2022,11,08, Tuesday/五代目
11月第一週。
鈴鹿の紅葉標高ラインが1000m付近という情報を得た。
ならば!仙ヶ岳の紅葉を久々に見物に行こう!
どうせ行くのなら未踏の南尾根から派生する北西尾根を末端から登ってみよう!
ルート:セト谷右岸尾根基部取付き↑白谷左岸尾根↑仙ヶ岳→東峰→白谷右岸尾根↓
(このルートは一般向けではありません)
山行日:2022年11月7日
仙ヶ岳は、よく通った山。登山を始めたころ、地図とコンパスを持って色々な登山道を楽しんだ。私の師匠も滋賀県側の沢やバリルートを教えてくれたり、本当に色んなルートを楽しんだ。
地図を眺めていると白谷のアルミ梯子の西にあるセト谷の右岸に末端を持つP738への尾根って?長い尾根だけど登ったことないなあ、とバリルート確認に出かけた。
山仲間と待合せてデリカで石谷川大堰堤へ。
駐車車両は2台。鈴鹿七座と呼ばれているだけあって平日でも人が来る山になっているのだなぁ。
鬼が牙を見ながら登山準備完了
荒れて歩き難い長い林道歩きは割愛。
白雲の滝を見物
白谷道を歩いて取付き点を探す。
沢の岩場はちょうどダイモンジソウが花盛り
ちゃんと固定されていなくてグラングランするアルミ梯子を下って、登り
セト谷を過ぎて、このあたりが予定していた取付き点かな?という場所にやって来た。「うーむ、岩場やん」。少し先まで様子を見てきたがあまり変わり映えしない。「うーむ、仕方ない。アカンかったら持参のロープでクライムダウンやな」と、取付いてみた。
正味標高差20mくらいだろうか、モンキークライムで生きた木の幹頼りで登り切った。
尾根の上に出た。
嫁さん曰く「二度とココは登りたくない」(~_~;)
ヤブっぽい雑木林を腰をかがめながら登って行くと植林に出た。
帰りに白谷でも確認したが、いちおう、白谷道沿いに植林が確認できたので、この尾根まで植林が続いている。次回はそこからアプローチかな?
照葉樹と松主体の尾根はヤブっている。
ヤブの切れ目から帰りに歩く予定の白谷の対岸が見えた。
標高を上げて行くとヤシオやドウダンツツジの紅葉も現れた。
これから登って行くルートも見えた
右側の尾根を登って、左側の尾根を下ってくるのです。
↑左奥のピークが仙ヶ岳東峰。
山抜けしたザレ場を通過
この日は雲や風が無く、日差しも強かったので汗だく。
私は熱さに耐え切れず上に着ていた長袖シャツを脱いで登山続行。
岩のピークが見えてきた
この上がP738
ここは簡単に登ることができた
岩の上に登ると白谷方面が眼下に
これから向かう南尾根登山道までの尾根は岩のピークが待ち構えているのが見て取れる
それにしても眺めは最高!
第二名神の後ろに明星ヶ岳、錫杖が岳、経ヶ峰
さぁ、行こうか
岩の尾根を進めるかと思いきや
けっこうヤブに突入しなければならないことに
そのヤブもサルトリイバラがかなり濃密に絡み合ってるので、半袖になって汗だくな私は腕に引っ掻き傷だらけ(~_~;)
岩の通りやすそうな場所をルーファイ。
たまにシロモジの黄葉や
ドウダンツツジの紅葉が
チクチクな気持ちを癒してくれる
奇岩エリアに突入
花こう岩の石柱が立ち並んでいる
県境稜線の上にチラっと見えてきたのは
サクラグチと綿向山
こちらの岩尾根は奇岩エリア真っただ中
振り返ると登ってきた尾根を眼下に
ケッタイな形の岩がニョキニョキ立っている
その上に立てば景色は最高
岩峰は続くよ
イバラのヤブに掴まりながら進んでいるので意外と時間がかかる
松の木や枝を握ってよじ登るのも普通になってしまった。
敵はサルトリイバラのヤブ(~_~;)
取付き点から2時間で南尾根の登山道に飛び出した
野登山がスッキリ見えた
登山道に出て歩くのが楽なんだけど、足運びが良いと、それだけ足の疲労感が・・・((+_+))疲れる~
まだまだ岩峰を2つ乗り越えないとイケナイのだ~
まだ仙の石が小さく見える(*_*)
登山道は岩場でもサルトリイバラが無いから快適なんだけどね
お腹減ったなぁ~
仙の石が見えたけど、あんなに小さかったっけ?(一番上の石)
やっとこさで仙の石
↓登って来た登山道
さて、昼ごはん・・・どこで食べようか?仙の石で4人は邪魔になるし・・・
仙ヶ岳東峰?
狭いよなぁ
やっぱり西峰に行こう
結局、12:30に西峰に到着。
宮指路岳を眺めながら昼食
↓仙ヶ岳東峰の北東尾根
↑四日市方面を望む。
下山は、県境稜線を西に少し進んで白谷右岸尾根。
県境稜線を歩いて行くと左手に、朝から登ってきた尾根が見える
一番左て1か所は岩だらけだけど、他の峰々は樹木があって岩尾根っぽく見えない。
さて、下山しましょう
カエデがちょうど紅葉の見ごろ
シロモジも綺麗な黄色になっている
オレンジ色はヤシオの黄葉
白谷右岸尾根は踏み跡明瞭で歩きやすい
尾根末端まで下ろうか?と計画してきたけれど、北東に白谷へ続いている仕事道?とピンクテープを見つけ、それに向かって歩いて行けば、急傾斜地ながら踏み跡がちゃんとあって、問題なく白谷に着地。
尾根から15分ほどだったが、これ(急傾斜)を登ろうとは思わないなぁ
あとは白谷道をくだって、
朝に取付いた場所や営林小屋跡を通過
腕は傷だらけになったけど充実したバリエーション遊びだった
山行日:2022年11月7日
グループ山行@月曜山歩
4人(IS、ふぐやん、TY、TK)
周回
黄葉
紅葉
ドウダンツツジ
サラサドウダン
ベニドウダン
シロヤシオ
アカヤシオ
シロモジ
タカノツメ
距離:10.9km
所要時間:7時間7分
(うち昼食35分)
最小標高:218m(堰堤上部駐車地)
最大標高:961m(仙ヶ岳山頂)
累積標高:プラスマイナス1263m
7:00伊賀自宅
7:45石水渓キャンプ場付近のP7:50
8:08石谷川大堰堤上P8:18
8:51営林小屋跡
8:57白雲の滝
9:25取付き点9:35
10:40 P738
11:35登山道出合
12:10仙の石
12:14西峰12:18
12:22白谷分岐(通過)
12:30仙ヶ岳東峰13:05
(昼食35分)
13:23白谷右岸尾根分岐
13:39御所谷分岐(通過)
13:50白谷へ分岐
14:06白谷河床14:18
14:23御所谷(通過)
14:54白雲の滝
15:00営林小屋跡
15:26石谷川大堰堤上P
ダイモンジソウの雌蕊が赤いのは?
鈴鹿の紅葉標高ラインが1000m付近という情報を得た。
ならば!仙ヶ岳の紅葉を久々に見物に行こう!
どうせ行くのなら未踏の南尾根から派生する北西尾根を末端から登ってみよう!
ルート:セト谷右岸尾根基部取付き↑白谷左岸尾根↑仙ヶ岳→東峰→白谷右岸尾根↓
(このルートは一般向けではありません)
山行日:2022年11月7日
仙ヶ岳は、よく通った山。登山を始めたころ、地図とコンパスを持って色々な登山道を楽しんだ。私の師匠も滋賀県側の沢やバリルートを教えてくれたり、本当に色んなルートを楽しんだ。
地図を眺めていると白谷のアルミ梯子の西にあるセト谷の右岸に末端を持つP738への尾根って?長い尾根だけど登ったことないなあ、とバリルート確認に出かけた。
山仲間と待合せてデリカで石谷川大堰堤へ。
駐車車両は2台。鈴鹿七座と呼ばれているだけあって平日でも人が来る山になっているのだなぁ。
鬼が牙を見ながら登山準備完了
荒れて歩き難い長い林道歩きは割愛。
白雲の滝を見物
白谷道を歩いて取付き点を探す。
沢の岩場はちょうどダイモンジソウが花盛り
ちゃんと固定されていなくてグラングランするアルミ梯子を下って、登り
セト谷を過ぎて、このあたりが予定していた取付き点かな?という場所にやって来た。「うーむ、岩場やん」。少し先まで様子を見てきたがあまり変わり映えしない。「うーむ、仕方ない。アカンかったら持参のロープでクライムダウンやな」と、取付いてみた。
正味標高差20mくらいだろうか、モンキークライムで生きた木の幹頼りで登り切った。
尾根の上に出た。
嫁さん曰く「二度とココは登りたくない」(~_~;)
ヤブっぽい雑木林を腰をかがめながら登って行くと植林に出た。
帰りに白谷でも確認したが、いちおう、白谷道沿いに植林が確認できたので、この尾根まで植林が続いている。次回はそこからアプローチかな?
照葉樹と松主体の尾根はヤブっている。
ヤブの切れ目から帰りに歩く予定の白谷の対岸が見えた。
標高を上げて行くとヤシオやドウダンツツジの紅葉も現れた。
これから登って行くルートも見えた
右側の尾根を登って、左側の尾根を下ってくるのです。
↑左奥のピークが仙ヶ岳東峰。
山抜けしたザレ場を通過
この日は雲や風が無く、日差しも強かったので汗だく。
私は熱さに耐え切れず上に着ていた長袖シャツを脱いで登山続行。
岩のピークが見えてきた
この上がP738
ここは簡単に登ることができた
岩の上に登ると白谷方面が眼下に
これから向かう南尾根登山道までの尾根は岩のピークが待ち構えているのが見て取れる
それにしても眺めは最高!
第二名神の後ろに明星ヶ岳、錫杖が岳、経ヶ峰
さぁ、行こうか
岩の尾根を進めるかと思いきや
けっこうヤブに突入しなければならないことに
そのヤブもサルトリイバラがかなり濃密に絡み合ってるので、半袖になって汗だくな私は腕に引っ掻き傷だらけ(~_~;)
岩の通りやすそうな場所をルーファイ。
たまにシロモジの黄葉や
ドウダンツツジの紅葉が
チクチクな気持ちを癒してくれる
奇岩エリアに突入
花こう岩の石柱が立ち並んでいる
県境稜線の上にチラっと見えてきたのは
サクラグチと綿向山
こちらの岩尾根は奇岩エリア真っただ中
振り返ると登ってきた尾根を眼下に
ケッタイな形の岩がニョキニョキ立っている
その上に立てば景色は最高
岩峰は続くよ
イバラのヤブに掴まりながら進んでいるので意外と時間がかかる
松の木や枝を握ってよじ登るのも普通になってしまった。
敵はサルトリイバラのヤブ(~_~;)
取付き点から2時間で南尾根の登山道に飛び出した
野登山がスッキリ見えた
登山道に出て歩くのが楽なんだけど、足運びが良いと、それだけ足の疲労感が・・・((+_+))疲れる~
まだまだ岩峰を2つ乗り越えないとイケナイのだ~
まだ仙の石が小さく見える(*_*)
登山道は岩場でもサルトリイバラが無いから快適なんだけどね
お腹減ったなぁ~
仙の石が見えたけど、あんなに小さかったっけ?(一番上の石)
やっとこさで仙の石
↓登って来た登山道
さて、昼ごはん・・・どこで食べようか?仙の石で4人は邪魔になるし・・・
仙ヶ岳東峰?
狭いよなぁ
やっぱり西峰に行こう
結局、12:30に西峰に到着。
宮指路岳を眺めながら昼食
↓仙ヶ岳東峰の北東尾根
↑四日市方面を望む。
下山は、県境稜線を西に少し進んで白谷右岸尾根。
県境稜線を歩いて行くと左手に、朝から登ってきた尾根が見える
一番左て1か所は岩だらけだけど、他の峰々は樹木があって岩尾根っぽく見えない。
さて、下山しましょう
カエデがちょうど紅葉の見ごろ
シロモジも綺麗な黄色になっている
オレンジ色はヤシオの黄葉
白谷右岸尾根は踏み跡明瞭で歩きやすい
尾根末端まで下ろうか?と計画してきたけれど、北東に白谷へ続いている仕事道?とピンクテープを見つけ、それに向かって歩いて行けば、急傾斜地ながら踏み跡がちゃんとあって、問題なく白谷に着地。
尾根から15分ほどだったが、これ(急傾斜)を登ろうとは思わないなぁ
あとは白谷道をくだって、
朝に取付いた場所や営林小屋跡を通過
腕は傷だらけになったけど充実したバリエーション遊びだった
山行日:2022年11月7日
グループ山行@月曜山歩
4人(IS、ふぐやん、TY、TK)
周回
黄葉
紅葉
ドウダンツツジ
サラサドウダン
ベニドウダン
シロヤシオ
アカヤシオ
シロモジ
タカノツメ
距離:10.9km
所要時間:7時間7分
(うち昼食35分)
最小標高:218m(堰堤上部駐車地)
最大標高:961m(仙ヶ岳山頂)
累積標高:プラスマイナス1263m
7:00伊賀自宅
7:45石水渓キャンプ場付近のP7:50
8:08石谷川大堰堤上P8:18
8:51営林小屋跡
8:57白雲の滝
9:25取付き点9:35
10:40 P738
11:35登山道出合
12:10仙の石
12:14西峰12:18
12:22白谷分岐(通過)
12:30仙ヶ岳東峰13:05
(昼食35分)
13:23白谷右岸尾根分岐
13:39御所谷分岐(通過)
13:50白谷へ分岐
14:06白谷河床14:18
14:23御所谷(通過)
14:54白雲の滝
15:00営林小屋跡
15:26石谷川大堰堤上P
ダイモンジソウの雌蕊が赤いのは?
コメント
▲
コメントする
この記事のトラックバックURL
https://blogn.tsubaya.com/tb.php/699
トラックバック
▲