2011,04,25, Monday/五代目
速報!鈴鹿登山愛好家の皆さーん!
宮妻でアカヤシオが咲き出しましたよ!
(もう知ってるって?:汗)
入道ヶ岳の宮妻新道へのアプローチは過去ログ(鎌尾根)を参照ください。
宮妻峡に入ったところで入道ヶ岳の北東斜面に彩られた山桜を鑑賞。
登山を始めるまで知らなかったけど吉野の千本桜を観るのに匹敵しますなぁ!
入道ヶ岳はこれが二度目だ。前は単独で雪があった。今回は嫁さんと二人で宮妻新道を登る。
宮妻峡ロッジ場駐車場(上部)に駐車。
5台ほどの車が駐車していて私たちが登山準備をしているとさらに登山者?が一台。
今日は15時に帰宅する予定でこのコースを計画したので「とっと」と登山準備をして出発する。
が!このルートは初めて!
無意識にバンガロー村に降りてしまった!バンガロー村からも登山口に行けたのだが、正解はバンガロー村には降りずにカズラ谷方向に舗装林道を直進してすぐに左斜め下へ降っていく。すると降りるだけで登山口。
カズラ谷からの川を渡渉し
内部川を続いて渡渉。
対岸に取り付くと宮妻峡名物(?)のトリカブトがお出迎え。
いきなり登山道はガレた石ころが積もった急勾配をジグザグに登ってアキレス腱をストレッチ。
尾根道に出た。急斜面は少し緩んだが森の中を直登で登ってく。
尾根を登り始めると雨?
パラパラ?え?違う!アラレが降ってる!?鎌ヶ岳方面で雷!!
通り雨?止まない雨なのでザックにレインカバーを付け、レインウエアの上着だけを羽織って上を目指す。
すぐに小雨になり、けっこう寒い空気が漂う。
バイケイソウらしき青葉が茂っている場所に出たら、また雷!その後またパラパラと大粒の雨が降ってくる。
アカン!レインウエアのパンツも履こう!としてモゾモゾしていると激しい雨が!
本日早朝の天気予報は晴れ時々曇り:降水確率30%で「にわか雨に注意」だった。これが「にわか雨か」?
レインウエアを雨が叩きつける・・・バイケイソウエリアを通り越すと雨が止み晴れてきた。
なんなんだ!今日の天気は!?
すると晴れ間も見え始めダンコウバイとクロモジの黄色い花とピンと角が立ったような新芽の共演!
森が黄色です。
次に現れたのは白い雪が降り積もったようなアセビの花!花!花!
とにかく満開!アセビの花がてんこ盛り!アセビ匂い・・・
というより臭いですな・・・夫婦揃ってこの臭いは苦手(汗)
雨でドロドロ・ズルズルに抜かるんだ道を緩やかに登り続けていきます。
雨後の尾根道を登って行くとミツバツツジの赤紫色っぽいピンクとクロモジの黄色、
そして向こうに見える北の県境稜線の高い峰々に雨雲が残っています。
おんや?ミツバツツジじゃないピンク色の花が?
あれは?!あ!アカヤシオが咲いている!
木々に邪魔されてアカヤシオがうまく撮影できない!(泣)
ドロドロ道を登って行くと短い笹斜面になった。
そこには笹に混じってショウジョウバカマが咲いていた。
振り返ると右手に雲母峰。尾根沿いに左に行けば岳峠ですな。
御在所や鎌ヶ岳は雲に隠れて見えない。
雲母峰の谷には山桜が咲いていてまだ綺麗。
青空になってきた。小笹の斜面を北ノ頭目指して登っていく。
この山域から伊勢湾が辛うじて眺められるものの相変わらず雲が多い。
北ノ頭のピークに到達したがそのまま直進して丘の上のデカイ鳥居のある三角地点を目指す。
入道ヶ岳山頂(906.1m)に到着。
でも風がビュービューで目も開けていられないくらい。
前回も強風の中だったなぁ・・・
左手から仙ヶ岳、宮指路岳、高円山、水沢岳と鈴鹿の県境料線尾根が見える。
北ノ頭方面はアセビの森が見えているがその先の山々は雲の中だ。
北西にアセビの花に埋もれたような椿神社の奥院が見える。
奥院に向かって降りていく。
笹っ原の盆地状になった場所・・・
写真右手の針葉樹(ヒノキ?)の森の手前で少し早めの昼食とした。
今日のメニューもいつもどおり。
味噌汁うどん+オニギリ+ビール。
日差しがあるものの、風が吹くと冷たい。
のんびりしていたいが、雨のおかげでレインウエアを着たりして時間もロスしているし、次なる雨雲が?と見ていると雨!またもや本降りになりそう!
片付けをして奥宮へ登り始めるとまた本降りの雨が・・・
奥宮に立ち寄ってイワクラ尾根に突入。(雪のイワクラ尾根山行)
急な尾根を折り始めると北西の谷に虹が!
しかもダブルレインボウ!
(濃い虹の少し上に薄い虹があるのです)
おお!アカヤシオがあちらこちらに咲いているではないか!
朝日の当たる東向き斜面でタムシバの白い花に入れ替わるように咲き始めている。
急な尾根をズンズン降りていくとショウジョウバカマがあちこちで咲いている。
それにしてもあちこちでアカヤシオ。
蕾もいっぱいある。
今年はアカヤシオの当たり年なのかもしれない。
おや?まだ全然咲いていない?と思っていたイワウチワもいっぱい咲いているぞ!
これまた朝日の当たる東面の斜面だけだ。
咲き始めらしく花がイキイキしていて瑞々しい。
このイワクラ尾根は小さいピークを数個乗り越えていくのだが、
この時期はアカヤシオやタムシバ、イワウチワが咲いているので少々の疲れもなんのその!だ!
いい天気になった!アカヤシオがイッパイ咲いている!
重ね岩を通過。
間もなく仏岩(P874)に到着。
ここにもアカヤシオの花と蕾がいっぱい!
奥の谷(沢)分岐にやってきた。
一見すると急な斜面だけ?
でも、よくみると踏み跡はちゃんとある。
下り始めるとまたまたイワウチワの群落発見。
踏み跡を探しながら谷を降りていく。
赤テープとペイント、ケルンが踏み跡へ導いてくれる。
谷を下っていけばよいので迷うことはない。
でも、ここでまた雷が何発も山に轟き、
雨が本降りにジャンジャン降って雨の下山になったのであった!
でも、宮妻新道や宮妻林道の出合までのドロドロ急斜面を降りるよりも順調快調に谷を降りることが出来た。
このルートは私は好きになれそうかも?(夏にヤツが居なければ!?)
ヤツ・・・お気づきの方は多いと思うが、ヤマヒルの事だ。宮妻新道の下部はヤマビルのメッカだと聞く。
蛭避けはジョニーを持っているが出来れば出会いたくないものだ。
ちなみに本日は一匹もお会いしていない。
以降は、雨にキラメク山桜の花を愛でながら順調に舗装林道に出て駐車地へ
・・・なのだがカズラ谷登山口出合にある車止めの頑丈な柵が何者かによって、くの字に折れ曲がっていたのであった。(支柱ごと引き抜きそうになるほど)
でも、折れ曲がり方を見ると、ゲートの上から下に押して折れているので、ゲート内で作業していた作業者がゲートを折り曲げたのは確実?でないとゲートにフックを引っ掛けて下から引っ張ったことになる。(ちなみに前回の山行時にはこんなことになっていなかった。)
本日の歩行時間と距離
5時間6分 沿面距離約8km
8:40宮妻峡キャンプ場駐車場
8:45出発
8:55登山口
10:06 P713
10:30宮妻新道出合
10:38北ノ頭
10:45入道ヶ岳(906.1m)
10:51-11:25昼食
11:30奥宮
12:25重ね岩
12:28仏岩(P874)12:32
12:39奥の谷(沢)分岐
13:14奥の谷(沢)登山口(林道出合)
13:18水沢峠登山口出合(通過)
13:44カズラ谷登山口出合(通過)
13:49駐車場
14:00帰路に着く
宮妻でアカヤシオが咲き出しましたよ!
(もう知ってるって?:汗)
入道ヶ岳の宮妻新道へのアプローチは過去ログ(鎌尾根)を参照ください。
宮妻峡に入ったところで入道ヶ岳の北東斜面に彩られた山桜を鑑賞。
登山を始めるまで知らなかったけど吉野の千本桜を観るのに匹敵しますなぁ!
入道ヶ岳はこれが二度目だ。前は単独で雪があった。今回は嫁さんと二人で宮妻新道を登る。
宮妻峡ロッジ場駐車場(上部)に駐車。
5台ほどの車が駐車していて私たちが登山準備をしているとさらに登山者?が一台。
今日は15時に帰宅する予定でこのコースを計画したので「とっと」と登山準備をして出発する。
が!このルートは初めて!
無意識にバンガロー村に降りてしまった!バンガロー村からも登山口に行けたのだが、正解はバンガロー村には降りずにカズラ谷方向に舗装林道を直進してすぐに左斜め下へ降っていく。すると降りるだけで登山口。
カズラ谷からの川を渡渉し
内部川を続いて渡渉。
対岸に取り付くと宮妻峡名物(?)のトリカブトがお出迎え。
いきなり登山道はガレた石ころが積もった急勾配をジグザグに登ってアキレス腱をストレッチ。
尾根道に出た。急斜面は少し緩んだが森の中を直登で登ってく。
尾根を登り始めると雨?
パラパラ?え?違う!アラレが降ってる!?鎌ヶ岳方面で雷!!
通り雨?止まない雨なのでザックにレインカバーを付け、レインウエアの上着だけを羽織って上を目指す。
すぐに小雨になり、けっこう寒い空気が漂う。
バイケイソウらしき青葉が茂っている場所に出たら、また雷!その後またパラパラと大粒の雨が降ってくる。
アカン!レインウエアのパンツも履こう!としてモゾモゾしていると激しい雨が!
本日早朝の天気予報は晴れ時々曇り:降水確率30%で「にわか雨に注意」だった。これが「にわか雨か」?
レインウエアを雨が叩きつける・・・バイケイソウエリアを通り越すと雨が止み晴れてきた。
なんなんだ!今日の天気は!?
すると晴れ間も見え始めダンコウバイとクロモジの黄色い花とピンと角が立ったような新芽の共演!
森が黄色です。
次に現れたのは白い雪が降り積もったようなアセビの花!花!花!
とにかく満開!アセビの花がてんこ盛り!アセビ匂い・・・
というより臭いですな・・・夫婦揃ってこの臭いは苦手(汗)
雨でドロドロ・ズルズルに抜かるんだ道を緩やかに登り続けていきます。
雨後の尾根道を登って行くとミツバツツジの赤紫色っぽいピンクとクロモジの黄色、
そして向こうに見える北の県境稜線の高い峰々に雨雲が残っています。
おんや?ミツバツツジじゃないピンク色の花が?
あれは?!あ!アカヤシオが咲いている!
木々に邪魔されてアカヤシオがうまく撮影できない!(泣)
ドロドロ道を登って行くと短い笹斜面になった。
そこには笹に混じってショウジョウバカマが咲いていた。
振り返ると右手に雲母峰。尾根沿いに左に行けば岳峠ですな。
御在所や鎌ヶ岳は雲に隠れて見えない。
雲母峰の谷には山桜が咲いていてまだ綺麗。
青空になってきた。小笹の斜面を北ノ頭目指して登っていく。
この山域から伊勢湾が辛うじて眺められるものの相変わらず雲が多い。
北ノ頭のピークに到達したがそのまま直進して丘の上のデカイ鳥居のある三角地点を目指す。
入道ヶ岳山頂(906.1m)に到着。
でも風がビュービューで目も開けていられないくらい。
前回も強風の中だったなぁ・・・
左手から仙ヶ岳、宮指路岳、高円山、水沢岳と鈴鹿の県境料線尾根が見える。
北ノ頭方面はアセビの森が見えているがその先の山々は雲の中だ。
北西にアセビの花に埋もれたような椿神社の奥院が見える。
奥院に向かって降りていく。
笹っ原の盆地状になった場所・・・
写真右手の針葉樹(ヒノキ?)の森の手前で少し早めの昼食とした。
今日のメニューもいつもどおり。
味噌汁うどん+オニギリ+ビール。
日差しがあるものの、風が吹くと冷たい。
のんびりしていたいが、雨のおかげでレインウエアを着たりして時間もロスしているし、次なる雨雲が?と見ていると雨!またもや本降りになりそう!
片付けをして奥宮へ登り始めるとまた本降りの雨が・・・
奥宮に立ち寄ってイワクラ尾根に突入。(雪のイワクラ尾根山行)
急な尾根を折り始めると北西の谷に虹が!
しかもダブルレインボウ!
(濃い虹の少し上に薄い虹があるのです)
おお!アカヤシオがあちらこちらに咲いているではないか!
朝日の当たる東向き斜面でタムシバの白い花に入れ替わるように咲き始めている。
急な尾根をズンズン降りていくとショウジョウバカマがあちこちで咲いている。
それにしてもあちこちでアカヤシオ。
蕾もいっぱいある。
今年はアカヤシオの当たり年なのかもしれない。
おや?まだ全然咲いていない?と思っていたイワウチワもいっぱい咲いているぞ!
これまた朝日の当たる東面の斜面だけだ。
咲き始めらしく花がイキイキしていて瑞々しい。
このイワクラ尾根は小さいピークを数個乗り越えていくのだが、
この時期はアカヤシオやタムシバ、イワウチワが咲いているので少々の疲れもなんのその!だ!
いい天気になった!アカヤシオがイッパイ咲いている!
重ね岩を通過。
間もなく仏岩(P874)に到着。
ここにもアカヤシオの花と蕾がいっぱい!
奥の谷(沢)分岐にやってきた。
一見すると急な斜面だけ?
でも、よくみると踏み跡はちゃんとある。
下り始めるとまたまたイワウチワの群落発見。
踏み跡を探しながら谷を降りていく。
赤テープとペイント、ケルンが踏み跡へ導いてくれる。
谷を下っていけばよいので迷うことはない。
でも、ここでまた雷が何発も山に轟き、
雨が本降りにジャンジャン降って雨の下山になったのであった!
でも、宮妻新道や宮妻林道の出合までのドロドロ急斜面を降りるよりも順調快調に谷を降りることが出来た。
このルートは私は好きになれそうかも?(夏にヤツが居なければ!?)
ヤツ・・・お気づきの方は多いと思うが、ヤマヒルの事だ。宮妻新道の下部はヤマビルのメッカだと聞く。
蛭避けはジョニーを持っているが出来れば出会いたくないものだ。
ちなみに本日は一匹もお会いしていない。
以降は、雨にキラメク山桜の花を愛でながら順調に舗装林道に出て駐車地へ
・・・なのだがカズラ谷登山口出合にある車止めの頑丈な柵が何者かによって、くの字に折れ曲がっていたのであった。(支柱ごと引き抜きそうになるほど)
でも、折れ曲がり方を見ると、ゲートの上から下に押して折れているので、ゲート内で作業していた作業者がゲートを折り曲げたのは確実?でないとゲートにフックを引っ掛けて下から引っ張ったことになる。(ちなみに前回の山行時にはこんなことになっていなかった。)
本日の歩行時間と距離
5時間6分 沿面距離約8km
8:40宮妻峡キャンプ場駐車場
8:45出発
8:55登山口
10:06 P713
10:30宮妻新道出合
10:38北ノ頭
10:45入道ヶ岳(906.1m)
10:51-11:25昼食
11:30奥宮
12:25重ね岩
12:28仏岩(P874)12:32
12:39奥の谷(沢)分岐
13:14奥の谷(沢)登山口(林道出合)
13:18水沢峠登山口出合(通過)
13:44カズラ谷登山口出合(通過)
13:49駐車場
14:00帰路に着く
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