2016,07,22, Friday/五代目
今年の春以降、家業が忙しく、前もって山行予定を立てられない日々が続いていた。梅雨のハッキリしない天気予報にも翻弄されて目的地の選定も直前までできなかったり・・・2016年7月4日は、台高で晴れという予報。
先週、「次週は、沢初めやね!優しいところに連れて行ってね!」と予約されているOTさんだけに連絡を取りあい、榛原より高見トンネルを通って木梶川へ向かった。
(2016年7月4日実施)
車中で今日の溯行ミーティング。
私「木梶ゴルジュを突破したいんやけど?」
嫁「入水してイキナリ泳ぎは嫌やわ」
OT「私も日帰り笊ヶ岳の直後やから楽な方でお願いします」
・・・んじゃ、ゴルジュは次回にするけど鳴滝はくぐりに行くよ!
と、いうことで木梶林道を進み、鳴滝手前Pに駐車。
ええお天気だけど午後はゲリラ雷雨に警戒らしい。
さて、鳴滝下に降りてしまっても良いけれど、イキナリ怒涛の水浴びはヒンシュクか・・・(ーー;)
そいじゃと、林道を少し木原不動滝方向へ戻る。
Y字に支流の谷が木梶川に流れている東側の谷を下ってみる。
緩やかな谷で楽勝で歩ける。
ちょっと谷が狭まるけど普通に歩いて下れる。
でも、最後の本流に流れこむ場所が少しだけ脚が届かない・・・
そのように思ったけど、下に降りて振り返ると辛うじて苔のついた赤矢印の部分でサクッと本流に降りられる。
降り立った場所は、滝の無い大きな淵がある少しだけ上。
ナメを少し登れば流れは右に90度曲がり、二条の小滝となる。
滝には近づかずに手前の左岸を乗り越える。
ここはかつてうちの子供達と昼ごはんを食べた場所。
このあとは少し大きめの岩のゴーロ。
その後に見えてくるのがここ!
左奥に白い水しぶき!
本日のメインディッシュ!
鳴滝にやってきた!!
この滝もさっきの二条の滝と同じく川の流れが90度折れ曲がる地点。
なのでこの写真は滝の横から撮影しているが、このまま直進すると滝の向こうに空間とルンゼが存在しているのだ。
意を決して滝に突入しようとするのだが、滝の水しぶきが飛沫となっているこういう場所の岩はすべて「ヌルン・ニュルン」
このことをスッカリ忘れていた私はアクアステルスのラバーソール(-_-;)
岩の上部に手指の爪をシッカリひっかけて、ヌメる岩をすり抜け滝の中へ!いざ!
巨大なバケツで絶え間なく水を浴びせられるような滝の水。
頭を押さえつけられ、メガネが吹っ飛んでいきそうな滝くぐり。
幸いなことに水温が高く、水に突入していても寒さは感じない。
長く逗留していたいと一瞬思ったけれど、この先がどうなっているのか分からないので、後続を呼んで良いのか確認に行く。
滝の向こうは平凡なガレの積もったルンゼで四つん這いであれば、どんどん登れそう。
滝の水しぶきの向こうに見えるOTさんと嫁さんに手で合図してオイデ・オイデした。
OTさんはかなりビビっているようで、「もう、ここで引き返そうや」「手前のところから巻いて滝上に出たらええやん」と必死で嫁さんに訴えている(^_^;)
でも、嫁さん「いくで!」と一声。
バシ、バシ頭や身体を滝に打たれながら滝を越えて出てきた。
「OTさん!大丈夫!私でも行けるから、こっちおいで!」とOTさんを読んだ。
OTさんも腹を決めて滝をくぐって来た!
無事、3人が鳴滝くぐりを終了!
さぁ、滝の落口を見物に・・・ルンゼを見上げるとルンゼの途中に浮島状の岩場があって二股になってる?
ここで左側を選択したのが悪かった。
沢のある方向の右へ行きたいのに、足場が良くない。
しかも、上に行こうとすると手がかり足がかりのない岩の斜面にぶち当たった。
仕方ないので二股まで戻って右側に入って、少しあがって右へ。
足場の良い所から沢に戻ろうとすると、二股分岐の右に入った直後に滝の落口へ踏み跡が・・・(^_^;)
ここだったのか!
落口に降り立って下をみようとしたら、すごい高度感!
写真で滝の下部と足元との遠近感が出せないのがもどかしい。
ゴルジュ帯に入る。
鳴滝に打ちのめされたOTさんが、かなり戦意喪失している。
ぱっと見、二段滝の上段が登れそうにない・・・
近づけばなんとかなるのか?
「もう、ここは巻こうや!はい!もう行くよ!」とOTさん。
まぁ、しょーがないか・・・と諦めた。
(でも、お助けスリングが残置されていて登れるのだとか・・・)
林道に出て、橋のたもとから再入渓。
かつて子どもたちと来た時に滑り台遊びをした場所や
水流プールになってた淵とかも懐かしい。
日当たりの沢の乾いた場所で昼食。
釜揚げうどんで温まった。
地蔵谷出合い
ささっと通り越そうとしていたらキイチゴいっぱいある!
トゲトゲでやっかいなヤブだけど実は熟していると美味しいのだ。
(オレンジ色の実がなるモミジイチゴのほうが美味しいと思うけど)
木梶川をそのまま直進。
ゼエノ谷出合いを過ぎると倒木がうるさいので杣道を歩く
少し先で沢に降りて沢歩き
嫁さん・・・サクッと登ろうや・・・・なんで岩を押して挟まってるんや?(-_-;)
しばらく平流歩き。
おお!あった、あった!
多段の滝や!
これが見たかったんよ。
なかなか良い滝ですね~
13時と時間は早いけれど、ここで登るのを打ち切って帰ることにした。
車に戻ると、なんだか天気が悪くなってきた?
着替え終わって14:30・・・時間がかなり早い。
高見トンネルを通らずに旧道で高見峠に向かってみた。
この場所に来るのは初めて。
すごい崩れようですね。
砂防堰堤は機能できているのかい?
高見峠はトイレ付き。トイレ付
三重県ナンバーの軽トラが来ていたが山仕事かな?
その後、小腹が減ったなぁ・・・と三人意見が一致。
某所の焼肉屋に・・・
するとここでゲリラ雷雨!
かなり激しく豪雨と雷!
でも!
あ~!馬(美味)勝った!牛負けた!
2016年7月4日
ピストン
滝くぐり
距離:4.547km
沿面:4.665km
所要時間:4時間56分
(うち昼食分)
累積標高プラスマイナス382m
最低標高:793m(入渓点)
最高標高:990m(折り返し地点)
7:25某駅7:30
8:25高見トンネル東口P
8:40鳴滝前駐車地8:55
9:07入渓9:18
9:53鳴滝下
10:41鳴滝落口10:47
11:21昼食12:12
12:18地蔵谷出合(P904)
12:40ゼエノ谷出合
13:04木原谷多段滝13:13
13:35地蔵谷出合
13:52鳴滝前P
先週、「次週は、沢初めやね!優しいところに連れて行ってね!」と予約されているOTさんだけに連絡を取りあい、榛原より高見トンネルを通って木梶川へ向かった。
(2016年7月4日実施)
車中で今日の溯行ミーティング。
私「木梶ゴルジュを突破したいんやけど?」
嫁「入水してイキナリ泳ぎは嫌やわ」
OT「私も日帰り笊ヶ岳の直後やから楽な方でお願いします」
・・・んじゃ、ゴルジュは次回にするけど鳴滝はくぐりに行くよ!
と、いうことで木梶林道を進み、鳴滝手前Pに駐車。
ええお天気だけど午後はゲリラ雷雨に警戒らしい。
さて、鳴滝下に降りてしまっても良いけれど、イキナリ怒涛の水浴びはヒンシュクか・・・(ーー;)
そいじゃと、林道を少し木原不動滝方向へ戻る。
Y字に支流の谷が木梶川に流れている東側の谷を下ってみる。
緩やかな谷で楽勝で歩ける。
ちょっと谷が狭まるけど普通に歩いて下れる。
でも、最後の本流に流れこむ場所が少しだけ脚が届かない・・・
そのように思ったけど、下に降りて振り返ると辛うじて苔のついた赤矢印の部分でサクッと本流に降りられる。
降り立った場所は、滝の無い大きな淵がある少しだけ上。
ナメを少し登れば流れは右に90度曲がり、二条の小滝となる。
滝には近づかずに手前の左岸を乗り越える。
ここはかつてうちの子供達と昼ごはんを食べた場所。
このあとは少し大きめの岩のゴーロ。
その後に見えてくるのがここ!
左奥に白い水しぶき!
本日のメインディッシュ!
鳴滝にやってきた!!
この滝もさっきの二条の滝と同じく川の流れが90度折れ曲がる地点。
なのでこの写真は滝の横から撮影しているが、このまま直進すると滝の向こうに空間とルンゼが存在しているのだ。
意を決して滝に突入しようとするのだが、滝の水しぶきが飛沫となっているこういう場所の岩はすべて「ヌルン・ニュルン」
このことをスッカリ忘れていた私はアクアステルスのラバーソール(-_-;)
岩の上部に手指の爪をシッカリひっかけて、ヌメる岩をすり抜け滝の中へ!いざ!
巨大なバケツで絶え間なく水を浴びせられるような滝の水。
頭を押さえつけられ、メガネが吹っ飛んでいきそうな滝くぐり。
幸いなことに水温が高く、水に突入していても寒さは感じない。
長く逗留していたいと一瞬思ったけれど、この先がどうなっているのか分からないので、後続を呼んで良いのか確認に行く。
滝の向こうは平凡なガレの積もったルンゼで四つん這いであれば、どんどん登れそう。
滝の水しぶきの向こうに見えるOTさんと嫁さんに手で合図してオイデ・オイデした。
OTさんはかなりビビっているようで、「もう、ここで引き返そうや」「手前のところから巻いて滝上に出たらええやん」と必死で嫁さんに訴えている(^_^;)
でも、嫁さん「いくで!」と一声。
バシ、バシ頭や身体を滝に打たれながら滝を越えて出てきた。
「OTさん!大丈夫!私でも行けるから、こっちおいで!」とOTさんを読んだ。
OTさんも腹を決めて滝をくぐって来た!
無事、3人が鳴滝くぐりを終了!
さぁ、滝の落口を見物に・・・ルンゼを見上げるとルンゼの途中に浮島状の岩場があって二股になってる?
ここで左側を選択したのが悪かった。
沢のある方向の右へ行きたいのに、足場が良くない。
しかも、上に行こうとすると手がかり足がかりのない岩の斜面にぶち当たった。
仕方ないので二股まで戻って右側に入って、少しあがって右へ。
足場の良い所から沢に戻ろうとすると、二股分岐の右に入った直後に滝の落口へ踏み跡が・・・(^_^;)
ここだったのか!
落口に降り立って下をみようとしたら、すごい高度感!
写真で滝の下部と足元との遠近感が出せないのがもどかしい。
ゴルジュ帯に入る。
鳴滝に打ちのめされたOTさんが、かなり戦意喪失している。
ぱっと見、二段滝の上段が登れそうにない・・・
近づけばなんとかなるのか?
「もう、ここは巻こうや!はい!もう行くよ!」とOTさん。
まぁ、しょーがないか・・・と諦めた。
(でも、お助けスリングが残置されていて登れるのだとか・・・)
林道に出て、橋のたもとから再入渓。
かつて子どもたちと来た時に滑り台遊びをした場所や
水流プールになってた淵とかも懐かしい。
日当たりの沢の乾いた場所で昼食。
釜揚げうどんで温まった。
地蔵谷出合い
ささっと通り越そうとしていたらキイチゴいっぱいある!
トゲトゲでやっかいなヤブだけど実は熟していると美味しいのだ。
(オレンジ色の実がなるモミジイチゴのほうが美味しいと思うけど)
木梶川をそのまま直進。
ゼエノ谷出合いを過ぎると倒木がうるさいので杣道を歩く
少し先で沢に降りて沢歩き
嫁さん・・・サクッと登ろうや・・・・なんで岩を押して挟まってるんや?(-_-;)
しばらく平流歩き。
おお!あった、あった!
多段の滝や!
これが見たかったんよ。
なかなか良い滝ですね~
13時と時間は早いけれど、ここで登るのを打ち切って帰ることにした。
車に戻ると、なんだか天気が悪くなってきた?
着替え終わって14:30・・・時間がかなり早い。
高見トンネルを通らずに旧道で高見峠に向かってみた。
この場所に来るのは初めて。
すごい崩れようですね。
砂防堰堤は機能できているのかい?
高見峠はトイレ付き。トイレ付
三重県ナンバーの軽トラが来ていたが山仕事かな?
その後、小腹が減ったなぁ・・・と三人意見が一致。
某所の焼肉屋に・・・
するとここでゲリラ雷雨!
かなり激しく豪雨と雷!
でも!
あ~!馬(美味)勝った!牛負けた!
2016年7月4日
ピストン
滝くぐり
距離:4.547km
沿面:4.665km
所要時間:4時間56分
(うち昼食分)
累積標高プラスマイナス382m
最低標高:793m(入渓点)
最高標高:990m(折り返し地点)
7:25某駅7:30
8:25高見トンネル東口P
8:40鳴滝前駐車地8:55
9:07入渓9:18
9:53鳴滝下
10:41鳴滝落口10:47
11:21昼食12:12
12:18地蔵谷出合(P904)
12:40ゼエノ谷出合
13:04木原谷多段滝13:13
13:35地蔵谷出合
13:52鳴滝前P
コメント
▲
コメントする
この記事のトラックバックURL
https://blogn.tsubaya.com/tb.php/460
トラックバック
▲