2023,06,13, Tuesday/五代目
午前中は雨が降るけれど午後は琵琶湖周辺は曇り予報となった月曜日。
それなら、近県では近江八幡市の映画館でしか見ることが出来ない「ライフ・イズ・クライミング!」を見てみよう!そして午後に雨が降らないなら山にも登ろう!と、フグやんと嫁さんと3人で近江八幡市へ向かった。
山行日:2023年6月12日
まずは映画。この日、近畿圏では、イオンシネマ近江八幡だけでしか上映していなかった「ライフ・イズ・クライミング!」。
視力を失ったクライマー(小林幸一郎)とその相棒(鈴木直也)がアメリカでクライミングに挑む姿を描いたドキュメンタリー。
全盲となった小林(コバ)さんの屈託のない笑顔とチャレンジ精神と鍛え抜かれた身体能力。諦めないことの次元が違い過ぎて自分の身の回りの悩みの小ささに気づかされる映画だった。クライミング競技やロッククライミングで小林さんを支える鈴木氏は全盲の彼なら、どんな景色と感じるのか?その興味本位と小林さんの不屈の精神とクライマーとしての能力を尊敬しながら行動を共にし、小林さんを新たな次元へと導く伝道師。
彼らの友人であり、世界七大陸の最高峰を完全制覇した全盲のクライマーのエリック・ヴァイエンマイヤーが登場して会話するシーンでエリックが「コバが全盲になってやっと僕たちは友達になれた。それまでは半分だけ友達だった」と全盲の仲間入りした小林さんをジョークで励ます姿が微笑ましかった。
映画が終わり、イオン内の焼肉屋で近江牛ランチセット。
座った場所の無煙ロースターがエアコン直撃だったから?なかなか焼けないジレンマ・・・肉は美味しかったんだけど量が少なく、米がイマイチ。映画鑑賞券(半券)で10%OFFは嬉しい。
店を出て・・・ラーメンくらい食べられるが山に登るので止めた(-_-;)
山に登る前に今回の山は鶴翼山(八幡山)から百々神社まで縦走したいので、百々神社へ置き車を配車に行く。
そこでフグやんから「どこでも良いのでクラブハリエのバウムクーヘンをお土産に買って帰りたい」とリクエスト。
それなら、ラ・コリーナに行けば?と道中で道草。
↑ラ・コリーナ(標高約88m)の裏山(標高270~280m)が今回の登山のターゲット。ちなみに上の写真の一番低い場所がヴォーリズ記念病院へ下る場所で標高190mほど。
百々神社Pにフグやんの車を駐車して碑牟禮八幡宮駐車場移動。
八幡公園駐車場でも良かったんだけど、とりあえずロープウエイ乗り場も見て行こう。
八幡公園入口は竹林に囲まれた舗装スロープ
蔵が立ってる広場から階段道で上へ登って行く。
竹林育ちのベニカミキリムシ♀。
これからネギ坊主(ネギの花)やクリの花を食べに行くのかな?
整備された八幡山縦走路で登ります。
途中、ロープウエイ(片道500円)と登山道が交差。
ものの20分余りでロープウエイ駅と不動明王の分岐にやってきた。
せっかくなので不動明王を見物に行く。
祠があったりトイレ(使えるのか?使っていいのか?)があったり
出世の願いをきいてくれたり、
札所(この日は無人?)があったり、まるで不動明王テーマパーク。
奥まった一番高い場所に大日大聖不動明王の立派な「お堂」
畳が敷いてあって土足で登れません。
雨上がりで滑りやすい参拝道を引き返して、ロープウエイ駅へ
ロープウエイ駅の時刻表。15分おきに運航している。
私の住む伊賀市平田は上下線1時間に1本しかバスが来ない。(昼は2時間来ない(=_=)チーン
上にあるお寺は有料だったっけ?と軽くパスして西の丸址へ移動
流石、豊臣秀吉が作らせた城。野面積の石垣は圧巻だ。
が!、あとで思い出して後悔!
瑞龍寺=八幡城跡(店主址)とLOVEの看板のある八幡山展望館に行くのを忘れていた!
八幡城は豊臣秀吉が安土城に代わる近江の国の城として1585年(天正13年)築城。
近江43万石の領主となった羽柴秀吉の甥「羽柴秀次」の居城となった。しかし秀次は5年後に清州城へ移封。そのあと京極高次が入城したが1595年(文禄4年)秀次事件と同時期に聚楽第や八幡山城が廃城なったので僅か10年だけの城だった。本丸跡はその後、豊臣秀次の菩提寺の瑞龍寺となっている。
西の丸址の展望広場。
比叡山から比良山系が琵琶湖の向こうに見えているハズなんだけどあいにくの曇り空。小さい山は標高187mの岡山(水茎岡山城跡)。
出丸址も見に行ってみよう!少し下っていくと、看板が目に飛び込んできた。
それによると、この山域の整備は「八幡山の景観をよくする会」が行っているようで、登山道の除草や伐採、展望所整備のほか、周辺を含んだガイドマップ作製など手広く活動をされているようだ。
※↑看板に書かれている「八幡山の景観をよくする会」のホームページは現在閲覧できないようだ。
モチツツジの蕾がかろうじて残っている。
この出丸址からの展望が凄い。
ぐるっと足元からその先の近江を見渡す場所だ。
近江八幡市街地の後ろの低い山は瓶割山234mと雪野山308m(龍王山)
左手前の工場はシキボウ 八幡工場
視線を東に振ると箕作山370m、繖山440m(観音寺山)
↓南の遠望の右側が三上山で左にあるのが鏡山?
で、手前、真下に茶色い土が見えている変な形の小さな山?
よーく見ると右手前に茶色い煙突のような?
帰宅して調べてみると、煙突はレンガ工場跡のものであり、その後ろの山はその材料として利用された山のようで・・・
このレンガ工場、明治16年(1883年)4月、東湖組を創立した中川長九郎が煉瓦の焼成を開始し、のちの中川煉瓦製造所となり、社名を変更しながら昭和42年までレンガを製造していたホフマン窯をもつ登録有形文化財。現在は介護老人福祉施設の敷地内。
参考:https://www.hotetu.net/Brick/Brickstructure/160611nakagawarenga.html
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/181206
西の丸址に戻って、北の丸址に向かう。
雨上がりの午後、ササユリが咲いている。
かつて恋人たちの聖地みたいになっていた場所が寂れた状態に・・・
北の丸址からは西の湖の右に安土城190mを従えた繖山440m(観音寺山)、箕作山370m。
本当によく見える。
ここには三等三角点があるが埋まってる(;'∀')
点名:八幡271.76m
縦走コースはこの看板が目印。
そうそう、この看板の前に井戸水のポンプが稼働していた。これが秀吉がここに築城した大きな理由なのだろう。
登山道を下って行くと野面積の石垣
八幡堀は穴太積みと言われているがここも穴太積みなんだろうか?
その足元にツルアリドオシの群落。
縦走路にはツツジ系の木がたくさん。でもほとんど花期を終えてしまっている。
でも、実が出来ている代表選手がウスノキ
この果実は食べることができる・・・と、フグやんに教えたら「ペペペッ!!すっぱ!」と、さっそく顔をしかめていた(-_-)
ネジキの花も終盤
縦走路は快適に歩ける。
でも、周りの樹々の背が高く、展望所を設けてある場所以外では皆目景色が見えない。
下りの場所にはトラロープ
粘土質の山土は滑るのよ~
ちょこっと登り返していくと赤い杭の道標
北之庄神社から登って来るルートはここに合流。
北之庄城(岩崎山城)跡の縄張り図
佐々木六角氏の付城がこれ?と言われているが謎の城跡
のろし展望台
七ツ池という山の上の湿地もあったり、この城跡をくまなく探検すると面白そう。
北虎口上展望台
天気が良ければ、伊吹山、荒神山、霊仙山をバックに西の湖方面が見えるようだ
右の松の陰に安土城のあった安土山。
展望台から標高を約50m下るとヴォーリズ記念病院分岐に降り立つ。
ここから縦走路は標高差86mの上り坂になる。
これが見晴らしの一切ない、一本調子の上り坂で、雨上がりで湿度が100%で蒸しているこの日は苦行でしかない(=_=)
根気よく登っていくと岩の左を巻いて行く。
岩の上に立っても展望は無かったのだが、岩に何か文字?
中マ?中々?
平らな場所を歩いて行くと道沿いにピカピカの丸い葉っぱの軍団。
オオイワカガミがあちらこちらに群落を作っている
花の咲いた後の穂がたくさんあった。
春にピンクの花がたくさんあったのだろう。
望西峰展望台?
この平らな頂は望西峰と呼ばれているようだ
北に進んでいくとヒノキ植林の平らな場所があり、登山道は一旦、東へ進路を変える。
西の湖展望台と道標のそばにウラジロの群落
展望台は西の湖と安土山、繖山(観音寺山)が見下ろせる場所だった。
ピンクが濃いツルアリドオシ
北へ穏やかに下って行くと先ほどの展望台よりもさらに近く西の湖が見下ろせる展望台
近くなっただけ(;^_^A
重要文化的景観展望台?
国指定第一号???
重要文化的景観は,都道府県又は市区町村の申出に基づき文化庁が選定しているものらしい。→文化庁HP
2023年6月25日現在で72か所が登録されているが、三重県や鹿児島県など未登録の県があるのは、単に申請していないだけ?
北へ進んでいくと百々神社の裏山の頂にやってきた。
ここには山の名前が無いかわりに、ショウジョウバカマ、オオイワカガミ群生地の看板があった。
この看板から10分余り、植林を下って行くと百々神社に到着。
この神社、織田信長が安土にやってくるまでは「どど」と呼ばれていたのが「もも」変わったそうです。
道祖神が主祭神?ムカデ(百足)が神様であるとか、長命寺川に架かる橋の下に住んでいた大蛇に往来する人々が悩まされていたところ、宇多天皇の第八皇子である敦実親王が退治。その時の大蛇の魂を祀ったのが始まりだとか、いろいろ言われているようだ。
百々神社は、北に向いている為、北から吹き付ける風にも立ち向かっていることから喘息の病封じにご利益があると言われているそうです。
百々神社の駐車場に駐車させてもらっていたフグやん号に乗って、日牟禮八幡宮前のPへ戻り、山行終了。
時代劇のロケ地としてみた事あるやろ?と八幡堀が初めての嫁さんを案内。
アジサイが咲いて良い風情
八幡堀めぐりは、八幡堀往復約35分[大人]1,500円
乗ったことないけど(-_-;)
白雲館
1877年学校として建築され、役場、郡役場、信用金庫、電報電話局として利用されてきたが、現在は近江八幡観光物産協会の観光案内所。
山行日:2023年6月12日
グループ山行@月曜山歩
3人(フグやん、TY、TK)
縦走
イワカガミ
ショウジョウバカマ
ウスノキ
ネジキ
モチツツジ
ミツバツツジ
サクラ
城跡
ロープウェイ
距離:5.7km
所要時間:2時間55分
最小標高:87m(百々神社P)
最大標高:280m(鶴翼山本丸跡)
累積標高:+528m-532m
三角点:三等 点名:八幡271.76m
13:00八幡神社P13:15
13:17八幡公園
13:40不動明王分岐
お不動さん散策
不動明王分岐13:51
13:55八幡城址駅
14:00西の丸址
14:05出丸址14:10
14:15西の丸址
14:18鶴翼山(八幡山)14:20
14:49北ノ庄城跡
15:06ヴォーリズ記念病院分岐
15:18 P278望西峰
15:30西の湖展望台
15:53ショウジョウバカマ・オオイワカガミ群生地
16:08百々神社
16:10百神社駐車場
(ヤブコウジの蕾))
それなら、近県では近江八幡市の映画館でしか見ることが出来ない「ライフ・イズ・クライミング!」を見てみよう!そして午後に雨が降らないなら山にも登ろう!と、フグやんと嫁さんと3人で近江八幡市へ向かった。
山行日:2023年6月12日
まずは映画。この日、近畿圏では、イオンシネマ近江八幡だけでしか上映していなかった「ライフ・イズ・クライミング!」。
視力を失ったクライマー(小林幸一郎)とその相棒(鈴木直也)がアメリカでクライミングに挑む姿を描いたドキュメンタリー。
全盲となった小林(コバ)さんの屈託のない笑顔とチャレンジ精神と鍛え抜かれた身体能力。諦めないことの次元が違い過ぎて自分の身の回りの悩みの小ささに気づかされる映画だった。クライミング競技やロッククライミングで小林さんを支える鈴木氏は全盲の彼なら、どんな景色と感じるのか?その興味本位と小林さんの不屈の精神とクライマーとしての能力を尊敬しながら行動を共にし、小林さんを新たな次元へと導く伝道師。
彼らの友人であり、世界七大陸の最高峰を完全制覇した全盲のクライマーのエリック・ヴァイエンマイヤーが登場して会話するシーンでエリックが「コバが全盲になってやっと僕たちは友達になれた。それまでは半分だけ友達だった」と全盲の仲間入りした小林さんをジョークで励ます姿が微笑ましかった。
映画が終わり、イオン内の焼肉屋で近江牛ランチセット。
座った場所の無煙ロースターがエアコン直撃だったから?なかなか焼けないジレンマ・・・肉は美味しかったんだけど量が少なく、米がイマイチ。映画鑑賞券(半券)で10%OFFは嬉しい。
店を出て・・・ラーメンくらい食べられるが山に登るので止めた(-_-;)
山に登る前に今回の山は鶴翼山(八幡山)から百々神社まで縦走したいので、百々神社へ置き車を配車に行く。
そこでフグやんから「どこでも良いのでクラブハリエのバウムクーヘンをお土産に買って帰りたい」とリクエスト。
それなら、ラ・コリーナに行けば?と道中で道草。
↑ラ・コリーナ(標高約88m)の裏山(標高270~280m)が今回の登山のターゲット。ちなみに上の写真の一番低い場所がヴォーリズ記念病院へ下る場所で標高190mほど。
百々神社Pにフグやんの車を駐車して碑牟禮八幡宮駐車場移動。
八幡公園駐車場でも良かったんだけど、とりあえずロープウエイ乗り場も見て行こう。
八幡公園入口は竹林に囲まれた舗装スロープ
蔵が立ってる広場から階段道で上へ登って行く。
竹林育ちのベニカミキリムシ♀。
これからネギ坊主(ネギの花)やクリの花を食べに行くのかな?
整備された八幡山縦走路で登ります。
途中、ロープウエイ(片道500円)と登山道が交差。
ものの20分余りでロープウエイ駅と不動明王の分岐にやってきた。
せっかくなので不動明王を見物に行く。
祠があったりトイレ(使えるのか?使っていいのか?)があったり
出世の願いをきいてくれたり、
札所(この日は無人?)があったり、まるで不動明王テーマパーク。
奥まった一番高い場所に大日大聖不動明王の立派な「お堂」
畳が敷いてあって土足で登れません。
雨上がりで滑りやすい参拝道を引き返して、ロープウエイ駅へ
ロープウエイ駅の時刻表。15分おきに運航している。
私の住む伊賀市平田は上下線1時間に1本しかバスが来ない。(昼は2時間来ない(=_=)チーン
上にあるお寺は有料だったっけ?と軽くパスして西の丸址へ移動
流石、豊臣秀吉が作らせた城。野面積の石垣は圧巻だ。
が!、あとで思い出して後悔!
瑞龍寺=八幡城跡(店主址)とLOVEの看板のある八幡山展望館に行くのを忘れていた!
八幡城は豊臣秀吉が安土城に代わる近江の国の城として1585年(天正13年)築城。
近江43万石の領主となった羽柴秀吉の甥「羽柴秀次」の居城となった。しかし秀次は5年後に清州城へ移封。そのあと京極高次が入城したが1595年(文禄4年)秀次事件と同時期に聚楽第や八幡山城が廃城なったので僅か10年だけの城だった。本丸跡はその後、豊臣秀次の菩提寺の瑞龍寺となっている。
西の丸址の展望広場。
比叡山から比良山系が琵琶湖の向こうに見えているハズなんだけどあいにくの曇り空。小さい山は標高187mの岡山(水茎岡山城跡)。
出丸址も見に行ってみよう!少し下っていくと、看板が目に飛び込んできた。
それによると、この山域の整備は「八幡山の景観をよくする会」が行っているようで、登山道の除草や伐採、展望所整備のほか、周辺を含んだガイドマップ作製など手広く活動をされているようだ。
※↑看板に書かれている「八幡山の景観をよくする会」のホームページは現在閲覧できないようだ。
モチツツジの蕾がかろうじて残っている。
この出丸址からの展望が凄い。
ぐるっと足元からその先の近江を見渡す場所だ。
近江八幡市街地の後ろの低い山は瓶割山234mと雪野山308m(龍王山)
左手前の工場はシキボウ 八幡工場
視線を東に振ると箕作山370m、繖山440m(観音寺山)
↓南の遠望の右側が三上山で左にあるのが鏡山?
で、手前、真下に茶色い土が見えている変な形の小さな山?
よーく見ると右手前に茶色い煙突のような?
帰宅して調べてみると、煙突はレンガ工場跡のものであり、その後ろの山はその材料として利用された山のようで・・・
このレンガ工場、明治16年(1883年)4月、東湖組を創立した中川長九郎が煉瓦の焼成を開始し、のちの中川煉瓦製造所となり、社名を変更しながら昭和42年までレンガを製造していたホフマン窯をもつ登録有形文化財。現在は介護老人福祉施設の敷地内。
参考:https://www.hotetu.net/Brick/Brickstructure/160611nakagawarenga.html
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/181206
西の丸址に戻って、北の丸址に向かう。
雨上がりの午後、ササユリが咲いている。
かつて恋人たちの聖地みたいになっていた場所が寂れた状態に・・・
北の丸址からは西の湖の右に安土城190mを従えた繖山440m(観音寺山)、箕作山370m。
本当によく見える。
ここには三等三角点があるが埋まってる(;'∀')
点名:八幡271.76m
縦走コースはこの看板が目印。
そうそう、この看板の前に井戸水のポンプが稼働していた。これが秀吉がここに築城した大きな理由なのだろう。
登山道を下って行くと野面積の石垣
八幡堀は穴太積みと言われているがここも穴太積みなんだろうか?
その足元にツルアリドオシの群落。
縦走路にはツツジ系の木がたくさん。でもほとんど花期を終えてしまっている。
でも、実が出来ている代表選手がウスノキ
この果実は食べることができる・・・と、フグやんに教えたら「ペペペッ!!すっぱ!」と、さっそく顔をしかめていた(-_-)
ネジキの花も終盤
縦走路は快適に歩ける。
でも、周りの樹々の背が高く、展望所を設けてある場所以外では皆目景色が見えない。
下りの場所にはトラロープ
粘土質の山土は滑るのよ~
ちょこっと登り返していくと赤い杭の道標
北之庄神社から登って来るルートはここに合流。
北之庄城(岩崎山城)跡の縄張り図
佐々木六角氏の付城がこれ?と言われているが謎の城跡
のろし展望台
七ツ池という山の上の湿地もあったり、この城跡をくまなく探検すると面白そう。
北虎口上展望台
天気が良ければ、伊吹山、荒神山、霊仙山をバックに西の湖方面が見えるようだ
右の松の陰に安土城のあった安土山。
展望台から標高を約50m下るとヴォーリズ記念病院分岐に降り立つ。
ここから縦走路は標高差86mの上り坂になる。
これが見晴らしの一切ない、一本調子の上り坂で、雨上がりで湿度が100%で蒸しているこの日は苦行でしかない(=_=)
根気よく登っていくと岩の左を巻いて行く。
岩の上に立っても展望は無かったのだが、岩に何か文字?
中マ?中々?
平らな場所を歩いて行くと道沿いにピカピカの丸い葉っぱの軍団。
オオイワカガミがあちらこちらに群落を作っている
花の咲いた後の穂がたくさんあった。
春にピンクの花がたくさんあったのだろう。
望西峰展望台?
この平らな頂は望西峰と呼ばれているようだ
北に進んでいくとヒノキ植林の平らな場所があり、登山道は一旦、東へ進路を変える。
西の湖展望台と道標のそばにウラジロの群落
展望台は西の湖と安土山、繖山(観音寺山)が見下ろせる場所だった。
ピンクが濃いツルアリドオシ
北へ穏やかに下って行くと先ほどの展望台よりもさらに近く西の湖が見下ろせる展望台
近くなっただけ(;^_^A
重要文化的景観展望台?
国指定第一号???
重要文化的景観は,都道府県又は市区町村の申出に基づき文化庁が選定しているものらしい。→文化庁HP
2023年6月25日現在で72か所が登録されているが、三重県や鹿児島県など未登録の県があるのは、単に申請していないだけ?
北へ進んでいくと百々神社の裏山の頂にやってきた。
ここには山の名前が無いかわりに、ショウジョウバカマ、オオイワカガミ群生地の看板があった。
この看板から10分余り、植林を下って行くと百々神社に到着。
この神社、織田信長が安土にやってくるまでは「どど」と呼ばれていたのが「もも」変わったそうです。
道祖神が主祭神?ムカデ(百足)が神様であるとか、長命寺川に架かる橋の下に住んでいた大蛇に往来する人々が悩まされていたところ、宇多天皇の第八皇子である敦実親王が退治。その時の大蛇の魂を祀ったのが始まりだとか、いろいろ言われているようだ。
百々神社は、北に向いている為、北から吹き付ける風にも立ち向かっていることから喘息の病封じにご利益があると言われているそうです。
百々神社の駐車場に駐車させてもらっていたフグやん号に乗って、日牟禮八幡宮前のPへ戻り、山行終了。
時代劇のロケ地としてみた事あるやろ?と八幡堀が初めての嫁さんを案内。
アジサイが咲いて良い風情
八幡堀めぐりは、八幡堀往復約35分[大人]1,500円
乗ったことないけど(-_-;)
白雲館
1877年学校として建築され、役場、郡役場、信用金庫、電報電話局として利用されてきたが、現在は近江八幡観光物産協会の観光案内所。
山行日:2023年6月12日
グループ山行@月曜山歩
3人(フグやん、TY、TK)
縦走
イワカガミ
ショウジョウバカマ
ウスノキ
ネジキ
モチツツジ
ミツバツツジ
サクラ
城跡
ロープウェイ
距離:5.7km
所要時間:2時間55分
最小標高:87m(百々神社P)
最大標高:280m(鶴翼山本丸跡)
累積標高:+528m-532m
三角点:三等 点名:八幡271.76m
13:00八幡神社P13:15
13:17八幡公園
13:40不動明王分岐
お不動さん散策
不動明王分岐13:51
13:55八幡城址駅
14:00西の丸址
14:05出丸址14:10
14:15西の丸址
14:18鶴翼山(八幡山)14:20
14:49北ノ庄城跡
15:06ヴォーリズ記念病院分岐
15:18 P278望西峰
15:30西の湖展望台
15:53ショウジョウバカマ・オオイワカガミ群生地
16:08百々神社
16:10百神社駐車場
(ヤブコウジの蕾))
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