伊賀市:西教山の北の山峰たち::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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我が家の近所の小学校や保育園から東に見えている西教山。※西教山の山名はまたイズレ・・・

2月20日は西教山の北に見えている3つの里山に登ってきた。
(写真は大山田小学校より2月8日の積雪)

どうして近所の里山なのか?
それには深い訳があるのです。

その訳とは・・・
1.師匠の前回の山行で御在所:藤内沢3ルンゼに私が単独参加した。
→次回単独の場合は嫁さんが参加できる=私は休み

2.嫁さんがこの日に参加した三峰山:坂本谷ルートは集合時間がいつもより早い。
→私が長男を保育園へ送って行くので、私の自由時間はそれ以降。

3.坂本谷から嫁さんが帰宅する予定時間が遅い。
→長女の帰宅時刻や長男の保育園へのお迎えは私の役目。=短時間山行

4.嫁さんは師匠たち落ち合うため愛車セレナを名張市まで乗って行ってしまう。
→私には車が無いので公共交通機関ro自転車が交通手段=近場山行

5.美容院の若い衆を「アッシーになってくれない?山へ連れて行ってあげる!」と誘ってみたが「え?明日?ムリムリ、約束あるから(-_-;) って、急過ぎる!( ゚д゚ メ)」・・・当たり前やわなぁ(-_-;)

そんな事があって・・・「福井スキーのブログの続きを家で書いていようか?」「確定申告か?」「ただ単に寝ていようか?」と悶々考えながら日曜日の夜は更けていった・・・

天気が良さそうなので家にいるのは勿体無さすぎる!
そう思ったのが月曜の朝。
あ?!山行の用意が皆目出来ていない(-_-;)

で、どこへ行こう!?

おお!?そうや!
ずっとルート検証をしそこねていた西教山の北に連なる山々を歩いてこよう!
以前に行った地図上の破線(徒歩道)検証ではヤブが濃く、廃道化が進み、歩行困難&ダニの巣窟だったので途中撤退していたのだ。

西教山近辺なら「ちょいと」麓まで自転車で行けるし!行くなら雪のある今しかない!

結局、長女を学校へ送り出し、長男を保育園へ歩いて送っていき、朝御飯の片付け、そして山行きの準備が出来て自転車にまたがったのは8:45を回ってからだった。

今回は西教山へは登らないでP666を登るので、奥甲野の日本精工硝子(旧大阪精工硝子)三重工場の裏の霊山林道へ自転車を走らせる。
以前、P666へ登ったことのある林道に踏み入れる。


簡易舗装路は薄く雪が付いているのだが、雪の下では雪が溶けて凍っいる。


また黒く濡れている?と思いきやブラックアイスバーン(-_-;)路肩のガリガリしている雪の摩擦でなんとかアイゼンを着けずに林道を登った。
途中で道が分岐する。

左に行くと少し下って砂防大堰堤がある。地図上、ここにも破線があるので下山路として使ってみたいと思っている。

林道を外してフカフカに積もった雪の残る植林帯に入ったとたん!見事にスリップ!

今日履いてきたハイキングシューズのソールは滑りまくる!
しかたなくアイゼンを装着。
今日のアイゼンはグリベルの12本爪。全然雪団子が足裏に着かない!やっぱりグリベル最高!

林道からヤブ山に突入。
さぁ!廃道化した仕事道のヤブコギ開始だ。

こういう時は鹿の足跡を追いかけるに限る。狸や兎の足跡は人間はすぐに通れなくなる。
昔の溝道かな?とその際を歩いていたら溝道の終点に大きな穴が?

近寄って覗いてみると大きな岩が何個かあって中はそれらが崩れ落ちたような状態。

大人2人くらいは余裕でビバークできそう。いったい何の穴なんだろう?古墳か?
鹿の足跡についていく

今朝あるいたばかり?

振り返るとヤブの向こうに大山田村山田地区が広がる。

進路に向くとヤブ(-_-;)

でも、ルートファインディングは雪に残った鹿の足跡のおかげで楽勝。

おや?真南にウッスラ霞んで見える高い山?

帰宅後に調べてみると、どうやら栗ノ木岳もしくは修験業山らしい。
(霞んでいて写真では良く見えない)

倒木に阻まれて尾根筋を真っ直ぐに登れない(^_^;)

P666の山頂は、ただっぴろい丘の上って感じのヤブ

ここまで自転車を止めた場所から標高差約330m、1時間30分かかった。

ここP666にいても見晴らしも無いので北上した。

二次林から植林帯になる。

植林の尾根筋は雪が溜まっていて、くるぶし以上の積雪。

スパッツを持ってこなかった!(-_-;)
真西を見ると二次林の向こうに伊賀市希望ヶ丘の住宅地や名阪国道が見える。

P619へ向かって降りて行った最鞍部も雪まみれ。

でも気温があがって雪が溶け始めてきた。

樹の上からポタポタと雪や水が落ちてくる。
P619に到着。
ここの山頂もP666と同じく見晴らしのない広いヤブの丘。
でも『伊勢AOKI』

『SAWADA』というネームプレートや

木彫りが?

これらの名前っていったいなんなんだろう?(-_-;)
所有者の場合は木にペイントしているものなのだが・・・

さらに北上してP654を目指す。
道中に中部電力?の新鈴鹿壬生野線の高圧鉄塔の案内板がある。
一部その保守道を通らせてもらう。
11:48高圧鉄塔No39に到着。


腹が減っていたが鉄塔のまわりに風除けになる場所がなかったのでもう少し先に進んで昼食とした。
この日のランチは手軽に朝御飯の残りのパンとカップ麺。

ここでコーヒーでも飲もうかと思ったのだが雪で濡れるのを嫌って先に進む。

鉄塔No38が現れた。

ここの鉄塔の足元のコンクリートは人が座れるくらいあるし、風もなく太陽が暖かかったので、ここでコーヒータイムにした。
13:00 P654に到着した。
ここも今日の他のピークと同じでヤブっぽい丘の上という様相。

でもヤブの向こう、南東方向を見ると旧大山田村の阿波地区(子延?)が見え、その背後の山に風力発電の風車。

意外に阿波地区が近くに見える。

おお13時になった!下山しよう!

下山ルートの予定はP619まで戻って、往路で見た堰堤へ降りていくルートを取る予定。
以前に通ったことのある鉄塔保守道を利用しながら降りていく。
ここでルート選択ミス。
P619へ戻るのを嫌って、P619へ登り返さずに保守連絡道の巻き道を歩いていったのである。
ここから鉄塔への道は以前に歩いたことがある。鉄塔へ行かずに堰堤のある谷の上部へはルンゼを北にトラバースせねばならないのだが、ルンゼのコンディションが堆積した落ち葉&石コロだらけで立ち木が皆目無い。おそらく地すべりか何かで根こそぎ落ちてしまったんだろう。だから谷の下に堰堤が造られたんだ(-_-;)
一旦P619へ登って降り直すしか無いんだけど、時間がもったいないし、堰堤へのコースがまともに歩けるかどうかわからない。

うーん・・・安全第一に下山しよう!と以前に降りたことのある鉄塔の保守道で下ることにした。
ここにもサワダさんのネームプレート!


それにしても暖かすぎだ。雪が腐ってきている。アイゼンを外してザックに仕舞い込んだ。
でも数歩歩いた時点でスリップして左膝を痛めた(-_-;)
アカン・・・今日履いているハイキングシューズはホンマに雪と相性が悪すぎる・・
No41鉄塔に到着。

ここからは植林帯の荒れた保守連絡道(^_^;)
ん?北西の山の向こうに白い頂きの山が?北西方向?

調べてみると蓬莱山の方角のようだ。遠くまで見えるもんだ。
(霞んでいる山は写真では分かりづらい)
植林帯を抜けて造成された広い場所に出た。

振り返ると先ほどの鉄塔が見える。

14:35霊山林道に戻ってきた。

ここから20分ほど霊山林道を歩いて自転車の待つ場所へ。

雪はほとんど溶けて流れてしまったが

谷の太陽が当たらない場所はまだ凍っていた。

自転車、無事にあった!

ここから家までは下り道!楽に帰れます。

距離:7.145km(沿面7.329km)
所要時間:5時間36分(昼食+休憩込)
累積標高差:672m(マイナス659m)


8:48自宅発(途中衣類調整)
9:15自転車駐車
10:43 P666
11:09 P619
13:01 P654
14:35 霊山林道
14:52自転車駐車地
15:02自宅着


上記の他、自転車の移動距離:片道3.6km標高差120m

今日の教訓
地元の里山ハイクはダニ対策とルートファインディングを楽にするために積雪期に限る!(^_^;)

(写真は四足歩行の方の足跡)

今日のF-12CのGPS
今回はスマートフォン(F-12C)のGPS+地図ロイド(山旅ロガー(GOLD)で国土地理院地図を頼りに歩いてきた。GPSとGPSトラッキングは8:30から始めていたのだが、今回はよくもった。結局、下山途中でバッテリー残量が30%。そこで予備電源を繋いで音楽を聞きながら家まで帰ってきた。帰宅後のF-12Cは80%まで充電が出来ていた。(予備電源もまだあった)
電池のもちといい、精度や受信感度も以前より良いような?何か変わったのかな?
予備電源やアンドロイドで使っているアプリについては→http://blogn.tsubaya.com/index.php?e=200
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| 05:05 PM | comments (0) | trackback (0) |

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