2017,09,07, Thursday/五代目
9月に入って台風15号のせいで朝晩の気温が低めだった。寒い沢は避けたいなぁ・・・フルシャワーの沢は寒そう!
ならば、ほとんど濡れない沢に行こう!と、鈴鹿の元越谷に行ってきた。
山行日:2017年9月4日
元越谷の林道に車を乗り入れたら、道幅が狭い崩土跡左コーナーを過ぎた場所で林道が雨裂に侵されて通行不能になっていた。
泣きそうになりながら狭い場所で何度も切り替えして方向転換。
崩土跡コーナーを出てすぐの広場に駐車した。
準備をしていると3人パーティーが「お先です」と沢装束で通り過ぎていった。
こちらも沢の準備をする。
そうそう、先日、子どもの登山靴を買いに行ったついでに買ってしまったモンベル・サワートレッカーを今日ははじめて履く。
林道車止めを通過すると沢の水が少ないのに驚く。
この川、流れているの?なんだ?伏流しているところがある?って感じ。
工事中の看板の場所が鉄砲水で破壊されてズダズタです。
8:45を回っているけど堰堤工事現場に人っ気はない。
今年中に完成予定?
飯場小屋の掲示板に面白いものがあった。
やっぱりヒルがここにも居るんだね(^_^;)
林道を歩いて行くが、この日は涼しくて汗がほとんど出ない。
いつもの入渓場に到着。
浅く流れは淀んで緑色の藻がいっぱい(-_-;)
でも水は冷たい。
おニューのサワートレッカーは安いソールの方だけどマズマズのグリップ力で安定して登れるようだ。
堰堤の巻きをこなして
ヘツリ淵にやってきた。
ここで先行パーティに追いついたが先に行ってもらった。
淵に砂が堆積しているが、先行パーティを見ていたら、水に入って通過しようとすると腰まで浸かってしまうらしい。
曇天であまり暑くならないので、いつもどおりヘツることにした。
ほどなくして元腰大滝に到着。
ここまで水が少ないのは初めてかもしれない。
滝に近づこうとすると
底が浅くて見えている。
注意深く観察すると滝壺中央が一番と浅くて膝までの水深だった。
滝の下段に空洞?
近づいてみると小さな空間だけど空洞と滝壺があった。
今まで勢いがキツイ水流に圧倒されて、この空洞があるのに気がつかないでいたようだ。
元腰大滝はセオリー通り左岸のガレを・・・
あれあれ?一番下の部分にガレが無くてツルンとしている?こんなこともあるんですね~。
今回はガレルンゼを最後まで登らずに滝の落口への最短ルートのトラロープのある場所を登った。
このトラロープ、いったい誰がどのタイミングで張り替えるんだろうねぇ(-_-;)
滝の落口のすぐ上にある渡渉ポイントは水量が多いとドキドキものだけど、今日は水がチョロチョロです。
滝上の広く明るいゴルジュエリアも水が少なく、まったく迫力が無い。
また先行パーティに追いついた。
シェット水流でへツル場所もチャブチャブ底歩き。
でも、少しでも濡れたくない人は遥か上空をヘツります。
深い淵があるところも今日は底が見えるくらい。
右俣左俣分岐を10:24に左俣へ入る。
いつもここでアカハライモリをつまみ上げる。
先行パーティは仏谷に行くというのでここでお別れ。
堰堤が見えてきたら左岸の林道に出て、中俣の沢をスルー。
ふっとばされた木橋のある左俣に入って遡上再開。
10分余で左俣大滝・・・ありゃりゃ?
倒木だらけ?倒木を乗り越えると、
普通に浅い滝壺があって、普通に遡上可能。
その上のジェット水流:樋状滝もチョットの水流なので足を突っ込んで登る事も可能。
左俣大滝を登りきった岩の上で本日の昼食。
メニューは沢の定番:釜揚げうどん。
これが!お腹の底から温かくなるんです。
食後に歩き始めると平和な小滝を登るじゃなくて歩いて越えていく。
ナメ
ナメ
岩階段
たまに倒木を越えて
たまにクラックに指を引っ掛け・・・
お腹が苦しいので、登らずに左岸を巻きました(-_-;)
どこでも登れる砂岩っぽい滝
いい感じで、いつまでも水が流れているのこ左俣が大好きです。
しかし、このあたりからサワートレッカーの中の足が痛く感じ始めました。
サワ靴に石でも入った?と思って靴を脱がずに紐を緩めて沢の水で靴の中を洗いでみましたが変化なし(-_-;)なんでやろ?
溝のような場所も通過して
標高940m越えて「もう終わりか?」とナメを乗り越えると
まだ水は切れずに流れています。
標高990mまだ水がありましたが、1000mを越えたあたりでついに水が切れます。
今回は最後の最後まで谷を登りつめました。
県境稜線(標高1025m)は大量のママコナがお出迎え
鎌尾根の先に鎌ヶ岳。
そして左の奥に、御在所山がコンニチハ
鎌尾根の西端尾根分岐の看板の隙間を通って大洞の頭を目指します。
大洞の頭までの道中は鈴鹿らしくザレが名物。
キレットっぽいザレを渡って登っていくと・・・
サワートレッカーの中が痛い(T_T)
大洞の頭に到着。
踏み跡は大洞の頭から南に下りはじめて分岐を右に進むのだが、私の考えている仙ノ谷ルートはこの分岐(植林)を左にくだる。
最初はヨカッタんだけど、沢が近づくと傾斜が少し急になって植林で無い雑木になる。
沢靴なので無理に降りたくないので少し沢上流に向かってトラバース。
最後は木に掴まりながらモンキークライムダウン。
降りた場所の水溜りで沢靴を脱いてみた。
すると両方の踵に靴擦れ。右足の小指、薬指にも靴擦れ(T_T)
バンドエイドを貼ってなんとか凌いだがムチャクチャ痛い。
沢の上流部は水が少なく倒木で雑然としている。
滝らしい滝は無く、ロープを使うような場面は一切なし。
今まで白滝山ルートや林道を大汗をかきながら1時間以上歩いていたが、仙ノ谷の沢中歩きは涼しくて良い!
ちょっと高いかな?と思ったこの滝もよく見れば階段状に降りれた。
ここもズリズリ降りて
ちょっとガチャガチャしている場所もあるけれど
こんな樋状の超狭い廊下もあったり
倒木からニョキニョキしているこの白いものは何?
虫が入っていった跡?それともキノコ系?
この仙ノ谷は炭焼き窯の窯跡があったりしたので昔は杣道として使われていたもよう。
そこには赤テープが付けられているので鎌ヶ岳へのルートとしても使われているらしい。
この仙ノ谷も元越谷と同じく花崗岩の明るい谷
でも、狭い谷で流れ込んでくる支流は少ない。
黒い岩肌の地層が出てきた。
黒い岩はまるで火事にあったかのように真っ黒
澄んだ水中に沈んでいたのはサルナシ!
どこに木があるんや!?と振り返るが場所は特定できず(T_T)
先日のサルナシに比べて種が黒くて完熟している!!!
おおお!甘酸っぱい!キウイや!
もっと食べたかったなあ!!(T_T)
黒い岩の地層を何箇所か越えて下っていくと間伐材で出来た砂防堰堤が出てきた。
ここで遡行は終了。
靴を履き替えて左岸に出るとすぐに林道。
トレランの靴に靴下を履いたら足の痛みは少しマシになった。
15分ほど歩けば、元越谷の入渓ポイントへの分岐場所。
ここから20分余りで駐車地に戻った。
2017年9月4日
月曜山歩@メンバー3人(OT、TY、TK)
周回
サルナシ
サワートレッカー(靴擦れ(T_T)
距離:10.953km
沿面:11.226km
所要時間:7時間51分
(うち昼食47分)
累積標高:プラスマイナス975m
最低標高:433m(駐車地)
最高標高:1030m(西端尾根分岐)
8:30駐車地8:42
9:08入渓P9:22
9:44ヘツリ淵9:50
9:54元腰大滝9:57
10:24右股左俣(仏谷)分岐10:34
10:58左俣大滝11:45
(昼食47分)
12:13右股左股分岐(左俣へ)
12:43分岐(右股へ)
12:53分岐(右股へ)
13:10分岐(左俣へ)
13:21県境稜線
13:26西端尾根分岐
13:50大洞の頭912m13:52
14:02仙ノ谷着水14:19
(17分沢靴履き直し)
15:36堰堤15:50
(靴履き替え)
16:33駐車地
それにしても、サワートレッカー#1125111の靴擦れには参った。
鈴鹿ベルシティのモンベルショップで行き当たりばったりで店員にアドバイスを貰いながら買ったのに、これはどういうことだ?と、オンラインショップの商品説明を読んでみた。
「※本製品のサイズは、KAMICO ストリームソックスを着用した状態を想定しています。ネオプレンなどの厚手のソックスを着用される場合は、大きめのサイズをお選びください。」
え?なんだって?
モンベルショップの店員に買う前に聞いた話と違うやん!!!
「この靴ってソックスを履くことを前提にサイズを考えたほうがいいの?素足に履いてもいいの?」と質問したら「素足で履かれても大丈夫です。」と言ったよ!!
だから少し大きめのサイズをやめて0.5cm小さくしたのに!
モンベルのライトネオプレン ソックスを持っているので、それを付けて履いてみると沢靴が小さくて違和感・・・オイオイ、どうしてくれるんだよ!
ならば、ほとんど濡れない沢に行こう!と、鈴鹿の元越谷に行ってきた。
山行日:2017年9月4日
元越谷の林道に車を乗り入れたら、道幅が狭い崩土跡左コーナーを過ぎた場所で林道が雨裂に侵されて通行不能になっていた。
泣きそうになりながら狭い場所で何度も切り替えして方向転換。
崩土跡コーナーを出てすぐの広場に駐車した。
準備をしていると3人パーティーが「お先です」と沢装束で通り過ぎていった。
こちらも沢の準備をする。
そうそう、先日、子どもの登山靴を買いに行ったついでに買ってしまったモンベル・サワートレッカーを今日ははじめて履く。
林道車止めを通過すると沢の水が少ないのに驚く。
この川、流れているの?なんだ?伏流しているところがある?って感じ。
工事中の看板の場所が鉄砲水で破壊されてズダズタです。
8:45を回っているけど堰堤工事現場に人っ気はない。
今年中に完成予定?
飯場小屋の掲示板に面白いものがあった。
やっぱりヒルがここにも居るんだね(^_^;)
林道を歩いて行くが、この日は涼しくて汗がほとんど出ない。
いつもの入渓場に到着。
浅く流れは淀んで緑色の藻がいっぱい(-_-;)
でも水は冷たい。
おニューのサワートレッカーは安いソールの方だけどマズマズのグリップ力で安定して登れるようだ。
堰堤の巻きをこなして
ヘツリ淵にやってきた。
ここで先行パーティに追いついたが先に行ってもらった。
淵に砂が堆積しているが、先行パーティを見ていたら、水に入って通過しようとすると腰まで浸かってしまうらしい。
曇天であまり暑くならないので、いつもどおりヘツることにした。
ほどなくして元腰大滝に到着。
ここまで水が少ないのは初めてかもしれない。
滝に近づこうとすると
底が浅くて見えている。
注意深く観察すると滝壺中央が一番と浅くて膝までの水深だった。
滝の下段に空洞?
近づいてみると小さな空間だけど空洞と滝壺があった。
今まで勢いがキツイ水流に圧倒されて、この空洞があるのに気がつかないでいたようだ。
元腰大滝はセオリー通り左岸のガレを・・・
あれあれ?一番下の部分にガレが無くてツルンとしている?こんなこともあるんですね~。
今回はガレルンゼを最後まで登らずに滝の落口への最短ルートのトラロープのある場所を登った。
このトラロープ、いったい誰がどのタイミングで張り替えるんだろうねぇ(-_-;)
滝の落口のすぐ上にある渡渉ポイントは水量が多いとドキドキものだけど、今日は水がチョロチョロです。
滝上の広く明るいゴルジュエリアも水が少なく、まったく迫力が無い。
また先行パーティに追いついた。
シェット水流でへツル場所もチャブチャブ底歩き。
でも、少しでも濡れたくない人は遥か上空をヘツります。
深い淵があるところも今日は底が見えるくらい。
右俣左俣分岐を10:24に左俣へ入る。
いつもここでアカハライモリをつまみ上げる。
先行パーティは仏谷に行くというのでここでお別れ。
堰堤が見えてきたら左岸の林道に出て、中俣の沢をスルー。
ふっとばされた木橋のある左俣に入って遡上再開。
10分余で左俣大滝・・・ありゃりゃ?
倒木だらけ?倒木を乗り越えると、
普通に浅い滝壺があって、普通に遡上可能。
その上のジェット水流:樋状滝もチョットの水流なので足を突っ込んで登る事も可能。
左俣大滝を登りきった岩の上で本日の昼食。
メニューは沢の定番:釜揚げうどん。
これが!お腹の底から温かくなるんです。
食後に歩き始めると平和な小滝を登るじゃなくて歩いて越えていく。
ナメ
ナメ
岩階段
たまに倒木を越えて
たまにクラックに指を引っ掛け・・・
お腹が苦しいので、登らずに左岸を巻きました(-_-;)
どこでも登れる砂岩っぽい滝
いい感じで、いつまでも水が流れているのこ左俣が大好きです。
しかし、このあたりからサワートレッカーの中の足が痛く感じ始めました。
サワ靴に石でも入った?と思って靴を脱がずに紐を緩めて沢の水で靴の中を洗いでみましたが変化なし(-_-;)なんでやろ?
溝のような場所も通過して
標高940m越えて「もう終わりか?」とナメを乗り越えると
まだ水は切れずに流れています。
標高990mまだ水がありましたが、1000mを越えたあたりでついに水が切れます。
今回は最後の最後まで谷を登りつめました。
県境稜線(標高1025m)は大量のママコナがお出迎え
鎌尾根の先に鎌ヶ岳。
そして左の奥に、御在所山がコンニチハ
鎌尾根の西端尾根分岐の看板の隙間を通って大洞の頭を目指します。
大洞の頭までの道中は鈴鹿らしくザレが名物。
キレットっぽいザレを渡って登っていくと・・・
サワートレッカーの中が痛い(T_T)
大洞の頭に到着。
踏み跡は大洞の頭から南に下りはじめて分岐を右に進むのだが、私の考えている仙ノ谷ルートはこの分岐(植林)を左にくだる。
最初はヨカッタんだけど、沢が近づくと傾斜が少し急になって植林で無い雑木になる。
沢靴なので無理に降りたくないので少し沢上流に向かってトラバース。
最後は木に掴まりながらモンキークライムダウン。
降りた場所の水溜りで沢靴を脱いてみた。
すると両方の踵に靴擦れ。右足の小指、薬指にも靴擦れ(T_T)
バンドエイドを貼ってなんとか凌いだがムチャクチャ痛い。
沢の上流部は水が少なく倒木で雑然としている。
滝らしい滝は無く、ロープを使うような場面は一切なし。
今まで白滝山ルートや林道を大汗をかきながら1時間以上歩いていたが、仙ノ谷の沢中歩きは涼しくて良い!
ちょっと高いかな?と思ったこの滝もよく見れば階段状に降りれた。
ここもズリズリ降りて
ちょっとガチャガチャしている場所もあるけれど
こんな樋状の超狭い廊下もあったり
倒木からニョキニョキしているこの白いものは何?
虫が入っていった跡?それともキノコ系?
この仙ノ谷は炭焼き窯の窯跡があったりしたので昔は杣道として使われていたもよう。
そこには赤テープが付けられているので鎌ヶ岳へのルートとしても使われているらしい。
この仙ノ谷も元越谷と同じく花崗岩の明るい谷
でも、狭い谷で流れ込んでくる支流は少ない。
黒い岩肌の地層が出てきた。
黒い岩はまるで火事にあったかのように真っ黒
澄んだ水中に沈んでいたのはサルナシ!
どこに木があるんや!?と振り返るが場所は特定できず(T_T)
先日のサルナシに比べて種が黒くて完熟している!!!
おおお!甘酸っぱい!キウイや!
もっと食べたかったなあ!!(T_T)
黒い岩の地層を何箇所か越えて下っていくと間伐材で出来た砂防堰堤が出てきた。
ここで遡行は終了。
靴を履き替えて左岸に出るとすぐに林道。
トレランの靴に靴下を履いたら足の痛みは少しマシになった。
15分ほど歩けば、元越谷の入渓ポイントへの分岐場所。
ここから20分余りで駐車地に戻った。
2017年9月4日
月曜山歩@メンバー3人(OT、TY、TK)
周回
サルナシ
サワートレッカー(靴擦れ(T_T)
距離:10.953km
沿面:11.226km
所要時間:7時間51分
(うち昼食47分)
累積標高:プラスマイナス975m
最低標高:433m(駐車地)
最高標高:1030m(西端尾根分岐)
8:30駐車地8:42
9:08入渓P9:22
9:44ヘツリ淵9:50
9:54元腰大滝9:57
10:24右股左俣(仏谷)分岐10:34
10:58左俣大滝11:45
(昼食47分)
12:13右股左股分岐(左俣へ)
12:43分岐(右股へ)
12:53分岐(右股へ)
13:10分岐(左俣へ)
13:21県境稜線
13:26西端尾根分岐
13:50大洞の頭912m13:52
14:02仙ノ谷着水14:19
(17分沢靴履き直し)
15:36堰堤15:50
(靴履き替え)
16:33駐車地
それにしても、サワートレッカー#1125111の靴擦れには参った。
鈴鹿ベルシティのモンベルショップで行き当たりばったりで店員にアドバイスを貰いながら買ったのに、これはどういうことだ?と、オンラインショップの商品説明を読んでみた。
「※本製品のサイズは、KAMICO ストリームソックスを着用した状態を想定しています。ネオプレンなどの厚手のソックスを着用される場合は、大きめのサイズをお選びください。」
え?なんだって?
モンベルショップの店員に買う前に聞いた話と違うやん!!!
「この靴ってソックスを履くことを前提にサイズを考えたほうがいいの?素足に履いてもいいの?」と質問したら「素足で履かれても大丈夫です。」と言ったよ!!
だから少し大きめのサイズをやめて0.5cm小さくしたのに!
モンベルのライトネオプレン ソックスを持っているので、それを付けて履いてみると沢靴が小さくて違和感・・・オイオイ、どうしてくれるんだよ!
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