比良の冬 釣瓶岳から武奈ヶ岳::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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ここんところ毎週の山行計画がたてにくい。
今回は鈴鹿を予定していたけれど、急遽、雪の多そうな比良の武奈ヶ岳に目的地を変更した。

(2016年2月22日実施山行)
どうも月曜日の天気予報が曖昧。
土曜まで近畿北中部が雨で鈴鹿以南が晴れ時々曇りだった。
なので最初の計画は鈴鹿。
でも日曜に日本海側まで曇り時々晴れに変わったので比良に変更したのです。
(当日の予報は曇りに変わったけど・・・)

朝食を食べずに家を6時に出発。
昨日買ってきておいた惣菜パンを車中で食べる。
そうしないと琵琶湖大橋の手前の野洲で渋滞してしまうのだ。
そして奈良から電車でやってくるOTさんを迎えに湖西線:堅田駅に立ち寄りR477でCBにたちより、その後はR367で細川休憩所を目指す。
その途中で気づいた「あ!車で来るメンバーに待ち合わせ時間を早くしたのを連絡するのを忘れてた(-_-;)」
40分も早く着いてしまう・・・

8:00過ぎにR367沿いの細川休憩所前に行くが案の定誰もいない。
うーん・・・早すぎたか・・・
ここ栃生集会所から細川休憩所へ歩いて行くとちょうど当初予定の待ち合わせ時間か?
じゃ、細川休憩所に歩いて行って細川尾根を登って武奈ヶ岳を最初にやっつけよう!と登山準備をして栃生集会所を後にして

細川休憩所へ行くと、本日のメンバーが来ていた。
自分の案を伝えるとUHさんが、
「そのルートは森の中の急登を延々とまっすぐ登るだけの苦行コースで何も楽しくないですよ!当初の計画通り栃生の釣瓶岳登山口から登りましょう!」と説得されました(^_^;)
と、いうことで、
UHさんの車にメンバー全員(5人)が乗り、私達が最初に居た栃生集会所に戻った。

集会所からR367を120m南下すれば右手に釣瓶岳登山口の標識がある。

急な舗装林道を登って沢沿いの道に入れば植林をジグザグに登る登山道となった。

沖ノ石 平太夫?

詳しく裏まで見なかったけど、何の石だろう?
後から調べると「沖の石」は百人一首に出てきたり多賀にそんな石があったりするものの、この辺りに縁のあるものが見当たらない。
そして平太夫とは?福井県出身者として初の福井県知事となった中川平太夫氏?
でも、ここは滋賀県?(^_^;)あれ?

植林が終わると、やや緩やかな松林を行く。

昔は松茸山だったであろうこの山も木が育ちすぎて巨木だらけ

コメカイ道とかかれた道標あたりで登山道が雪で白く覆われだした。

この雪は今朝積もったもののようだ。
笹峠分岐を横目に尾根に乗る。

ここから釣瓶岳までが、とても長く感じた。
残雪にトレースがたくさんついていて、その上に今朝雪が5cmほど積もっている



標高840mでやっと主稜線に乗った。
標高230mの栃生集会所から1時間40分近くかかったことになる。

天気は意外にも曇り時々晴れで青空まで見えている。
加賀白山や御嶽山、乗鞍岳なども遠望できた。
蛇谷ヶ峰を背に登っていると後ろから雷のような音?
メンバー曰く、陸上自衛隊今津駐屯地の饗庭野(あいばの)演習場での実弾訓練の音とのこと。
http://www.city.takashima.shiga.jp/www/contents/1173255205896/index.html

北には百里ヶ岳も見えている。

イクワタ峠への最後の登り。

たくさんの足跡は昨日のトレースのようだ。

P923=イクワタ峠に到着。

琵琶湖が見えた。

釣瓶岳東尾根の向こうにヤケオ山・釈迦岳・カラ岳

釣瓶岳までの道のり・・・

けっこう遠いぞ(-_-;)
琵琶湖方面は少し霞んでいるけど、曇り空でもよく見えているほうだろう。

眼下に見えるは、ガリバー青少年旅行村?

八ツ淵の滝の沢登りも悪天候で行けていないなぁ

雪庇が少しある尾根は、たまに踏み抜くけれど、おおむね湿雪&締まっていてツボ足で十分。

うーん・・・しんどいぞ!

偽ピーク→偽ピークに騙され、キレイな雪面をキックステップで登る。

(本当は木のある所は雪が無くて歩きやすい)
登れども

登れども

釣瓶岳の山頂は来ない。

植林?あそこか!?

いや・・・また違った(T_T)
標高1050mを越すと霧氷が付いている。

ふーーーふーーー何処に山頂が・・・と、言いながら、

やっと山頂!(P1098m)

栃生集会所から約2時間45分で到着!

「界」の文字が彫ってある杭は新しい。
釣瓶岳の山頂はイクワタ峠から45分でした。

昼前になったので山頂の木の影で昼食。
時折、冷たい風がソヨソヨ吹いて寒いのです。
指先が痛くなってきたのでザックを担いで武奈ヶ岳へ出発。
(12:24)

緩やかな傾斜をくだっていくと

武奈ヶ岳方面から今朝付いた単独登山者のトレース。
でも、我々の居た釣瓶岳には来ていないのでP713の尾根もしくは郡界の谷を下ってしまった模様。
快適な稜線歩きで登って下って登って下ると細川越の出合い。

八ツ淵の滝からの合流場所だ。

武奈ヶ岳北東尾根を登っていくと眼下に小屋?

広谷小屋でしょうか?

天候は薄曇りとなってしまい展望はイマイチですが風も無く快調です。

標高1120mで霧氷が成長していた。

もう、今年は無理か?と思っていた霧氷が見られた!

こんなに立派。


遭難碑を越えて

山頂が見えると多くの登山者が居るのが見えた。

ここに居る登山者は皆んな御殿山から来たのかな?
みんなアイゼン履いてたりスノーシュー持っていたりものものしい
地蔵さんも相変わらずやねぇ

釣瓶岳山頂から1時間8分で到着
山頂からはびわ湖バレイがある蓬莱山と打見山

あ、もうちょっとで14時になるやん。
ボチボチ下山開始したほうがええなぁ~
13:49に武奈ヶ岳山頂を出発。

トラロープでトオセンボされている細川尾根ルート

(八幡谷左岸尾根)をくだる。

釣瓶岳方面の霧氷がムチャクチャキレイ!

最初は雪面で快適だった急な尾根道は、やがて雪が少なくなって解けて緩んでくる。

すると極端に難しい下山ルートとなって尻もち注意のドロドロヌカルミ
P706付近でいったん斜面がゆるくなるものの

再度の急斜面。

植林も混じりだす溝道を下っていくが途中で踏み跡がわかりにくくなって東の二次林に突入。
西に進路を戻して植林に沿ってくだっていく。

植林の切れ間に鉄塔一つ。

これを越えると昔の山の田んぼだったらしい場所のあぜ道

あぜ道を下ると林道のT字路にぶつかった。
右に進む

すぐに左手に墓地が見えて

墓地入口付近の土手に石碑

誰かこれが何を書いているか分かりますか?
墓地を越えて細川集落の山側の西端

そして八幡谷の出合いで国道にでた。

国道を右折して細川休憩所を通過、栃生集会所に戻って山行完了。

あれ?集会所に誰かの車?
集会所がカフェとして営業していたぞ!?

6:00伊賀自宅
7:15堅田駅7:30
CBでトイレ
8:05栃生集会所8:22
8:47細川休憩所

8:57栃生集会所
10:58イクワタ峠
11:43釣瓶岳12:24
(昼食41分)
13:32武奈ヶ岳13:49
13:51細川尾根分岐
15:18林道出合
15:29細川休憩所
15:46栃生集会所

2016年2月22日
グループ山行@月曜山歩5人
(ISM、OT、UH、TY、TK)
積雪期
周回

距離10.050km+1.5km道路歩き片道
沿面10.447km+1.5km道路歩き片道
所要時間:6時間49分+最初の細川まで20分
(昼食41分)
累積標高:プラスマイナス1156m+
最低標高229m(釣瓶岳登山口)
最高標高1214.2m(武奈ヶ岳山頂)
| 山登り::比良山系 |
| 10:19 PM | comments (0) | trackback (0) |

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