2016,02,21, Sunday/五代目
温かい天気が続き、春一番が吹いた翌日。日本海側は雨または雪。
近畿・東海中部は前線通過に伴って天気予報は曇り時々雪か雨、午後に晴れるかも?という微妙な予報。こんな日の山は行ってみなくちゃ分からない。
ボチボチ春の花が咲いているかな?と期待を込めて孫太尾根を登ってきた。
2016年2月15日
本日のルートは、青川峡キャンピングパーク前P→孫太尾根→多志田山→治田峠→青川峡キャンピングパーク前Pの周回コース。
状況によっては藤原岳にも足を伸ばしたいが、その場合は時間の都合でピストンになるかな?
青川挟キャンピングパークは初めて。
R306から少し走れば、すぐにゲートがあるが、そちらには入らずにキャンプ場の名前が彫られた石柱の手前を左折。橋を渡ってすぐ右手にある駐車場に車を停める。
(トイレは無いのでここに来るまでに済ませておくべし)
登山準備をしているとダンプカーがドンドンやってくる。
3月22日まで青川に堆積している土砂を運び出しているらしい。
登山準備が出来たら、先ほどの石柱に向かって道を戻り、
道路を横切って山側に進めば
森のなかに整備された道がある。
青川挟から孫太尾根への連絡道ですな。
そこを登っていくと梅園?桜もある?
ここは雑貨と喫茶のマイハウスという場所。
先ほどの整備された道は、このマイハウスさんが作られたらしい。
孫太尾根への道はマイハウスさんの裏の野池の奥に存在している。
踏み跡を辿れば、やがて新町墓地から登ってくる道と合流して、自然と神武社跡に到着する。
実は前回来た時には気づかなかった場所です。
某I君が先行してしまったので、皆が気付かずに見落としたんだろうか?
足元に蕾?
ミヤマシキミかな?
それともコショウノキかも?
尾根に乗って竜ヶ岳方向を見れば、谷にポツネンとブルドーザー。
青川の河床に溜まった土砂をあれが?
竜ヶ岳の遠足尾根方面は雪が・・・少ないなぁ
尾根はやっぱり風が冷たい。
オニシバリは冬が終わる頃に咲くのかな?
オモトの赤い実
雪解けと共に出てくるトリカブト?
ネコノメソウは種類が多くて同定が苦手
丸山への最終斜面は少し苦手。
傾斜は大したこと無いのに浮石だらけ。
しかもここの土は石灰岩が風化したものでニュルニュル。
登山靴のソールパターンがドロで埋まって全然踏ん張れないし、そんな足で木の根や石灰岩に足を置くと「ニュルーーーーン!」と滑ってしまう(T_T)
そうこうしていると細かい雪が降ってきた。
丸山山頂の岩の合間にセツフ”ンソウがボチボチ出てきているのかな?と探してみたが、カンアオイがあるばかり。
それだけでなくフクシ”ュソウもまだ気配がない。
暖冬といえども少し早すぎたかな?(-_-;)
おまけに雪が酷く、地面が見えなくなってしまった。
レインカバーをザックに装着しながら考える。
ここでこの状態なら、花探しは今日は不可能だ。
晴れない限りは藤原山頂まで行く理由も無い。
それに足場の悪い丸山を下るのはイヤだ。
=(いこーる)治田峠から青川挟を下ろう!
草木に向かって尾根を歩くが雪は相変わらずチラチラ降ってくる。
駐車場から約2時間30分で草木の山頂着。
さらに40分歩いて多志田山山頂手前の広場。
ここの手前がけっこう疲れた。
時刻は11時。
少し早いけど腹も減ったので昼ごはんにした。
ニョロニョロの木の周りに座ってカップ麺を作った。
雪はやんだけども寒い。
手の指先が痺れてくる。
バレンタインチョコとコーヒーをいただくが、やっぱり寒い!!
多志田山の山頂に行く。
ここで進路を西南に向け斜面を下っていく。
県境稜線縦走路は快適そのもの。
竜ヶ岳の遠足尾根の稜線、標高900mラインで雲が乗っている?
多志田山山頂も相変わらず雲の中だ。
おや、こんな所に池?
土砂降りだったから池になったんだろう。
県境稜線を快調に歩いて行く。
やがて治田峠が見えてきたが、
その向こうにあるはずの銚子ヶ岳や静ヶ岳は全く見えない。
標高800mラインから上が見えないのかな?
直進するとP845に迷い込む「迷い尾根」に差し掛かる。
ここに来るのは二回目だ。
今回は治田峠のある南へ進む。
P771に登って、下って、登って、下ると治田峠。
多志田山山頂から治田峠まで1時間20分足らずで到着。
ISMさん!その看板は立てたらアカ~ン!
通行止めの警告が書いてあったら怒られるやん(T_T)
ロープが張っているのにも理由があるけど。
まぁ、なんとかなるでしょ~
治田峠から下り始めると最初は平和なタラタラ下り。
やがて溝道を行くと看板?
中尾地蔵?何が地蔵さん?
よく見ると杉木立に間に倒壊した屋根とケッタイな形の石?
どう見ると地蔵なのかいまいちワカラナイ。
その後も溝道をガンガン、すっ転びながら下って行くと、着地点(河原?)が見えてきたのに道が消えてしまった。
そこそこ傾斜のある斜面を下りねば下れない。
獣道を見つけながらジグザグ切って降りていく。
河床に降り立てば沢下り開始。
この谷幅で岩がゴロゴロしていれば渡渉も楽。
右岸に看板?
その看板を見ると新町方面と治田峠方面?
ああ、かつてはあそこに道があったんだ!
快調に沢下りしている私に緑ちゃんが「おーい!そこで右へ登れ!そのままいくと滝で行き詰まるぞー!」
え?と右岸の植林に向かうと「踏み跡あり」
植林のある場所に登るとテープが巻かれた木々。
高台になっている。
その樹間から沢の先を眺めれば、ゴルジュになって沢が急になっていた。
緑ちゃんありがとう。
沢を眺めながら下ると赤い鳥居が見えてきた。
日丘稲荷と看板があった。
そして歴史を語る看板もあった。
「日之岡稲荷の由来
徳川幕府統治時代、金銀銅鉱の産出で隆盛を極めた治田鉱山において此の地に鉱山事務所を置き当時1,000人程の下財と呼ばれた鉱夫たちが食べ物を司る神・宇迦之御魂神を祭神とし信仰をした。」
先に進み、土砂で埋め尽くされた沢を行く。
青川は土石流で埋め尽くされて伏流している河川。
それがP254の休みコバが近づいてくると左右の支流から沢が流れ込んできて、やがてひょいと飛び越し難い川幅と深さの沢となる。
雪解け水が流れ込んで、前日の雨が流れ込んで水の勢いがかなりあるのです(T_T)
大きめの石を投げ込んでもゴロゴロ転がって行くし、流れの中に止まっても水がその上を勢い良く流れていく・・・
しかもけっこう蛇行してくれるので右へ左へと忙しく渡渉。
こんな事もしないと帰れません。
緑ちゃんの履いてきた長靴が正解でした(-_-;)
でも深い時はこんな事にもなってしまう。
こんな所は大ジャンプ!
垂直の壁から滝のように水が入り込んでる。
休みコバ最後の渡渉はチョイ・ジャンプ!
長靴の緑ちゃん以外、ゴアテックス・ブーティーの登山靴だったけど、くるぶしから若干の浸水で済みました。
ここから下流は砂防堰堤工事区間。
ショベルカーが河床に溜まった土砂を除去していました。
(2016年3月22日までだそうです。)
さきほどのショベルカーが掻きだした土砂を十数台のダンプカー達に積み込んで砕石場に持っていくようです。
舗装路を歩いて行けば大鉢山展望台ルートの案内図があったけど、今でも使えるのかなぁ?(こちらは西ルート)
さらにキャンプ場の横に中ルート。
冬季は週末と祝祭日だけが稼働しているのかな?
休みの青川キャンピングパークの横を歩いて駐車地へ戻って本日の山行は終了。
http://www.aogawa.jp/calendar/ryoukin.html
このルート、やっぱり長靴が必須だったなぁ(-_-;)
2016年2月15日
グループ山行@月曜山歩5人+ワン
(RYOKU、ISM、UDH、TY、TK、PAPI)
周回
積雪期
渡渉
距離:12.640km
沿面:13.087km
所要時間:8時間1分
(うち昼食55分)
累積標高プラスマイナス1293m
最低標高158m(青川峡キャンピングパーク前P)
最高標高965m(多志田山山頂)
6:15伊賀自宅
7:30 R306のR421交差点
7:40青川キャンピングパーク前P7:54
8:19神武社跡8:22
9:24丸山9:36
10:21草木
11:00昼食11:55
11:57多志田山山頂
13:02P771
13:15治田峠
14:15日丘稲荷14:19
15:23林道出合(P222)
15:56駐車地
近畿・東海中部は前線通過に伴って天気予報は曇り時々雪か雨、午後に晴れるかも?という微妙な予報。こんな日の山は行ってみなくちゃ分からない。
ボチボチ春の花が咲いているかな?と期待を込めて孫太尾根を登ってきた。
2016年2月15日
本日のルートは、青川峡キャンピングパーク前P→孫太尾根→多志田山→治田峠→青川峡キャンピングパーク前Pの周回コース。
状況によっては藤原岳にも足を伸ばしたいが、その場合は時間の都合でピストンになるかな?
青川挟キャンピングパークは初めて。
R306から少し走れば、すぐにゲートがあるが、そちらには入らずにキャンプ場の名前が彫られた石柱の手前を左折。橋を渡ってすぐ右手にある駐車場に車を停める。
(トイレは無いのでここに来るまでに済ませておくべし)
登山準備をしているとダンプカーがドンドンやってくる。
3月22日まで青川に堆積している土砂を運び出しているらしい。
登山準備が出来たら、先ほどの石柱に向かって道を戻り、
道路を横切って山側に進めば
森のなかに整備された道がある。
青川挟から孫太尾根への連絡道ですな。
そこを登っていくと梅園?桜もある?
ここは雑貨と喫茶のマイハウスという場所。
先ほどの整備された道は、このマイハウスさんが作られたらしい。
孫太尾根への道はマイハウスさんの裏の野池の奥に存在している。
踏み跡を辿れば、やがて新町墓地から登ってくる道と合流して、自然と神武社跡に到着する。
実は前回来た時には気づかなかった場所です。
某I君が先行してしまったので、皆が気付かずに見落としたんだろうか?
足元に蕾?
ミヤマシキミかな?
それともコショウノキかも?
尾根に乗って竜ヶ岳方向を見れば、谷にポツネンとブルドーザー。
青川の河床に溜まった土砂をあれが?
竜ヶ岳の遠足尾根方面は雪が・・・少ないなぁ
尾根はやっぱり風が冷たい。
オニシバリは冬が終わる頃に咲くのかな?
オモトの赤い実
雪解けと共に出てくるトリカブト?
ネコノメソウは種類が多くて同定が苦手
丸山への最終斜面は少し苦手。
傾斜は大したこと無いのに浮石だらけ。
しかもここの土は石灰岩が風化したものでニュルニュル。
登山靴のソールパターンがドロで埋まって全然踏ん張れないし、そんな足で木の根や石灰岩に足を置くと「ニュルーーーーン!」と滑ってしまう(T_T)
そうこうしていると細かい雪が降ってきた。
丸山山頂の岩の合間にセツフ”ンソウがボチボチ出てきているのかな?と探してみたが、カンアオイがあるばかり。
それだけでなくフクシ”ュソウもまだ気配がない。
暖冬といえども少し早すぎたかな?(-_-;)
おまけに雪が酷く、地面が見えなくなってしまった。
レインカバーをザックに装着しながら考える。
ここでこの状態なら、花探しは今日は不可能だ。
晴れない限りは藤原山頂まで行く理由も無い。
それに足場の悪い丸山を下るのはイヤだ。
=(いこーる)治田峠から青川挟を下ろう!
草木に向かって尾根を歩くが雪は相変わらずチラチラ降ってくる。
駐車場から約2時間30分で草木の山頂着。
さらに40分歩いて多志田山山頂手前の広場。
ここの手前がけっこう疲れた。
時刻は11時。
少し早いけど腹も減ったので昼ごはんにした。
ニョロニョロの木の周りに座ってカップ麺を作った。
雪はやんだけども寒い。
手の指先が痺れてくる。
バレンタインチョコとコーヒーをいただくが、やっぱり寒い!!
多志田山の山頂に行く。
ここで進路を西南に向け斜面を下っていく。
県境稜線縦走路は快適そのもの。
竜ヶ岳の遠足尾根の稜線、標高900mラインで雲が乗っている?
多志田山山頂も相変わらず雲の中だ。
おや、こんな所に池?
土砂降りだったから池になったんだろう。
県境稜線を快調に歩いて行く。
やがて治田峠が見えてきたが、
その向こうにあるはずの銚子ヶ岳や静ヶ岳は全く見えない。
標高800mラインから上が見えないのかな?
直進するとP845に迷い込む「迷い尾根」に差し掛かる。
ここに来るのは二回目だ。
今回は治田峠のある南へ進む。
P771に登って、下って、登って、下ると治田峠。
多志田山山頂から治田峠まで1時間20分足らずで到着。
ISMさん!その看板は立てたらアカ~ン!
通行止めの警告が書いてあったら怒られるやん(T_T)
ロープが張っているのにも理由があるけど。
まぁ、なんとかなるでしょ~
治田峠から下り始めると最初は平和なタラタラ下り。
やがて溝道を行くと看板?
中尾地蔵?何が地蔵さん?
よく見ると杉木立に間に倒壊した屋根とケッタイな形の石?
どう見ると地蔵なのかいまいちワカラナイ。
その後も溝道をガンガン、すっ転びながら下って行くと、着地点(河原?)が見えてきたのに道が消えてしまった。
そこそこ傾斜のある斜面を下りねば下れない。
獣道を見つけながらジグザグ切って降りていく。
河床に降り立てば沢下り開始。
この谷幅で岩がゴロゴロしていれば渡渉も楽。
右岸に看板?
その看板を見ると新町方面と治田峠方面?
ああ、かつてはあそこに道があったんだ!
快調に沢下りしている私に緑ちゃんが「おーい!そこで右へ登れ!そのままいくと滝で行き詰まるぞー!」
え?と右岸の植林に向かうと「踏み跡あり」
植林のある場所に登るとテープが巻かれた木々。
高台になっている。
その樹間から沢の先を眺めれば、ゴルジュになって沢が急になっていた。
緑ちゃんありがとう。
沢を眺めながら下ると赤い鳥居が見えてきた。
日丘稲荷と看板があった。
そして歴史を語る看板もあった。
「日之岡稲荷の由来
徳川幕府統治時代、金銀銅鉱の産出で隆盛を極めた治田鉱山において此の地に鉱山事務所を置き当時1,000人程の下財と呼ばれた鉱夫たちが食べ物を司る神・宇迦之御魂神を祭神とし信仰をした。」
先に進み、土砂で埋め尽くされた沢を行く。
青川は土石流で埋め尽くされて伏流している河川。
それがP254の休みコバが近づいてくると左右の支流から沢が流れ込んできて、やがてひょいと飛び越し難い川幅と深さの沢となる。
雪解け水が流れ込んで、前日の雨が流れ込んで水の勢いがかなりあるのです(T_T)
大きめの石を投げ込んでもゴロゴロ転がって行くし、流れの中に止まっても水がその上を勢い良く流れていく・・・
しかもけっこう蛇行してくれるので右へ左へと忙しく渡渉。
こんな事もしないと帰れません。
緑ちゃんの履いてきた長靴が正解でした(-_-;)
でも深い時はこんな事にもなってしまう。
こんな所は大ジャンプ!
垂直の壁から滝のように水が入り込んでる。
休みコバ最後の渡渉はチョイ・ジャンプ!
長靴の緑ちゃん以外、ゴアテックス・ブーティーの登山靴だったけど、くるぶしから若干の浸水で済みました。
ここから下流は砂防堰堤工事区間。
ショベルカーが河床に溜まった土砂を除去していました。
(2016年3月22日までだそうです。)
さきほどのショベルカーが掻きだした土砂を十数台のダンプカー達に積み込んで砕石場に持っていくようです。
舗装路を歩いて行けば大鉢山展望台ルートの案内図があったけど、今でも使えるのかなぁ?(こちらは西ルート)
さらにキャンプ場の横に中ルート。
冬季は週末と祝祭日だけが稼働しているのかな?
休みの青川キャンピングパークの横を歩いて駐車地へ戻って本日の山行は終了。
http://www.aogawa.jp/calendar/ryoukin.html
このルート、やっぱり長靴が必須だったなぁ(-_-;)
2016年2月15日
グループ山行@月曜山歩5人+ワン
(RYOKU、ISM、UDH、TY、TK、PAPI)
周回
積雪期
渡渉
距離:12.640km
沿面:13.087km
所要時間:8時間1分
(うち昼食55分)
累積標高プラスマイナス1293m
最低標高158m(青川峡キャンピングパーク前P)
最高標高965m(多志田山山頂)
6:15伊賀自宅
7:30 R306のR421交差点
7:40青川キャンピングパーク前P7:54
8:19神武社跡8:22
9:24丸山9:36
10:21草木
11:00昼食11:55
11:57多志田山山頂
13:02P771
13:15治田峠
14:15日丘稲荷14:19
15:23林道出合(P222)
15:56駐車地
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