2022,04,29, Friday/五代目
昨年、海で亡くなったS岡さんが歩いたルートを登り、S岡さんを追悼。
緑ちゃんが名付け親?の桃岩を見物。
そのあとで緑ちゃんの三回忌!と月曜山歩で慰霊登山。
山行日:2022年4月25日
超大人数山行で有名な山想山歩やオサナイグループのメンバーとして有名だったS岡さん。私は直接的な面識は無かったが間接的に知ってる人だった。緑ちゃんの捜索の時にも彼は駆け付けてタオルを頭に巻いて白い長靴姿を拝見していた。そして、ころ助の憧れの山屋さん。そのS岡さんも昨年の夏に海の事故で他界してしまった。
S岡さんを想いながら彼がサブリーダーとして歩かれたルートをころ助さんの協力の元、この山行で再現する。
この日、鈴鹿スカイラインは冬季通行止めを延長してトンネル内の工事を実施していたのでカモシカ大橋出合~武平トンネル滋賀出口で通行止め。(4/28解除済み)
湯の山温泉を抜けて旧料金所駐車場(割合駐車場)に集合。
満車じゃないけど七割くらい駐車している。
嶽不動尊のある不動谷と権現谷の間の尾根で青岳へ登りたいので中道登山口から入山。
私の記録をさかのぼれば2012年以来の中道だよ。
標高710m:3合目裏道分岐で北谷へ向かう。
途中、ロープウエイの索条直下を通るが「こんなに荒れていたっけ?」と驚いた。
標高690mの枝尾根を乗り越し、沢沿いを下って標高605mほどの裏道に合流。
藤内小屋でトイレに行ったり水を飲んだり小休止。
小屋の横を回り込んで北谷を渡渉して不動谷へ入る。
ヤシオ尾根への分岐を嶽不動方向に進む。
途中で沢に降りる場所にちょっと躊躇したが不動谷に降り立ち
左岸沿いのトラロープなどが設置されている登山道を登る。
ミツバツツジが満開
ヤシオ尾根分岐点から約30分で嶽不動に到着。
嶽不動の奥には不動滝が見える。
祠の横のルンゼにもトラロープ。
これを登り切ると左手の沢に降りて滝上部を渡って右岸に取付けば国見尾根への登山道になるようだ。(現在も使えるのか?)
我々は不動谷の左岸尾根に取付いて青岳を目指す。
今日の核心部は、ここから尾根に出るまでだ。
去年、S岡さんたちと、このルートを歩いたころ助さんは、もう少し不動谷を歩いて取付いたらしいが、それよりも手前に獣道が見えたので取付いてみた。
陽当たりの良い急斜面にはハルリンドウがいっぱい!
避けても避けても踏みそうになる!これこそ足の踏み場もないほど!
モンキークライムで上部へ登って行くと「やはり!」花こう岩の風化した岩峰に阻まれた。
少し右へスギ・ヒノキのある急斜面をトラバース。
落ち葉溜まりのルンゼを登って
最後のザレかけた岩の隙間に突破口。
立木や岩の隙間をうまく使って、這い登れば尾根の稜線に飛び出した!
不動谷を挟んだ対岸の上部に国見尾根の天狗岩とゆるぎ岩が見えた。
権現谷への枝尾根付け根に石英塊
青岳からこの尾根を下ってくると、この枝尾根に迷い込んで権現谷に降りてしまうことがあるかも?
あとは少しだけのアップダウンを繰り返しながら標高を上げていく
アカヤシオが満開
大岩が出てきたら青岳まではすぐ
ヤシオ尾根方面のアカヤシオも良く咲いている
標高差+80mの国見岳への尾根も綺麗にアカヤシオ・ピンク
足元はハルリンドウが花盛りだ
満開に見えたアカヤシオだが標高1000mオーバーには蕾もまだたくさん
「ねー、朝早く家を出てきたからお腹空いた~」と、ランチ会場を探す。人気の場所はすでに先約アリ。
なので、ちょっとヤブ漕いでザレ場の展望所に陣取った。
「おにぎりを落とすと帰って来ないよ」と心配しながら絶景ランチ。
ランチ後に重いお腹で深く掘れた溝道沿いを登る。
国見岳山頂の東側に「桃岩←」と案内テープ。
その方向に進んで行くと!
あった!桃岩!モモちゃん岩や!
・・・って、標識まであるよ!観光地化したの!?
さて、以前に桃岩探しをしていた時に見つけていた三角岩はどこなんだ?と周囲を探してみたが、これも違う・・・
うーむ、あと標高差50mほど下の谷沿いなのかなあ・・・
今日は緑ちゃんの慰霊場所にも行かねばならないから三角岩探しはまた次回の宿題に!
国見峠に向かう途中で階段状の大岩に乗ってみると
これって石門やん('◇')ゞ
ほな、御在所へ行こか
ころ助先生曰く、↓雨裂に沿ってスキー場へ登るんだって
その前に国見峠の名物を見物
その昔、ハンバーガー岩と呼ばれていたのが今ではゴジラ岩
眼や牙がブラッシュアップを重ねて、完璧な恐竜顔になってる!
ゴジラ岩から標高差+120mあまり
天気が良すぎると超シンドイ登り(-_-;)
はい、到着
一等三角点 御在所山
標高は1209.41m
この山の最高点標高1212mは、もう少し西の望湖台にある。
なんだか今日はやけにヘリコプターが鎌ヶ岳方面で飛んでいるなぁ
御嶽大権現の斜面がアカヤシオで満開。
緑ちゃん、いなくなって二年が経過したね。
また、会いに来るよ。
春霞で薄曇りになっていたけど、また晴れてきた
さぁ、下山ルートは中道です。
その前に・・・
アズコ教の教えに従って・・・
本当は平伏さねばならないところだが・・・
それでは腹がつかえて勝負にならないので
みんなが写真に撮りたかったのは、こちらさん
ザゼソンウ(→ソンを入れ替えて読んでね!)
この方は脱走してはる。
さて、行きましょうか!その前に??
ナチュールでソフトクリーム???
抹茶ソフトクリーム!美味しい!けど、量が多いです~
オジサンには多かった(~_~;)
や?眼下の鈴鹿スカイライン?
駐車場に赤い消防関係車両が3台?通行止めでも入っているということは?遭難者捜索?ヘリコプターが飛んでいたのも?と、店の方に聞いてみたら「二日前の土曜日に鎌ヶ岳で滑落者を見た!」という通報があったので、捜索しているが、夜間の登山駐車場に対象者の駐車車両も無く、何も見つかっていないみたいです」と、答えが返ってきた。単独入山は本当にリスク高いよ。せめて登山届とココヘリのようなビーコン持参で入山しないと!
ご馳走様~と店を出て、朝陽台広場へ。
振り返って山頂方面
御在所の三角点と御嶽大権現って、けっこう離れているんやね。
あれれ?なんでここに標高1212m?
この場所は標高1210mあるか無いかだよ。それに山頂とまで書いてあるし・・・
それにしてもアカヤシオ日和や
富士見岩からの展望
一の谷&大黒岩を眺めて
ゴンドラはスイス製で全32両。
そのうち10両は床が透明で足元が丸見えなんだって。
さて、午後3時になってしまった。
下山しましょう。
中道の日陰にはショウジョウバカマが残っていた。
岩の登山道を下って行く道中のアカヤシオは咲きたてで色が濃い
↑カモシカ大橋が写ってる
キレットも鎖がジャラジャラしていてスイスイ登る
「立岩」って知ってます?と立ち寄ってみた。
鎧岩とも呼ばれている場所やったっけ?
これが立岩
藤内小屋へ行くルートがあるそうだが、一般登山道ではない。
岩の備えが無ければ立ち入るべからず。
このルートを下山ルートに選ぶの、私は大好きだ。
下山ルートって、わくわくしない森の中を黙々と下る・・・みたいな苦行が多いけれど、このルートは観光名所がいっぱいあって、しかも人が居ない時間帯に通るので貸し切り状態。
なんだか隙間が狭くなってきていないかい?
そのうち閉じてしまうとか?
と、いうことで二時間で下山完了。
お疲れ様でした!
ころ助さん、いろいろと情報ありがとうございました。
山行日:2022年4月25日
グループ山行@月曜山歩
6人(IS、ころ助、のりこ、UH、TY、TK)
周回
アカヤシオ
バリエーション
桃岩(モモちゃん岩)
ナチュール
距離:9.78km
所要時間:8時間45分
(うち昼食38分)
累積標高:プラスマイナス1154m
最小標高:554m(割合駐車場)
最大標高:1209.41m(御在所山1等三角点)
6:40伊賀自宅
湯の山温泉駅Pトイレ
8:00割合駐車場8:13
8:33 3合目裏道分岐
8:55 裏道出合
9:05藤内小屋9:14
9:28ヤシオ尾根分岐
10:02嶽不動尊(不動滝)
11:20青岳
11:40昼食会場12:18
(38分)
12:26桃岩
三角岩探し
12:43石門12:53
13:10国見峠
13:12ゴジラ岩
13:31御在所山:1等三角点13:38
13:47長者池14:08
14:24トイレ&ザゼ(ン)ソウ14:31
14:41ナチュール14:53
14:56朝陽台広場15:00
15:06富士見岩15:08
15:54キレット6合目16:03
16:09立岩16:15
16:43 3合目裏道分岐
16:58割合駐車場
反省会は亀山市の某所で
ぷはー
緑ちゃんが名付け親?の桃岩を見物。
そのあとで緑ちゃんの三回忌!と月曜山歩で慰霊登山。
山行日:2022年4月25日
超大人数山行で有名な山想山歩やオサナイグループのメンバーとして有名だったS岡さん。私は直接的な面識は無かったが間接的に知ってる人だった。緑ちゃんの捜索の時にも彼は駆け付けてタオルを頭に巻いて白い長靴姿を拝見していた。そして、ころ助の憧れの山屋さん。そのS岡さんも昨年の夏に海の事故で他界してしまった。
S岡さんを想いながら彼がサブリーダーとして歩かれたルートをころ助さんの協力の元、この山行で再現する。
この日、鈴鹿スカイラインは冬季通行止めを延長してトンネル内の工事を実施していたのでカモシカ大橋出合~武平トンネル滋賀出口で通行止め。(4/28解除済み)
湯の山温泉を抜けて旧料金所駐車場(割合駐車場)に集合。
満車じゃないけど七割くらい駐車している。
嶽不動尊のある不動谷と権現谷の間の尾根で青岳へ登りたいので中道登山口から入山。
私の記録をさかのぼれば2012年以来の中道だよ。
標高710m:3合目裏道分岐で北谷へ向かう。
途中、ロープウエイの索条直下を通るが「こんなに荒れていたっけ?」と驚いた。
標高690mの枝尾根を乗り越し、沢沿いを下って標高605mほどの裏道に合流。
藤内小屋でトイレに行ったり水を飲んだり小休止。
小屋の横を回り込んで北谷を渡渉して不動谷へ入る。
ヤシオ尾根への分岐を嶽不動方向に進む。
途中で沢に降りる場所にちょっと躊躇したが不動谷に降り立ち
左岸沿いのトラロープなどが設置されている登山道を登る。
ミツバツツジが満開
ヤシオ尾根分岐点から約30分で嶽不動に到着。
嶽不動の奥には不動滝が見える。
祠の横のルンゼにもトラロープ。
これを登り切ると左手の沢に降りて滝上部を渡って右岸に取付けば国見尾根への登山道になるようだ。(現在も使えるのか?)
我々は不動谷の左岸尾根に取付いて青岳を目指す。
今日の核心部は、ここから尾根に出るまでだ。
去年、S岡さんたちと、このルートを歩いたころ助さんは、もう少し不動谷を歩いて取付いたらしいが、それよりも手前に獣道が見えたので取付いてみた。
陽当たりの良い急斜面にはハルリンドウがいっぱい!
避けても避けても踏みそうになる!これこそ足の踏み場もないほど!
モンキークライムで上部へ登って行くと「やはり!」花こう岩の風化した岩峰に阻まれた。
少し右へスギ・ヒノキのある急斜面をトラバース。
落ち葉溜まりのルンゼを登って
最後のザレかけた岩の隙間に突破口。
立木や岩の隙間をうまく使って、這い登れば尾根の稜線に飛び出した!
不動谷を挟んだ対岸の上部に国見尾根の天狗岩とゆるぎ岩が見えた。
権現谷への枝尾根付け根に石英塊
青岳からこの尾根を下ってくると、この枝尾根に迷い込んで権現谷に降りてしまうことがあるかも?
あとは少しだけのアップダウンを繰り返しながら標高を上げていく
アカヤシオが満開
大岩が出てきたら青岳まではすぐ
ヤシオ尾根方面のアカヤシオも良く咲いている
標高差+80mの国見岳への尾根も綺麗にアカヤシオ・ピンク
足元はハルリンドウが花盛りだ
満開に見えたアカヤシオだが標高1000mオーバーには蕾もまだたくさん
「ねー、朝早く家を出てきたからお腹空いた~」と、ランチ会場を探す。人気の場所はすでに先約アリ。
なので、ちょっとヤブ漕いでザレ場の展望所に陣取った。
「おにぎりを落とすと帰って来ないよ」と心配しながら絶景ランチ。
ランチ後に重いお腹で深く掘れた溝道沿いを登る。
国見岳山頂の東側に「桃岩←」と案内テープ。
その方向に進んで行くと!
あった!桃岩!モモちゃん岩や!
・・・って、標識まであるよ!観光地化したの!?
さて、以前に桃岩探しをしていた時に見つけていた三角岩はどこなんだ?と周囲を探してみたが、これも違う・・・
うーむ、あと標高差50mほど下の谷沿いなのかなあ・・・
今日は緑ちゃんの慰霊場所にも行かねばならないから三角岩探しはまた次回の宿題に!
国見峠に向かう途中で階段状の大岩に乗ってみると
これって石門やん('◇')ゞ
ほな、御在所へ行こか
ころ助先生曰く、↓雨裂に沿ってスキー場へ登るんだって
その前に国見峠の名物を見物
その昔、ハンバーガー岩と呼ばれていたのが今ではゴジラ岩
眼や牙がブラッシュアップを重ねて、完璧な恐竜顔になってる!
ゴジラ岩から標高差+120mあまり
天気が良すぎると超シンドイ登り(-_-;)
はい、到着
一等三角点 御在所山
標高は1209.41m
この山の最高点標高1212mは、もう少し西の望湖台にある。
なんだか今日はやけにヘリコプターが鎌ヶ岳方面で飛んでいるなぁ
御嶽大権現の斜面がアカヤシオで満開。
緑ちゃん、いなくなって二年が経過したね。
また、会いに来るよ。
春霞で薄曇りになっていたけど、また晴れてきた
さぁ、下山ルートは中道です。
その前に・・・
アズコ教の教えに従って・・・
本当は平伏さねばならないところだが・・・
それでは腹がつかえて勝負にならないので
みんなが写真に撮りたかったのは、こちらさん
ザゼソンウ(→ソンを入れ替えて読んでね!)
この方は脱走してはる。
さて、行きましょうか!その前に??
ナチュールでソフトクリーム???
抹茶ソフトクリーム!美味しい!けど、量が多いです~
オジサンには多かった(~_~;)
や?眼下の鈴鹿スカイライン?
駐車場に赤い消防関係車両が3台?通行止めでも入っているということは?遭難者捜索?ヘリコプターが飛んでいたのも?と、店の方に聞いてみたら「二日前の土曜日に鎌ヶ岳で滑落者を見た!」という通報があったので、捜索しているが、夜間の登山駐車場に対象者の駐車車両も無く、何も見つかっていないみたいです」と、答えが返ってきた。単独入山は本当にリスク高いよ。せめて登山届とココヘリのようなビーコン持参で入山しないと!
ご馳走様~と店を出て、朝陽台広場へ。
振り返って山頂方面
御在所の三角点と御嶽大権現って、けっこう離れているんやね。
あれれ?なんでここに標高1212m?
この場所は標高1210mあるか無いかだよ。それに山頂とまで書いてあるし・・・
それにしてもアカヤシオ日和や
富士見岩からの展望
一の谷&大黒岩を眺めて
ゴンドラはスイス製で全32両。
そのうち10両は床が透明で足元が丸見えなんだって。
さて、午後3時になってしまった。
下山しましょう。
中道の日陰にはショウジョウバカマが残っていた。
岩の登山道を下って行く道中のアカヤシオは咲きたてで色が濃い
↑カモシカ大橋が写ってる
キレットも鎖がジャラジャラしていてスイスイ登る
「立岩」って知ってます?と立ち寄ってみた。
鎧岩とも呼ばれている場所やったっけ?
これが立岩
藤内小屋へ行くルートがあるそうだが、一般登山道ではない。
岩の備えが無ければ立ち入るべからず。
このルートを下山ルートに選ぶの、私は大好きだ。
下山ルートって、わくわくしない森の中を黙々と下る・・・みたいな苦行が多いけれど、このルートは観光名所がいっぱいあって、しかも人が居ない時間帯に通るので貸し切り状態。
なんだか隙間が狭くなってきていないかい?
そのうち閉じてしまうとか?
と、いうことで二時間で下山完了。
お疲れ様でした!
ころ助さん、いろいろと情報ありがとうございました。
山行日:2022年4月25日
グループ山行@月曜山歩
6人(IS、ころ助、のりこ、UH、TY、TK)
周回
アカヤシオ
バリエーション
桃岩(モモちゃん岩)
ナチュール
距離:9.78km
所要時間:8時間45分
(うち昼食38分)
累積標高:プラスマイナス1154m
最小標高:554m(割合駐車場)
最大標高:1209.41m(御在所山1等三角点)
6:40伊賀自宅
湯の山温泉駅Pトイレ
8:00割合駐車場8:13
8:33 3合目裏道分岐
8:55 裏道出合
9:05藤内小屋9:14
9:28ヤシオ尾根分岐
10:02嶽不動尊(不動滝)
11:20青岳
11:40昼食会場12:18
(38分)
12:26桃岩
三角岩探し
12:43石門12:53
13:10国見峠
13:12ゴジラ岩
13:31御在所山:1等三角点13:38
13:47長者池14:08
14:24トイレ&ザゼ(ン)ソウ14:31
14:41ナチュール14:53
14:56朝陽台広場15:00
15:06富士見岩15:08
15:54キレット6合目16:03
16:09立岩16:15
16:43 3合目裏道分岐
16:58割合駐車場
反省会は亀山市の某所で
ぷはー
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