・マイナス1330m
最低標高:300m(駐車地)
最高標高:825m(天狗の峰=桜谷山=P825)

7:20朽木麻生口P(墓地前)7:31
8:25 P418
9:19 県境稜線出合9:30
9:37 P682
9:47駒ヶ越
9:52森林公園分岐
10:00駒ヶ岳山頂(780m)10:17
10:34中小屋分岐
10:42昼食12:05
12:22 P696
12:44 P753与助谷山12:52
13:08 P765
13:44 P825天狗の峰(桜谷山)
13:36かやの峠分岐看板13:44
14:15木地山峠14:18
15:34林道終点
15:53百里ヶ岳南谷分岐(通過)
16:07駐車地

帰りに、くつき温泉「てんくう」で汗を流して、念願の「高島トレイルマップ」を購入。
今までに二回、売り切れていて買えなかったのだ(T_T)

そして18時過ぎに、栃生へ・・・まる姫で焼き鯖寿司とサバ味噌煮を購入!!明日の朝ごはんキープ!
そして我が家の反省会は野洲市のサイゼリヤで食べ放題!(^_^;)


そうそう、下山中の沢沿い
赤テープに従わずにちょっと違うルートを歩くと

こんな葉っぱがひとつ。

これはいったい何なんだ?
| 山登り::滋賀県の山 |
| 09:36 PM | comments (0) | trackback (0) |

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