2011,06,07, Tuesday/五代目
久々に師匠より沢歩きのお誘いがあった。師匠のホームグラウンドの室生火山群での沢入門&足慣らしとのこと。
待ってました!と、ばかりに嫁さんと二人で参加表明。
目指すは奈良県宇陀郡曽爾村の奥香落温泉の上手。
9:15奥香落渓の折り返し地点の手前に置き車して植林帯から沢に降りる。
本日のパーティは男子3人+女子4人の計7人。
沢タビの感覚を思い出しながら歩く今年はじめての沢は二次林の中で沢幅もある。
なので明るくて気持ちがいい。また台風&梅雨入り後のために水量もあって良い感じ。
兜岳の南面に差し掛かると小滝や多段のナメ滝がある。
どれも脛が水に濡れること無く快適に登っていく。
天気も良くて本当に気持ちいい。
変則チョックストーン小滝は、水温が低すぎるし、水流で窒息しそうになるということなのでシャワークライミングは中止。
ここは右岸の舗装路との境界部分を使って巻いた。
巻いた後は曽爾・赤目線の出合にある橋に到着。
ここで横輪川下半分が終わった。
ここから済浄坊の滝までは普通の河原歩きとなるので道に出て東海自然歩道を歩く。
10:32済浄坊の滝手前で再入渓。
と、いっても左岸に東海自然歩道があって、遊歩道から河原に降りただけ。
10:34済浄坊の滝到着。
時間は早いがここで「釜あげうどん」大会。
各自持ち寄った玉うどんと薬味でうどんを作り、皆で食べる。
涼しくて快適な滝の傍で仲間と一緒に食べる「うどん」は格別美味い。
食後の運動は「済浄坊の滝:下の滝」にチャレンジ。
と言っても、股の上まで冷たい水に浸かったり、シャワークライミングしたりするには、まだ太陽がパワー不足だ。
師匠に右岸草付き斜面にロープを垂らしてもらいプルージックでセルフビレイしながらの登攀練習となった。
(プルージック講習会)
(設営したロープを確認した師匠)
左岸にいる我々は取り付き点の右岸に回りこまなければならないのだが皆の予想通り、
釜の縁は水上を「へつる」事が出来なくて、太股あたりまで水に浸かった。まだ釜の水は冷たかった。
実際に登ってみると傾斜も緩やかで、手がかり十分。
落ち着いて登ればフリーで登れる。
でも、それもこれもロープがあるという「安心感があればこそ」なんだだろうなァ・・・
済浄坊の滝の上から滝壷を見下ろすと結構迫力があります。
10m以上あるように思う。
それにしてもエメラルドグリーンの釜の色!これも沢登りの醍醐味の一つですね!
済浄坊の滝をクリアすると続いて水深3m以上?という深さの釜を持った滝が前方に現れた。
済浄坊の滝:上の滝だ。
ここもプルージックビレイ&登攀教室となった。
今回はロープの途中に支点が数カ所ある。その支点にあるカラビナを越える方法が課題。
ここも木の根や岩の手がかり十分で登りやすい。
(エベレスト&キリマンジャロ・サミッターのM氏がシンガリ)
しかし、観光で滝を見物に来ていた老夫婦が、我々を見つけ、しばし見入っておられた。
いい年をしたオッサン達がヘルメットをかぶって沢でワイワイやっている姿は異様だっただろうなぁ
済浄坊の上の滝を越えてしばらくは、美しい釜を従えた小滝が何個も出てくる。
明るい二次林の中を緩やかなナメ滝やナメ床をクルブシくらいまで水に浸けながら歩く沢歩きは誠に快適。
本当に良いところに連れてきてもらったものだ。
盛夏の子ども達の水遊び場所や秋の紅葉見物にもきっと良い場所になるだろう。
しばらく歩くと平流となって両岸とも笹ヤブとなっていく。この沢を詰上がっても面白く無いということで目の前に現れた橋のある所で沢歩きを打ち切った。
この場所は簡易舗装林道の出合で、沢に沿って直進すると東海自然歩道でクマタワ峠に至る。
右折(西南)すると国見山や屏風岩公苑、住塚山へ通じる林道の起点となっていた。
林道に出た時間・・・まだ12:54だ。下山?足場のよい東海自然歩道を降りていくだけなので、早く帰りすぎるんだけど・・・・
「師匠?時間早いから国見山でも登ります?」と聞くと「暑いのイヤやから降りるで(><)/」
と、いうことで東海自然歩道を下山。
ちなみにこの国見山や住塚山へのルート、地図上は広葉樹林帯になっている。是非とも秋に歩いてみたい。
東海自然歩道を歩いているとギンリョウソウがニョキニョキいっぱい咲いていた。
ここまで群生して谷沿いの長い距離に存在しているのは圧巻だ。
置き車場所に戻る手前の電柱脇にコアジサイが咲いていた。
これから暑い夏に突入するのだなぁ。
結局、夕方までの時間を空けていたのだが、13:41に置き車場所に戻り下山完了。
時間が余ったので「これからどこかへ、ひと登り?」と思っていたら長男の通う保育園から着信。持病の喘息の発作が出ているらしい。現在地が急いで駆け付けられる場所ではないので、シンドそうなら保健室で厄介になれないか?と伝え、保育園へ向かった。長男の症状は季節の変わり目や台風などの低気圧が接近してくると再発している軽い喘息発作だった。(この日記を書いている発作の翌日の昼には体調が戻った)
沢登りのシーズンがやってきた!でも、これからの梅雨と地元の夏祭りやお盆の合間に、今年はどれくらい沢に遊びに行けるのだろう・・・
山行距離 4.9km(沿面距離5.4km)
累積標高差:490m(プラス・マイナス)
所要時間:4時間30分
待ってました!と、ばかりに嫁さんと二人で参加表明。
目指すは奈良県宇陀郡曽爾村の奥香落温泉の上手。
9:15奥香落渓の折り返し地点の手前に置き車して植林帯から沢に降りる。
本日のパーティは男子3人+女子4人の計7人。
沢タビの感覚を思い出しながら歩く今年はじめての沢は二次林の中で沢幅もある。
なので明るくて気持ちがいい。また台風&梅雨入り後のために水量もあって良い感じ。
兜岳の南面に差し掛かると小滝や多段のナメ滝がある。
どれも脛が水に濡れること無く快適に登っていく。
天気も良くて本当に気持ちいい。
変則チョックストーン小滝は、水温が低すぎるし、水流で窒息しそうになるということなのでシャワークライミングは中止。
ここは右岸の舗装路との境界部分を使って巻いた。
巻いた後は曽爾・赤目線の出合にある橋に到着。
ここで横輪川下半分が終わった。
ここから済浄坊の滝までは普通の河原歩きとなるので道に出て東海自然歩道を歩く。
10:32済浄坊の滝手前で再入渓。
と、いっても左岸に東海自然歩道があって、遊歩道から河原に降りただけ。
10:34済浄坊の滝到着。
時間は早いがここで「釜あげうどん」大会。
各自持ち寄った玉うどんと薬味でうどんを作り、皆で食べる。
涼しくて快適な滝の傍で仲間と一緒に食べる「うどん」は格別美味い。
食後の運動は「済浄坊の滝:下の滝」にチャレンジ。
と言っても、股の上まで冷たい水に浸かったり、シャワークライミングしたりするには、まだ太陽がパワー不足だ。
師匠に右岸草付き斜面にロープを垂らしてもらいプルージックでセルフビレイしながらの登攀練習となった。
(プルージック講習会)
(設営したロープを確認した師匠)
左岸にいる我々は取り付き点の右岸に回りこまなければならないのだが皆の予想通り、
釜の縁は水上を「へつる」事が出来なくて、太股あたりまで水に浸かった。まだ釜の水は冷たかった。
実際に登ってみると傾斜も緩やかで、手がかり十分。
落ち着いて登ればフリーで登れる。
でも、それもこれもロープがあるという「安心感があればこそ」なんだだろうなァ・・・
済浄坊の滝の上から滝壷を見下ろすと結構迫力があります。
10m以上あるように思う。
それにしてもエメラルドグリーンの釜の色!これも沢登りの醍醐味の一つですね!
済浄坊の滝をクリアすると続いて水深3m以上?という深さの釜を持った滝が前方に現れた。
済浄坊の滝:上の滝だ。
ここもプルージックビレイ&登攀教室となった。
今回はロープの途中に支点が数カ所ある。その支点にあるカラビナを越える方法が課題。
ここも木の根や岩の手がかり十分で登りやすい。
(エベレスト&キリマンジャロ・サミッターのM氏がシンガリ)
しかし、観光で滝を見物に来ていた老夫婦が、我々を見つけ、しばし見入っておられた。
いい年をしたオッサン達がヘルメットをかぶって沢でワイワイやっている姿は異様だっただろうなぁ
済浄坊の上の滝を越えてしばらくは、美しい釜を従えた小滝が何個も出てくる。
明るい二次林の中を緩やかなナメ滝やナメ床をクルブシくらいまで水に浸けながら歩く沢歩きは誠に快適。
本当に良いところに連れてきてもらったものだ。
盛夏の子ども達の水遊び場所や秋の紅葉見物にもきっと良い場所になるだろう。
しばらく歩くと平流となって両岸とも笹ヤブとなっていく。この沢を詰上がっても面白く無いということで目の前に現れた橋のある所で沢歩きを打ち切った。
この場所は簡易舗装林道の出合で、沢に沿って直進すると東海自然歩道でクマタワ峠に至る。
右折(西南)すると国見山や屏風岩公苑、住塚山へ通じる林道の起点となっていた。
林道に出た時間・・・まだ12:54だ。下山?足場のよい東海自然歩道を降りていくだけなので、早く帰りすぎるんだけど・・・・
「師匠?時間早いから国見山でも登ります?」と聞くと「暑いのイヤやから降りるで(><)/」
と、いうことで東海自然歩道を下山。
ちなみにこの国見山や住塚山へのルート、地図上は広葉樹林帯になっている。是非とも秋に歩いてみたい。
東海自然歩道を歩いているとギンリョウソウがニョキニョキいっぱい咲いていた。
ここまで群生して谷沿いの長い距離に存在しているのは圧巻だ。
置き車場所に戻る手前の電柱脇にコアジサイが咲いていた。
これから暑い夏に突入するのだなぁ。
結局、夕方までの時間を空けていたのだが、13:41に置き車場所に戻り下山完了。
時間が余ったので「これからどこかへ、ひと登り?」と思っていたら長男の通う保育園から着信。持病の喘息の発作が出ているらしい。現在地が急いで駆け付けられる場所ではないので、シンドそうなら保健室で厄介になれないか?と伝え、保育園へ向かった。長男の症状は季節の変わり目や台風などの低気圧が接近してくると再発している軽い喘息発作だった。(この日記を書いている発作の翌日の昼には体調が戻った)
沢登りのシーズンがやってきた!でも、これからの梅雨と地元の夏祭りやお盆の合間に、今年はどれくらい沢に遊びに行けるのだろう・・・
山行距離 4.9km(沿面距離5.4km)
累積標高差:490m(プラス・マイナス)
所要時間:4時間30分
コメント
どうひいきめに見ても
滝見物の老夫婦のセリフが正論ですな(^^;
滝見物の老夫婦のセリフが正論ですな(^^;
| 伊賀天幕番 | EMAIL | URL |
2011/06/09 09:49 PM | dKqd.oIg |
保留中コメント:0件
まぁ御在所の山上でヘルメット姿にヌンチャク・ジャラジャラで三角点を目指して歩いていないだけマシですよ。(金剛山や六甲山もしかり?)
| 五代目 | EMAIL | URL |
2011/06/12 07:54 PM | RkWOqosk |
保留中コメント:0件
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